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第5章 上級冒険者 前編
05.再挑戦
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連携訓練をやることになった。
最初のうちは、全く呼吸が合わなかったので、ぶつかったり無駄な動きが多かった。何度も喧嘩して、何度も仲直りした。
1週間ぐらい繰り返していると、次第にこのタイミングに誰が何をやるかがなんとなくわかるようになった。
あと、何度も喧嘩したからか、必要な時に物怖じせずに、ちゃんと言いたいこと言えるようになった。
そして、アディさんからOKがでたので、修行終了となった。
たぶん、俺たちはだいぶ強くなっている。カルディアとアディさんがいなくても、Aランクぐらいは行けると思う。
よし、あのオーガに再挑戦だ。王都に戻ることになった。
アディさんは、最近本業が忙しいらしく、オーガに挑む時に指輪で呼んでとのこと。アディエさんは、実家にお帰りになられた。また会おう。
「なぁ、みんな、せっかく再スタートするから、宿を同じところにしないか?」
王都に戻った俺たちは、活動再開する上で、みんな同じ宿に泊まることにした。
「それなら、私の行きつけがある!そこにしよう。24時間入れる風呂があるんだ!」
「まて、紹介したのは俺だろう。ちょっと高いがおすすめのところなんだけど、マークもエリサもどう?」
「お風呂付きの宿か。いいわね」
「俺はどこでもいいぞ」
もちろんスーパー宿だ。俺もカルディアも、ここだけは譲れなかった。
ちょうど人数分空いていたので、すんなり拠点を確保できた。
受付の人が俺を覚えていたようで「おかえりなさい」って言ってくれたのが、なにげに嬉しい。
荷物を置いて、ギルドに行こうとしたら、カルディアとエリサがお風呂に行ってしまった・・・。まぁ、いいけど。
いろいろ、やってたら、お昼になってしまった。とりあえず、ギルドに向かう。
以前お世話になっていた受付のお姉さんがいたので挨拶すると笑顔で「おかえりなさい」って言ってくれた。
あぁ、なんか帰ってきた感じがするなぁ。ちゃちゃっと活動再開の手続きをする。
あと、受付のお姉さんがCランクの筆記試験結果がだいぶ前に出てますので、各自確認にきてくださいねっと言ってる。
そういえば、そんなのやってたなあ。幸い受かってても失効期限はないそうだ。
「じゃぁ、確認しますか」
ということで、みんな受付に行って試験結果を聞くことに。アディさんにも、あとで言っとかないと。
結果を聞いた俺は、テーブル席を確保してコーヒーを飲みながら全員が戻るのを待つ。結果を聞く時に、久しぶりにドキドキした。
受付の方からカルディアのでかい声が聞こえる。「タケシ、やったぞ!」とかいってるから、結果はなんとなくわかった。まじか。
でかい声で、叫ぶなって・・・。みんな見るから。
周りの冒険者が、何事かとざわついている。「あれ、純白のコップじゃねーか」とか言ってる奴もいる。そういや、Dランクで40階層突破して、ちょっと有名になってたんだ。まぁ、あの時はカルディアの力だったけども。
みんな戻ってきた。
さて、気を取り直して結果は・・・。
俺、合格。
兄貴、俺やったよ、受かったよ。あとで、報告に行かないと。
エリサ、合格。
まぁ、こいつは、そうゆうやつだ。
マークも合格。
まじかよ。運も味方なのか・・・それとも実は頭いいとかか?
カルディア、合格。
何よりも衝撃だった。こいつの知能はなんとなくわかってる。実は頭いい系では絶対ない。そこは俺が保証する。
「おい、タケシ。お前今すごい失礼なこと考えてなかったか?」
「いえ、そんなことないです」
めっちゃ睨んでる・・・こいつ勘が良すぎる。とりあえず、すごいなぁって褒めて誤魔化す。ちょろい奴だ。
しかし、全員合格とか、お、おい、まじでこの試験大丈夫か。何かしらの力が働いてる気がする・・・じゃないと、カルディアとマークが通るなんて。
まじで、あとで聞いてみよう。
この後の実技試験は、Cランクの討伐系依頼を1つこなすだけでいいらしく、とりあえず、ダンジョンであのオーガに再挑戦してからになった。
その前に、昼飯を食べることになった。せっかくなので、アディオさんが修行している、辛味噌ラーメンの店に行くことに。店主とアディオさんが今日も元気に店に立っていた。とても息が合っていた。盛り付けとフロアもこなしていた。す、すごい、素早い身のこなし。心なしか女性客が多い気がする。アディオさんは、イケメンだから・・・。
そういえば、薬屋の娘さんとはどうなっただろうか。
すごく美味しかったのですぐ食べ終わってしまった。混んでいたので、挨拶だけして外にでた。
その後、カルディアがどうしてもソース唐揚げが食べたいらしく、チロさんの店によって挨拶して唐揚げを買った。そういえば、市場の露店は順調らしく、近いうちに市場に唐揚げ専門店を出すそうだ。す、すごい。
寄り道しまくったが、ダンジョン行って、さっさと宿敵40階層オーガを倒そう。
面倒なんで、カルディアに転移で連れてってもらいました。
ちなみに、俺特製の転移魔法は、アディさんに伝授することはできたが、やはりどこ○もドアのイメージは伝わらなかった。
でも、魔力を持った相手を捕捉する魔法をアディさんが使えたので、それの応用でやってもらってなんとかできた。
そして今、ダンジョンの40階層のオーガが目の前にいる。
アディさんはすでに合流済み。カルディアとアディさんは、俺たちを見届けるそうだ。ソース唐揚げを食べている。
今回はあえて俺とマークとエリサで、連携してオーガに挑む。
マークとエリサは魔族化済み、俺も身体強化済み。準備OKだ。
「じゃあ、いくか」
「おう」「いいわ」
その言葉とともにオーガに近づき、マークが素手でオーガを投げ飛ばす。
投げ飛ばした先に、エリサがいて闇の大きな手でオーガを空中に殴りあげる。
そのまま落下したところを、俺が唯一つかえる必殺技の昇竜斬りでトドメを刺した。あっさりと倒してしまった。
たぶん、次の階層は、こいつが普通にフォールドに出てくるんだろうな。
その時は、それぞれで相手にすることになるが、まぁ大丈夫だろう、訓練でアクティブなの散々倒したしな。
次の階層にいって、オーガがフィールドにいっぱいいることを確認して戻ることにした。武器持ってるオーガもいた。
次は、Cランクの依頼を受けて、さっさとランクアップだ!
時間的に今日は依頼を選ぶとこまでかな。あと、アディさんの結果も気になるし、とりあえず、ギルドに戻ろう。
ギルドに戻ると思いがけない人物に再会した。
最初のうちは、全く呼吸が合わなかったので、ぶつかったり無駄な動きが多かった。何度も喧嘩して、何度も仲直りした。
1週間ぐらい繰り返していると、次第にこのタイミングに誰が何をやるかがなんとなくわかるようになった。
あと、何度も喧嘩したからか、必要な時に物怖じせずに、ちゃんと言いたいこと言えるようになった。
そして、アディさんからOKがでたので、修行終了となった。
たぶん、俺たちはだいぶ強くなっている。カルディアとアディさんがいなくても、Aランクぐらいは行けると思う。
よし、あのオーガに再挑戦だ。王都に戻ることになった。
アディさんは、最近本業が忙しいらしく、オーガに挑む時に指輪で呼んでとのこと。アディエさんは、実家にお帰りになられた。また会おう。
「なぁ、みんな、せっかく再スタートするから、宿を同じところにしないか?」
王都に戻った俺たちは、活動再開する上で、みんな同じ宿に泊まることにした。
「それなら、私の行きつけがある!そこにしよう。24時間入れる風呂があるんだ!」
「まて、紹介したのは俺だろう。ちょっと高いがおすすめのところなんだけど、マークもエリサもどう?」
「お風呂付きの宿か。いいわね」
「俺はどこでもいいぞ」
もちろんスーパー宿だ。俺もカルディアも、ここだけは譲れなかった。
ちょうど人数分空いていたので、すんなり拠点を確保できた。
受付の人が俺を覚えていたようで「おかえりなさい」って言ってくれたのが、なにげに嬉しい。
荷物を置いて、ギルドに行こうとしたら、カルディアとエリサがお風呂に行ってしまった・・・。まぁ、いいけど。
いろいろ、やってたら、お昼になってしまった。とりあえず、ギルドに向かう。
以前お世話になっていた受付のお姉さんがいたので挨拶すると笑顔で「おかえりなさい」って言ってくれた。
あぁ、なんか帰ってきた感じがするなぁ。ちゃちゃっと活動再開の手続きをする。
あと、受付のお姉さんがCランクの筆記試験結果がだいぶ前に出てますので、各自確認にきてくださいねっと言ってる。
そういえば、そんなのやってたなあ。幸い受かってても失効期限はないそうだ。
「じゃぁ、確認しますか」
ということで、みんな受付に行って試験結果を聞くことに。アディさんにも、あとで言っとかないと。
結果を聞いた俺は、テーブル席を確保してコーヒーを飲みながら全員が戻るのを待つ。結果を聞く時に、久しぶりにドキドキした。
受付の方からカルディアのでかい声が聞こえる。「タケシ、やったぞ!」とかいってるから、結果はなんとなくわかった。まじか。
でかい声で、叫ぶなって・・・。みんな見るから。
周りの冒険者が、何事かとざわついている。「あれ、純白のコップじゃねーか」とか言ってる奴もいる。そういや、Dランクで40階層突破して、ちょっと有名になってたんだ。まぁ、あの時はカルディアの力だったけども。
みんな戻ってきた。
さて、気を取り直して結果は・・・。
俺、合格。
兄貴、俺やったよ、受かったよ。あとで、報告に行かないと。
エリサ、合格。
まぁ、こいつは、そうゆうやつだ。
マークも合格。
まじかよ。運も味方なのか・・・それとも実は頭いいとかか?
カルディア、合格。
何よりも衝撃だった。こいつの知能はなんとなくわかってる。実は頭いい系では絶対ない。そこは俺が保証する。
「おい、タケシ。お前今すごい失礼なこと考えてなかったか?」
「いえ、そんなことないです」
めっちゃ睨んでる・・・こいつ勘が良すぎる。とりあえず、すごいなぁって褒めて誤魔化す。ちょろい奴だ。
しかし、全員合格とか、お、おい、まじでこの試験大丈夫か。何かしらの力が働いてる気がする・・・じゃないと、カルディアとマークが通るなんて。
まじで、あとで聞いてみよう。
この後の実技試験は、Cランクの討伐系依頼を1つこなすだけでいいらしく、とりあえず、ダンジョンであのオーガに再挑戦してからになった。
その前に、昼飯を食べることになった。せっかくなので、アディオさんが修行している、辛味噌ラーメンの店に行くことに。店主とアディオさんが今日も元気に店に立っていた。とても息が合っていた。盛り付けとフロアもこなしていた。す、すごい、素早い身のこなし。心なしか女性客が多い気がする。アディオさんは、イケメンだから・・・。
そういえば、薬屋の娘さんとはどうなっただろうか。
すごく美味しかったのですぐ食べ終わってしまった。混んでいたので、挨拶だけして外にでた。
その後、カルディアがどうしてもソース唐揚げが食べたいらしく、チロさんの店によって挨拶して唐揚げを買った。そういえば、市場の露店は順調らしく、近いうちに市場に唐揚げ専門店を出すそうだ。す、すごい。
寄り道しまくったが、ダンジョン行って、さっさと宿敵40階層オーガを倒そう。
面倒なんで、カルディアに転移で連れてってもらいました。
ちなみに、俺特製の転移魔法は、アディさんに伝授することはできたが、やはりどこ○もドアのイメージは伝わらなかった。
でも、魔力を持った相手を捕捉する魔法をアディさんが使えたので、それの応用でやってもらってなんとかできた。
そして今、ダンジョンの40階層のオーガが目の前にいる。
アディさんはすでに合流済み。カルディアとアディさんは、俺たちを見届けるそうだ。ソース唐揚げを食べている。
今回はあえて俺とマークとエリサで、連携してオーガに挑む。
マークとエリサは魔族化済み、俺も身体強化済み。準備OKだ。
「じゃあ、いくか」
「おう」「いいわ」
その言葉とともにオーガに近づき、マークが素手でオーガを投げ飛ばす。
投げ飛ばした先に、エリサがいて闇の大きな手でオーガを空中に殴りあげる。
そのまま落下したところを、俺が唯一つかえる必殺技の昇竜斬りでトドメを刺した。あっさりと倒してしまった。
たぶん、次の階層は、こいつが普通にフォールドに出てくるんだろうな。
その時は、それぞれで相手にすることになるが、まぁ大丈夫だろう、訓練でアクティブなの散々倒したしな。
次の階層にいって、オーガがフィールドにいっぱいいることを確認して戻ることにした。武器持ってるオーガもいた。
次は、Cランクの依頼を受けて、さっさとランクアップだ!
時間的に今日は依頼を選ぶとこまでかな。あと、アディさんの結果も気になるし、とりあえず、ギルドに戻ろう。
ギルドに戻ると思いがけない人物に再会した。
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