アケマエ

翔流(かける)さん

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第1部 下巻

20.あぁら、ファッションチェックかしら。

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2025年1月2日だ。時刻は8時20分…。
「わぁ、よく、起きることができたわね…。昨日はよく眠れた?」彼女がたずねるので
「うん。まぁ、一応おかげさまでぐっすり眠れたよ…。」と僕は答えた…。
「初夢みたいなものは見たのかしら?」
「うん。なんか、学習塾みたいなものに勤めているという夢を見たよ…。」
「さすがね…。」
「でも、なんか、その前は追いかけっこゲームみたいなものに参加していたらしい。」
「へぇ、面白い夢をみたのね…。」
「うん。追いかけっこゲームなのかなんなのかはわからないのだけれども、とにかく、僕は走っているんだよ。たぶん…。」
「…それで、どうなったの?」
「銃を持つ人たちがいるエリアに入ってしまったので、彼らから逃げることになる…。」「へぇ。大変ね…。」
「うん。なんか、舞空術みたいなものが使えて、宙に浮かぶんだけれども、移動スピードが落とされて、格好の的になっちゃうんだよ…。」
「絶体絶命じゃない…。」
「そう。でも、なぜか、明後日の方に銃を打っているのか、たまはこちらにはあたらない…。」
「よかったじゃない…。」
「うん。それで、命からがら学習塾みたいなところに逃れていくと、算数の問題がだされるんだ…。」
「ふぅん…。それで?」
「なんか、5時になったとかで、女社長みたいなのが帰ったり、どうも、昔付き合っていたガールフレンドもこの学習塾に勤めているらしいんだけれども、今月いっぱいでやめるみたいな話らしいことを聞いたりするんだ…。」
「へぇ。で?」
「そのあとも教室の半分のグループは問題を解かされているみたいで、残り半分のグループは問題を作る側らしい、みたいなことがあったんだ…。」
「そのあたりで、目覚めたのかしら…。」
「うん。」
「朝からおつかれだったわね…。」
「うん。なぜか、いとこが子供たちに人気のある教師として噂されているという話もあったよ…。」
「ふぅん…あ、そう…。」
「それで、昨日の分のメールは届いているのかしら?」
彼女が言うので
「オーケー。昨日の分のメールだね…。」
そういって、Googleのメールを見ていくことにした…。だが、おとといのメールからだった…。12月31日の23時29分のメールだ…。

**************************************

「風呂入ってきたよ。」
「もう今年もあと40分で終わってしまうね。」
「愛と平和がテーマらしいよ。」
「悲しみにさよなら…。」
「ね?すごくかわいいでしょ?」彼女は言った…。
「そうかもしれない。でも、そうじゃないところもあるんだよ。」
「でも、愛と平和って…。」
「それは一人の男と一人の女の話さ。どこまでも…。」
「ふぅん。」
「あ、福山出たじゃん。」「今年の福山はどうだろう。」
「福山にはばれてるね。」
「草野さんにもばれてるっぽいよ。」
「バレーたすたかかぁ。」
「ばれたか…。」
「福山は安心して聞けるね。」
「うむ…。」
「ひとみちゃんの話かなぁ。」
「福山さんて石川さんとにてるね。」
「ふぅん…。」

「優しくなることらしいよ。テーマは。」
「だからもう知ってるってことなんだよ。」
「ふぅん。」
「優しい人が多いってこと…。」

「えぇ。私は逆だなぁ。」
「どういうこと?」

「私は、みんなが強い気がする。」

「みんなが強くて、みんなが優しければいいのかなぁ。」

「うーん。」

「ほら、間違いとか後悔とか、それは過去でしょ?」
「未来は…。」
「きっと、明るいんじゃない?」
「2025年がもうすぐそばまでちかづいているよ。」
「それはきっと、あかるいとしに。」
「そうだね。」
「今年もきっと。」

**********************************”***

23時40分のメール…。

**********************************”***

次はMISIAです。紅白ラストだね。
「紅白スペシャル」MISIAはどうかな?
ちょっとなにいってるかわからない?
一生懸命歌ってる気がするけど?
みんな一生懸命歌ってきたんじゃない?
僕はギターをやったり。
まぁ、聞きましょう。
MISIAがトリか。
希望がテーマだね。
そうだね。
もう。うーん。
そうだね。
願いをもってもいいのかな?
それが大切な願いだよ。
みんなの希望とはなんだろう?
たぶん、素敵な希望…。
あんまり、普段は意識しないんじゃない?
そうだね。
願いと希望は少し違う。
たとえば、第一希望とか、第二希望とかだから、なにかを選ぶっていう話…。
で、もぅ、テーマは、「明日」と「あなた」
だから、
きっと、「動くよ」っていってるわけ。
「だれかに」でも、それは「あなた」だから。
ふぅん。
まだピンときていない。
いや。もうきているし、だれかのために動くはずだから。
そうだね。愛が深い人ならねぇ。
白組が勝ちそうだけど、MISIAでちょっと泣きそうになった。

