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二十一話 復活巨大イベント
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ピンポンパンポン――
『これより復活巨大イベントを行います。参加するプレイヤーの皆さまは広場へお集り下さい。一人でも多くのご参加をお待ちしております』
大都市に響き渡るアナウンス。辺りが騒がしい。
イベントか……。なんだかんだ言って色々あったし、ちゃんとしたイベントってこれが初めてかもしれない。
俺はメルティとキャシー、グレッツと合流し噴水広場へ赴いた。
――そして広場にて。
『お集りの皆さま、これより復活巨大イベントのご説明を行います。
ルール1、プレイヤーの皆さまには、プレイヤー同士の戦いを行ってもらいます。
ルール2、戦いのフィールドはこのゲーム内の全てのエリアです。
ルール3、プレイヤーはパーティーを組んで戦うことを許可します。尚、パーティーは四人までとします。
ルール4、討伐されたプレイヤーは強制ログアウトし、以後二十四時間はログイン不能になります。
ルール5、プレイヤーを一人討伐するとポイントが付与されます。尚、そのポイントは討伐したプレイヤーの強さに影響します。
ルール6、イベント終了後、所持していたポイントによって順位が決定されます。
ルール7、イベント終了後、順位により報酬が与えられます。
皆さまのご参加をお待ちしております。参加をご希望のプレイヤーは、只今お送りしましたメールに参加をご希望という旨を記載して返信下さい。
それでは――ご武運を』
アナウンスはプツッと切れると同時に、広場にいたプレイヤー全員のメールが一斉に鳴った。
確認すると――
『復活巨大イベントに参加しますか? ――参加する・参加しない(途中参加は認められません)』
もちろん俺は参加すると返信した。
イベント報酬はまだ提示されていないが、初めてのイベントもあって結構期待している。
初めてのイベントが、プレイヤー同士の討伐ゲームだなんてちょっと予想外だが、やるからには全力でやらせてもらう。
そういやパーティーを組んでもいいって言ってたよな……メルティたちのパーティーは……確かあの男がいたよな。
どうしようか……とりあえず宿屋に行ってメルティたちに聞いてみよう。パーティーを組まないとしても、一緒にどう切り抜けるかを考えるくらい……いいよな。
「よし、みんなでイベントの作戦会議だ!」
――宿屋にて。
「よかったらフライも私たちのパーティーに入る?」
「でも、もう定員オーバーじゃ……」
そう思い聞いては見るが、よく見るとあの男の姿がない。
「あれ、そういえばあの人は?」
俺は恐る恐る聞いてみた。あの人はちょっと苦手だから、いないほうが好都合なんだけど……。
「あの人ならぁ……別のパーティーに行ったよぉ」
キャシーが笑顔でそう言うとグレッツは鼻を鳴らした。
「元のパーティーメンバーと喧嘩していたらしく、もう仲直りしたから戻ると言っていたぞ」
「なんだよそれ……」
あの男のことだから陽気な感じでサラーっといなくなったんだろうな。まぁ俺としてはパーティーに空きが出来て嬉しい限りだけど。
「フライもキャシーたちとイベントのパーティー組もうよ!」
「俺は構わないぞ」
「フライが仲間になってくれると心強いわ」
それは願ってもないお誘いだった。俺は二つ返事で了承した。
正直、あの男のこともあるしパーティーに入れてもらえるか不安だったからな。内心ホッとしている自分がいた。
よし、これでパーティーも揃ったし、イベントの準備は万端だな。
ピ――ッ!
大きなホイッスルがゲーム全体に響き渡った。
『これよりイベントを開始します。プレイヤーの皆さま、存分に楽しんで下さい』
『これより復活巨大イベントを行います。参加するプレイヤーの皆さまは広場へお集り下さい。一人でも多くのご参加をお待ちしております』
大都市に響き渡るアナウンス。辺りが騒がしい。
イベントか……。なんだかんだ言って色々あったし、ちゃんとしたイベントってこれが初めてかもしれない。
俺はメルティとキャシー、グレッツと合流し噴水広場へ赴いた。
――そして広場にて。
『お集りの皆さま、これより復活巨大イベントのご説明を行います。
ルール1、プレイヤーの皆さまには、プレイヤー同士の戦いを行ってもらいます。
ルール2、戦いのフィールドはこのゲーム内の全てのエリアです。
ルール3、プレイヤーはパーティーを組んで戦うことを許可します。尚、パーティーは四人までとします。
ルール4、討伐されたプレイヤーは強制ログアウトし、以後二十四時間はログイン不能になります。
ルール5、プレイヤーを一人討伐するとポイントが付与されます。尚、そのポイントは討伐したプレイヤーの強さに影響します。
ルール6、イベント終了後、所持していたポイントによって順位が決定されます。
ルール7、イベント終了後、順位により報酬が与えられます。
皆さまのご参加をお待ちしております。参加をご希望のプレイヤーは、只今お送りしましたメールに参加をご希望という旨を記載して返信下さい。
それでは――ご武運を』
アナウンスはプツッと切れると同時に、広場にいたプレイヤー全員のメールが一斉に鳴った。
確認すると――
『復活巨大イベントに参加しますか? ――参加する・参加しない(途中参加は認められません)』
もちろん俺は参加すると返信した。
イベント報酬はまだ提示されていないが、初めてのイベントもあって結構期待している。
初めてのイベントが、プレイヤー同士の討伐ゲームだなんてちょっと予想外だが、やるからには全力でやらせてもらう。
そういやパーティーを組んでもいいって言ってたよな……メルティたちのパーティーは……確かあの男がいたよな。
どうしようか……とりあえず宿屋に行ってメルティたちに聞いてみよう。パーティーを組まないとしても、一緒にどう切り抜けるかを考えるくらい……いいよな。
「よし、みんなでイベントの作戦会議だ!」
――宿屋にて。
「よかったらフライも私たちのパーティーに入る?」
「でも、もう定員オーバーじゃ……」
そう思い聞いては見るが、よく見るとあの男の姿がない。
「あれ、そういえばあの人は?」
俺は恐る恐る聞いてみた。あの人はちょっと苦手だから、いないほうが好都合なんだけど……。
「あの人ならぁ……別のパーティーに行ったよぉ」
キャシーが笑顔でそう言うとグレッツは鼻を鳴らした。
「元のパーティーメンバーと喧嘩していたらしく、もう仲直りしたから戻ると言っていたぞ」
「なんだよそれ……」
あの男のことだから陽気な感じでサラーっといなくなったんだろうな。まぁ俺としてはパーティーに空きが出来て嬉しい限りだけど。
「フライもキャシーたちとイベントのパーティー組もうよ!」
「俺は構わないぞ」
「フライが仲間になってくれると心強いわ」
それは願ってもないお誘いだった。俺は二つ返事で了承した。
正直、あの男のこともあるしパーティーに入れてもらえるか不安だったからな。内心ホッとしている自分がいた。
よし、これでパーティーも揃ったし、イベントの準備は万端だな。
ピ――ッ!
大きなホイッスルがゲーム全体に響き渡った。
『これよりイベントを開始します。プレイヤーの皆さま、存分に楽しんで下さい』
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