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ヒロインはお助けキャラとデートする
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ユージンの友達のカイトさんが婚約者のヒラリーさんとの関係の修復の仲立ちをしてくれと言ってきた。
でもなぁ、ヒラリーさんがちょい悪おじさんと寝たのは確かみたいだし、どうもお腹に子供が居る可能性もあるみたい。
ヒラリーさんは婚約した後カイトさんが放って置いたのが原因だからカイトさんのせいだというし、カイトさんはちょうど仕事が忙しくなって仕方がないから浮気する方が悪いっていうし。
まぁ、私はカイトさんよりだけど、でも、婚約してずっと手紙だけ、それも月に1度だけって何よって思う。ヒラリーさんはまめに手紙を送ってたという。
ヒラリーさんは伯爵家の夜会に行くときカイトさんにエスコートをお願いしていてカイトさんはドタキャンしたようで、一人でポツンというところをおじさんに話しかけられうまく誘導されて全部しゃべらされてお酒を飲まされて、気が付いたら裸でベッドにいたそうだ。
「貴族令嬢ならばそんな破廉恥なことをするわけがない。君が悪い。」
カイトさんはそういうけど、せっかく婚約して初めての夜会、ドタキャンはないでしょう。
こりゃ無理だねっていうのはユージンとも一致した。でもなぁ、カイトさんもヒラリーさんもお互いに未練があるようだし、、、なんで歩み寄れないかなぁ。
カイトさんたちと別れた後、ユージンから誘われてカフェに行った。個室が開いていたので二人きりになれた。
「カイトがどうすればよかったのかな。」
ユージンが独り言のようにつぶやく。
「カイト様はまず、お仕事があったとしても夜会にはいかないとだめだと思います。」
「そうだよね、まぁ、責任感が強いからなぁ。」
「それは違います。カイト様が夜会のエスコートすることは決まっていたのですから、それに合わせて仕事も調整しないといけません。もし、仕事が終わらないとしても他の人に頼めるようにしておかなければ。日ごろから仕事を抱え込む方ではないでしょうか、カイト様は。」
ユージンがびっくりしたように私を見る。
前世でもあったなぁ、仕事を口実にしたドタキャン。何度もけんかしたけど最後は話し合って解決できた。
「せめてヒラリー様のお手紙に毎回お返事していればこうならなかったかもしれません。きっとドタキャンの時、ヒラリー様、意地を張って夜会に行かれたのでは。そうでなければ、一人で行かれるという選択もされなかったかも。」
「びっくりした、カノンちゃんは大人なんだね。」
いや、大人じゃないです。大人なら二人をうまく仲立ちできたと思います。
それからユージンはたわいない話に話題を変えて世間話で終わった。
ユージンから次の休日の予定を聞かれて、
「次の休日も時間をもらえるかな。」
と言われたときはだいぶにやけていたかもしれない。だめだめ、侍女なんだから無表情に。
でも、無理だ、うれしさが顔にでちゃう。
ユージンは休みごとに誘ってくれた。その時にカイトさんたちのことも報告してくれたけど、どうやら修復できず婚約は解消されるようだ。
カイトさんは次の相手が見込めないみたいで焦っているようだ。一方、ヒラリーさんはさすがにあきらめてるようで修道女になるようだ。
ユージンとは順調に距離を縮められた。ただ、私にはジェシカのことが引っかかっていて、婚約の話はできなかった。
でもなぁ、ヒラリーさんがちょい悪おじさんと寝たのは確かみたいだし、どうもお腹に子供が居る可能性もあるみたい。
ヒラリーさんは婚約した後カイトさんが放って置いたのが原因だからカイトさんのせいだというし、カイトさんはちょうど仕事が忙しくなって仕方がないから浮気する方が悪いっていうし。
まぁ、私はカイトさんよりだけど、でも、婚約してずっと手紙だけ、それも月に1度だけって何よって思う。ヒラリーさんはまめに手紙を送ってたという。
ヒラリーさんは伯爵家の夜会に行くときカイトさんにエスコートをお願いしていてカイトさんはドタキャンしたようで、一人でポツンというところをおじさんに話しかけられうまく誘導されて全部しゃべらされてお酒を飲まされて、気が付いたら裸でベッドにいたそうだ。
「貴族令嬢ならばそんな破廉恥なことをするわけがない。君が悪い。」
カイトさんはそういうけど、せっかく婚約して初めての夜会、ドタキャンはないでしょう。
こりゃ無理だねっていうのはユージンとも一致した。でもなぁ、カイトさんもヒラリーさんもお互いに未練があるようだし、、、なんで歩み寄れないかなぁ。
カイトさんたちと別れた後、ユージンから誘われてカフェに行った。個室が開いていたので二人きりになれた。
「カイトがどうすればよかったのかな。」
ユージンが独り言のようにつぶやく。
「カイト様はまず、お仕事があったとしても夜会にはいかないとだめだと思います。」
「そうだよね、まぁ、責任感が強いからなぁ。」
「それは違います。カイト様が夜会のエスコートすることは決まっていたのですから、それに合わせて仕事も調整しないといけません。もし、仕事が終わらないとしても他の人に頼めるようにしておかなければ。日ごろから仕事を抱え込む方ではないでしょうか、カイト様は。」
ユージンがびっくりしたように私を見る。
前世でもあったなぁ、仕事を口実にしたドタキャン。何度もけんかしたけど最後は話し合って解決できた。
「せめてヒラリー様のお手紙に毎回お返事していればこうならなかったかもしれません。きっとドタキャンの時、ヒラリー様、意地を張って夜会に行かれたのでは。そうでなければ、一人で行かれるという選択もされなかったかも。」
「びっくりした、カノンちゃんは大人なんだね。」
いや、大人じゃないです。大人なら二人をうまく仲立ちできたと思います。
それからユージンはたわいない話に話題を変えて世間話で終わった。
ユージンから次の休日の予定を聞かれて、
「次の休日も時間をもらえるかな。」
と言われたときはだいぶにやけていたかもしれない。だめだめ、侍女なんだから無表情に。
でも、無理だ、うれしさが顔にでちゃう。
ユージンは休みごとに誘ってくれた。その時にカイトさんたちのことも報告してくれたけど、どうやら修復できず婚約は解消されるようだ。
カイトさんは次の相手が見込めないみたいで焦っているようだ。一方、ヒラリーさんはさすがにあきらめてるようで修道女になるようだ。
ユージンとは順調に距離を縮められた。ただ、私にはジェシカのことが引っかかっていて、婚約の話はできなかった。
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