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12◆公爵、警戒する
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「そうか、不審な者が鳥を使ってユリアスを………」
「人間の国には、幽閉されているという鳥使いの男がいるらしいです」
「なるほど。ユリアスを奪われるわけにはいかない。充分に警戒するように」
「はい」
ジルベールは、不審な鳥のことをサイモンに報告した。
鳥越しに何者かがユリアスをみていたことで、ジルベールはその何者がどこの誰なのかの予想をたてていた。
それは人間の国の幽閉されている鳥使い……アンゼ・ミゼラ。
勇者であるユリアスを探していた人間達が、アンゼの力を使ってユリアスをみつけだしたのだ。
みつけたならば、あとはきっと行動だろうとジルベールは思う。
強欲な人間の王は、欲望を満たすためにユリアスを何としてでも手に入れようとするはずだ。
勇者の力は神様に与えられた力……それは善のための力だが、何をもって善とするかは勇者本人の判断任せ。
だから、使命も勇者本人が感じ取るものなのである。
真の使命を理解した時、勇者は真の勇者として力を得るのだ。
ついでにいうと、勇者の聖なる力はデフォだ。
よく魔族の人達がユリアスの笑顔で死にかけているのは、ユリアスの無垢な笑顔が尊いというのもあるけど、聖なる力に浄化されて魔族としてダメージを受けていたりする。
可愛い+聖なる力=大ダメージ………みたいな。
「それにしても………」
「サイモン様?」
「私のユリアスを覗き見する変態野郎にどう制裁してやろうか」
「サイモン様……光源氏計画実行中の貴方が何を言っているのやら………」
サイモンの中で、鳥使いは変態野郎というレッテルを貼られたらしい。
ほんのり呆れの眼差しをサイモンに向けてしまうジルベールだが、ユリアスを守りたいので止める気はないのだ。
まぁ、もしも人間達にユリアスが何かされたらジルベールだって黙ってはいない。
基本的には非戦闘員だが、情報網を駆使して人間の国を社会的に潰すぐらいはしようとか思っている。
………何気にサイモンよりジルベールの方が物騒なのだった。
「人間の国には、幽閉されているという鳥使いの男がいるらしいです」
「なるほど。ユリアスを奪われるわけにはいかない。充分に警戒するように」
「はい」
ジルベールは、不審な鳥のことをサイモンに報告した。
鳥越しに何者かがユリアスをみていたことで、ジルベールはその何者がどこの誰なのかの予想をたてていた。
それは人間の国の幽閉されている鳥使い……アンゼ・ミゼラ。
勇者であるユリアスを探していた人間達が、アンゼの力を使ってユリアスをみつけだしたのだ。
みつけたならば、あとはきっと行動だろうとジルベールは思う。
強欲な人間の王は、欲望を満たすためにユリアスを何としてでも手に入れようとするはずだ。
勇者の力は神様に与えられた力……それは善のための力だが、何をもって善とするかは勇者本人の判断任せ。
だから、使命も勇者本人が感じ取るものなのである。
真の使命を理解した時、勇者は真の勇者として力を得るのだ。
ついでにいうと、勇者の聖なる力はデフォだ。
よく魔族の人達がユリアスの笑顔で死にかけているのは、ユリアスの無垢な笑顔が尊いというのもあるけど、聖なる力に浄化されて魔族としてダメージを受けていたりする。
可愛い+聖なる力=大ダメージ………みたいな。
「それにしても………」
「サイモン様?」
「私のユリアスを覗き見する変態野郎にどう制裁してやろうか」
「サイモン様……光源氏計画実行中の貴方が何を言っているのやら………」
サイモンの中で、鳥使いは変態野郎というレッテルを貼られたらしい。
ほんのり呆れの眼差しをサイモンに向けてしまうジルベールだが、ユリアスを守りたいので止める気はないのだ。
まぁ、もしも人間達にユリアスが何かされたらジルベールだって黙ってはいない。
基本的には非戦闘員だが、情報網を駆使して人間の国を社会的に潰すぐらいはしようとか思っている。
………何気にサイモンよりジルベールの方が物騒なのだった。
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