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第一話シンデレラ、前世を思い出しました
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ふわふわと飛んでいる意識が、スッと落ち着いたような感じがしたと思うと、頭上で何か言い争っているような声が聞こえてきた。
「おい、本当にエラは無事なんだろうな!」
「ちょ、兄さん落ち着いて。昨日高かった熱も無事下がったんだから」
む?この子とは私のことか?でも我が家にはこんなイケメンの声の男なんて居ないぞ?
しかも、木から落ちて無事だったのか、私。ということは・・・今の状態はどんな状態なんだっ!
心なしか体が熱いし、意識もふわふわしている。
風邪にかかった時によく似た感じだ。
うん、体は動かせるな。・・・なんかミシミシ関節がなってる気がするけど・・・。
取りあえず周りの状況を見てみようと目を開けると、最初に飛び込んで来たのは絢爛豪華けんらんごうかな天井だった。
・・・・・・。え?ナンデスカ、これは。
ワタシの家は築5年デスケド、こんなに輝きを放つ白い石では出来てはおりません。日本の心、木造建築でゴザイマス。
思考停止。
はっと思考が戻り、再びあわあわと混乱しているとさっき言い争っていた2人の男の内1人が私が目を覚ましたことに気がついたようだった。
「エラが目を覚ましたようだ!おい、マーガレットを呼んでこい!エラが目を覚ましたと伝えてくれ。早くしろ!」
「わかった、わかったから兄さん、大声出さないで。エラちゃんは病み上がりなんだから。」
「うっ。わかったよ!ほら、さっさと行け!」
「はいはーい」
首は痛くて動かせなかったから、音を聞いていると、どうやら男の一人はマーガレットという人を呼びに行くらしい。
兄さん、と言っていたから、2人は兄弟なのか?と思っていると、残った1人が近づいて来て、私のすぐそばに来た。
「エラ、大丈夫?」
むむむ、顔が見えないっ。
どうにか顔を見ようとして、体を動かしていると、男が私の顔が見たいという考えを感じとってくれたのか、「首が痛いの?エラ。パパが移動してあげるから、そのままでいいよ。」と言ってくれた。が、パパ、今お主、パパと言ったのか!え?私のお父さんはパパとか自分で言ったりしない人だよっ!
さらに混乱する中、「これで見える?」と私の目に飛びこんで来たのは金髪碧眼の正統派イケメンでした。はい。
あ、このひと私のおとーさんじゃない。しらないおじさんだあ。
おまわりさーん!知らない人がいるよー。たすけてー。
・・・今思いっきり思考が幼児化していた・・・恐ろしいおじさんっ!!
いや、おじさんと言うほど年よりにも見えないけどね。
でもさっきこの人私に向かって、パパ発言してたよな。
つまりこの人が私のお父さん?
冗談も休み休み言えっ!!
私のお父さんは黒髪黒目で腹が出てて、こんなにイケメンじゃなかったっ!
だけど、認めざるおえない・・・この状況は異世界転生なるものでは・・・。
しかし、混乱した私の思考はイケメンによってまたしても途切れてしまった。
「どうしたの?エラ。まだ調子悪い?もうすぐママが来るからね」
このイケメンパパのお次はママですかっ!
いや、気になるけどさ、気になるけども・・・このパパにしてこのママありとかは無いよねえ・・・。
「ヘンリー、エラちゃんが目を覚ましたと言うのは本当!?ママよ!!わかる!?」
・・・お母さん、お前もか。
あと、お父さんの名前、ヘンリーなんだ。
初めて知ったよ。
そして、ぐわんぐわん肩を揺すぶられそうになったのをお父さんが止めてくれたものの・・・
私の今世の母親は銀髪紫目、スタイルよし、超がつくほどの美人ちゃんでした。
少しカオスな空間を和らげるように、栗髪碧眼の雰囲気が柔らかい男の人が入ってきた。
「義姉ねえさん、落ち着いて、落ち着いて。エラが目を覚ましたのが嬉しいのは分かるけど、安静にしておかなきゃ。兄さんも、義姉さんを落ち着かせてあげて。エラちゃん、気分はどう?ヘンな所、無い?」
誰だこの人。
いや、私にはわかる、わかってしまう・・・私の母親であろうマーガレットを義姉、父親を兄さんと呼ぶこのワンコ系イケメンは・・・私の叔父かっ!!
そんな理解不能な事態が重なると、人間は一種の防衛本能が目を覚ますということを私は今日知った。
そう、人間は外敵に会い、勝てないと確信したときは意識を手放すのです。
つまり、気絶するということ。
強制的に薄れていく意識のなかで私が聞いた言葉は、「エラー!!大丈夫かあ!!」「エラちゃーん!!」「兄さん義姉さん、落ち着いて-!」でした。
前世の死に際といい、私は危機に面したら、ポンコツになるのかよ。
「おい、本当にエラは無事なんだろうな!」
「ちょ、兄さん落ち着いて。昨日高かった熱も無事下がったんだから」
む?この子とは私のことか?でも我が家にはこんなイケメンの声の男なんて居ないぞ?
