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第八章①「疑惑と逃亡編」
雨、水浸しでも地固まる
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振り向かなくてもわかる。
マダムが来たのだ。
大御所の登場で、その場に居合わせた冒険者達がほぅっとひと息ついたのがわかる。
ギルドマスターってのは、ただその管理地区のギルド運営をしている人じゃない。
その地区ギルドに登録している冒険者、並びにその地区にやってきた冒険者の管理をする人だ。
まとめ役であり、締め役だ。
つまり、流れ者たちのボスとして君臨できる人物でなければならない。
都会のギルドは会社運営的になってきてはいるが、こういった小さな街にポンとあるギルドは、昔ながらのしきたりというか、この人だから成り立っていると言うものが多いそうだ。
マダムはギルド受付の方から、静まり返る酒場にゆっくりと歩いてくる。
「随分、熱い口説き文句垂れてんじゃないかい、サーク?本命はどっちなんだい??」
俺とシルクのテーブルまで来ると、マダムは呆れ顔で俺を見下ろした。
他の席の冒険者達がヒソヒソ言ってる。
「え??あの2人、そういう関係??」
「そうだろ?どう見ても??」
「いや?サークは物静かな見た目の美人な槍使いの奥さんが居るはずだが??」
「そうそう、美人なのにいい槍使いだった。馬鹿やったサークを槍で追い回してさ、見事だったよ。」
「ええっ?!なら浮気?!」
「でもシルクの奴はサークを主って呼ぶだろ??主従関係だよ。」
「ん~なら~愛人?!主従関係を利用した愛人なのか?!」
「ま~シルクも美人だしな~。」
「えぇっ?!待てよ?!何であんな平凡そうなちんちくりんがそんなにモテるんだよ?!」
……何か、ディスられてるんだが、俺。
マダムが変な事言うから、変な誤解が生じたじゃねぇかっ!!
「どうした?何か言わないと、アイツら好き放題言うよ?サーク?」
「マダムが変な言い方したからでしょう?!何度も言ってますが!俺の恋人はウィルですっ!!シルクは愛人じゃなくて!俺の従者です!!それ以上でもそれ以下でもありませんっ!!」
思わずマダムに言い返すと、周りがまだヒソヒソ言い出す。
「ただの従者だってよ?!」
「えぇ?!あんなに熱く語ってたのに?!」
そんなヒソヒソを聞いてか、突っ伏していたシルクが勢い良く立ち上がって叫んだ。
「主の馬鹿~っ!!俺は恋人にも愛人にもしてもらえなくて~っ!!だから従者になったのにっ!!なのに危険だから連れてかないって何っ?!俺は危険から主を守る為に従者やってんのにっ!!主は俺を従者にすらしてくれないのっ?!」
そう叫ぶと、ワッと机に突っ伏して声を上げて泣き出した。
いやもう、ちょっと待って?!
お前が従者になった流れってそうじゃないよね?!
でも今更その説明しても無駄だよね?!
絶対、皆、信じてくれないじゃん!!
わーわー泣くシルクを見かねて、すぐ近くに座っていた武道家のおっさんと、剣士のお姉さんがシルクを慰め始める。
「あんまり泣くもんじゃないよ、シルク。そんな主なら捨てちゃいな?ね?」
「おお!何ならうちのパーティーに入ればいい!シルクなら歓迎だっ!!」
「ちょっとちょっとちょっとっ!?」
いきなりの展開に頭がついていかず、俺はワタワタと立ち上かった。
そんな俺を誰かが後ろから腕を回して締め上げた。
「サーク!お前達の事情は詳しく知らんから、あまり首は突っ込みたくはないんだが、シルクはそんなに弱かないだろう?!なのに何でお前はそんなにシルクを置いていく事にこだわるんだよ??」
よく見ればそれはトムさんだった。
とりあえずトムさん、腕を緩めて!窒息する!!
ギブを伝えようと腕を叩くと、トムさんは少しだけ腕を緩めてくれた。
でも離してくれる気配はない。
俺は仕方なく話しだした。
「だから!思ったより状況が悪いんです!」
「状況って何だよ??」
「詳しくは話せません。でも俺は!シルクに万が一の事があって、こいつがまた辛い思いをするかもしれないと思うと怖いんですよっ!!」
俺もだんだん切羽詰まってきたのだろう。
色々言っているうちに、何だか熱くなってきてしまった。
頭の中にあった言葉が、何の選択も整理もされずに、どんどん口から溢れだしてしまう。
トムさんもいつの間にか腕を解いてくれており、俺は勢いのまま、思っている事を吐き出した。
「確かにシルクは恋人でも愛人でもないです!シルクにとったら俺は主従関係の主かもしれない!でも俺にとったら!シルクは部下じゃない!!大事な仲間で!友人で!俺のかけがえの無い片腕なんだ!!俺がこいつの幸せを願って何が悪いっ?!」
うっかり大声でそう言い切った時、場が静まり返っている事に気づいた。
泣いていたシルクも、顔を上げて俺を見ている。
ヤバい、やってしまった……。
勢いに任せてペラペラと胸の内を明かしてしまい、俺はどうしていいのかわからなくて真っ赤になって立ち尽くした。
でももう、言ってしまったものは仕方がない。
ああ!そうだよ!悪いか?!
確にシルクに恋愛感情はない!!
だからって大事だと!こいつには幸せになって欲しいと願ったら駄目なのかよ?!
「あ、あるじ~~っっ!!」
沈黙を破ったのは、シルクの声だった。
そして美人台無しな汚い泣き顔で、俺に抱きついてきた。
あまりに勢いが凄くて、俺は後ろにいたトムさんと飛び込んできたシルクにプレスされる。
待ってくれ、苦しいからっ!!
「主~!主~っ!!バカぁ~っ!!大好きだ~っっ!!」
シルクは俺にしがみついてわんわん泣いた。
何かわからないけど、俺も少し泣けてきた。
恋じゃないけど愛じゃないけど、シルクが大事だ。
そう言えば、今まで一度もちゃんと伝えた事がなかったかもしれない。
俺がどれだけシルクを大事に思っているのかを。
押しかけ女房よろしく押しかけ従者になったシルクだけど、他の奴とは共にできない、必要ならいい事も悪い事も一緒に行う俺の片腕なんだ。
だからお前は地獄まで連れて行くんだ。
一蓮托生。
俺がコケたら、お前は道連れだ。
泣いてるシルクの頭を撫でながら、俺はそんな事を思って少し笑った。
「主~。」
「何だよ?」
シルクの中で、何が蟠りのようなものが無くなったようだった。
さっきまで泣いていたのに、笑って俺に話しかけてくる。
シルクはニッコリ笑って言った。
「もう一度言うよ?」
「何を??」
「ヤダよ、俺。一緒に行く。主がどこに行くにしたって、危険なら危険なだけ俺は主と行くよ?だって……俺は主を主に選んだんだ。俺の意思で選んだんだ。だから一緒に行く。いいよね?」
この流れで駄目って言える奴がいたら、俺は会ってみたい。
俺は頭を押さえて天を仰いだ。
「……話聞けよ~。頼みたい事があったのに~!」
「それは俺じゃなきゃ駄目なの?そうじゃないなら、他の人に頼んで。俺は主と一緒に行く。」
「……俺に選択権はないのかよ??」
「ないっ!!」
何か懐かしい会話だ。
だがこうなってしまったら、あの時同様、腹を括るしかない。
何があってもシルクを守ろう。
きっと俺にはそれができる筈だ。
「話はまとまったみたいだな、サーク?」
トムさんがニコニコと笑っている。
トムさんだけじゃない。
酒場にいた全員が笑っていた。
マダムだけが面倒くさそうな顔で、いつものようにタバコを吹かしていた。
マダムが来たのだ。
大御所の登場で、その場に居合わせた冒険者達がほぅっとひと息ついたのがわかる。
ギルドマスターってのは、ただその管理地区のギルド運営をしている人じゃない。
その地区ギルドに登録している冒険者、並びにその地区にやってきた冒険者の管理をする人だ。
まとめ役であり、締め役だ。
つまり、流れ者たちのボスとして君臨できる人物でなければならない。
都会のギルドは会社運営的になってきてはいるが、こういった小さな街にポンとあるギルドは、昔ながらのしきたりというか、この人だから成り立っていると言うものが多いそうだ。
マダムはギルド受付の方から、静まり返る酒場にゆっくりと歩いてくる。
「随分、熱い口説き文句垂れてんじゃないかい、サーク?本命はどっちなんだい??」
俺とシルクのテーブルまで来ると、マダムは呆れ顔で俺を見下ろした。
他の席の冒険者達がヒソヒソ言ってる。
「え??あの2人、そういう関係??」
「そうだろ?どう見ても??」
「いや?サークは物静かな見た目の美人な槍使いの奥さんが居るはずだが??」
「そうそう、美人なのにいい槍使いだった。馬鹿やったサークを槍で追い回してさ、見事だったよ。」
「ええっ?!なら浮気?!」
「でもシルクの奴はサークを主って呼ぶだろ??主従関係だよ。」
「ん~なら~愛人?!主従関係を利用した愛人なのか?!」
「ま~シルクも美人だしな~。」
「えぇっ?!待てよ?!何であんな平凡そうなちんちくりんがそんなにモテるんだよ?!」
……何か、ディスられてるんだが、俺。
マダムが変な事言うから、変な誤解が生じたじゃねぇかっ!!
「どうした?何か言わないと、アイツら好き放題言うよ?サーク?」
「マダムが変な言い方したからでしょう?!何度も言ってますが!俺の恋人はウィルですっ!!シルクは愛人じゃなくて!俺の従者です!!それ以上でもそれ以下でもありませんっ!!」
思わずマダムに言い返すと、周りがまだヒソヒソ言い出す。
「ただの従者だってよ?!」
「えぇ?!あんなに熱く語ってたのに?!」
そんなヒソヒソを聞いてか、突っ伏していたシルクが勢い良く立ち上がって叫んだ。
「主の馬鹿~っ!!俺は恋人にも愛人にもしてもらえなくて~っ!!だから従者になったのにっ!!なのに危険だから連れてかないって何っ?!俺は危険から主を守る為に従者やってんのにっ!!主は俺を従者にすらしてくれないのっ?!」
そう叫ぶと、ワッと机に突っ伏して声を上げて泣き出した。
いやもう、ちょっと待って?!
お前が従者になった流れってそうじゃないよね?!
でも今更その説明しても無駄だよね?!
絶対、皆、信じてくれないじゃん!!
わーわー泣くシルクを見かねて、すぐ近くに座っていた武道家のおっさんと、剣士のお姉さんがシルクを慰め始める。
「あんまり泣くもんじゃないよ、シルク。そんな主なら捨てちゃいな?ね?」
「おお!何ならうちのパーティーに入ればいい!シルクなら歓迎だっ!!」
「ちょっとちょっとちょっとっ!?」
いきなりの展開に頭がついていかず、俺はワタワタと立ち上かった。
そんな俺を誰かが後ろから腕を回して締め上げた。
「サーク!お前達の事情は詳しく知らんから、あまり首は突っ込みたくはないんだが、シルクはそんなに弱かないだろう?!なのに何でお前はそんなにシルクを置いていく事にこだわるんだよ??」
よく見ればそれはトムさんだった。
とりあえずトムさん、腕を緩めて!窒息する!!
ギブを伝えようと腕を叩くと、トムさんは少しだけ腕を緩めてくれた。
でも離してくれる気配はない。
俺は仕方なく話しだした。
「だから!思ったより状況が悪いんです!」
「状況って何だよ??」
「詳しくは話せません。でも俺は!シルクに万が一の事があって、こいつがまた辛い思いをするかもしれないと思うと怖いんですよっ!!」
俺もだんだん切羽詰まってきたのだろう。
色々言っているうちに、何だか熱くなってきてしまった。
頭の中にあった言葉が、何の選択も整理もされずに、どんどん口から溢れだしてしまう。
トムさんもいつの間にか腕を解いてくれており、俺は勢いのまま、思っている事を吐き出した。
「確かにシルクは恋人でも愛人でもないです!シルクにとったら俺は主従関係の主かもしれない!でも俺にとったら!シルクは部下じゃない!!大事な仲間で!友人で!俺のかけがえの無い片腕なんだ!!俺がこいつの幸せを願って何が悪いっ?!」
うっかり大声でそう言い切った時、場が静まり返っている事に気づいた。
泣いていたシルクも、顔を上げて俺を見ている。
ヤバい、やってしまった……。
勢いに任せてペラペラと胸の内を明かしてしまい、俺はどうしていいのかわからなくて真っ赤になって立ち尽くした。
でももう、言ってしまったものは仕方がない。
ああ!そうだよ!悪いか?!
確にシルクに恋愛感情はない!!
だからって大事だと!こいつには幸せになって欲しいと願ったら駄目なのかよ?!
「あ、あるじ~~っっ!!」
沈黙を破ったのは、シルクの声だった。
そして美人台無しな汚い泣き顔で、俺に抱きついてきた。
あまりに勢いが凄くて、俺は後ろにいたトムさんと飛び込んできたシルクにプレスされる。
待ってくれ、苦しいからっ!!
「主~!主~っ!!バカぁ~っ!!大好きだ~っっ!!」
シルクは俺にしがみついてわんわん泣いた。
何かわからないけど、俺も少し泣けてきた。
恋じゃないけど愛じゃないけど、シルクが大事だ。
そう言えば、今まで一度もちゃんと伝えた事がなかったかもしれない。
俺がどれだけシルクを大事に思っているのかを。
押しかけ女房よろしく押しかけ従者になったシルクだけど、他の奴とは共にできない、必要ならいい事も悪い事も一緒に行う俺の片腕なんだ。
だからお前は地獄まで連れて行くんだ。
一蓮托生。
俺がコケたら、お前は道連れだ。
泣いてるシルクの頭を撫でながら、俺はそんな事を思って少し笑った。
「主~。」
「何だよ?」
シルクの中で、何が蟠りのようなものが無くなったようだった。
さっきまで泣いていたのに、笑って俺に話しかけてくる。
シルクはニッコリ笑って言った。
「もう一度言うよ?」
「何を??」
「ヤダよ、俺。一緒に行く。主がどこに行くにしたって、危険なら危険なだけ俺は主と行くよ?だって……俺は主を主に選んだんだ。俺の意思で選んだんだ。だから一緒に行く。いいよね?」
この流れで駄目って言える奴がいたら、俺は会ってみたい。
俺は頭を押さえて天を仰いだ。
「……話聞けよ~。頼みたい事があったのに~!」
「それは俺じゃなきゃ駄目なの?そうじゃないなら、他の人に頼んで。俺は主と一緒に行く。」
「……俺に選択権はないのかよ??」
「ないっ!!」
何か懐かしい会話だ。
だがこうなってしまったら、あの時同様、腹を括るしかない。
何があってもシルクを守ろう。
きっと俺にはそれができる筈だ。
「話はまとまったみたいだな、サーク?」
トムさんがニコニコと笑っている。
トムさんだけじゃない。
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マダムだけが面倒くさそうな顔で、いつものようにタバコを吹かしていた。
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