アケマエ

翔流(かける)さん

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第1部 下巻

30.俺は夜行性の鹿か?

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列車は新小岩に到着しようとしている…。
「確かに外の外気は少し冷たいな…。」
「…。」
「涼しい…と言ってもいいかもしれない…。」
僕は答えた。
「いやーえぇえー。」と子供が言った。泣いている?僕は思い、やめた。
「聞くんじゃねぇ。」と誰かがいい、「たしかに」と誰かが思った。
さて、しかし、子供はまだ言っている。今度は叫び声だ。
「ぎあぁおぉ」今度は、「ぎゃぁ」だ。
「どうやら、こどもがぎゃぁぎゃぁ言っているらしいな?」
「乳飲み子?」
「さぁ、わからない。おなかがすいた可能性もあるが、喉がかわいたという意味かもしれない。」
電車は錦糸町についた。
どうやら、こどもは降りたらしいが…。
「よかったじゃない?」
と彼女は言った…。
「ふむ…。」
僕は答えた。
「まだいるんじゃ…。」
こどもはまだいるような気がした。
一回降りて乗ったっぽいよ。
「ふぅん…。でも、さっきとは感じが違うんじゃない?」
「水分補給でもできたのかもな…。」
「おしゃぶり…とかぁ?」
僕はそこまで、考えて、
電車の音が叫び声のようだ。それとも、子どもがさけんだのだろうか。
「わかんねぇよ。」と誰かが言った…。
「くっくっく…。」
ちっぴぃは裏腹に楽しそうだった。
「あのな。」のぞむくんは対照的にあきれたらしかった…。
僕はというと、サブウェイラインという、アナウンスの音をききのがさないくらい集中していた。
電車は、新日本橋についた。ありがたいことに、服を脱いでからは、ぴりぴりちくちくすることもない。
「ウェーム、ウェーム」と子どもが言った…。
意味はよくわからない。
やぎの「メェ、メェ」くらいの意味かもしれない。
さて、東京につくが、僕は品川まで邁進しようと思う。
昨日の乗換案内では、東京でおりるルートをすすめられたのだが、
このまま乗っていっちゃう方が楽な気がした。
さて、出発だ。
扉はなかなか閉まらないが閉まった。

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続いて、1月29日の10時56分のメールである。

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「さて次は品川だが予定ではどうなっている?」
「いや、書いてないだろ。品川にはいくがそのダイヤまでは書いてないぜ?」
「ちょいと見せてみ?」
彼が言うので、昨日作った予定をみた。
塚田 1003-1008 船橋 1017-1041 東京 1057-1113 川崎

「東京で16分も待つことになってるな。」
「でしょ?」
「東海道線も5分遅れとからしいぜ?」
「ふぅん。全体的にダイヤが乱れてるっぽいね…。」

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11時20分のメール…。

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結局、駅員の言う通り、京浜東北でいくことにした。京浜東北だと何分くらいかかるんだっけな?よくわからないが、10分以上はかかると思う。
うーむ…。
「まぁ、悪くない判断だったんじゃね?」
電光掲示板じゃなくて、駅員の判断を信じる…か…。電車が大井町についた。
大井町から川崎まで10分くらいらしいぜ?
「なら、まぁ、順調にいけば間に合うかな…。」
「ふぅん…。」
彼はなんとなく不満そうだった。
「まぁ、東海道線を待ちたい君の気持ちもわかるがな…。」
僕は彼をなだめた。

大森についた。

「大森には降りたことがないんでしょ?」
彼女が言った…。

「うーむ…。でも、蒲田には降りたことがあるよ。」僕が答えると
「へぇえ」
と答えた。

一瞬、なにかの悪臭を僕はキャッチした。

なんだったのだろう?

「誰かが屁でもこいたのでは?」
彼が言った…。
「まぁ、そういうのはしょうがないか…。」
そういえば、さっきの電車の中で、僕も、おならをしたことを思い出した。
おならをすると、
子どもが「誰かがうんちをしている」とか言っていた気がした。
僕はうんちはしていない。だがな…。
でも、さっきの悪臭はもろに「うんち」という感じがした。食べているものがちがうのかもしれない。そんなことを考えていると
「ねぇ。もう次は川崎じゃない?」と彼女が言った…。
「そうだね。いがいと早くてよかった…。」
と僕は答えた。
「かくれんぼについての映画があるらしい。」
「なにそれぇ?」
彼女は好奇心たっぷりに言った…

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続いて、13時49分のメールだ…。

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「ミッシングだけど、千絋役の平井亜門が、つかさって役で出たぜ?なんとなく気になってたんだろ?」
「…。」
「答えないか…。だが、カグラバチも気になっているはずだ。」
「いや、それほどでもないよ。」
「なんで?」
「うーん。たぶん君に言ってもわからないと思う…。」
「ふぅん…。」

