ご近所のお婿さん

山田ジギタリス

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後編

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■日曜日

 しばらく燿子さんのところに行かなかったら不審に思われ電話がかかってきた。
珍しく土曜日には夫が居たので日曜日にお邪魔した。今日は夫は息子と出かけている。娘は友達と遊びに行った。

 あっちから誘ってきたのに燿子さんたら私の顔を見てすぐに出かけてしまった。残されたのは私と浩介君。相変わらず燿子さんの娘の恵梨香さんは仕事が忙しいらしい。今、お店を任されるかどうかのぎりぎりらしいと聞いた。

 浩介君がトイレに行って戻ってきたら私の後ろに立ち肩の手を添える。耳元で後ろからささやかれた。
「この間、燿子と僕のこと、見てたでしょう」
「なんのことかしら?」
「とぼけてもだめですよ、廊下に染みをつけて」
「うそっ、ちゃんと拭いた……」
「やっぱり……」
 しまった、はめられた。

 立ち上がって逃げようとしたけれどすぐに捕まった。そのまま顎をあげられキスをされる。口を閉じて抵抗するけどこじ開けられ舌が入ってくる。舌としたが絡まると口の中を舐られる。そのまま動けなくなりだんだん力が抜けてしまった。

 私をお姫様抱っこして燿子さんの寝室に連れて行く浩介君。そこには布団が敷いてあって。
「さっき敷いたんだ。今日はこうなるって思ってたから」
「いやっ」
「だめだよ、秘密を知っちゃったんだから。逃がさないからね」
 そう言うと服を脱がせていく浩介君。 だめって思っているのに体が動けない。違う、期待しているんだ。
夫は浮気をしているらしいことは薄々気がついている。ゴルフと言いながら妙に走行距離の短い日もあるし、そういう日はなんか香水の匂いがする。

 男なんてそんなものだから、そう思って子供さえできなければいいかと思っていた私。でも自分をオンナとして見てくれない夫には不満があるし。こんな若い人に女として見てもらえるなんて。私って実はちょろいんだ。

 浩介君が太ももの内側に舌を這わせる。シャワーも浴びてないから恥ずかしい。それにしたの毛の処理もしてないし。そんなことを考えているうちにだんだん切なくなってきた。

 学生時代には何人かと経験ある私だけど結婚してからは夫一筋。そういうと貞淑に見えるけど、単に臆病なだけ。だからこうやって簡単に体を開いてしまう自分にあきれている。そうか、私、したかったんだ。
「よそ見しないで、和枝」
 名前で呼ばれるとぞくぞくする。気がつくと私は自分の小さな乳房を時分で揉んでいた。浩介君は熱心に舐めてくれるけど肝心な部分には触ってくれない。
「ねっ、ねぇ、もっと、さわって」
「どこを?」
「だっ、だから、気持ちいいところ」
「ちゃんと言わないとさわれないですよ」
「だから、そんな、恥ずかしい」
「じゃ、このままですね」

 浩介君いじわるだ。
「だから、女の人の、あっ、あな……」
「おしりですか?」
「ちっ、違うの」
「クリトリスですかワギナですか?」
「そうそこをさわって」
「ちゃんとお願いしないとだめですよ。和枝のクリトリスとおまんこをいじめてください。さぁ言ってごらん」

 そんなこと言われるとますます恥ずかしいけど、言わないとこのまま生殺しだ。
「かっ、和枝の、くっクリトリスとワギナをいじめてください」
「ちょっと違うけどいいか。僕もそろそろ」

 そう言うと浩介君は体を入れ替え私の顔の上に逸物を乗せる。
「僕だけ奉仕するんじゃ不公平ですよね。舐めてください」
「えっ、どうすれば……」
「あとで教えますからとにかく舐めてみてください」

 そう言うと浩介君は私のクリトリスに舌を這わせた。待ちわびていたからだが歓喜と悲鳴を上げる。
「ほら、舐めて」
 慌てて私は口に逸物を入れる。大きい。入りきらない。キャンディを舐めるようにって言ってたな。女友達の言っていたことを思い出しながら舌を這わせるのだけど、浩介君の舌がクリトリスに触れるたびにしたがおろそかになってしまう。
 浩介君が舌を止めると慌てて私も舌を動かく。
そのうちにだんだん腰のあたりから瀬棚を伝わって何か来るような感覚になった。

「あっ、あぁぁぁぁ、な、なにこれぇ、気持ちいいぃ」
 体が伸び切ってそのまま力が抜ける。
「ちっ、一回出したかったけど。おい大丈夫か」
 そう言いながら私に顔を覗き込み頭を撫でられた。

 これで終わりかと思うほどおぼこではないが自分から動けないくらい力が抜けた気がする。
浩介君が私を四つん這いにさせ入口の方に頭を向けさせる。そのまま後ろから貫かれた。
「あぅ、大き、痛いぃぃ……はぁ、はぁ、はぁ」

