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3◆ショタ、はじめてのぼうけん!
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ユリアスは、サイモンが仕事で出かけたので初めての冒険をすることにした。
一人でそんなことは危ないのだが、大丈夫……ジルベールが隠れて尾行するから危なくないのだ。
子供に安全に初めての冒険をさせるぐらいジルベールにはお茶の子さいさいなのである。
ユリアスはジルベールの尾行に気づかないまま、屋敷の中をウロチョロし始めた。
「あぅ!あぅ!あ~あ~!」
ご機嫌に歌うユリアスは、フリフリの可愛いワンピースっぽい服を着ていて、言われなければ男の子だとはわからない状態になっている。
サイモンの趣味だ。
可愛いユリアスには可愛い服を着せたかったサイモンは、ユリアスにワンピースを嬉しそうに着せていた。
「あっ!」
ユリアスはちょっと開いていた扉から中を覗くと、部屋の中にはメイドが一人掃除をしている。
「あら、ユリアス様。ふふ、お散歩でしょうか?」
「ぼうけんしてりゅの!」
「まぁ!それは素敵ですね。あぁ、良かったらクッキー食べますか?ジルベールさんには内緒ですよ」
「うん!おねーしゃん!ありがとぉ!」
メイドはポケットからハンカチに包まれたクッキーをユリアスに与えている。
内緒でオヤツを貰う背徳感はいいものだ。
ジルベールは後でメイドに褒美をやろうと思う。
だが、今回はこの屋敷の者だからいいものの、全くの見知らぬ者からの内緒のオヤツは貰わないようにユリアスには一応注意をしようとも思う。
毒を盛られたら大変だからだ。
さて、ユリアスはとことこと廊下を歩く。
おっと、物置の扉が気になるようだ。
しかし、そこは危ないから魔法で開かないように押さえていよう。
「うんしょ!うんしょ!んぅ?」
頑張った結果、開かないから諦めたらしい。
次はどこにいくのかな?
三階まで階段を悪戦苦闘しながら登ると、ぜぇぜぇ言いながらサイモンの部屋に向かっている。
サイモンの部屋に入り、ヘロヘロになりながら向かう先は………サイモンのベッド!!
「はぁはぁ………ふぅ。すやぁ………」
疲れ果てたユリアスは、サイモンのベッドでお昼寝をするのだった。
サイモンの部屋の前の廊下には、何故かジルベールが吐血して倒れていた。
何事と思うサイモンはそっと部屋を覗いて、ユリアスが自分のベッドですやすやと眠る愛らしい姿をみて、ジルベールの隣に吐血して倒れるのだった。
一人でそんなことは危ないのだが、大丈夫……ジルベールが隠れて尾行するから危なくないのだ。
子供に安全に初めての冒険をさせるぐらいジルベールにはお茶の子さいさいなのである。
ユリアスはジルベールの尾行に気づかないまま、屋敷の中をウロチョロし始めた。
「あぅ!あぅ!あ~あ~!」
ご機嫌に歌うユリアスは、フリフリの可愛いワンピースっぽい服を着ていて、言われなければ男の子だとはわからない状態になっている。
サイモンの趣味だ。
可愛いユリアスには可愛い服を着せたかったサイモンは、ユリアスにワンピースを嬉しそうに着せていた。
「あっ!」
ユリアスはちょっと開いていた扉から中を覗くと、部屋の中にはメイドが一人掃除をしている。
「あら、ユリアス様。ふふ、お散歩でしょうか?」
「ぼうけんしてりゅの!」
「まぁ!それは素敵ですね。あぁ、良かったらクッキー食べますか?ジルベールさんには内緒ですよ」
「うん!おねーしゃん!ありがとぉ!」
メイドはポケットからハンカチに包まれたクッキーをユリアスに与えている。
内緒でオヤツを貰う背徳感はいいものだ。
ジルベールは後でメイドに褒美をやろうと思う。
だが、今回はこの屋敷の者だからいいものの、全くの見知らぬ者からの内緒のオヤツは貰わないようにユリアスには一応注意をしようとも思う。
毒を盛られたら大変だからだ。
さて、ユリアスはとことこと廊下を歩く。
おっと、物置の扉が気になるようだ。
しかし、そこは危ないから魔法で開かないように押さえていよう。
「うんしょ!うんしょ!んぅ?」
頑張った結果、開かないから諦めたらしい。
次はどこにいくのかな?
三階まで階段を悪戦苦闘しながら登ると、ぜぇぜぇ言いながらサイモンの部屋に向かっている。
サイモンの部屋に入り、ヘロヘロになりながら向かう先は………サイモンのベッド!!
「はぁはぁ………ふぅ。すやぁ………」
疲れ果てたユリアスは、サイモンのベッドでお昼寝をするのだった。
サイモンの部屋の前の廊下には、何故かジルベールが吐血して倒れていた。
何事と思うサイモンはそっと部屋を覗いて、ユリアスが自分のベッドですやすやと眠る愛らしい姿をみて、ジルベールの隣に吐血して倒れるのだった。
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