アケマエ

翔流(かける)さん

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第1部 上巻

14.チョコレートケーキは一口食べると

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11時2分になった。
「結局、寝ることを選んだのね…。」
「うん。体は、十分な休眠を必要としていたみたいだ…。」
「それで、ぐっすりと眠れたんでしょ?」
「おかげさまで、そうさ…。」
「よかったんじゃない?」彼女は言った…。僕は、「何が?」という顔をした。それを読み取って、彼女は続けた…。
「昨日より、早くに。できそうじゃない。今日は安息日なんでしょ?」
「安息日?」安息日という言い方はどうにもひっかかる。今日は僕にとっての「安息日」なのだろうか。
「あんまり、気にしちゃだめよ…。あなたにとって、安らげる日と言ったらいいのかしら…。時間を味方につけてね…。」
と彼女…。僕は「わかった。」とうなずいた。11時5分になっていた…。

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ディスクが、音をたてた。そういえば、今日の連続テレビ小説、おむすびは、ハードディスクにとってある。どんな話なのだろう…。
「お腹はすいていないの?」
「昨日は、「クラブゼロ」なんていう映画を見たからな…。」
「あなたに、断食みたいなのは難しいでしょ?」
「かもしれない。食べることが、一種のストレス解消になっているのかもしれないしな…。」
「でも、暴飲暴食はよくないわ。きちんと、お腹が減ったら食べるというようにしないといけないという気がする…。」
あいにく、おなかたは、満たされているという感じだった…。今朝7時ごろに、カレーパンと、チーズパンを食べたのである…。でも、少し、のどが渇いたかもしれない…。
「下で、水分補給をしてきたらいいじゃない?」
彼女が言うので、僕はそれに従うことにした…。

下に行くと、催いしたので、用を足すことになった。用を足すと、さらに、大の方もしたくなり、大の方もすませた。例倉庫から、カルピスウォーターのボトルを取り出し、グラスに注ぐと、カルピスウォーターは切れた…。また、買ってこなければならないかもしれない、さてな…。カルピスウォーターを飲んだ後、さらに、冷蔵庫から、ウーロン茶を取り出して、グラスに注ぎ飲み干した…。水分補給はこれでオーケーだ…。階段をのぼり、自分の部屋へと入り、作業へと戻った…。あと16ページである。時刻は11時20分になっていた…。

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「だいたい、1時半くらいを目標に作業を進めていこうかと思っているんだ…。」
「ふぅん。その間に、お腹が減りそうじゃない?だいじょうぶかしら?」
彼女は、僕の腹の心配をした。
「たぶん、大丈夫だと思うけれどね…。」
僕の中の、グレリンの出る機構は、レキサルティによって、亢進されるものらしいが…。
「あまり、薬のせいにするのもよくないかもしれないわね…。」
「そうかもしれないな…。」
日差しが、気持ちよく部屋にさしこんでいる。少しだけ伸びをすると、太陽の光が、目に入った…。11時24分である…。

11時38分になった。霊夢と魔理沙による、開運アクションの説明を受けた。セレンディピティやイライラしないこと、水回りの掃除などのアクションを示唆していた…。さて、使えそうなものは、チョコレートを食べるという開運アクションかもしれない、お腹がすいたら、チョコレートケーキでも買いに行こう…。僕は思った…。それにしても、今日は大明日であるせいか、日差しが豊かで、気持ちいい一日だ。星座占いの結果もよかったし、一日楽しく過ごせそうである…。
「よかったわね。ゆっくり、リラックスすることが大切よ…。」彼女は僕に助言を与えた…。
「そうだね。リラックスして一日過ごせるように心がけてみるよ…。」僕は答えた…。時間が11時41分になっている…。と、思ったとたんに、11時42分になった…。いずれにしても、感謝の気持ちが大切そうだ…。今日の僕には、何がこれからできるだろうか。そう考えると、少しばかり、わくわく感があるという気がした…。どんなことをしたっていい、新しいことに手を出してみるのもいい。そんな風に霊夢と魔理沙は言っていた気がする…。11時43分か…。5ページ目に突入している…。さて…。これが終わったら、少しばかり、散歩に行こう。アニマルセラピーを取り入れるという開運アクションもあったという気がした。あとは、コブクロで、財政管理をしないというものも紹介していた…。12月12日は、ぞろ目の、日ということで、ゾロ目が見えるのは、神様のお知らせという情報も言っていたな…。そういえば、最近見たゾロ目は7時7分というものと、体重が88.8kgになったというものや、3時33分というものがあった。
「毎日体重管理をしているのね…。」彼女が言った。
「うん。体重が増えすぎないようにと、日々意識はしているんだけれどね…。」僕は苦笑した…。
「あら、貫禄が少しあるくらいがちょうどいいのだから、あなたは、あなたのままで十分に素敵よ…。」彼女は言ったので、僕はうれしくなった…。

