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シーナの恋

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公爵邸に帰り、父と面会した。

「お久しぶりです。」

「サントス王子。久しぶりですね。元気にしていましたか?」

「???お父様と知り合いなの?」

「ああ。私の恩師だよ。」

「え???」
シーナは、びっくりした。そーいや私がブラックリー公爵令嬢と言った時、独り言を言ってたわ。そのあと、父に会いたいと。だからなのね。

「ブラックリー公爵。私はシーナと結婚したい。」

「どうゆうことだ?シーナとは、会っていないはずだよね。」

「先日、
街で偶然会って、一目惚れしたのです。」

「シーナ。」

「私は、平民に近い服装で、布を大量に購入しただけです。その時にサントス様とぶつかっただけです。」

「サントス王子。なぜ。シーナを見つけるかな。」

「シーナだけ輝いていました。そのあとも、話をしたら、、気が合う。あなたの娘だったから、、余計に、あったのですね。」


「シーナ。サントス王子は、お前より3つ年下だよ。良いのか?」

「年下?知らなかった」

「え?ダメなの?シーナは歳関係あるの?」

「いえ。私よりしっかりしてるから、年上かと思っただけよ。」

「問題ないよね?」
少し攻めるような目で、、、

「ありませんわ」

お父様が、サントス様に、これからどうするか聞いた。

「私は、以前から、布の輸入をしたいと思っていました。というより、もう、ほとんど動いているのです。
国王には、伝えようと思っていた時に、シーナと会ったんだ。」

「そう。布が、出会わせたんだな。国王に話をする時は、私も一緒に行こう。シーナとのこともその時に話そう。」



話は、とんとん拍子に決まり、サントス様は、侯爵の爵位をもらった。
ただ、王位継承権は、そのまま持っていることが条件だった。

国王様、王妃様にも受け入れられ、喜ばれた。



サントス様は、見た目優男といった感じ。
体格も細いし、剣が似合わない。と思っていたら、

剣術の大会に出ることになった。
普段は出たことがなかったのだけど、
今回だけ、出ることになったらしい。

今までは王子だったからよかったけど、これからは侯爵だからと、一度だけ、出ることにしたみたい。

シーナは、怪我をしませんようにと願った。

サントス様は、びっくりするほど、強かった。お兄様と同じぐらい、、、

「サントス様。」ドキドキした。
いつものギャップと違ったから、、、


控室に行くと、着替え中だった。
上半身裸のサントス様をみてびっくりした。
そう。今まで、みたことがなかったから。

引き締まった体だった。
真っ赤になったシーナ。
意識をした。あの体に抱かれることを。

「ごめん。ちょっと待ってて、、、」

着替えたけど、、
シーナの頭の中は、サントスの体が離れなかった。

「シーナ?」

「、、、」

「どうしたの?シーナ?」

「サントス様。おめでとうございます。」真っ赤になった。

「可愛いね。惚れ直した?」

「はい。素敵です。サントス様。」

「頑張ったよ。シーナにかっこいいとこ見せたくてね。」

「カッコよかったです。」

「ご褒美は?」

「何が良いですか?」

「シーナ」

「え?」

「シーナが欲しい。」

「、、、」

「それにさっき、俺の体をみて赤らめてるのはかわいかったな。」

「可愛いね。今から食べたいけど、お預け。キスはいいよね?」

「はい。」

「おいで。」

2人だけの世界へ。
冷徹な王子は、愛するシーナを溺愛した。


「サントス様。私だけにしてくださいね。」

「当たり前だ。お前しか愛さないから心配するな。
結婚したら、たくさん見れるよ。
毎日抱くからね。
覚悟しててね。
さっきのでわかったよね?僕は体力あるからね。」

「、、、、、」茹で蛸のように赤くなった


可愛い。早く俺のものしたい。


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