 一度入れたまま動かない。そのままかと思ったらゆっくりと動き出した。柔らかいその動きはなんかお腹の奥から切なくなる。
「子供、二人産んでるって想えねぇな」
 えっ?
「和枝、お前気持ちいいよ、最高だぜ、燿子の次に」

 なんでここで燿子さんの名前を出すの。私はカッとするがすぐにくたっとなる。浩介君の動きが徐々に早くなり体の奥底からの快感が私から力を奪う。そのまま彼の動きが激しくなると私も何もかもわからなくなり、白くなって倒れ込んだ。折り重なるように浩介君も倒れてきた。

 しばらく気だるさに体をゆだねていた。このまま浩介と……子供、、!!
「あっ、中に、出した?」
「大丈夫だよ」
 そう言いながら目の前に精液でいっぱいになったコンドームを見せられた。良かったと思う反面ちょっと残念だと思いその考えを打ち消す。

「終わったぁ?」

 押し入れから声がして私は固まった。
「おぉ、終わった。良かったぜこいつ」
「あぁ、私も気持ち良くなりたいぃ」
「ビデオは?」
「ばっちりよ」

 ビデオ?
「あなたたちのエッチなビデオ。旦那さんに見せたらどうかしら」
 青くなる私を見ながら燿子さんは無邪気に言う。
「ねぇ、見てるだけじゃ辛かったんだから。ご褒美ちょうだい」

 そう言うと裸になり私を押し倒してその上に折り重なる。
「ほらぁ、もう準備できてるんだから、ね?」

「待てよ。男はすぐにできないんだから」
「じゃ、口で立たせてあげる、むぐぅ、じゅる……」

 私の上に乗ったままフェラをする燿子さんに呆然としていた。そのまま燿子さんと一回、私とも一回してその日は終わった。


■後日談

 その後だけど。

 燿子さんは、旦那さんと離婚した。

 旦那さんは単身赴任先で人妻孕ませていて旦那さんから訴えられていた。更に、洒落にならない年の若い娘にも手を出していたことがわかってそちらの方からも歌えられそうになってなんとか示談した。

 私の夫もちょっと調査したら浮気をしていることがわかった。相手の旦那さんは社内で影響力のある人だったので首にはならなかったけど地方に飛ばされた。


 幸いにも燿子さんも私も親からもらった家に夫と住んでいたので、家を失うことはなかった。彼等はこれから精一杯働いてもらおう。

 そして、娘だけど……相手は息子だった。

 娘と夫を見かけた日、夫が浮気相手と一緒にいるところを娘に見つかったそうだ。それを夫は何とかごまかしたつもりだったらしい。もちろん、娘のスマホに旦那と浮気相手の写真が残っていてそれも証拠となった。

 私が娘のキスマークを見つけた日。あの日は大樹と瑞樹が二人が家でしていたそうだ。私が燿子さんの家に入りびたりになっているから、家でするのが習慣になっていたそうな。たまたま、私が車で出かけて早く帰ったから焦ったと言われた。

 姉弟ということになっているが瑞樹は夫の兄嫁の連れ子で大樹と血のつながりがない。それに名字がたまたま同じだったので養子縁組もしてなかった。そのうちにわかるようになったらと思っているうちに忘れていたから。
 なので結婚するのは問題ないけどいろいろ説明するのがめんどうだった。

 私のお腹にも燿子さんのお腹にも子供がいる。もちろん浩介の子供だけど、たまたま夫とした日に授かっていろいろごたごたがあったから忘れていた、ことになっている。そのくらいいいよね。



 無事に子供を産んだ半年後、親からもらった家を売り払い分譲マンションに引っ越した。

「あぁぁぁ~」

 奥の寝室から燿子さんの声が聞こえる。その声をほほえまし気に聞いている女性カップル。一人は燁子さんの娘の恵梨香さん。彼女はお腹を愛おし気に撫でている。今日、妊娠したことがわかったから。父親は浩介だけどセックスせずに授かった。方法を聞いたらいい笑顔で笑いかけられたのでそれ以後聞いていない。もう一人は浩介のお姉さん。恵梨香さんと浩介は友人でそのつながりでお姉さんと知り合ってそのまま恋愛関係になったと教えてもらった。なんで浩介と結婚したかというとお姉さんの子供が欲しいけど女同士じゃできないから遺伝子が近い浩介の子供が欲しい恵梨香さんと燿子さんに一目ぼれした浩介で裏取引したらしい。人のこと言えないけど……やめておこう。

 私も引っ張り込まれたのは、浩介の性欲に悲鳴をあげた燿子さんからの提案らしい。
『絶対に浩介のこと気にしてるし、恋愛耐性ないから、ちょろいと思う』
 はいはい、その通り見事に筋書き通りに堕ちましたよ。

 今は娘に嫉妬した燿子さんがもう一人欲しいと言い出し寝室に浩介を引っ張り込んで励んでる。

「あんなにお母さんが嫉妬深いなんて知らなかったわ」
 恵梨香さんがそうつぶやく。

 そうね、私も燿子さんと長い付き合いだけど知らなかたっわ。でも、燿子さんが終わったら、私だからね。
私も舌なめずりしながら順番を待っている。
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