常識が改変した村で、シスターソニアは

葉月猫斗

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第2話

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「私達の善を受け取ってください。私達も人からの厚意を受け取ります」

 悪魔が村の全てを変えてしまってからの初めてのミサは異様な雰囲気に包まれていた。祈る人々や敬うべき像の前で、司祭のフィルとシスターのソニアが激しいセックスをしているのだ。しかもこの状況を異常だと認識出来ているのはソニアだけで、他の誰もが当然のように受け入れている。

 「アンッ、やぁん!おにいさっ、ま、みんな見てます……ぅ!」

 恥ずかしいと顔を赤らめて止めるよう懇願するが、フィルは祈りの言葉を唱えながら腰を振るのを止めようとはしない。祭壇にしがみついているお陰で肝心な部分は隠せているが、背後から腰を掴まれて繋がっている状態なので村人達の様子がつぶさに見えてしまうのだ。
 
 皆が熱心に自分と司祭とのセックスを見詰めている状況は、ソニアの羞恥を大いに刺激し彼の陰茎を締め付ける。フィルも早々に達してしまわないよう我慢してより深くより鋭く分け入れようとする為、聖堂内には濃密な精の匂いが漂っていた。
 2人のセックスを見詰める村人達は皆股間を膨らませたり濡らしたりしながら、彼らのまぐわいをそれでも神聖で有難いものだと認識して祈っている。
 あらゆる欲に関する価値観が180度変わってしまった今では、祈りの言葉も原罪の許しを乞うものではなく、人間が行った善を神に捧げるような内容にとって代わっていた。
 更には人間の繁殖の手段に快楽という最大の慈悲を与えてくれた神に感謝する為、教会に属しているフィルとソニアがセックスを捧げる仕組みに改変されていた。

「あぁっ、もうダメぇ!」

 限界を迎えたソニアが達するが、フィルの剛直はまだ保っている。つまりはまだ終わってはくれないという事だ。少しだけ間を置いてまた律動が再開され、それに合わせて彼女の金髪もユラユラと揺れる。
 容易にセックス出来るようにと今までの修道服は取り上げられ、スカート部分は前後にスリットが腰まで入っている物の着用を強制された。上半身だって胸を取り出しやすい構造になっている。そんな卑猥な修道服を着用した上での公開セックスなのだから羞恥もひとしおだ。
 髪を隠す為の布も意味不明だと捨てられてしまった所為で、普段は晒さない見事な金の髪が陽の光を受けて煌めいている。彼女の容姿と相まって愛らしい天使のようだが、瞳に隠し切れない情欲を孕んで快楽に悶えている姿は天使に見せかけた淫猥な小悪魔にも見えていた。

 「ァあっ!またイっちゃう!イっちゃいますぅううっ!!」

 ソニアが2回目の限界を迎え、今回はフィルも抗わずに彼女の最奥に精液を注ぐ。最後の一滴まで注いでから陰茎を抜くと数拍遅れて膣に収まり切らなかった分の精液がゴポリと溢れ内股を伝い落ちた。その煽情的な様子は数日前まで性を知らなかったとは到底思えない。

 「あ……はぁ……はっ…………」

 絶頂でぼんやりとする彼女の耳にフィルがミサの終了を告げる声と村人達が退出する音が聞こえる。それと入れ替わりに悪魔が入ると彼と彼女の頭に付いている緑色の星形の飾りの中央部分を押した。
 押した所から数粒ツルリとした感触の指の先程の長さの物が出ると、悪魔はそのうちの1つを親指と人差し指で挟むと力を入れてパキリと割る。これが悪魔にとっての食事だそうだ。
 村の人間にはソニアを始めとして幼子を除いた全員に星形の飾りがくっついていた。これの正体については自らを「ペルシフェント」と自称する悪魔が来た日にソニアを捉えていた触手であり、人間を拘束する時以外にはこうして脳に寄生して快楽の脳波を吸い上げては粒状の物に封じているのだ。

「ふむ、脳波の味が向上したな。この調子でもっと性交したまえ」
「ありがとうございます」
 
 慇懃に礼をするフィルとは対照的にソニアは力の入らない目で悪魔を睨みつける。能力も人望もある彼があんな悪魔の支配下に置かれているのだと思うと悔しくて堪らない。
 せめてもの嫌がらせに触手を取ってやりたいが、触手は脳の深くに根付いていて無理に引っこ抜こうとすれば脳が崩れてしまう。その為忌々しくとも付けたままにせざるを得ないのだ。
 そのまま去り行く悪魔の背中を睨みつけているとフィルの「さて」という声がした。
 
「君はミサの最中『恥ずかしい』と口に出していたね?どうしてだい?」
「え……?」

 ソニアはキョトンとして彼と目を合わせる。恥ずかしいと思ったのは卑猥な服を着せられて大勢の人の前でセックスをさせられたからで、性を大っぴらにはしない倫理観が羞恥を引き起こしていたからだ。

「だってそれは……。沢山の人に繋がっているところを見られるのは恥ずかしくて……」
「何を恥ずかしい事がある。これは神聖な儀式なのに」

 何を言っているのか分からないと心底理解出来ない彼の顔に、倫理観を共有出来ないもどかしさがつのる。今まで考えずとも分かっていた事だからこそ、余計にどうやって言葉で説明すれば良いのか迷ってしまうのだ。

「……少し気晴らしに散歩しようか」

 押し黙る彼女にフィルはそれ以上言わずに散歩に誘う。ソニアは正直言って外に出る気も、かといって内に籠る気にもなれなかったが、彼の地遣いを無下にも出来ずただ黙って頷いた。
 
 外ではミサで昂った欲をぶつけるように村人達が思い思いの場所で繋がっていた。悪魔が来るまでは熱心に畑の世話をしていたのに、今の村はまるで聖書に書かれた裁きを受けた街のようだ。
 毎日セックスに耽っている所為でさぞや畑は荒れ放題……とはいかずにすこぶる元気に育っている。その理由は村人達の代わりに野良仕事をしている奇怪な形をした独りでに動く金属である。悪魔達は「ロボット」と呼んでいた。
 ロボットは人間よりも機敏に働き、畑だけでなく裁縫や調理などの生活に必要な労働を一手に引き受けている。毎日肉や魚などを使った贅沢な食事が並び、しかも美味しいときた。美味しい食事による快楽も彼等の食料の対象なのだそうだ。
 夢のようではあるがこれは実質家畜だ。生活を保障する代わりに快楽を搾り取る家畜扱いをされているのだ自分達は。
 勤勉と清貧が美徳だというのにこのままでは堕落しきってしまう。何とかせねばと反発したがその時の悪魔の言葉は今でも記憶に残っている。

『物は言いようだな。それが美徳だと広めれば為政者達は容易く君達のような被支配者階級の人間を酷使出来る。生活が貧しくとも不満の声を一切挙げず、まさに君達は昔からずっと為政者の家畜だったのだな』

 為政者の家畜という言葉は衝撃だったが否定は出来なかった。神の教えを利用しようとしている人間が少なからず居る事は免罪符があった歴史が証明している。
 税は重く村人達は働いても働いても暮らしは良くならない。もし領主やその上が自分達の暮らしを疑問に思わせないよう神の教えを利用しているのだとしたら、確かに自分達はそれを見抜けず上の人の言う通りにしている家畜なのかもしれない。
 
(だとしたら私の役割は……やっている事は……)
「……ニア?ソニア、どうしたんだい?」
 
 自分の在り方を悶々と悩んでいると先程からフィルに声を掛けられていた事に気付き慌てて顔を上げる。
 
「なっ何でもないです。少し考え事をしていただけで……」
「そうかい?良かったよ。今から彼等が貫通の儀式を行うみたいだよ」

 聞き慣れない用語に首を傾げると、2人の男女を中心として村人達が輪になって地面に座っていた。中心に居る10代中頃の少女は嬉しそうに笑うと自然な様子で服を脱ぎだす。
 息を飲むソニアを尻目に少女は最後の1枚まで脱ぐと一糸纏わぬ状態になる。男も下穿きを脱いで股間を晒すと2人はキスをしながら互いの身体をまさぐり始めた。
 周りの村人達は寝転んだり座ったりと、2人の動きを面白い余興のように眺めていて止める様子も無い。少女に似た顔の母親らしき女性が「頑張って」と少女に声援さえ送っている。
 男は見物人が見やすいよう少女の背後から未だ成長途中の胸の片方を優しく揉みしだきながら、もう片方の胸の天辺に舌を這わせる。

「はぁ……はぁ、ぁん……」

 少女の頬が紅潮しモジモジと両脚を擦り合わる。男はそれを感じ取ると脚の付け根の毛がまだ生え揃っていない場所へ手を添わせて小刻みに動かしていく。

「ぁぁ……そこきもちぃ……」 

 やがて付け根からクチュクチュと水音が漏れ出し、少女の息が熱くなるにつれて周囲の淫猥な空気がより濃くなる。
 本当は止めなくてはいけなかった。10代の中頃と言えば結婚適齢期だ。しかしその身体は見ればまだまだ成熟しきっておらず、親子ほど年の離れた大の男が犯すなんてあってはならない事である。それもこんな囚人観衆の前で。
 だけど止めようとしたところで自分が異端扱いされるのは分かりきっていた。村の人達は優しいが旅人なら兎も角として異端に向ける目は存外冷たい。
 
 自分が幼い頃、慣れ親しんだ教えとは違う教えを信仰する移民がこの村に数日だけ滞在した事があった。直ぐに出て行くと言う移民の家族に育ての両親は教会に泊めていたが、村人達は彼等と話をする事もなければ目を合わせる事もしなかった。彼等は移民達を居ない者として扱ったのだ。
 もし悪目立ちすれば次第に白い目で見られ、やがてあの移民の家族と同じように居ない者として扱われるのだろう。そうしたらこの村では生きてはいけない。
 
