悪魔公爵様の光源氏計画!妻予定のおチビちゃんは勇者ちゃんだけど気にしない気にしない!!

ミクリ21 (新)

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22◆勇者、立ちはだかる黒薔薇

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ユリアスは、勇者としての使命を理解して真の力を得た。

その際に、身体も大人になるとユリアスは理解してしまった。

すっかり美しい青年に育ったユリアスは、その使命と向き合う。

強欲な人間の王グラン……その中に存在する禍々しい気配を、今のユリアスは感じ取れる。

ユリアスが立ち向かうべき使命とは、グランの討伐ではなく、グランの中の邪の討伐なのだ。

………それが、大好きな皆を守ることに繋がるから。

グランの中にある邪の存在、それは強欲の魔物という大昔にこの国で封印された災い。

グランはその強欲の魔物に取り憑かれていたのだ。

ちなみに、討伐方法は弱らせて清めるといった感じだ。

「勇者様、私は貴方が陛下に刃を向けるなら容赦はしませんわ。私の陛下を、私は誰にも傷つけさせはしませんのよ」

まったくの無表情のメロウは、ユリアスを冷たい目で威嚇する。

「その人は邪に取り憑かれし者だよ。清めなくてはいけない存在が中にいるんだ。お願い、邪魔をしないで」

「………もう、遅いのよ。アレを清めたところで、今更グランの罪は消えないわ。だから、私もグランの罪を背負うの。グランと共に罪に染まるのよ。だから、私はグランを守るの。一緒に地獄に堕ちるために」

ドレスのスカートからトンファーを出して構えるメロウ。

そんなメロウは、昔をふと思い出す。

まるでメロウ達が負けることが決まっているかのように、まるで走馬灯のように。

………それはメロウがレディになると決めた、グランの罪の始まりの日。
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