しかも、木から落ちて無事だったのか、私。ということは・・・今の状態はどんな状態なんだっ!
心なしか体が熱いし、意識もふわふわしている。
風邪にかかった時によく似た感じだ。
うん、体は動かせるな。・・・なんかミシミシ関節がなってる気がするけど・・・。
取りあえず周りの状況を見てみようと目を開けると、最初に飛び込んで来たのは絢爛豪華けんらんごうかな天井だった。
・・・・・・。え?ナンデスカ、これは。
ワタシの家は築5年デスケド、こんなに輝きを放つ白い石では出来てはおりません。日本の心、木造建築でゴザイマス。
思考停止。
はっと思考が戻り、再びあわあわと混乱しているとさっき言い争っていた2人の男の内1人が私が目を覚ましたことに気がついたようだった。
「エラが目を覚ましたようだ!おい、マーガレットを呼んでこい!エラが目を覚ましたと伝えてくれ。早くしろ!」
「わかった、わかったから兄さん、大声出さないで。エラちゃんは病み上がりなんだから。」
「うっ。わかったよ!ほら、さっさと行け!」
「はいはーい」
首は痛くて動かせなかったから、音を聞いていると、どうやら男の一人はマーガレットという人を呼びに行くらしい。
兄さん、と言っていたから、2人は兄弟なのか?と思っていると、残った1人が近づいて来て、私のすぐそばに来た。
「エラ、大丈夫?」
むむむ、顔が見えないっ。
どうにか顔を見ようとして、体を動かしていると、男が私の顔が見たいという考えを感じとってくれたのか、「首が痛いの?エラ。パパが移動してあげるから、そのままでいいよ。」と言ってくれた。が、パパ、今お主、パパと言ったのか!え?私のお父さんはパパとか自分で言ったりしない人だよっ!
さらに混乱する中、「これで見える?」と私の目に飛びこんで来たのは金髪碧眼の正統派イケメンでした。はい。
あ、このひと私のおとーさんじゃない。しらないおじさんだあ。
おまわりさーん!知らない人がいるよー。たすけてー。
・・・今思いっきり思考が幼児化していた・・・恐ろしいおじさんっ!!
いや、おじさんと言うほど年よりにも見えないけどね。
でもさっきこの人私に向かって、パパ発言してたよな。
つまりこの人が私のお父さん?
冗談も休み休み言えっ!!
私のお父さんは黒髪黒目で腹が出てて、こんなにイケメンじゃなかったっ!
だけど、認めざるおえない・・・この状況は異世界転生なるものでは・・・。
しかし、混乱した私の思考はイケメンによってまたしても途切れてしまった。
「どうしたの?エラ。まだ調子悪い?もうすぐママが来るからね」
このイケメンパパのお次はママですかっ!
いや、気になるけどさ、気になるけども・・・このパパにしてこのママありとかは無いよねえ・・・。
「ヘンリー、エラちゃんが目を覚ましたと言うのは本当!?ママよ!!わかる!?」
・・・お母さん、お前もか。
あと、お父さんの名前、ヘンリーなんだ。
初めて知ったよ。
そして、ぐわんぐわん肩を揺すぶられそうになったのをお父さんが止めてくれたものの・・・
私の今世の母親は銀髪紫目、スタイルよし、超がつくほどの美人ちゃんでした。
少しカオスな空間を和らげるように、栗髪碧眼の雰囲気が柔らかい男の人が入ってきた。
「義姉ねえさん、落ち着いて、落ち着いて。エラが目を覚ましたのが嬉しいのは分かるけど、安静にしておかなきゃ。兄さんも、義姉さんを落ち着かせてあげて。エラちゃん、気分はどう?ヘンな所、無い?」
誰だこの人。
いや、私にはわかる、わかってしまう・・・私の母親であろうマーガレットを義姉、父親を兄さんと呼ぶこのワンコ系イケメンは・・・私の叔父かっ!!
そんな理解不能な事態が重なると、人間は一種の防衛本能が目を覚ますということを私は今日知った。
そう、人間は外敵に会い、勝てないと確信したときは意識を手放すのです。
つまり、気絶するということ。
強制的に薄れていく意識のなかで私が聞いた言葉は、「エラー!!大丈夫かあ!!」「エラちゃーん!!」「兄さん義姉さん、落ち着いて-!」でした。
前世の死に際といい、私は危機に面したら、ポンコツになるのかよ。
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