11 / 99
第八章②「敵地潜入」
明日の支度は今日のうちに
しおりを挟む
突然のシルクの回復により、カジノ潜入調査計画は続行と言う事になった。
まぁVIPルームにまで入れたので、続投でありがたいと言えばありがたいが、本当に大丈夫なのか心配なところはある。
こいつはどこか、本当に俺の為ならどんな犠牲も厭わないような節があるからなぁ。
だがシルク本人が無理そうならちゃんと言うと約束してくれたので、ひとまずそれを信じようと思う。
そんな訳で、届いた貢物の開封の儀を執り行っているのだが……。
シルクがある箱を開けて無言になっている。
「どうしたんだ?シルク……ってっ!!おいっ!!」
シルクが開けて死んだ魚のような目をしていた箱の中身は……まぁ、あれだ……。
これでシルクも俺がギルからのカバンの中に例のブツを見つけた時の気持ちがわかっただろう……。
シルクはパタンと箱を閉めると、ポイッと後ろに投げ捨てた。
「誰から……?」
「エロじじい。」
「あ~。……元気だね、現役なのかな?」
「知らんっ!!あのジジイっ!あいつとどっこいどっこいの気色悪さだな?!」
元気になったシルクは、あの男の事を口にしても意外と平然としている。
何となく過去と現在の混乱は治まったようだ。
そして次の箱をビリビリと無造作に開けていく。
俺はシルクがひっちゃぶいた包装紙を集めてゴミ箱に入れた。
「あ……っ。」
急にそんな声を出す。
覗き込むと上品な感じのショールが入っていた。
「……彼かね?」
「うん、彼だね。」
箱の中のカードを手に取りシルクは笑った。
シルクの手元のカードを覗き込むと『君の声を保存しておけば良かった』と書いてあった。
「声を保存??どういう意味だ??」
「ん~?巡り巡ってつまるところ多分、俺を失って後悔してるって感じの意味だろうね。おっかし~の。」
「え??どういう事??」
「帰ったらウィルに『ピグマリオン』もしくは『マイ・フェア・レディ』ってどんな話って聞いてみてよ。そうしたらわかるよ。」
「あ、物語をなぞってるのか。」
「うん。俺が休むって言うから、昨日の事で辞めちゃうんじゃないかと思ったんだろうね、きっと。ふふっ、慌てちゃって可愛い~。」
「可愛いってお前……。」
シルクは上機嫌になって他の箱も開けた。
他の箱は、靴やスカーフ、髪留めなどの小物が多かった。
聞けばVIPルームにいたその他の人達からの様だった。
VIPに気を使われるとか凄いなお前。
花束等は他のファンからのようだ。
最後に一番大きな箱が残った。
シルクはその箱を前に、ちょっと複雑な顔をしている。
「……ヤバそうなのか?魔力探査するか?」
「ん~ん、大丈夫。ただ俺の思った人だった場合、受け取っていいのかなって思っただけ。」
「誰??」
「ゴードンさん。」
「あ~。」
確かに箱の大きさといい、高見えする包装といい、それっぽい気がする。
確かに受け取ったら受け取ったで面倒くさそうだな?
機嫌損ねたら、返せとか言われそうだし。
「どうする??」
「とりあえず開けるだけ開けるよ。誰からとかも書いてないし。」
シルクはそう言って丁寧に箱を開けた。
中は意外な事に思ったより品の良いものだった。
黒のスーツタイプの踊り子の衣装。
「え??これ、ゴードンから??」
シルクの踊りの特質をよく見た上で、考えぬいて選んだようなシックな感じの衣装だ。
これ、あの何となく粗雑なゴードンが選んだものだろうか??