**************************************

続いて、13時58分のメールだ…。

**********************************”***

「だが、火の鳥はどうだった?」
「あぁ、火の鳥にも出てたな…。」
「全くやってくれる…。」
彼は少しうんざりしたような感じだった。僕は、コーラが飲みたいかどうかで迷えた。
そういえば、女と一発やったあと、エナジーコーラをぐびぐび飲んでいた日々が懐かしいぜ。
あの、エナジーコーラは一体どこに行ったというのだろうか…。
「だがよ。エナジードリンク自体は別にどこでもてにはいるだろ?」
彼は言った…。
「わかっちゃいないぜ?」僕はそういって、ため息をつくようなふりをしたが、ため息は出なかった…。
「まぁ、コーラでも、飲んだらどうなんだい?」
「うぅむ…。」
「そればっかりだな…。」誰か…。それは、カミナリとかいう、お笑い芸人のうるさい方の声な気がした。カミナリであってたっけな…。
あまり自信が持てないという気がした。
というように、僕はあまりお笑いにはくわしくはないのだ。
コーラを一口飲むとしよう。

**********************************”***

14時6分のメールだ…。

**************************************

14:00
まなぶくんではない方だ。だが、僕は別に彼につっこまられる由縁はない。
だとすると、彼は、まなぶくんにつっこんだのかもしれない。僕は、彼らの会話に参加してもしょうがないという気がした。
というか、場合によっては、こっちにとばっちりがきて嫌な思いをしそうだ…。
お笑いかぁ…。
僕は遠くを見つめて、やはり、ため息をつくようなポーズをとろうとした。しかし、ため息は出なかった。
ふぅむ…。
「でも、例の、ぴりぴりちくちく症はもうでていないよね。」
とコナンが言った…。
「そうなんだ。朝のは一体なんだったんだろうか…。」
「おじさん…。」コナンはなぜか、「えぐっ」と言った…。
「大丈夫か?コナン?」
僕が尋ねると、「僕は大丈夫だよ~。」と、乱太郎が答えた。コナンと乱太郎の声は同じな気がした。さて、パスタを食べるとしよう。

**************************************

18時16分のメールだ…。

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「モンハンを忘れたお陰で、宝くじなんかで楽しんじゃってるみたいだけど、モンハンの方は本当にいいの?」
彼が言ったので
「どういう意味?」
と僕は答えた。
「あんな方法やこんな方法もあったと思うんだけど?」
「あぁ、ダウンロードでかっときゃよかったっちゅう話?」
「そ。わかってると思うんだけど…。」
彼はそんな感じだった。

**************************************

続いて18時36分のメールだ…。

**************************************

「残りの映画はこれか…。」
「まだあえて、チケットは手に入れてないけど…。」
「なんだろうな?美男高校って…。」

「イケメンじゃないと入れない高校なんじゃない?」
「誰がきめてるんだろうね?」
「イケメンかそうでないかか…。」
「たとえば、女校長かなんかいて、そいつが、私見で選らんでんじゃない?」
「ふぅん…。変な高校だな…。」
「でも、例えば、そんな女校長は芸能界とかとも太いパイプを持っていて、それで、卒業生は結構、芸能人になれるとか?」
「でも、その中の、地球防衛部だよね?」
「なにがいいたい?」
「実は、地球の滅亡を防ぐとかそういう話なのかなぁとか…。」
「ふぅん。なんか、必殺技とかが適当な奴らだった気がするんだけど…。」
「うぅん。必殺技をきちんと言うことも大切だけど、結局は効果が大切なんじゃないかい?」
「ふぅん。おもしろいのかな?そういう映画って…。」
「まぁ、あんたの考えてることもわっかるけどさぁ?」
「ふぅむ…。」

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続いて18時44分のメール…。

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「それにしても、「地球防衛」か…。」
「そこにいても、らちがあかないと思うぞ…。」
「ふぅん。君はそう思うんだ…。」
「うん。地球防衛がなんだっていうんだ。そんなのは、子どもか、女子向けの映画で君がみてもさっぱりピンと来ないんじゃないか?」
「うぅん、そうかもしれないけど、一応、選り好みしないっていうのが、約束というか、ポリシーだから、僕はそんな映画も見ることにするよ。」
「真面目なやつだな」
「でも、君の言う通り、そろそろこの店を出てもいいようなきはする。つけ麺もばっちり食べ終えたし。」「ジンジャーエールは残すのかい?」
「いや、飲んでいくけどさ?」
「それじゃぁ、ただちに飲むように…。」
「へーい。」
それで、僕は、ジンジャーエールを飲み干して店をあとにすることにしたんだ…。

