アケマエ

翔流(かける)さん

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第2部 下巻

58.小林さんは少しきれた。

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6月18日23時50分のメールだ…。

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「なんかつかれた」
「つかれたな…。」
「変な女が現れた」
「まぁ、時間帯じゃない?」
「「田村悠人」は面白かったのか…。」
「つまんない。ともいいきれない。」
「ふぅん。面白かったか…。」
「女がうざい。」
「じゃぁ、みなごろしかぁ。」
「うざい女はみなごろし。うざい男もみなごろし。」「酒も女もぶっこわし。」「きてねぇやからは、ぶっつぶし。」
「「ぶぶづけどうどす?」は?」
「しんね。興味なし。」
「「マサハル」ならどう考えるかな?」
「誰それ?」
「救世主「マサハル」…。」
「ふぅん。」
「ドラクエのやり過ぎか?」
「家帰る理由なくない?」
「うーん。」

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6月19日0時1分のメールだ…。

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「なんかさ。お前って」
「お前って呼ぶな。ころすぞ?」
「ふぅん。まぁ、できないだろ?」
「…。」
「じゃぁ、「マサヒコ」って呼んでほしい?」
「知らん。好きに呼ぶがいい。」
「じゃぁ、「マサヒコ」な?「ウンコ」よりはいいだろ?」
「くだらんな。」
「闇バイトについてはどう思う?」
「汗水垂らして働くのがバカらしいだけだろ?」
「ふぅん。SEは大変だった?」
「まぁ、それなりに。」
「…。」
「でも、他業界を知らないから大変かどうかなんてよくわからない気がするけど…。」
「なんか、今日って「いい日」だったのかな?」
「知らない。変な女がでてきた以外は。」
「変な女からみれば、お前が変な男だぜ?」
「どうしろと?」
「頭から消せよ。そんなやつ。どうせくだらない女だろ?」
「ふむ。興味ないな。」
「そうかな?お前はそんな女でもどんな女でもいいっていう契約みたいなもので動いている節もある。」
「「選んでもらってる」ってだけじゃね?」
「でも、今日は自分でだろ?」
「いや、ちゃんと、できたよ。「普通」かはわからんが。」
「だが、そんなのは、金をどうでもいい女につっこんでるのと変わらなくないか?」
「てめぇ、むかつくぜ。」「くくくく。だが、俺がお前である以上、お前は俺を殴れまい。」
「かもな…。」
秋葉原まではもう少しあるな。
0:00になった。もう木曜日だ。

6月20日8時58分のメールだ…。

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「結局、無事にオンタイムだろ?」
「まぁ、オポジットポジションだけどな。」
「西船で座れないかな?」「株主総会はもう見れないぜ?」
「まぁ、来年があるだろ。」
「…。」

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9時16分のメールだ…。

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「さてね…。」
「株主総会のことは忘れたまえ…。」
「そうはいってもな…。」「調整…。」
「…。」
「できなくはなかったはずでは?」
「両親は何を考えている?」
「知らんが、「病院優先」らしい。」
「「病院優先」ということは「お前優先」という話だろ?」
「うーん、なんというかなぁ…。」
「株主総会の話は気づいていただろ?」
「でも、「予約しろ」ってうるさくない?」
「まぁ、悪い気はしないだろ?」
「あの人たちに流されて予約するのもなんかちがうっていうか…。」
「…。」

本八幡で、向かいの女が降りたので、僕はなんとか、エントリポジションにこれた。

「…うまくやれたじゃないか。」
彼は言った。

「そうだけど…な…。」
「まぁ、紙一重ってやつさ。」
電車は市川につこうとしていた。

*******************

「市川からは21分で茶水につくらしい。」
「ヨガか…。」
「ヨギに近づくのでは?」「今日も日直をするのかい?」
「さらさらないという感じだな…。」
「君は病院にとりこまれているんだよ。」
「なーるほどね。」
「君が病院にとりこまれたとして…。」
「…。」
「いつまでも「杉原次第」か?」
「知らないけれど。」
「体重増加とか、「責任」は?」
「体重計の問題はあるな。」
「スポーツを進められるだけでは?」
「なぜ、金曜ではないのかね?」
「知らんが…。」
「月曜とかも…。」
「いや、病院通いが増えても意味なかっただろ?忘れたのか?」
「まぁ、医療費が少しかさむくらいか…。」
「ところで、保険証が来月末できれるぜ?」
「一応、家族に相談しとく?」
「了解。」