12時6分になった。2025年は、虹色の突風が吹くとか、蛇口、蛇行、脱皮という三つのんキーワードに意識を向けるとうまくいくというような話があった。

今日、12月12日はポインセチアデーであるらしい。バラだったり、ポインセチアだったり、赤色の花をお勧めされるのは、クリスマスカラーであるからかもしれないな…と僕は思った…。すると、太陽の光が少しばかりかげった。雲が出てきたためだろうか…。太陽の光が強くなった…。船橋市は10℃であるらしい。と思ったら、11℃になった。時刻は12時10分である…。太陽の光がやわらかい。なんだか、お散歩をしたい気分になった。少しばかり、外を歩いてみるのもいいかもしれない。

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12時30分のメールだ。

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サイゼリアは混んでいて、6組待ちだった。
「あら、いいんじゃない?時間はこちら側に味方してるんでしょ?」
それにしても、今日は風があり、12月ということもあり、風はそれなりに冷たかった。
「いつもの黒い服を着てきてもよかったのかもしれないって思っているのかもしれないけれど、今のあなたには、その服装でちょうどいいわ。」彼女は言った。

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「なんとなくタラコスパゲッティが食べたくなっちゃってね…。」
「私も好きよ。タラコパスタ…。サラダも食べるんでしょ?」
「うん。それに前の店で」「あぁ妙典ね…。」
「そうそう。」
「あそこで、間違って出されたメニューにも挑戦してみたいという気がする…。」
「ここのお店も随分繁盛しているみたいだな。」
「ちょうど、みんながお腹が減るタイミングだったんじゃないかしら?近くにサイゼリアがあってよかったわね。」
僕はうなずいた。

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12時32分のメールだ。

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「でも、あなたって少し気まぐれなところもあるのね?」彼女は言った。
「そうかな?
「いや、いい判断だったと思うけど?」
確かに、東武のアウトイートで食べるには、今日は少しばかり寒すぎるという気がした。
サイゼリアは暖房がきいていて暖かかった。

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続いて、13時3分のメール…、

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12時33分になった。
12月12日の12時12分なんて時間がゾロ目的には面白い時間だったのかもしれない。
席について、ピザとパスタセットとケーキとドリンクバーを頼んだ。
それで、スープを持ってきた。スープは醤油ベースのオニオンスープで、しょっぱくておいしかった。
セットサラダはレタスとコーンのサラダですぐにきた。
サラダをペロリと平らげると、もう一度スープをのみたくなった。
「スープはいわゆるコンソメスープというやつじゃないだろうか?」彼が言うので、僕は、
「そうだね。」とうなずいた。
「昨日の夜から食べたがっていたから、夢がかなってよかったじゃないか?」
昨日の夜どころではなく、僕は、こんな感じの、コンソメスープを飲みたがっていたという気がする。
コンソメスープの味は、チキンラーメンのスープの味にも似ていたが、見た目だけで言えば、紅茶のようにも見えた。
「冬に、暖かいスープで、まったりするなんて素敵ね。」と彼女は言った。
「食べ終わったら、例のキャットスポットにいくんでしょ?」
「まぁね。」
「あの、「いばっちゃいけない。なめられちゃいけない。」っていう時期があったと思うんだけど、状況によっては、逆に、「なめちゃいけない。いばられちゃいけない。」ってなってくるのよ。」
ピザを半分ほど食べたところで、彼女は言った。
「実は教えには常に、逆の教えがあるっていうわけ。それが例えば、「いばらなきゃいけない。なめられなきゃいけない。」みたいな例よね。いばっちゃいけない。は、いばられちゃいけない。もあるし、なめられちゃいけない。は、なめられなきゃいけない。っていうのが、状況に応じてはあるっていうわけ。ただ、人生には選択の余地があるから、そういう状況をうまく回避することもできるの。要するに、場合によっては彼の教えに従わない場合は、彼と敵対することもできるというわけ。でも大切なのは、損得勘定でしょ?誰かとなるべく敵対しないでうまく生きていく術を探しているのよ。自分でも言っているけれど、彼もまだまだ未熟な、未熟なという言い方は彼に失礼だから、発展途上という言い方になるけど、この場合は…。」

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13時11分のメールだ。

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「で、たぶん複数の人間を「師」とあおいでも、あなたの場合はうまくやっていけるっていうわけ。大体の「師匠」みたいな人間は「面倒見」がいいんだけど、「師匠」とよばれる「人間」ですら、「完璧」ではないし、彼の言葉を借りるなら「未熟」いや、未熟というよりは「未完」と言った方がいいわね。この場合はということになるけれども…。」
僕は黙って彼女の話のいく先を聞いていた。彼女の話も彼の話とはまた違っていて、ためになるし、彼女ならではの視点がかいまみえる。それは僕にはない視点だ。

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そして、13時27分のメール…。

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13時23分になった。
「今日なんて「特別な日」なんじゃない?」彼女はいう。
「そうかもしれないな。」「それって、そうじゃないかもしれないってこと?」彼女がいうので、
「終わってみるまではわからないって意味さ。」
と僕は答えた。
「そうね。少なくとも、今日はまだ、10時間以上あるわ。」
アイスティを飲んだあと、やはり、アイスコーヒーを欲しがっている自分に気づけた。
アイスコーヒーは作れるだろうか?

