31【完結】王太子を支えるために頑張っていたけど、婚約破棄をされました。

華蓮

文字の大きさ
46 / 54

事情王妃

しおりを挟む
侍女に向かって

「ねぇあなたは知っているでしょう?あの場にいたんだから、あの場で私の姿を見て笑っていたんだもの。」


「、、、、、」
青い顔をして震えていた。


「反論がないから、事実よね?あなたは、王妃の命を受けて、やっただけよね?だから悪くないのよ。王妃の命なんて、断れないものね。。」

「、、、、、」

「私はそんなこと言っていないわ。」
王妃が否定してきた。

「でも、医師との関係は、否定できませんよね?私があなた方の関係を見てしまったから、医師が私を襲ったもの。」


「何を言ってるの、国王様。私は、そんなことしていません。」
少し焦っていた。

国王は、
「王妃が医師と関係していていることは別に構わない。
私も側妃がいるからな。
ただ、フロンティアを巻き込んでいることがいちばんの問題だ。」


「そんな、、」

「浮気をしても別に構わない。だから、今まで何も言っていないだろう。」

「フロンティアが嘘を言っています。」

「フロンティアが嘘を言う必要がどこにある?」

「私を陥れるために、、」

「なぜ陥れないといけないといけない?」

「私が仕事を全て振ったから、意地悪したから、貴族夫人がいる中で、メイドとして、扱っていたから、、、」


「ほぉ。。その復讐か。。
フロンティアは、王太子に襲われて、今全てを思い出した。」

「王太子に襲われた?」

「ああ。今とらえている。
王太子は、廃嫡する。
もちろん王妃も。そして、全部の責任をとって私も王を降りる。」

「そんな、、、私たちの国はどうされるのですか?」

「跡継ぎがいないからな。」

「なら、王太子のままで、良いではありませんか?
まだ誰も知らないのでしょう。
フロンティアとプライズにはここで死んでもらった良いのです。
そしたら、国王も降りなくていい。」

「お前はバカだな。本当に学がない。浅はかだ。
見た目だけで選んだ父上が悪いが、、、」


「何をおっしゃるのですか?あなたが私を選んでくれたのでしょう?」

「父上が、見た目だけがいい者を選ぶと言ったんだよ。
私が愛するのは、夜を共にしている側妃だけだ。
残念ながら、どんなに夜を重ねても、子供を作ることができなかったがな。
まぁ。お前と子供ができたから、父上は許してくれたよ。
だから前国王は、王太子に優しかっただろ?

お前にも優しかったはずだ。」


「確かに、、、私たちは何をしても許されたわ、」

「同情だろうな。私もお前に告げなかったが、お前も側妃を許してくれたから、必要ないと思ってな。」


「私はあなたに愛されなかったの?」

「王太子をうんでくれた妃として愛したよ。でも、私が、心から愛しているのは、側妃だけだ。」

「そんな、、、私。。」

「そんなことはどーでもいい。幽閉してくれ、、、」


「フロンティアが全て悪いのよ。」
ドレスの中に隠していたナイフをもって、フロンティアに向かって走ってきた。

プライズが、王妃の腕を切り落とした。

「うわあああ。私王妃なのよ。このものを捉えよ!!」
叫んでいたけど、誰1人動かない。
明らかに悪いのは王妃である。

「フロンティアに害する者、たとえ王妃だとしても、、、」
プライズは、フロンティアを守った。

「国王様、、私が斬られたのよ」


「お前が悪い。お前がフロンティアを殺そうとした」

「私は、秘密がバレないように、、、」

「だから浅はかだと言ったのだ。プライズの腕は一流だぞ。お前に勝てるわけがない。それに、帝国で事件を起こして、隠せるわけないだろ?」


「そんな、、、」


「処刑をし、その後私も国王を降りる。この国は帝国に任せることにする。」



「そんな、、、、」


「もとより、皇后様が、フロンティアとプライズのことを考えると言ったのは忘れたのか?」

「それは、戻すことを考えられてるのでは?公爵が言い負かしたのではありませんか?」

公爵もいつもの公爵ではなかったな。
皇后のあの目。あれは、あのままでは終わらないということなのに、、、
それを理解していないのだから、王妃という器ではなかった。


「あの程度で言い負かされるわけないだろ?」


「そんなことはない。今まで通りにできるはずよ」

「王太子妃教育が終わらないお前だからな。。。。
処置をしてやれ。
2人とも連れて行け。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。

沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。 すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。 だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。 イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。 変わり果てた現実を前に、 夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。 深い後悔と悲しみに苛まれながら、 失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。 しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。 贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。 そして、母の心を知っていく子供たち。 イネスが求める愛とは、 そして、幸せとは――。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました

kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」 王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

お飾り王妃の死後~王の後悔~

ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。 王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。 ウィルベルト王国では周知の事実だった。 しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。 最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。 小説家になろう様にも投稿しています。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...