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9時34分のメールだ…。

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「一応、相談した。」
「役所に聞いた方が早かったかもしれないけど?」
「今年の12月末までしか延長してもらえないとか出てきたけど?」
「さぁ。まぁ、今日中に解決しなきゃいけないってわけでもないんじゃない?」「そうだな…。」
「それより株主総会か…。」
電車は両国へとさしかかっている。
お茶の水まで6分か…。

「保険証の問題はたいした問題じゃないよ…。次期に解決する…。」
「もしかして、体重も?」「それも君次第…。」
彼はいう。
「ひぃいいい!」
彼女はおびえた。
「僕は別に死神でもなんでもない。」
「7月からどうなるんだろうな?」
「新しいアニメにはわくわくしそうかい?」
「いや…。」
「だろ?」
「就職課に相談したくなるんじゃないか?」
「僕は学生じゃないぜ?」電車は秋葉原についた。
そろそろ茶水が近いような気もする…。
「病院の人に聞いてみてもいいのかもしれないな…。」
「ひぃ!」
「いや、ぎりぎりにならないと無理か…。」
「さ、茶水だぜ?今日は「大安」だ。」

**************************************

13時49分のメールだ…。

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「ヨガは終わったがどうだ?」
「あついな…。」
「君は、熱中症対策を気にしていた…。」
「だな…。」

僕は腰かけた。日本橋だ。
「君の28年後じゃないんだ。」
「了解。」
「なぁ、妖怪。」
「あぁん?」
「君は人間にはなりたくないのか?」
「はははは。おれは人間だぜ?」
「半妖?」
「少しちがうな…。」
「じゃぁ、半獣だ…。」
「ピンポン♪」
「じゃぁ、妖怪ではない?」
「ふぅむ。どう答えてほしい?」
「普通に「はい」と…。」「じゃぁ、「いいえ」だ…。」
「人間にはなりたくない?」
「ふふふ…。」
「先生は」
「誰が先生だ!」
「じゃぁ、師匠は?」
「弟子みたいなことをぬかす。」
「俺は、獣になりたいんだよ。」
「ははは。獣にか…。」
「うぅむ…。」
「正確には、女とやりたいな?」
「あのヨガの腰の動きは…。」
「了解。」
「セックス?」
「ちげぇねぇ。」
「姿勢がよくなるらしいが…。」
「あれは、男の動きなはず…。」
「女はやってはいけないってわけね…。」
「うぅん。というより、男の動きを真似たがった?」「わからんが…?」
「院内セクハラの何かに巻き込まれている?」
「考えすぎだ。そこまでいくと病気のせいにされるぜ?」
「ふぅん。」
「エロイ腰の動きを強要か…。」
「…。エロイヨガをやらせていた?」
「いや、やらせることをやらしたのでは?」
「ふぅん…。複雑だな…。」
「あぁあ!なんか、けつをたたきたくなったぜ!パシッとな!」
「怪獣モード。」
「ビーストモードでは?」「…。」
「うまくね。ケツをたたけばいい声でないてくれるだろ?」
「ゲスが…。」
「好きなはずだぜ。「あんあん」だか「キャンキャン」だかは知らんがな…。」
「貴様の趣味は知らぬがな、亡者の群れをどう説明する?」
「さぁな」
「!」

**********************************”***

13時59分のメールだ…。

**********************************”***

「28年後が近づいてくる。」
僕は考えていた。

「でも、君の望みが海外旅行だとして?」
「世界貴族か…。」
「君のは世界貴族か…。」「てめぇはなんだった?」
「うーん。幽霊かも…?」
「幽霊ってことは死後の世界だな?」
「死後の世界は得意?」
「死んでもないからな。」「じゃ、得意じゃないんだ?」
「あ?どういう意味だ?」
「この前見た映画かも。」
「あぁ、映画の話しか…。」
電車は妙典につこうとしている。
もう少し時間がありそうだ。僕は思った。30分くらいだった。