**************************************

1月31日の8時53分のメールだ…。

**********************************”***

「いやぁ、ロックブーケ強いわ…。」
「なんか、第二段階になってたな…。」
「HPが700をこえたためらしい。」
「うーむ…。」

**********************************”***

続いて8時56分のメールだ…、

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「なんか、つまんないかもしれないよ?ロックブーケたおしても。」
「まだ倒してないのに、いいっこはなしだぜ?」
「ふぅん。そんなに倒したいんだ…。」
「まぁ、なんというかひっかかるんだよな…。」
「開発者の思うつぼかも…。」
「だとすると、むかつくわぁ…。」
「いらいらしないで生きよう。」
「まぁな…。」

**************************************

12時56分のメールだ…。

**************************************

病院だ。
「眠いぜ…。」
と僕は言った…。

「たしかにね。」
僕は僕に返した。

**************************************

13時51分のメールだ…。

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「なんかつかれたきがする。」
「徹夜明けはまぁしかたないさ。それも、ロックブーケがなかなかしとめられないからだろ?」
「ロックブーケをしとめるのは、先送りでいいんじゃないかな。」

**************************************

続いて、18時2分のメール…。

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結局、一狩りを終えた僕はサイゼリアまで来ていた。
「卓球でチャンピオンになったそうじゃないか?」早耳な彼は言った…。
「でも、それは内緒で…。」
「そうなのか?」
「他の人の立場もありますし…。」
「ふぅん…。」
彼はつまらなそうに言った…。
僕は、映画館で、よく休めたと思った…。
全体的に、癒し系の映画だったのかもしれない。
僕は、正直、結構、疲れていたのだと思う。

「まぁ、それでいいならいいんじゃないの?あなたの場合は…。」
彼女は肩をすくめて言った…。
「でも、近々は、夜明け前に起きることができていないみたいじゃないか。」
「ひとまず食べよう。ドリンクは何がいいかな?」
「なんだろう?ブドウジュースでいいんじゃないかな。」
「了解。」

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続いて18時22分のメール…。

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「結構早めの夕飯」
「おなかいっぱいになったね…。」
「うむ。わしは満足じゃ…。」
「で、どうする?」
「いや、おぬしがチャンピオンなんじゃないのか?」
「まぁ、一応、全勝だったけど…。」
「さすがじゃの。」
「さてね…。」
じいさんは何か考えあぐねているようだった…。

**************************************

続いて、18時29分のメールだ…。

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僕は不意に日の入りの時刻を調べた。
調べると、船橋では、17時6分に日が入っているらしいことがわかった…。

「日がいっている?」
おかしな単語だぜ?
日はいってはいない。隠れて見えないだけだが、どこかの地球を今日も照らしているはずだ。僕はそのように思うこともできるという気がした。
「いいや。いっているぜ?日はとっくの昔にいっちまったんだ。」
彼は言った…。
「ほらな。これで、アケマエになっただろ?」
彼は言う。
「日さえいっちまえば自由だと?」
「なんだ、もういっぺん言ってみやがれ?」
「日さえいっちまえば自由だと?と言ったんだ。」
「てめぇの考え方によれば、自由なのかもしれねぇが、あんまり、夜行性なのも、健康上よくないぜって気もする。俺は、医者じゃないからくわしくはわからんが…。」
と彼は言った…。

**********************************”***

18時34分のメール…。

**************************************

「俺は夜行性の鹿か?」
彼がいうので、
「いや、人間なきがする。」
と答えると、「ありがとな…。」
と彼は礼を言った…。
「夜行性の鹿…。」
「気になるのか、てめぇは…。」
彼がいうので、
「鹿って夜」そこまでいうと
「そりゃぁまぁ、たとえみてぇなやつだな。何が夜行性になってもいいだろ?外では?」
彼は言う。
彼の言うことは正しいだろうか?
「たりぃやつだな…。正しいか正しくないかは、な・し・だ・ぜ?」
彼は言った…。

**************************************

続いて21時44分のメールだ…。

**********************************”***

「さて、あとは帰るだけだの?」
「水族館か…。」
「うむ…。」
「まぁ、ぎりぎりだけどな…。」
「今日も杉原医師に一瞬会ったな。」
「うむ…。」

**************************************

続いて21時46分のメール…。

**************************************

「今日の夜は長いのかな?」
「なに?また、ロックブーケと戦おうと思ってるの?」
「いや、まぁ、なんとなく…。」
「今日は、風呂に早く入って寝た方がよくないか?」
「うぅむ…。」
「ロックブーケは回避の方向に決めたんじゃなかったっけ?」
「そうだね。」

**************************************

2月1日17時16分のメールだ…、

**********************************”***

「エルデンリングはうまくいかないな…。」
「逃げ回ってばかりじゃなく、最後はきちんと戦いなさいってことよ…。」
最後か…。でも、どのあたりが最後になるのだろうか…。
「フロムの仕様なんでしょ?でも、逃げてもだめなんてね~。」
そんな風に話し合っていると、チキンサラダがきた。
昨日と同じメニューだが、こちらで食うとどうだろうか?
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