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受け継がれるモノ
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衝撃の余波で俺は堪らずその場でひっくり返り、かなりの勢いでゴロゴロと転がる。
家の壁に背中がぶつかってようやく止まったが、背中に走る激痛に思わず涙が数滴溢れた。
見ると、俺が魔法を放った先は爆発によって炎と煙が未だ立ち上り続けている。
ちょっと気を遣って収束させたのは全くの無駄だったらしく、飛び火して森が焼けるどころか、熱量にあてられて土や木々が溶け、貫通したレーザーの衝撃で山の一部が炸裂するとかいうわけわからん状況になっていた。
一言でいうと、地獄絵図だ。
これを俺がやったとは、未だに信じがたい。
「って、そうだ! おい大丈夫か!?」
生憎、ドラゴンの姿は煙と爆炎でさっぱり見えない。まさか消し飛んだりはしていないだろうが……。
その心配とは裏腹に、煙が晴れるとそこには所々が黒く焦げはしたものの特に痛痒もなさそうに健在のドラゴンが立っており、俺はほっと胸を撫で下ろした。
無事だったのもそうだが、まかり間違って喧嘩を売ったりしなくてよかったという安心が、かなりでかい。
「無事みたいで良かったけど……悪いな。山、ちょっと荒らしちまった」
『構わぬ。大事の前の小事だ。何より、我が全力で来いと言ったのだ。その結果に我が何か言うというのは、自らの器の小ささを露見するだけの結果となろう』
豪胆なやつだなぁ。……じゃなくて。
「結局俺はなんでこんな事させられた訳なんだよ。麓の森荒らしたの怒られるんじゃないのか?」
『まぁ待て、今から話す。さて、何から話したものか……よもや、こんな時が来るなどとは思いもよらなかったのでな。生憎、我も言葉を用意しておらん』
「よくわからんけど、時間は有り余ってるからゆっくりでいいよ」
ドラゴンが鷹揚に頷いた。
『そうか。ならば核心から言おう。貴様は、自覚があるのかは知らないが、伝説に謳われる勇者の後継となるべき存在だ』
思いのほか核心だった。
「え……な、何で?」
『膨大な魔力。奇妙な格好に聴きなれぬ響の名前。平凡な見た目はともかく、その黒目黒髪はかつての勇者とよく似ている』
平凡な見た目は余計だ。確かに良いとも悪いとも言えない自覚はあるけども。
しかし、奇妙な姿に黒髪黒目に変な名前ときた。これ、多分伝説に謳われる勇者とやらも俺と同じで、死んで転生させられたクチだろ。しかも律儀に勇者として活躍したとみえる不憫……かどうかは、本人にしかわからない事なのだが。
『我は数百年前に勇者と共に戦い、激闘の末当時人族の世界を脅かしていた魔神を討った。世界には平和が訪れ、結果として勇者は最早無用になった。勇者は、平和になった世界で我に言った。いつかまた現れる勇者の力になってやって欲しいと、な』
「……何でまた勇者が現れるって知ってたんだ?」
『確証があったのかは、我の知るところではない。だが、短命の人間は知らぬかもしれんがこの世界には数百年周期で世界を滅ぼしかねない危機が発生する。決まって、同時期に勇者が現れそれを打倒する』
「何度もあったのか?」
『我が知る限りでは五度、あった。今の魔王で、六度目だ』
何歳なんだこのドラゴン。どう少なく見積もっても、四桁は歳を重ねてるって事になるが。
しかし、勇者。勇者ねぇ。
「で、あんたは俺に、その勇者になれって言ってるのか?」
『否』
予想外に飛んできた短い否定の言葉に、俺は思わず困惑の声をあげた。
「え? ち、違うのか?」
『そんな事を言った覚えはない。我は、揺るがぬ事実の問題として貴様は勇者になるべき存在であると言ったが、そうするかは貴様の勝手だ。我は奴に、お前の力になれと言われただけだ』
「俺が魔王を打倒する手助けをしろ……ってんじゃなくて?」
