2 / 2
1章
状況を理解したので助けてください
しおりを挟む
僕の名前はハヤト!貧乏村に住んでる貧乏少年だよっ!!
今やってることはね‥、僕の置かれている状況を説明してくれる人募集シテイルノダヨ。
簡単にまとめるとしよう、
その一、なぜかお祭りに行って遊んでたら王宮に連れてこられた。
その二、オウサマに会った。
その三、勇者だとか言われた。
その四、案内してもらった部屋に男がいる。
その五、美形の男がいる。
その六、美形の男がいる。
‥‥‥‥‥。
完璧にお手上げ。
いや、なんで美形の男が居るの?
そんなキラキラした目してもだめだからね!
「どうしよ‥。」
「どうなされましたか!ハヤト様!!」
「僕の名前知ってるの?」
「もちろんでございます!!その猛々しい痣!!勇者の証!!そして凜々しいお姿!神々しゅうございます!!我が一生でお会いできたのはまさにキセキ!!その御髪も艶やかっ!!まさに女神の最高傑作!!!!」
うん、このヒトヤバイ。
勇者フィルターが何重にも張り巡らされてッ‥‥
うっ。そんなに半径1メートル以内に入ってくるなっ。美形オーラで死んでしまうっ
ああ、サヨナラ僕の気迫‥もっ、もとからないってゆうな!!
あれ?まず最初に聞くべきことを忘れてるような‥。
「ゴホン、まず君は誰?なんで僕の部屋にいるんだい?」
「はっ。申し訳ありません!!なんてこと、挨拶を忘れるなど、王国専属騎士としての恥!!責任をとらせていただきます!!ハヤト様に最期に会えてこの私、ヘンチェル・ド・モーガン感激の極みでございます!!それではいますぐ自害を!!」
「いやいや、やめっててば!!ふぎゃ~~ッ誰かこの意味不明行動とろうとしてる人どうにかして!!」
剣抜こうとしないで!剣を首に押し当てないで!最期にうるっとこっち見ないで!!
***
「いや、申し訳ない。改めて、私の名前はヘンチェル・ド・モーガンと申します。ヘルツ王国専属騎士として働かせてもらっております。この度は、王よりハヤト様の護衛として魔王討伐隊に加えてもらうことになりました。よろしくお願いします。」
「うん、ヨロシク‥」
何この人。挨拶を忘れただけで死ぬって騒ぐなんて‥。土下座したらやめてくれたけどさ‥。
うん、意味不明行動の美形コワイ。お母さんタスケテ。僕このヒトと一緒に活動できる気がしない。
「とりあえず、今日はゆっくりしていいってことかな?」
「はい、ハヤト様にはごゆるりと心体をお休めてくれ、と国王からの言付けでございます。」
よっしゃあああああ!!
「じゃあ、今日は一人にしてくれる?ゆっくりしたいんだ。」
「わかりました。では、お部屋の鍵は開けておりますが、王宮と通路でつながっておりますので、あまりお一人で
歩くのはひかえた方がよろしいかと‥。」
「わかったよ。」
「それでは、失礼いたしました。」
ふう、やっと行ってくれたか。
どうやら僕はあまり美形と一緒にいるといけないらしい。
さっきから急な動悸、めまい、吐き気が‥って、まあ、冗談だけどさ。
でも、なあ、‥‥‥‥‥。
はっ 僕がココに連れてこられた理由聞いてないっ。
あ~~ちょっと待って~~。
騎士よっ戻ってこいいーー
今やってることはね‥、僕の置かれている状況を説明してくれる人募集シテイルノダヨ。
簡単にまとめるとしよう、
その一、なぜかお祭りに行って遊んでたら王宮に連れてこられた。
その二、オウサマに会った。
その三、勇者だとか言われた。
その四、案内してもらった部屋に男がいる。
その五、美形の男がいる。
その六、美形の男がいる。
‥‥‥‥‥。
完璧にお手上げ。
いや、なんで美形の男が居るの?
そんなキラキラした目してもだめだからね!
「どうしよ‥。」
「どうなされましたか!ハヤト様!!」
「僕の名前知ってるの?」
「もちろんでございます!!その猛々しい痣!!勇者の証!!そして凜々しいお姿!神々しゅうございます!!我が一生でお会いできたのはまさにキセキ!!その御髪も艶やかっ!!まさに女神の最高傑作!!!!」
うん、このヒトヤバイ。
勇者フィルターが何重にも張り巡らされてッ‥‥
うっ。そんなに半径1メートル以内に入ってくるなっ。美形オーラで死んでしまうっ
ああ、サヨナラ僕の気迫‥もっ、もとからないってゆうな!!
あれ?まず最初に聞くべきことを忘れてるような‥。
「ゴホン、まず君は誰?なんで僕の部屋にいるんだい?」
「はっ。申し訳ありません!!なんてこと、挨拶を忘れるなど、王国専属騎士としての恥!!責任をとらせていただきます!!ハヤト様に最期に会えてこの私、ヘンチェル・ド・モーガン感激の極みでございます!!それではいますぐ自害を!!」
「いやいや、やめっててば!!ふぎゃ~~ッ誰かこの意味不明行動とろうとしてる人どうにかして!!」
剣抜こうとしないで!剣を首に押し当てないで!最期にうるっとこっち見ないで!!
***
「いや、申し訳ない。改めて、私の名前はヘンチェル・ド・モーガンと申します。ヘルツ王国専属騎士として働かせてもらっております。この度は、王よりハヤト様の護衛として魔王討伐隊に加えてもらうことになりました。よろしくお願いします。」
「うん、ヨロシク‥」
何この人。挨拶を忘れただけで死ぬって騒ぐなんて‥。土下座したらやめてくれたけどさ‥。
うん、意味不明行動の美形コワイ。お母さんタスケテ。僕このヒトと一緒に活動できる気がしない。
「とりあえず、今日はゆっくりしていいってことかな?」
「はい、ハヤト様にはごゆるりと心体をお休めてくれ、と国王からの言付けでございます。」
よっしゃあああああ!!
「じゃあ、今日は一人にしてくれる?ゆっくりしたいんだ。」
「わかりました。では、お部屋の鍵は開けておりますが、王宮と通路でつながっておりますので、あまりお一人で
歩くのはひかえた方がよろしいかと‥。」
「わかったよ。」
「それでは、失礼いたしました。」
ふう、やっと行ってくれたか。
どうやら僕はあまり美形と一緒にいるといけないらしい。
さっきから急な動悸、めまい、吐き気が‥って、まあ、冗談だけどさ。
でも、なあ、‥‥‥‥‥。
はっ 僕がココに連れてこられた理由聞いてないっ。
あ~~ちょっと待って~~。
騎士よっ戻ってこいいーー
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる