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12◆料理初心者の初料理
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アンリが僕を心配する中、僕は初めての料理をする。
まずは基本のエプロンと頭巾と手洗いね。
あ、爪はいつも短いから大丈夫。長いの嫌いだから。
作る物はハンバーガーとフライドポテトだけど、パンはすでにアンリが用意してくれたんだ。
さて、作るなら先にフライドポテトかな?
じゃがいもの皮を剝いて………。
「あぁっ!?カンナ、危ないよ!手を刺しそう!?」
「刺さないよ……痛っ」
「ひぇっ!?血がーーーっ!!」
僕は、指をブスッと本当に刺してしまった。
慌てふためくアンリ。
とりあえず手当てをしてくれたよ。
そして、僕は包丁の持ち方が危ないからとアンリが包丁を没収してしまった。
返してほしいけど、包丁は僕にはまだ早いって返してくれない。
………まぁ、指を刺しちゃったから文句は言えないよね。
アンリは、皮むきも切る作業も全部してくれた。
「………ありがとう」
「どういたしまして!」
さて、マヨネーズとかケチャップとかはチートで出した。
実をいうと、ハンバーガーもフライドポテトも出そうと思えばたぶん出せる。
ちょっと僕が食事にあんまり興味なかったから出さなかっただけなの。
美味しいものは好きなんだけどね。
でも、アンリへのお礼の気持ちを込めたいから今回はあえて作るんだ。
そんなことを考えながら、僕は頑張った。
アンリがずっとヒヤヒヤしながら見守り、危ないと判断したら強制的に交代して、全体の二割ぐらいしか頑張れなかったけど、僕しっかり頑張ったよ。
残り八割はアンリが頑張っていたけどね。
「カンナの手料理嬉しいよ!」
「……ハンバーグこねこねと、ハンバーガー合体させるのしかできてないけどね」
「………カンナ、料理は俺に任せていいんだよ」
「………」
………料理レベル上げたら再チャレンジしてやる。
ハンバーガーとフライドポテトは、とっても美味しかったよ。
味付け全部アンリがしたけどね………。
まずは基本のエプロンと頭巾と手洗いね。
あ、爪はいつも短いから大丈夫。長いの嫌いだから。
作る物はハンバーガーとフライドポテトだけど、パンはすでにアンリが用意してくれたんだ。
さて、作るなら先にフライドポテトかな?
じゃがいもの皮を剝いて………。
「あぁっ!?カンナ、危ないよ!手を刺しそう!?」
「刺さないよ……痛っ」
「ひぇっ!?血がーーーっ!!」
僕は、指をブスッと本当に刺してしまった。
慌てふためくアンリ。
とりあえず手当てをしてくれたよ。
そして、僕は包丁の持ち方が危ないからとアンリが包丁を没収してしまった。
返してほしいけど、包丁は僕にはまだ早いって返してくれない。
………まぁ、指を刺しちゃったから文句は言えないよね。
アンリは、皮むきも切る作業も全部してくれた。
「………ありがとう」
「どういたしまして!」
さて、マヨネーズとかケチャップとかはチートで出した。
実をいうと、ハンバーガーもフライドポテトも出そうと思えばたぶん出せる。
ちょっと僕が食事にあんまり興味なかったから出さなかっただけなの。
美味しいものは好きなんだけどね。
でも、アンリへのお礼の気持ちを込めたいから今回はあえて作るんだ。
そんなことを考えながら、僕は頑張った。
アンリがずっとヒヤヒヤしながら見守り、危ないと判断したら強制的に交代して、全体の二割ぐらいしか頑張れなかったけど、僕しっかり頑張ったよ。
残り八割はアンリが頑張っていたけどね。
「カンナの手料理嬉しいよ!」
「……ハンバーグこねこねと、ハンバーガー合体させるのしかできてないけどね」
「………カンナ、料理は俺に任せていいんだよ」
「………」
………料理レベル上げたら再チャレンジしてやる。
ハンバーガーとフライドポテトは、とっても美味しかったよ。
味付け全部アンリがしたけどね………。
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