『大いに異なる。我は、次の勇者──つまりお前が、"いつだってしたいようにする"為の力として奴から貴様に託されたのだ』
どういう事だ、と聞くつもりで口を開くより早く、ドラゴンが言葉を続けた。目の前にいる俺より、何処か、遠くを見ているようだった。
『奴は、勇者として常に人の為にあったが──人は、一度も自分達の為に命を懸けて戦い続ける奴を顧みなかった。奴は常に笑っていたが、いつからかその笑みに憂いが生じていたのを我は知っている。魔神を倒し、不要物の烙印を押されて飼い殺しにされてからも、人族の未来と……何より、まだ見ぬ次の勇者の心配ばかりしていた。俺のようにはなるな、と──そういう気持ちが、あったのだろう。奴はやがて病で死んだが、その死の際には我以外、誰もいなかった。体は痩せ細り、骨同然だった。奴は、人に殺されたようなものだ』
「……馬鹿だな」
『ふ。我も同意見だ。奴が死んで百年も経った今でも思う。奴は果たして、刹那の間でも心から幸せだったら時があったのだろうか、とな』
俺はその話を聞いて、悲しくなった。
俺が勇者になりたくなかった、その理由を凝縮したような半生だった。
人の事を思っているのに……愛しているのに、愛されないなんて。どれだけ辛かっただろう。いっそ思わなければ、楽になれただろうに、それが出来なかったのだと、今の話からひしひしと感じられた。
俺が拒み、反抗したそれを彼はやり遂げたのだ。
どれだけ凄い事だろう。
『奴とは腐れ縁であったが……最初にして、最後の友だった。我の唯一だった。故に、我は奴の意思を受け継ぐことでその手向けとする。我は、貴様が勇者になるべきだとしても。貴様が"いつだってしたいようにする"事を願い、常にその力となる事を誓おう』
俺は小さく溜息を吐いた。
「…………ったく、色々重いよ。でもまぁ、よろしくな」
ドラゴンが静かに頭を垂れた。
手が届く位置に頭が来て、俺は少し困惑しつつも恐る恐る、そこに手を伸ばした。
ザラザラとした鱗の冷たい感触が手のひらに触れて、俺は何故だかおかしな気分になった。
家の壁に背中がぶつかってようやく止まったが、背中に走る激痛に思わず涙が数滴溢れた。
見ると、俺が魔法を放った先は爆発によって炎と煙が未だ立ち上り続けている。
ちょっと気を遣って収束させたのは全くの無駄だったらしく、飛び火して森が焼けるどころか、熱量にあてられて土や木々が溶け、貫通したレーザーの衝撃で山の一部が炸裂するとかいうわけわからん状況になっていた。
一言でいうと、地獄絵図だ。
これを俺がやったとは、未だに信じがたい。
「って、そうだ! おい大丈夫か!?」
生憎、ドラゴンの姿は煙と爆炎でさっぱり見えない。まさか消し飛んだりはしていないだろうが……。
その心配とは裏腹に、煙が晴れるとそこには所々が黒く焦げはしたものの特に痛痒もなさそうに健在のドラゴンが立っており、俺はほっと胸を撫で下ろした。
無事だったのもそうだが、まかり間違って喧嘩を売ったりしなくてよかったという安心が、かなりでかい。
「無事みたいで良かったけど……悪いな。山、ちょっと荒らしちまった」
『構わぬ。大事の前の小事だ。何より、我が全力で来いと言ったのだ。その結果に我が何か言うというのは、自らの器の小ささを露見するだけの結果となろう』
豪胆なやつだなぁ。……じゃなくて。
「結局俺はなんでこんな事させられた訳なんだよ。麓の森荒らしたの怒られるんじゃないのか?」
『まぁ待て、今から話す。さて、何から話したものか……よもや、こんな時が来るなどとは思いもよらなかったのでな。生憎、我も言葉を用意しておらん』
「よくわからんけど、時間は有り余ってるからゆっくりでいいよ」
ドラゴンが鷹揚に頷いた。
『そうか。ならば核心から言おう。貴様は、自覚があるのかは知らないが、伝説に謳われる勇者の後継となるべき存在だ』