**********************************”***

23時51分のメール…。

**************************************

「さて、紅白みれてよかったな…。」
「結構がっつり見たかも。」
「うん。がっつりみた。」
「今年も残り10分をきったぞ。」
「そうだね…。」

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23時56分のメール。

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「白が勝ち」
「年越しそばも食べれてよかったし、かに鍋やお寿司もおいしかった。」
「残り8分切ってるよ。」
「うん。」
「辰年はもう12年しないとこないぜ?」
「なるほど…。」
「まぁ、そろそろ、龍を返してやってもいいのじゃないかな?」
「干支の世界では、重力が強まるんじゃない?」
「うん。龍は空を舞うけど、蛇は地を這うものね。」
「蛇が這うには、地面がさらさらしていないとね…。」
「にょろにょろ体操とか…。」
「クネィルね…。」
「まだ5分早いぜ。」
「辰年は、まぁ、いろいろあったのかもね。」
「ふぅん…。」

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23時58分のメール…。

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「ねぇ、そろそろ、今年が終わるよ。あと3分だぜ?」
「今年は喪中だから「あけましておめでとう」とはいいずらいね。」
「まぁね…。」
「なんていえばいいのかな?」
「えぇ、普通に、言っていいんじゃない?」
「いや、聞いた方がいいと思うよ。」
「了解。」

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2025年1月1日0時2分のメール…。

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もう2024年一分切っとる。そっか。さて、みそかだな。
お、2025年になりました。今年はみなさんにとって、よい年となりますように。
僕は、万博が気になっています。
万博で日本は世界の中心となり、ますます、技術革新が進み、世界中が豊かに幸せになれるよう、そんな風に願います。

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4時42分のメール…。

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僕は「猫ちぐら」を聞いている。
そんなこんなで4時42分だぜ。

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7時のメール…。

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「初日の出無事見ることができたぜ?」
「おぉ!縁起がいいね♪」

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7時11分のメール…。

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船橋駅にはカラスがたくさんいて、カァカァ合唱状態だった。
黒い鳥はカラスだ。
ブラックバードイズアクロウ。
黒い鳥たちは、カラスの群れだ。

僕が英語の問題を考えていると、カラスたちは分散した。
さて、3番線に電車が訪れる。乗らなくてはならない。

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7時13分のメール…。

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電車があいて、一人の女性が降りてきた。僕は彼女の座っていた席に座ることにした。

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7時23分のメール…。

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車内は適度に暖房がきいている。そういえば、2025年の初ゲームはロマサガ2のリメイク版だった。
ニンテンドーのEショップスタッフから新年の挨拶が届いていた…。
僕は体験版のあるソフトを探して、そういえば、ロマサガ2が、クジシンシー討伐後で止まっていたことに気づいた。
ゲームを起動すると、運河行きにフラグがたっているらしいことがわかり、街に出たが、そこで、盗賊イベントの話を聞き、城で寝て夜中まで待つことになった。
ジェラールは無事キャットと呼ばれる女盗賊を助けたが、キャットの居場所にいくのに、店の暖炉を昇る必要があったらしかったが、最初どうやれば、キャットの元にたどりつけるかよくわからなかったので、結局、サイトをみた。


**************************************

サイトをみると、(ゲームエイトのサイトだ。)ご親切に、キャットイベントについてチャートが乗っていたので、どうにか、アバロンの盗賊イベントをこなし、墓地の隠れ家の下の地下道のタコを倒してセーブをした。
街に鍛冶屋を作る、都市開発みたいなのも進めることができ、武器と防具の開発を依頼した。

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7時26分のメールだ…。

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新子安に電車がつくと、僕は軽い空腹に襲われた。お餅やおせちを食べた方が縁起がよいというようなサイトが言っていた気がしたが、あいにく今日は、お餅やらおせちやらは食べないのではという気がした。

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7時30分のメールだ…。

**********************************”***

錦糸町につき前を見ると、向かいの女性が、ヒスイビリリダマみたいなオレンジ色のバッグを持っていることに気づいた。女性は紺の上着にベージュのズボン、白いスニーカーを履いている。
「あぁら、ファッションチェックかしら。手伝うわよ…。」
と、みわさんの声が言ったので、少しびっくりした。
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