**********************************”***

13時39分のメールだ。

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13時31分になった。
スープバーは補充されたみたいだったので、僕はもう一杯スープをいただくことにした。
アイスコーヒーはうまく作れたが、慌てすぎて、スジャータを一滴、ジーパンにこぼしてしまった。
「アイスコーヒーはおいしそうね。」
彼女は言った。
スープもおいしそうだ。僕は思った。
スープは大変おいしく何杯でもいけそうだという気もした。
「そのぐらいにしたら、ところで、チョコレートケーキがまだこないわね。そろそろ、店員さんに頼んだら?」
彼女がいうので、僕は、店員さん催促することにした。
「食後のチョコレートケーキをお願いします。」
そういうと、店員さんは、「わかりました。皿をかたづけちゃいますね。」と言って、今まで食べた、料理の盛られていた、皿を片付けてくれた。
「やさしい店員さん。」
彼女はいたく感銘をうけたみたいだった。
「さて、チョコレートケーキをじゃぁ、食べようか?」
「了解…。」

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13時47分のメールだ。

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チョコレートケーキは一口食べると、夢のようにあまく、いろいろな物事を許せそうな気がした。そして、ここに来れたことに感謝したいという感謝の気持ちがわいてきた。
「さぁ、どんどん食べてしまいましょう?」
彼女がいうので
僕は、さらにチョコレートケーキを食べ進んでいくことにした。
チョコレートケーキは夢の味。
絵に書いたような幸福が口一杯に広がった。幸せとは、案外単純なものかもしれない。
そして、ほろ苦い、アイスコーヒーを飲むと、大人な感じがした。
時刻は、13時45分である。
そして、コンソメスープの旨味である。
アイスコーヒーを飲み干したので、いよいよ、ここを去る時間がきたと思った。
お会計をしなければ

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14時8分のメール。

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行田公園にきた。時刻は14時5分だ。
「寒いから、僕たちは服をまとう。」
僕は彼女にそう言ったことを思い出した。
「寒いから、よりそう相手が必要なんじゃないかしら。」
彼女は言った。
14時7分になった。
やはり、家に帰った方がいいという気がした。

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家に帰ってきて、さっそく、机に向かった。13時30分という時刻は過ぎているが、有意義な昼飯を食べれたという気がした。19ページまでは残り2枚ほど、書かなければならない。さて。

「黒猫ちゃんにさわることは結局できなかったみたいね…。」彼女は言った…。
あの黒猫ちゃんは…、家の中で、過ごしているみたいだった…。
「手を伸ばすまでにはいかないというわけね…。」
「そうだね。せっかく、家でのんびりしているのを邪魔するわけにはいかないからな…。」
「あなたって、私以上に猫思いなのね…。」
「そうかな。」
「そうよ。」
「…。」
「なんで、だまるのかしら…?」
「なんとなくね…。」
「もう、意地悪ね…。」
「そうかな…。」
「時々だけど、そうよ。」
「…。」
「でも、私は、あなたのそういうところも含めて、嫌いじゃないわ…。嫌いじゃないというか、むしろ、好きかもしれないけれども、私の好きは、時として、宙を舞うから…。」
「ふぅん…。」
時刻が14時23分になる…。今日は木曜日だから、とりためた、ブルーレイディスクをしたり、ゲームをしたりで、このあとの時間も消化されることだろう…。気温は11℃であるらしい。
「あなた、気温の話題はもう終わったわ…。」
「そうだな。明るいから、暖かいのかと思ったけれども、外は、予想以上に風があって、肌寒く感じられたよ…。」
「そうなの。でも、サイゼリアでランチできてよかったじゃない?」
「そうだね。君と語りあえて、楽しかった…。」
「私はまだ、物足りないけれども?」
と彼女は言った…。
きっと、大切な話題ができたのだと思う…。家はある意味、魅力的ではあるけれども、環境としては、誘惑が多いという気がした…。
「そうね。あなたには、ブルーレイやらゲームやら、やることがたくさんあるものね…。」
彼女は言った…。
「君は、そうではないの?」
「ばかね。私は、そんなことよりもあなたのことが大切だわ…。」
彼女は言った…。
そうかもしれない。僕は、僕もまた、同じ気持ちであることを彼女に伝えた…。
時刻が14時27分になろうとしていた…。クリスマスがせまってきている…。今日もなんだかいい日になりそうな予感がした…。さて、NHKのピアノ講座でも受けようかな…。
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