 そう思うと怖くてどうしても身が竦んでしまった。自分は弱い人間だ、同時に罪深くもある。何故なら自分はこの悍ましい筈の光景を見て興奮してしまっているからだ。
 2人の行為の続きを期待しているもう1人の自分がずっと囁くのだ。「恐怖で動けないと言い訳すれば良い」と。
 ソニアは媚薬など投与されていないにも関わらず下腹が疼いているのを自覚していた。普段は優しくて紳士的なフィルが乱暴に腰を掴んで自分を揺らし、彼の陰茎が肉壁を時には軽く叩き、時には抉る程強く抽送する記憶が思い起こされてしまうのだ。
 振り払おうにも無駄な努力をと潮笑うように卑猥な記憶はこびりついて離れようとしない。

 いつの間にか男の指は少女の膣の中に入り、繊細に大胆に彼女のナカを犯していく。
 
「どうしよう、きもちイイ。お母さんきもちぃいよぉ……」

 少女が母親に助けを求めるように譫言を呟くが、母親の方は「大丈夫よ。どんどん気持ち良くなりなさい」と穏やかな声で宥めるだけだ。
 男が少女の膣から指を引き抜くと親指と人差し指を付けては離してを繰り返し、透明な液が糸を引く様子を観衆に見せつける。周囲からは「おぉっ」とどよめきが上がり、「しっかり濡れてるな」「これなら立派にやり遂げられそうだ」などの感想を言い合う声がした。
 男は地面に胡坐をかいて座ると少女が男の脚を跨ぐような位置に移動する。そのままゆっくりと腰を下ろすと少女の膣と男の陰茎がヒタリと付く。男が挿入しやすいよう自分の陰茎を支えると、少女はグッと腰を落としてとうとう2人は繋がった。
 
「あぁああん!おチンポ大きい!」

 少女はガクガクと身体を揺らして陰茎の太さに感じ入る。男は少女を宥めるように腰を動かさずに胸を揉んで深いキスをする。
 少女の小さな舌と男の厚みのある舌が絡まり合い、時にはお互いの舌を舐め合う。少女は途切れ途切れに喘ぎながらもウットリとキスに酔いしれるうちに、落ち着いたのか挿入した時の痙攣も無くなった。
 少女の身体が馴染んだのを確認した男がゆっくりと腰を前後に動かし始める。
 
「どう?気持ち良いかな?」
「うん……きもちいい……。もっとほしい……」
「じゃあこれはどうかな?」

 そう言うと男は前後に動かしていた腰を今度は上下に揺らす。少女の膨らみ切っていない胸が揺れる光景は彼女自身のあどけなさも相まってとても怪しげであった。

「あっ!あんっ!は、げし!こわれちゃうっ!」
「じゃあやめる?」
「やめないで!きもちぃいのやめないで!」

 少女は髪を振り乱しながら男の律動に合わせて身体をくねらせる。
 小さな村だ。ソニアは少女の事を彼女が小さい頃からよく知っている。花が好きで、詰んで来た花をよく教会にお裾分けしてくれていた。
 そんな少女が男の剛直に貫かれる喜びを叫ぶ様は淫乱な娼婦のようで、彼女との思い出がガラガラと崩れ落ちていくような気がした。

「はぁっ、はっ!そろそろイくよ……っ」
「ああんっ!だして!いっぱいだしてぇ!……っ……きゃぁああん!」
 
 少女が甲高い声を挙げながら絶頂し、男は少女を後ろから抱き締めながら精を彼女のナカに注ぐ。最後に数回抽送して精液を奥の方へと押し込むとゆっくりと陰茎を引き抜いた。
 支えを失った少女は絶頂の余韻で起き上がれず地べたに寝そべってしまう。それでも恍惚と幸せそうに微笑んでいた。
 そんな彼女に母親らしき女性が歩み寄ってゆっくりと起き上がらせて優しく抱き締める。
 
「立派に処女の殻を破れたわね、おめでとう。これで大人の女性の仲間入りね」

 そう言って頭を撫でる母親に少女は誇らしげな顔を向ける。ソニアは母親の言葉でフィルの言っていた貫通の儀式の意味を漸く悟った。今までの一連の流れは処女を喪失させる為の儀式だったのだ。
 悪魔が来るまで清らかな証であった処女は今では大人の女性になる為には破らなくてはならないものになってしまったのだ。
 周囲の人間は男を覚えた少女の健闘を讃え、お祝いだと次々と脱ぎだして近くに居る人と乱交を始める。殆ど狂気の世界だ。

「ひゃん!」
 
 突然スカートの後ろを捲られ尻に不埒な手が撫でまわす感触がした。驚いて後ろを振り向けば欲に染まった目をしたフィルが、尻に添えていた手をおもむろに膣へと回す。

「フフ、君のココも濡れているよ?」

 目の前で行われた儀式に興奮してしまっていたソニアの膣はいつでも男を受け入れられるほど湿っていた。フィルの悪戯な指が膣の入り口をなぞり、開きかけていた花びらを擽る。

「さあ僕達も祝おうよ」

 良心の呵責に苛まれながらも彼から求められる喜びに抗えず、結局誘惑に負けた彼女は地面へと押し倒された。
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