世界を救え?うるせぇバーカ!! 〜転生して勇者になれと言われたが命が惜しかったので断った結果〜

 俺は死んだ、筈だった。

「さぁ勇者よ! 魔王を打ち果たし世界を救うのです!!」

 高らかに天使が謳う。
 神に与えられたチートでもって、異世界で魔王を打ち果たさんとする勇者となれと。
 だけど、俺は。
 若神子 蒼士は。
 ──そんなことをするのは。真っ平御免だった。

「うるせぇバーカ!! 絶対にお前らの言う通りにはしてやらねえぞ!!!」

 勇者。
 英雄といえば聞こえはいいが、その実態は顔も知らない人間に命ごと使い潰される、クソみたいな仕事だ。
 どうして一度死んでまで、命を懸けてそんなことをやってやらなくちゃならない。どこにそんな道理がある?

 チートを手にした高校生が、ドラゴンや美少女戦士と共に、自分のしたいように二度目の人生を謳歌する!
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