思いのほか核心だった。
「え……な、何で?」
『膨大な魔力。奇妙な格好に聴きなれぬ響の名前。平凡な見た目はともかく、その黒目黒髪はかつての勇者とよく似ている』
平凡な見た目は余計だ。確かに良いとも悪いとも言えない自覚はあるけども。
しかし、奇妙な姿に黒髪黒目に変な名前ときた。これ、多分伝説に謳われる勇者とやらも俺と同じで、死んで転生させられたクチだろ。しかも律儀に勇者として活躍したとみえる不憫……かどうかは、本人にしかわからない事なのだが。
『我は数百年前に勇者と共に戦い、激闘の末当時人族の世界を脅かしていた魔神を討った。世界には平和が訪れ、結果として勇者は最早無用になった。勇者は、平和になった世界で我に言った。いつかまた現れる勇者の力になってやって欲しいと、な』
「……何でまた勇者が現れるって知ってたんだ?」
『確証があったのかは、我の知るところではない。だが、短命の人間は知らぬかもしれんがこの世界には数百年周期で世界を滅ぼしかねない危機が発生する。決まって、同時期に勇者が現れそれを打倒する』
「何度もあったのか?」
『我が知る限りでは五度、あった。今の魔王で、六度目だ』
何歳なんだこのドラゴン。どう少なく見積もっても、四桁は歳を重ねてるって事になるが。
しかし、勇者。勇者ねぇ。
「で、あんたは俺に、その勇者になれって言ってるのか?」
『否』
予想外に飛んできた短い否定の言葉に、俺は思わず困惑の声をあげた。
「え? ち、違うのか?」
『そんな事を言った覚えはない。我は、揺るがぬ事実の問題として貴様は勇者になるべき存在であると言ったが、そうするかは貴様の勝手だ。我は奴に、お前の力になれと言われただけだ』
「俺が魔王を打倒する手助けをしろ……ってんじゃなくて?」
『大いに異なる。我は、次の勇者──つまりお前が、"いつだってしたいようにする"為の力として奴から貴様に託されたのだ』
どういう事だ、と聞くつもりで口を開くより早く、ドラゴンが言葉を続けた。目の前にいる俺より、何処か、遠くを見ているようだった。
『奴は、勇者として常に人の為にあったが──人は、一度も自分達の為に命を懸けて戦い続ける奴を顧みなかった。奴は常に笑っていたが、いつからかその笑みに憂いが生じていたのを我は知っている。魔神を倒し、不要物の烙印を押されて飼い殺しにされてからも、人族の未来と……何より、まだ見ぬ次の勇者の心配ばかりしていた。俺のようにはなるな、と──そういう気持ちが、あったのだろう。奴はやがて病で死んだが、その死の際には我以外、誰もいなかった。体は痩せ細り、骨同然だった。奴は、人に殺されたようなものだ』
「……馬鹿だな」
『ふ。我も同意見だ。奴が死んで百年も経った今でも思う。奴は果たして、刹那の間でも心から幸せだったら時があったのだろうか、とな』
俺はその話を聞いて、悲しくなった。
俺が勇者になりたくなかった、その理由を凝縮したような半生だった。
人の事を思っているのに……愛しているのに、愛されないなんて。どれだけ辛かっただろう。いっそ思わなければ、楽になれただろうに、それが出来なかったのだと、今の話からひしひしと感じられた。
俺が拒み、反抗したそれを彼はやり遂げたのだ。
どれだけ凄い事だろう。
『奴とは腐れ縁であったが……最初にして、最後の友だった。我の唯一だった。故に、我は奴の意思を受け継ぐことでその手向けとする。我は、貴様が勇者になるべきだとしても。貴様が"いつだってしたいようにする"事を願い、常にその力となる事を誓おう』
俺は小さく溜息を吐いた。
「…………ったく、色々重いよ。でもまぁ、よろしくな」
ドラゴンが静かに頭を垂れた。
手が届く位置に頭が来て、俺は少し困惑しつつも恐る恐る、そこに手を伸ばした。
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