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第1章 アリスとユーリ
部屋
しおりを挟む「アリス。部屋案内するね。」
とお姉さまの時間は終了し、部屋に案内された、、、
私好み、部屋だったのだ。しかも、なぜかユーリの部屋の隣だった。
「アリスは、この国に来て、不安だろうから、私の隣にしたよ。
この部屋は、ここから俺の部屋にいけるから、辛くなったりしたら、いつでも来ていいからね。
ベランダも星が見れるし、最上階だから、外の景色も綺麗だろ。」
「こんな素敵な部屋、、私にはもったいない」
「大丈夫だから。姉貴は、2つ下の階。一つ下の階は、客室のなんだよ。父上と母上は、姉貴の部屋の一つ下。」
「今から、父上と母上に挨拶に行こうかぁ。少し前に帰ってきたから、、、」
「はい。」
「父上、母上、私が、、留学していた時にお世話になっていた、アリスです。訳あって、皇太子の通訳の仕事をすることになりました。」
「アリス。話は聞いてるよ。ユーリがお世話になった。
これから、我が家で、ゆっくり過ごしたらいい。
セントレアが、アリスのこと気に入ってるみたいだね。さっき、私たちのところにに来て、私たちがだめと言っても、私はアリスをこの家に住まわせるって、、、」
「姉さん、、、、」
「アリスは、気にせず、いつまでもここにいたらいいよ。部屋もたくさんあるし、気にしなくていいよ。遠慮せずにな。」
「ユーリもそれでいいんだろ。」
「はい。うちにいてほしい。」
「ユーリ少しいいか?」
「はい。アリス。先に帰っていてくれ、、後から行くから。」
「はい。ありがとうございます。お世話になります。」
と部屋を出て行った。
「ユーリ。アリスのこと、好きなんだろ。隣の部屋を用意したんだってな。」
「はい。アリスとは、久しぶりの再会で、アリスは、俺のことなんとも思ってませんが、きっと落としますよ。」
「まぁ。お前が本気になるのは、楽しみだな。
俺たちは、お前が決めたこのなら、反対しないよ。何よりあのセントレアが、気に入ってるというのが、珍しいことだからな。」
「身分のことは、父上になんとかしてもらわないと、、」
「それはなんとでもなるよ。早くおとせよ。」
「楽しみにしてるわ。
あのセントレアが、気にいるなんて、アリスは凄いわね。」
「姉さんは、アリスを離さなそうで、困るわ。アリスはほんとにいい子なんだ。
学園にいる時は、地味な格好だった。皇帝や皇后に会うために、着替えさせられたんだろな。
今は、姉さんが、やる気満々だ。」
「まぁ。セントレアに任せておけばいい。あの子は、人を飾ることにたけている。」
「まぁ。ユーリは、頑張りなさい。」
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