転生者ミコトがタチとして頑張ったら戦争レベルのキャットファイトが起きました!?

ミクリ21 (新)

文字の大きさ
15 / 22
第二章◇ミコト、魔王軍に転移!?

3◆ミコト×アンドロメダ

「ラジエラ様、何を拾ってきたんですか?」

「アンドロメダ、ミコトは私の旦那だ」

「いや、いつ俺達は結婚したんだよ。プロポーズもされてないよ。何なら付き合ってさえないよ」

「ヤリ逃げする気か!?逃さんぞ!!」

「………」

俺のことを見定めるような眼差しで見てきているのは、ラジエラの執事アンドロメダだ。

堕天使特有の黒い翼が美しい美人さん。

アンドロメダは一度ため息を吐くと、ラジエラを睨みつけた。

「お父さん、どうせちゃんとお世話できないでしょ?どうせ、いつの間にかお世話するのは私になっているんでしょ?悪いことは言いません。拾ったところに返してきなさい」

突然始まった寸劇。

アンドロメダは確か、魔王軍のお母さんポジションだったな。

え、さっきはラジエラ様って言ってなかった?

「お母さん、私はちゃんと世話をする。だから、このまま飼っていいだろう!?結婚していいだろう!!」

対してラジエラは、魔王軍のお父さんポジション。

流石、魔王軍のトップである魔王だよな。

………というか、ラジエラとアンドロメダが夫婦設定やると、なんか俺が寝とりやらかした間男みたいになる。

なんか……気まずい………。

二人はそういう関係なんだろうか?

「いけません。人間は寿命がとても短いんですよ。どうせそのうち死にます。悲しい思いをするのですから、無責任に人間を飼おうと思ってはいけません。返してきなさい」

「お母さん!!」

「………俺は何を見せられてるんだ」

どちらかというとこれは、間男というより拾われてきた犬猫だな。

俺は一度咳払いをしてから、二人の関係を聞いてみることにした。

「二人って夫婦なのか?」

「いいえ、主人と執事の関係です。これは魔王軍ジョークみたいなものなので、実際には付き合ってすらいませんよ」

澄ました顔でアンドロメダはそう言った。 

なるほど、良かった。

「アンドロメダは好みではない」

ラジエラも澄ました顔をしているけれど、それを言った瞬間……アンドロメダのかなり鋭い右ストレートがラジエラの鳩尾を狙い撃ちする。

ひぃっ!めり込んでる!!

「ふんっ!」

真顔のアンドロメダ。

「ぐえっ!?」

口から、魂的な何かが一瞬こんにちはしたラジエラ。

「!?」

硬直する俺。

「うふふ♡」

穏やかな顔をしたアンドロメダは、何事もなかったかのように、気絶しているラジエラの首根っこを掴んでいるよ。

ひえぇ……っ!ガクガクブルブル。

「おや、ラジエラ様はお疲れのようですね。ちょっと寝かせてくるので、お待ちください」

そう言ったアンドロメダは、ラジエラの首根っこを引っ張りズルズルと引きずってどこかに行ってしまった。

俺は心の中で、アンドロメダは怒らせてはいけない人物だと思った。



「さて、ミコト。ラジエラ様を抱いたんでしょう?ラジエラ様を落としたご自慢のブツで、私も落としてみなさいよ。私の身体で接待するんですから、文句などないですよね?」

「有り難く頂きます!」

戻ってきたアンドロメダがそう言って、積極的に俺に乗っかってくる。

なんか知らないけど、アンドロメダがもう勃起していて可愛いから、俺も下半身が素直に勃起したよ。



「…ふあっ♡…あん!……あっ…はぁっ!♡」

俺は今、アンドロメダと何プレイかちょっとわからない繋がり方をしている。

あえて言うなら、フライプレイ?………あ、ダメだ。揚げ物みたいになった。

アンドロメダには翼がある。

今な、その翼で飛んでいるアンドロメダと駅弁スタイルでヤっているんだ。

飛んでいるから腕がめちゃくちゃ楽だよ!

