2 / 13
春
二宮先輩
しおりを挟む
私が、大学生になって所属することになったサークルの名前は奨学金研究会。
もう一度言います。奨学金研究会。
本当はテニスサークルみたいなのが憧れでした。目立たなくてもいいからトモカと隅のほうで
テニスやってるのもわるくないなーなんて思っていたのですが……。
サークルのメンバーは、こないだトモカと一緒に遊園地に行った木下ナガレ、白石ダイチの他に三人います。
そのうちの一人が私の高校の時の先輩なのですが、いろんな意味でうっかりしていた私とトモカを半ば強引に加入させたのでした。
「あんたたち、もうちょっと考えたほうがいいよ!」
わたしたしは返済型の奨学金を受けましたが、先輩の言うことには、そういう人にこそ考えてほしいことがあるようです。
しかし、それがなんであるのか。この段階では謎です。
先輩の名前は二宮アキコ。
口を開けば「お金を大事に。本を読め」などとうるさい人ですが、根はいい人なんです。
二宮先輩は家庭の事情で苦労された人でもあるのですよ。
トモカも二宮先輩のことを知っています。
学食でお昼を食べながら、先輩の話に。
「実はこないだ、先輩に薦められて」
トモカは、先輩に薦められていくつかの詩集を読んでいるそうです。
ちなみに私にはショーペンハウアーの『読書について』
先輩がいうには、「君は読書経験が浅すぎる。まずはここからだ」だそうですが、このショーペンハウアーという人は肖像画が厳つすぎます。
いいなあ、わたしもはやくトモカと詩について語ってみたいです。
せっかく大学生になったんですから。
もう一度言います。奨学金研究会。
本当はテニスサークルみたいなのが憧れでした。目立たなくてもいいからトモカと隅のほうで
テニスやってるのもわるくないなーなんて思っていたのですが……。
サークルのメンバーは、こないだトモカと一緒に遊園地に行った木下ナガレ、白石ダイチの他に三人います。
そのうちの一人が私の高校の時の先輩なのですが、いろんな意味でうっかりしていた私とトモカを半ば強引に加入させたのでした。
「あんたたち、もうちょっと考えたほうがいいよ!」
わたしたしは返済型の奨学金を受けましたが、先輩の言うことには、そういう人にこそ考えてほしいことがあるようです。
しかし、それがなんであるのか。この段階では謎です。
先輩の名前は二宮アキコ。
口を開けば「お金を大事に。本を読め」などとうるさい人ですが、根はいい人なんです。
二宮先輩は家庭の事情で苦労された人でもあるのですよ。
トモカも二宮先輩のことを知っています。
学食でお昼を食べながら、先輩の話に。
「実はこないだ、先輩に薦められて」
トモカは、先輩に薦められていくつかの詩集を読んでいるそうです。
ちなみに私にはショーペンハウアーの『読書について』
先輩がいうには、「君は読書経験が浅すぎる。まずはここからだ」だそうですが、このショーペンハウアーという人は肖像画が厳つすぎます。
いいなあ、わたしもはやくトモカと詩について語ってみたいです。
せっかく大学生になったんですから。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる