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第三章「砂漠の国編」
華と月
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ハーンの屋敷で、俺は思わぬ人影を見た。
一瞬ではあったがあれは王国の制服だ。
どこの部隊かとかは俺にはわからない。
「……………。」
何でこんなところに?
俺は小刀で指先を切った。
こぼれ落ちた血液は鼠の姿に変わり、ふわりと消えた。
「セックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたい。」
「うるせぇっ!!」
次の町まで行く途中、シルクはこの調子だ。
ちなみに俺に言っている訳ではない。
薬を飲んでいるとはいえ発情期中。
その上、俺が余計な事をしたせいで感情的に押さえが効かないらしく、とにかく声に出して発散したいだけらしい。
薬がか効かないのかと聞いたら、それはそれ、これはこれと言われた。
生体反応的に抑えられるのと、気分的なものはイコールではないようだ。
しかも心身ともに回復し始め元気になってはいるが、全体的なバランスが取れないらしい。
それにしたっていかんせんうるさい。
誰もいないからって、そんな事、言いまくるんじゃねぇ!!
「あ~もう!!セックスした~いっ!!」
「黙れ、コラっ!!性欲自慢してくんじゃねぇっ!!」
「オーナーに分けてあげたいっ!!」
「俺だって分けてもらいたいわっ!!」
何なんだこいつは!?
インキュバスか何かなのか!?
こんな事なら栄養不良のままにしておくんだった。
俺はもう何度目かになるため息をつく。
どうもシルクは色々な事が解放され、ランナーズハイのようになっているみたいだ。
体力の回復。
自信回復。
発情期の復活。
そして戦闘。
短期間に一気に全部が解放されたら、まぁハイにもなるのか……。
わからなくはない、わからなくはないのだけれども……。
「セックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたい。」
「あ~~っ!!うるせぇ~っ!!」
だからって、こんな迷惑な呪文を延々と呟かないで欲しい。
まさに発情期の猫だ。
「……お前、次の町で早々に問題起こしそうだな……。」
この調子のシルクを見ていると、今から想像して頭が痛い。
とはいえ戦闘もあったせいで、今日は町まで間に合いそうもない。
どこかで野宿しなければならないのだが…。
俺はちらりとシルクを見た。
こんな悶々とした奴と野宿すると考えると、ぞっとするしかなかった。
岩場の上で、俺は月を見上げていた。
砂漠の夜はとても静かだ。
砂が音を吸収してしまうからだと、誰かが言っていた。
その静けさが、とても心地いい。
俺は足を投げ出して夜空を仰いだ。
王国とは少し違う星並びが天空を覆っている。
「……オーナー、寝ないの?」
岩の下で丸まって寝ていたはずのシルクがよじ登ってきた。
「月が綺麗だから……。」
俺は答えになっているかわからない返事をする。
シルクがクスッと笑った。
「それって、俺に言ってたりする?」
一瞬、何を言われたのだろうと思った。
そして少し笑った。
そんな事をシルクが知ってるのは意外だったからだ。
俺は答えた。
「お前には言ってない。」
そう言われ、シルクは少しムッと顔を顰めた。
そして俺の前に来て、表情なく俺の顔を覗き込んだ。
俺はそれに対して何も言わない。
褐色の肌。
月明かりに映える白い髪。
綺麗に洗ってやったせいか、月明かりの下のその髪は、確かにシルクのようだ。
音のない空間。
シルクが覆い被さるように、しなやかに俺に近づいた。
俺は動かなかった。
切な気なシルクの双眸がゆっくりと顔に近づく。
その顔をじっとただ見ていた。
シルクの顔が息がかかるほど間近になり、やがて何もせずに離れた。
「……何で避けないの?しちゃうよ?」
「お前はしないさ。」
俺はそう返した。
不服そうにシルクが俺を睨む。
シルクはしない。
俺にはわかっていた。
少なくとも俺はそう、お前を信じれるから。
俺は少し笑ってシルクを見つめた。
シルクはただそれを見ていた。
「……あ~もうっ!!」
そう吐き捨てると、シルクは俺の横に移動すると、背を向けて丸まった。
本当に猫みたいだ。
ぷりぷり怒り出したのにひっついてくる。
なんか複雑だなぁと笑ってしまった。
そんな俺にシルクは不機嫌に言う。
「オーナー、狡い男って言われてるでしょ!?」
「は?言われたことないぞ?そんなこと!?」
「嘘。絶対、言われてる。知らないだけだと思う。」
「絶対、言われてないっ!!」
「知らぬは本人ばかりってね。」
「酷くない!?」
急にツンツンふて腐れるシルク。
ころころ気分が変わるシルクはやはり猫のようで、これまで真っ直ぐな犬系男子との縁が多かった俺は少し戸惑う。
怒っていてもくっついて離れないというのがまた、どう扱っていいのか困ってしまう。
「……恋人って、どんな人?」
こちらに背を向け丸まったまま、シルクがそう聞いた。
俺は少し考え、空を見た。
「……今みたいな人。」
「なにそれ?」
「こういう夜みたいな人。吸い込まれそうなくらい静かで、どこか悲しくて寂しくて、でも温かくて心地いい。ゆっくり眠れそうな綺麗な夜みたいな人だよ。」
「……ベタぼれじゃんかっ!!クソッ!隙あらばと思ったけどないじゃん!!」
シルクはさらにぷりぷり怒った。
何だかそれがおかしくて、ポンポンとその背中を撫でた。
それからまた空を見て考える。
俺の好きな人の事を。
「……でも、はじめからそうだった訳じゃないんだよな~。」
「そうなの?」
「うん。はじめは何となく印象に残る人で、何となく気になった人だった。そんなに会う人じゃなかったのに、何かたまに会いたくなって。でも見当たらない人でさ。なのに会うたびに少しずつ特別な気がして、だんだん静かにその人を好きになったんだ。」
「へ~?一目見て「この人だ!」ってなったのかと思ってた。」
「ああ!初恋の人はそんな感じだった。雷が落ちたかと思った!」
「え?!初恋は違う人なの!?オーナー、体の事もあって凄い鈍感だし、奥手そうだし、これまで聞いた感じから、てっきり恋人が初恋なのかと思ってた!!なんか意外!!」
「鈍感て……お前……。でも、俺も意外。お前の言う通り体の事もあってさ~。初恋も凄く驚いたけど、何より自分が誰かを好きになるとか思ってなかった。」
「……何で?」
「俺、性欲がないから恋とかよくわからなかったんだ。理屈はわかるよ?でも自分の身に起こる変化的なものがなかったから、知識として知ってるって感じだった。だから誰かを特別に意識した事がなかったし、特別な意識を向けられてもそれを理解することが出来なかったんだよ。」
「……オーナーの酷い男っぷりはそこからきてるんだね……。」
「いやだから酷くないから。理解してない分、何もしてないから。」
「……何もしないのも、酷い男だからね?」
「俺にどうしろと?そういう感覚がないのに?!」
「知らないっ。」
その会話は何かシルクの忌諱に触れてしまったようだった。
どこに不機嫌ポイントがあったのかよくわからないが、それまで機嫌よく喋っていたシルクは、またふて腐れてしまった。
ツンツンとしたオーラを背中から放ち、口を聞かない。
何だかな~。
シルクのコロコロ変わる機嫌に振り回されてる事が少しおかしくて笑ってしまう。
仕方ないなと俺はため息をついて、シルクの髪を撫でた。
シルクがどこまで本気だったのかはわからない。
でも俺の答えは変わらない。
その気持ちには応えられない。
だから代わりに言った。
「頼りにしてますよ、シルクさん。」
それが俺のシルクに対する偽りのない気持ち。
それが伝わったのかはわからないが、背を向けたシルクの耳がどこか赤くなった気がした。
そしてパシリと、撫でていた俺の手を弾いた。
「……オーナーのそう言う狡いところ、大嫌い。」
シルクはそう言ってかけていた布を頭から被ってしまった。
それでもお互いの体温がわかる位置からは離れようとはしない。
俺は、面と向かって大嫌いとか言われるのってなんか新鮮だな、と妙な事を思った。
一瞬ではあったがあれは王国の制服だ。
どこの部隊かとかは俺にはわからない。
「……………。」
何でこんなところに?
俺は小刀で指先を切った。
こぼれ落ちた血液は鼠の姿に変わり、ふわりと消えた。
「セックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたい。」
「うるせぇっ!!」
次の町まで行く途中、シルクはこの調子だ。
ちなみに俺に言っている訳ではない。
薬を飲んでいるとはいえ発情期中。
その上、俺が余計な事をしたせいで感情的に押さえが効かないらしく、とにかく声に出して発散したいだけらしい。
薬がか効かないのかと聞いたら、それはそれ、これはこれと言われた。
生体反応的に抑えられるのと、気分的なものはイコールではないようだ。
しかも心身ともに回復し始め元気になってはいるが、全体的なバランスが取れないらしい。
それにしたっていかんせんうるさい。
誰もいないからって、そんな事、言いまくるんじゃねぇ!!
「あ~もう!!セックスした~いっ!!」
「黙れ、コラっ!!性欲自慢してくんじゃねぇっ!!」
「オーナーに分けてあげたいっ!!」
「俺だって分けてもらいたいわっ!!」
何なんだこいつは!?
インキュバスか何かなのか!?
こんな事なら栄養不良のままにしておくんだった。
俺はもう何度目かになるため息をつく。
どうもシルクは色々な事が解放され、ランナーズハイのようになっているみたいだ。
体力の回復。
自信回復。
発情期の復活。
そして戦闘。
短期間に一気に全部が解放されたら、まぁハイにもなるのか……。
わからなくはない、わからなくはないのだけれども……。
「セックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたいセックスしたい。」
「あ~~っ!!うるせぇ~っ!!」
だからって、こんな迷惑な呪文を延々と呟かないで欲しい。
まさに発情期の猫だ。
「……お前、次の町で早々に問題起こしそうだな……。」
この調子のシルクを見ていると、今から想像して頭が痛い。
とはいえ戦闘もあったせいで、今日は町まで間に合いそうもない。
どこかで野宿しなければならないのだが…。
俺はちらりとシルクを見た。
こんな悶々とした奴と野宿すると考えると、ぞっとするしかなかった。
岩場の上で、俺は月を見上げていた。
砂漠の夜はとても静かだ。
砂が音を吸収してしまうからだと、誰かが言っていた。
その静けさが、とても心地いい。
俺は足を投げ出して夜空を仰いだ。
王国とは少し違う星並びが天空を覆っている。
「……オーナー、寝ないの?」
岩の下で丸まって寝ていたはずのシルクがよじ登ってきた。
「月が綺麗だから……。」
俺は答えになっているかわからない返事をする。
シルクがクスッと笑った。
「それって、俺に言ってたりする?」
一瞬、何を言われたのだろうと思った。
そして少し笑った。
そんな事をシルクが知ってるのは意外だったからだ。
俺は答えた。
「お前には言ってない。」
そう言われ、シルクは少しムッと顔を顰めた。
そして俺の前に来て、表情なく俺の顔を覗き込んだ。
俺はそれに対して何も言わない。
褐色の肌。
月明かりに映える白い髪。
綺麗に洗ってやったせいか、月明かりの下のその髪は、確かにシルクのようだ。
音のない空間。
シルクが覆い被さるように、しなやかに俺に近づいた。
俺は動かなかった。
切な気なシルクの双眸がゆっくりと顔に近づく。
その顔をじっとただ見ていた。
シルクの顔が息がかかるほど間近になり、やがて何もせずに離れた。
「……何で避けないの?しちゃうよ?」
「お前はしないさ。」
俺はそう返した。
不服そうにシルクが俺を睨む。
シルクはしない。
俺にはわかっていた。
少なくとも俺はそう、お前を信じれるから。
俺は少し笑ってシルクを見つめた。
シルクはただそれを見ていた。
「……あ~もうっ!!」
そう吐き捨てると、シルクは俺の横に移動すると、背を向けて丸まった。
本当に猫みたいだ。
ぷりぷり怒り出したのにひっついてくる。
なんか複雑だなぁと笑ってしまった。
そんな俺にシルクは不機嫌に言う。
「オーナー、狡い男って言われてるでしょ!?」
「は?言われたことないぞ?そんなこと!?」
「嘘。絶対、言われてる。知らないだけだと思う。」
「絶対、言われてないっ!!」
「知らぬは本人ばかりってね。」
「酷くない!?」
急にツンツンふて腐れるシルク。
ころころ気分が変わるシルクはやはり猫のようで、これまで真っ直ぐな犬系男子との縁が多かった俺は少し戸惑う。
怒っていてもくっついて離れないというのがまた、どう扱っていいのか困ってしまう。
「……恋人って、どんな人?」
こちらに背を向け丸まったまま、シルクがそう聞いた。
俺は少し考え、空を見た。
「……今みたいな人。」
「なにそれ?」
「こういう夜みたいな人。吸い込まれそうなくらい静かで、どこか悲しくて寂しくて、でも温かくて心地いい。ゆっくり眠れそうな綺麗な夜みたいな人だよ。」
「……ベタぼれじゃんかっ!!クソッ!隙あらばと思ったけどないじゃん!!」
シルクはさらにぷりぷり怒った。
何だかそれがおかしくて、ポンポンとその背中を撫でた。
それからまた空を見て考える。
俺の好きな人の事を。
「……でも、はじめからそうだった訳じゃないんだよな~。」
「そうなの?」
「うん。はじめは何となく印象に残る人で、何となく気になった人だった。そんなに会う人じゃなかったのに、何かたまに会いたくなって。でも見当たらない人でさ。なのに会うたびに少しずつ特別な気がして、だんだん静かにその人を好きになったんだ。」
「へ~?一目見て「この人だ!」ってなったのかと思ってた。」
「ああ!初恋の人はそんな感じだった。雷が落ちたかと思った!」
「え?!初恋は違う人なの!?オーナー、体の事もあって凄い鈍感だし、奥手そうだし、これまで聞いた感じから、てっきり恋人が初恋なのかと思ってた!!なんか意外!!」
「鈍感て……お前……。でも、俺も意外。お前の言う通り体の事もあってさ~。初恋も凄く驚いたけど、何より自分が誰かを好きになるとか思ってなかった。」
「……何で?」
「俺、性欲がないから恋とかよくわからなかったんだ。理屈はわかるよ?でも自分の身に起こる変化的なものがなかったから、知識として知ってるって感じだった。だから誰かを特別に意識した事がなかったし、特別な意識を向けられてもそれを理解することが出来なかったんだよ。」
「……オーナーの酷い男っぷりはそこからきてるんだね……。」
「いやだから酷くないから。理解してない分、何もしてないから。」
「……何もしないのも、酷い男だからね?」
「俺にどうしろと?そういう感覚がないのに?!」
「知らないっ。」
その会話は何かシルクの忌諱に触れてしまったようだった。
どこに不機嫌ポイントがあったのかよくわからないが、それまで機嫌よく喋っていたシルクは、またふて腐れてしまった。
ツンツンとしたオーラを背中から放ち、口を聞かない。
何だかな~。
シルクのコロコロ変わる機嫌に振り回されてる事が少しおかしくて笑ってしまう。
仕方ないなと俺はため息をついて、シルクの髪を撫でた。
シルクがどこまで本気だったのかはわからない。
でも俺の答えは変わらない。
その気持ちには応えられない。
だから代わりに言った。
「頼りにしてますよ、シルクさん。」
それが俺のシルクに対する偽りのない気持ち。
それが伝わったのかはわからないが、背を向けたシルクの耳がどこか赤くなった気がした。
そしてパシリと、撫でていた俺の手を弾いた。
「……オーナーのそう言う狡いところ、大嫌い。」
シルクはそう言ってかけていた布を頭から被ってしまった。
それでもお互いの体温がわかる位置からは離れようとはしない。
俺は、面と向かって大嫌いとか言われるのってなんか新鮮だな、と妙な事を思った。
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