「翼疲れない?」

「興奮し……んっ!たら……飛びっ♡…たくなる…ぁ…んです…よ!あぁっ♡」

「なるほど」

気持ち良くて堪らないらしいアンドロメダに、俺のブツが張り切っていたのは言うまでもない。
感想 1

あなたにおすすめの小説

ある日、人気俳優の弟になりました。2

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。穏やかで真面目で王子様のような人……と噂の直柾は「俺の命は、君のものだよ」と蕩けるような笑顔で言い出し、大学の先輩である隆晴も優斗を好きだと言い出して……。 平凡に生きたい(のに無理だった)19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の、更に溺愛生活が始まる――。

ある日、人気俳優の弟になりました。

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。 「俺の命は、君のものだよ」 初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……? 平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。

弟のために悪役になる!~ヒロインに会うまで可愛がった結果~

荷居人(にいと)
BL
BL大賞20位。読者様ありがとうございました。 弟が生まれた日、足を滑らせ、階段から落ち、頭を打った俺は、前世の記憶を思い出す。 そして知る。今の自分は乙女ゲーム『王座の証』で平凡な顔、平凡な頭、平凡な運動能力、全てに置いて普通、全てに置いて完璧で優秀な弟はどんなに後に生まれようと次期王の継承権がいく、王にふさわしい赤の瞳と黒髪を持ち、親の愛さえ奪った弟に恨みを覚える悪役の兄であると。 でも今の俺はそんな弟の苦労を知っているし、生まれたばかりの弟は可愛い。 そんな可愛い弟が幸せになるためにはヒロインと結婚して王になることだろう。悪役になれば死ぬ。わかってはいるが、前世の後悔を繰り返さないため、将来処刑されるとわかっていたとしても、弟の幸せを願います! ・・・でもヒロインに会うまでは可愛がってもいいよね? 本編は完結。番外編が本編越えたのでタイトルも変えた。ある意味間違ってはいない。可愛がらなければ番外編もないのだから。 そしてまさかのモブの恋愛まで始まったようだ。 お気に入り1000突破は私の作品の中で初作品でございます!ありがとうございます! 2018/10/10より章の整理を致しました。ご迷惑おかけします。 2018/10/7.23時25分確認。BLランキング1位だと・・・? 2018/10/24.話がワンパターン化してきた気がするのでまた意欲が湧き、書きたいネタができるまでとりあえず完結といたします。 2018/11/3.久々の更新。BL小説大賞応募したので思い付きを更新してみました。

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

温泉旅館の跡取り、死んだら呪いの沼に転生してた。スキルで温泉郷を作ったら、呪われた冷血公爵がやってきて胃袋と心を掴んで離さない

水凪しおん
BL
命を落とした温泉旅館の跡取り息子が転生したのは、人々から忌み嫌われる「呪いの沼」だった。 終わりなき孤独と絶望の中、彼に与えられたのは【万物浄化】と【源泉開発】のスキル。 自らを浄化し、極上の温泉を湧き出させた彼の前に現れたのは、呪いにより心と体を凍てつかせた冷血公爵クロード。 半信半疑で湯に浸かった公爵は、生まれて初めての「安らぎ」に衝撃を受ける。 「この温泉郷(ばしょ)ごと、君が欲しい」 孤独だった元・沼の青年アオイと、温もりを知らなかった冷血公爵クロード。 湯けむりの向こうで出会った二人が、最高の温泉郷を作り上げながら、互いの心の傷を癒やし、かけがえのない愛を見つけていく。 読む者の心まですべて解きほぐす、極上の癒やしと溺愛のファンタジーロマンス、ここに開湯。

うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。

春雨
BL
前世を思い出した俺。 外の世界を知りたい俺は過保護な親兄弟から自由を求めるために逃げまくるけど失敗しまくる話。 愛が重すぎて俺どうすればいい?? もう不良になっちゃおうか! 少しおばかな主人公とそれを溺愛する家族にお付き合い頂けたらと思います。 初投稿ですので矛盾や誤字脱字見逃している所があると思いますが暖かい目で見守って頂けたら幸いです。 ※(ある日)が付いている話はサイドストーリーのようなもので作者がただ書いてみたかった話を書いていますので飛ばして頂いても大丈夫です。 ※度々言い回しや誤字の修正などが入りますが内容に影響はないです。 もし内容に影響を及ぼす場合はその都度報告致します。 なるべく全ての感想に返信させていただいてます。 感想とてもとても嬉しいです、いつもありがとうございます!

最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。

はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。 2023.04.03 閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m お待たせしています。 お待ちくださると幸いです。 2023.04.15 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m 更新頻度が遅く、申し訳ないです。 今月中には完結できたらと思っています。 2023.04.17 完結しました。 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます! すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。

元執着ヤンデレ夫だったので警戒しています。

くまだった
BL
 新入生の歓迎会で壇上に立つアーサー アグレンを見た時に、記憶がざっと戻った。  金髪金目のこの才色兼備の男はおれの元執着ヤンデレ夫だ。絶対この男とは関わらない!とおれは決めた。 貴族金髪金目 元執着ヤンデレ夫 先輩攻め→→→茶髪黒目童顔平凡受け ムーンさんで先行投稿してます。 感想頂けたら嬉しいです!