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14時31分のメールだ…。

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「もう映画館だぜ?」
「感謝デーは?」
「クレカ契約しないとダメなのでは?」
「クレカか…。」
「ミニオンのクレカで、1000円で見れるんじゃなかったの?」
「あぁ。あれかぁ。」
「ノボカインまでで考えるか…。」
「クレカを作ってどうする?」
「うぅむ…。」
「でも、ジュース二本出てくるとか、ついてたかも…?」
「まぁ、クレカについてはおいおい考えよう…。」

**********************************”***

16時57分のメールだ…。

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「「28年後」終わったわ…。」
「どうだった?いい映画だったでしょ?それとも、エルデン?」
「なんかさぁ、裸族側からは描かれないんだよな…。あれ…。」
「あぁ、てめぇは、はちきん…。」
「俺は男だぜ?」
「サムソンのイチモツは立派だっただろ?」
「あいつってどうなったのかなぁ?」
「裸族側のがよくね?」
「夏なんかはいいが、冬は地獄だろ?」
「そんなんじゃ、冬の露天いけねぇじゃんか?」
「いいにおいする…。」
「虫になった気分だぜ?」「虫じゃねぇだろ?目ぇさませや…。」
「あぁ。」
「要するに奴らは原始人だったわけだ…。」
「だな…。神は何がやりたい?」
「さぁな…。原始人に戻って、ウホウホしようぜ?っていってるわけ?」
「誰もウホウホしてなかったじゃん…。」
「だな…。」
「単なる裸族狩りな…。」
「ウィルス感染はフェイクか…。」
「うーん。よくわからんが、体があつくて、服なんかつけられなくなるんじゃね?」
「確かにな…。」
「次は無痛の男らしい。」「裸族そのものは、ヘブンっぽいのにな…。」
「まぁ、混沌さ…。」
「正義マンがスーツを着ている限りか…。」

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17時14分のメールだ…。

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「正義マン…というか、システム側って感じな気がした。」
「未来というより過去へのタイムスリップじゃないか?」
「だとしても、君は興奮したはずだ…。」
「エルデンリングをやりたい!」
「そんなにできないだろ?」
「集中力の問題か…。」
「なんか、えろくない?」「出産シーンとか二度目だったんだけど…。」
「だから、そういうもんだってことだろ?」
「「スローロー」とか「アルファ」とかなんだったんだろうね…。」
「区分けだろ。「アルファ」は襲いかかってくるし、「スローロー」は近づいてきても遅いし、知性の低さを強調していたってわけ…。」
「知性が低くなるのはちょっとな…。」
「知性が低くなる薬を盛られてるんじゃないの?」
「むしろ逆で、病状が悪化すると知性が下がるって話。」
「了解。「無痛のヒーロー」も楽しんで。」
「了解。」

**********************************”***

19時54分のメールだ…。

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「とりあえずサイゼリアに入るけど、お腹はすいているの?」
「うーん。あんまり。」「…ならサイゼリアやめるぅ?」「でも、チーズとかお肉みたいなものならちょっとばかり食べたいかも…。」「ちょっとばかりかぁ。わがままだなぁ…。」デンボが言った気がした。その「ちょっとばかり食べたいかも…。」というセリフを。「私はデンボですかぁ?」デンボっぽい声がさらにたずねた。「うん。デンボっぽいよ…。」「あわあわあわ。」デンボっぽい声は慌てだした。
「飲食店にデンボはふにあいぞよ。」と、おじゃる丸の声が言った。
「まぁ、確かにね。」僕は、おじゃる丸に同意した。
「うーん、それにしてもあとどのくらいかなぁ?」「さきに決めておいた方がいいんじゃない?」と、小林さんの声が言った。
「たしかにね。」と僕が言うと、
「なぁにが、たしかにだ。」
と、小林さんは少しきれた。
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