俺にはわからなかった。
もらったプレゼントは相手が匿名を希望していなければ、一応誰からと言うメモがついている。
でもこの箱にはそれがなかった。
中にカードも入っていない。
誰からとわかるものは一切なかった。
「……うん、ゴードンさんだと思う。」
「どうして?」
「勘。そうとしか言えないけど、ゴードンさんだよ、贈り主。あえて名前を明かさなかったんだ。」
どうして、と言おうと思ったがやめた。
シルクには思う所があるのだろう。
俺は直接関わっていないから、その微妙な部分はわからない。
仮名の彼の事も、ゴードンの事も、シルクに任せるしかない。
あ、VIPなエロじじいの事もね。
「……わかった。お前に任せた部分だし俺は口を出さない。それよりカジノに行くなら、きちんと話しておかないとな。」
シルクは箱から衣装を取り出しながら、俺の顔を見た。
「何かの件だよね?」
「ああ。」
シルクはもらったものを使うものと使わないものに分けながら、散らばった箱を片付けていった。
使うものの方に黒の衣装もショールも入っている。
「むしろ俺が気になるのはそっちだよ。俺のジジイ問題より、そっちが大事でしょ?大丈夫なの?続けて??避けた方がいい相手なんじゃないの??」
避けた方がいい相手。
確かにそうかもしれない。
「正直わからない。とりあえず油断ならない相手なのは確かだな。」
「なら……。」
どんな相手でどんな目的かもわからないけれど、血の魔術の鼠を一撃で仕留めるような相手だ。
関わらないと言う選択肢もあると思う。
「だが特に危害を加えられた訳でもない。殺気がある訳でも、悪意がある訳でもない。」
「鼠が殺されたんでしょ??」
「シルクは自分を探っている気配があったらどうする??」
「う~ん、探し出して裏をかいてとっちめるかな??」
「……存外、容赦ないよな、お前。」
「それ程でも~。」
「褒めてないって!……でも、それと同じ反応だったんだと思うんだよ。何かが探ってる気配があったから攻撃した。俺達を標的に攻撃しようとした訳じゃないんだと思う。ただそれを攻撃したら俺達に反応があったから、向こうもびっくりしたんじゃないかな?」
「何で??」
「こっそり見てたんだよ、俺達の事。多分、気づかれてないと思ってたんじゃないかな?向こうは?」
「あ~、それで何かが探ってると思って攻撃したら、俺達が反応した。つまり気づかれてないと思ってたのに、自分が見ている事に俺達が気づいてるって向こうもわかったんだね。」
「そう。おそらくそんな状態なんじゃないかと思ってる。だから、逆にこれからどう出てくるのかが見たい。向こうがどう反応してくるかで対応を考えたい。もちろん危険だと思ったら、即時撤退も視野に入れる。」
「了解。とりあえず、ひとまず向こうの出方を確認しないと何とも言えないって事だね。」
「そういう事。だからお前も前より意識してて欲しい。向こうも慎重になって前より気づかれにくくしてくるかもしれないし、逆にわかっているならと、隙をついて何かして来るかもしれない。目的がわからないから、何をどうしてくるのかさっぱりだけど、とにかく一度様子を見たい。いいな?」
「わかった。」
シルクは納得したように頷いた。
俺達はその後もしばらく、これからの事についてや今わかっている事などについて話し合い、夕飯はルームサービスでパスタやガパオライスなどを頼んで、1日部屋から出ないでだらだらと過ごしたのだった。
まぁVIPルームにまで入れたので、続投でありがたいと言えばありがたいが、本当に大丈夫なのか心配なところはある。
こいつはどこか、本当に俺の為ならどんな犠牲も厭わないような節があるからなぁ。
だがシルク本人が無理そうならちゃんと言うと約束してくれたので、ひとまずそれを信じようと思う。
そんな訳で、届いた貢物の開封の儀を執り行っているのだが……。
シルクがある箱を開けて無言になっている。
「どうしたんだ?シルク……ってっ!!おいっ!!」
シルクが開けて死んだ魚のような目をしていた箱の中身は……まぁ、あれだ……。
これでシルクも俺がギルからのカバンの中に例のブツを見つけた時の気持ちがわかっただろう……。
シルクはパタンと箱を閉めると、ポイッと後ろに投げ捨てた。
「誰から……?」
「エロじじい。」
「あ~。……元気だね、現役なのかな?」
「知らんっ!!あのジジイっ!あいつとどっこいどっこいの気色悪さだな?!」
元気になったシルクは、あの男の事を口にしても意外と平然としている。
何となく過去と現在の混乱は治まったようだ。
そして次の箱をビリビリと無造作に開けていく。
俺はシルクがひっちゃぶいた包装紙を集めてゴミ箱に入れた。
「あ……っ。」
急にそんな声を出す。
覗き込むと上品な感じのショールが入っていた。
「……彼かね?」
「うん、彼だね。」
箱の中のカードを手に取りシルクは笑った。
シルクの手元のカードを覗き込むと『君の声を保存しておけば良かった』と書いてあった。
「声を保存??どういう意味だ??」
「ん~?巡り巡ってつまるところ多分、俺を失って後悔してるって感じの意味だろうね。おっかし~の。」
「え??どういう事??」
「帰ったらウィルに『ピグマリオン』もしくは『マイ・フェア・レディ』ってどんな話って聞いてみてよ。そうしたらわかるよ。」
「あ、物語をなぞってるのか。」
「うん。俺が休むって言うから、昨日の事で辞めちゃうんじゃないかと思ったんだろうね、きっと。ふふっ、慌てちゃって可愛い~。」
「可愛いってお前……。」
シルクは上機嫌になって他の箱も開けた。
他の箱は、靴やスカーフ、髪留めなどの小物が多かった。
聞けばVIPルームにいたその他の人達からの様だった。
VIPに気を使われるとか凄いなお前。
花束等は他のファンからのようだ。
最後に一番大きな箱が残った。
シルクはその箱を前に、ちょっと複雑な顔をしている。
「……ヤバそうなのか?魔力探査するか?」
「ん~ん、大丈夫。ただ俺の思った人だった場合、受け取っていいのかなって思っただけ。」
「誰??」
「ゴードンさん。」
「あ~。」
確かに箱の大きさといい、高見えする包装といい、それっぽい気がする。
確かに受け取ったら受け取ったで面倒くさそうだな?
機嫌損ねたら、返せとか言われそうだし。
「どうする??」
「とりあえず開けるだけ開けるよ。誰からとかも書いてないし。」
シルクはそう言って丁寧に箱を開けた。
中は意外な事に思ったより品の良いものだった。
黒のスーツタイプの踊り子の衣装。
「え??これ、ゴードンから??」
シルクの踊りの特質をよく見た上で、考えぬいて選んだようなシックな感じの衣装だ。
これ、あの何となく粗雑なゴードンが選んだものだろうか??
俺にはわからなかった。
もらったプレゼントは相手が匿名を希望していなければ、一応誰からと言うメモがついている。
でもこの箱にはそれがなかった。
中にカードも入っていない。
誰からとわかるものは一切なかった。
「……うん、ゴードンさんだと思う。」
「どうして?」
「勘。そうとしか言えないけど、ゴードンさんだよ、贈り主。あえて名前を明かさなかったんだ。」
どうして、と言おうと思ったがやめた。
シルクには思う所があるのだろう。
俺は直接関わっていないから、その微妙な部分はわからない。
仮名の彼の事も、ゴードンの事も、シルクに任せるしかない。
あ、VIPなエロじじいの事もね。
「……わかった。お前に任せた部分だし俺は口を出さない。それよりカジノに行くなら、きちんと話しておかないとな。」
シルクは箱から衣装を取り出しながら、俺の顔を見た。
「何かの件だよね?」
「ああ。」
シルクはもらったものを使うものと使わないものに分けながら、散らばった箱を片付けていった。
使うものの方に黒の衣装もショールも入っている。
「むしろ俺が気になるのはそっちだよ。俺のジジイ問題より、そっちが大事でしょ?大丈夫なの?続けて??避けた方がいい相手なんじゃないの??」
避けた方がいい相手。
確かにそうかもしれない。
「正直わからない。とりあえず油断ならない相手なのは確かだな。」
「なら……。」
どんな相手でどんな目的かもわからないけれど、血の魔術の鼠を一撃で仕留めるような相手だ。
関わらないと言う選択肢もあると思う。
「だが特に危害を加えられた訳でもない。殺気がある訳でも、悪意がある訳でもない。」
「鼠が殺されたんでしょ??」
「シルクは自分を探っている気配があったらどうする??」
「う~ん、探し出して裏をかいてとっちめるかな??」
「……存外、容赦ないよな、お前。」
「それ程でも~。」
「褒めてないって!……でも、それと同じ反応だったんだと思うんだよ。何かが探ってる気配があったから攻撃した。俺達を標的に攻撃しようとした訳じゃないんだと思う。ただそれを攻撃したら俺達に反応があったから、向こうもびっくりしたんじゃないかな?」
「何で??」
「こっそり見てたんだよ、俺達の事。多分、気づかれてないと思ってたんじゃないかな?向こうは?」
「あ~、それで何かが探ってると思って攻撃したら、俺達が反応した。つまり気づかれてないと思ってたのに、自分が見ている事に俺達が気づいてるって向こうもわかったんだね。」
「そう。おそらくそんな状態なんじゃないかと思ってる。だから、逆にこれからどう出てくるのかが見たい。向こうがどう反応してくるかで対応を考えたい。もちろん危険だと思ったら、即時撤退も視野に入れる。」
「了解。とりあえず、ひとまず向こうの出方を確認しないと何とも言えないって事だね。」
「そういう事。だからお前も前より意識してて欲しい。向こうも慎重になって前より気づかれにくくしてくるかもしれないし、逆にわかっているならと、隙をついて何かして来るかもしれない。目的がわからないから、何をどうしてくるのかさっぱりだけど、とにかく一度様子を見たい。いいな?」
「わかった。」
シルクは納得したように頷いた。
俺達はその後もしばらく、これからの事についてや今わかっている事などについて話し合い、夕飯はルームサービスでパスタやガパオライスなどを頼んで、1日部屋から出ないでだらだらと過ごしたのだった。
30
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる