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第5章 上級冒険者 前編
07.勇者
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その後、何回かアーンをさせて機嫌を戻した、俺。
途中、エリサとマークもアーンをやってきたが。マークてめぇはダメだ。
さて、スーパー宿に戻った俺たち。荷物を置いて風呂に向かう。
女性陣と別れて、マークと男湯に向かう。
体を洗ってる時に、マークが隣でボソッと「アディ大変そうだな」とかいってきた。
だったら、お前も話聞いて力になってやれよ・・・。
「つか、お前エリサとどうなのよ?」
「どうっていうのは?エリサは大切な仲間だ」
「いや、そうじゃなくて」
「そうじゃないのか?」
「いや、大切な仲間だけど、違うんだよ、そうゆう話じゃなくて、異性としてって話だよ。最近、あいつ性格変わってきてないか?」
「そうかな、いつものエリサだと思うぞ?女性としてはすごく魅力的だとおもう。ただ、俺はそうゆうのよくわからないから、元気でいてくれればそれで良いと思ってる。お前もカルディアも、アディもな」
「そ、そうか。俺もそう思う」
なんか話のベクトルが違うんだけど、もういいや。
こいつ、性格までイケメンだよな。
「そういえば、お前とエリサって、どうやって知り合ったんだ?」
「ん?そうだな、俺たちはーー」
ドーソンの街で、すでにFランクの冒険者をやっていたマークが、たまたま道でエリサに冒険者ギルドの場所を聞かれたのがきっかけらしい。
初めてエリサを見たときは、どっかの貴族のお嬢様だと思ったそうだ。だから冒険者ギルドへは依頼をしに行くものと思っていたらしいが、まさか冒険者になろうとしていたとは衝撃を受けたそうだ。
そのあとは、ギルドで顔をよく合わせるうちに、パーティを組むようになったそうだ。
そして、王都にきて俺と組み始めたって感じだ。
「そっか」
「タケシとカルディアは、どうやって知り合ったんだ」
「俺らは かくかくしかじか でって感じだな」
※詳細は最初の方をご覧ください。
「そうか。そういえばタケシは、迷い人だったな」
「そうなんだよ。俺も忘れてることが多いけどな」
「元の世界に戻りたいとか思わないのか?」
俺は帰りたいと思ったことは・・・ないな。
実際こっちで暮らしちまうと、そこまで前の世界に未練ってないものなんだな。
俺だけかな?
「んーん。それはないな」
口に出すと恥ずかしいけど、こいつらといてそれなりに楽しいし、何より生きてる感じがする。
「そうか、ならよかった。これからもよろしくな」
「お、おう」
あ、そうだ、ミケさんにもらった日記を読まないと。
寝る前に読むか。
それからは、マークと戦闘における前衛の立ち回りについて熱く討論して風呂からでた。
食堂でマークとエールを飲んでいると、女性陣も出てきた。
湯上りのカルディアとエリサはふつくしい。
そして、一緒にソース唐揚げをつまみながら、エールを飲んでくだらない話をして、カルディアが眠そうだったので各自部屋に戻った。
さて、ソファに座りながら、俺はリュックから大学ノートを取り出した。
えらくくたびれたノートだな。ところどころ掠れたり破けたりしてる。
そして、1ページ目を見る。日本語久しぶりに見るなぁ。
日付が書いていないからいつの時代かわからない。
でも、やはり俺と同じようにこの世界にきた奴の日記だった。
*ー*ー*
この世界に来て数日が立って、落ち着いてきたので日記をつけようと思います。
僕は、モリタマサル。17歳の時に、女神様に会い、この世界に送くられました。
その時、武器と防具といくつかチート能力をもらいました。
チート能力は、魔法と、剣術です。あと、体も丈夫にしてくれたそうです。
僕の書いた字は、この世界の人には、読めないみたいです。
僕しか読めないけど、とりあえず記録を残す意味で書いていこうと思います。
もしかしたら、僕と同じようにこの世界に来てしまった人の役に立つかもしれないし。
今、僕はコンタルという国のアング村でお世話になっています。
この世界に来る時に女神様にもらったチートと武器のお陰で無事村までつくことができました。
女神様からもらったショートソードを握ると、自然と体が動いて魔物を倒せました。
魔法は回復魔法を使いましたが、考えるだけで使えました。
村の人も良い人たちばかりです。僕のことを暖かく迎えてくれました。
でも、帰りたい。
*ー*ー*
このページの下部は「帰りたい」の文字がいっぱい書いてあった。
帰りたいか・・・。こいつは、帰りたかったんだな。
あれ・・・まって、女神様!?
俺そんな方にお会いしてませんが・・・え、ちょっとまって、どうゆうこと?初期不良?ガチで、ドジっ子的な展開だったの!?
ここまで読んだところで、突然部屋のドアがガチャっとひらく。
「だ、だれだ」
めっちゃ集中してたから、すごいビクンってした。
ノックもせずに鍵をかけた部屋に入って来る奴なんて、カルディアしかいない。
「おい、タケシ。あの本の内容を教えてくれよ。あ!今読んでたのか!教えてくれ!私に教えてくれ!そうゆう不思議なもの大好きなんだ!たのむ!」
すごい詰めてくる。まじで。すごいあたってるから。まじで自覚してって。DTをいじめないで。
あと、酒と唐揚げ臭い。台無しすぎる。
「ちょっと、離れなさいって。まだ、ちょっとしか読んでないけど、やっぱり俺と同じ世界からきた奴が書いた物だ」
女神様の話は、なんとなくだがしない方が良いかもしれない。
とりあえず、適当にぼかすしかない。
「なんか、コンタルっていう国がどうこう書いてある」
「コンタルか。随分、古い国の名前だな。そこは勇者伝説の発祥の国だ、もう数百年前になくなってしまったが」
ん?ということは、これは勇者の日記か!?なぜミケさんの蔵に勇者の日記が・・・
まだ、確証はないが、コンタルでチートあって迷い人ってことはきっと、ほぼ勇者だな。ちょ、これはすげー貴重なものなんじゃねーか!!やべぇ!!
あ、でも、俺以外は読めないから価値がわからないのか・・・。
「な、なぁ、タケシ、それ勇者様の日記なんじゃないか?」
なんで、こいつはこんなに勘がいいんだ。
いや、俺と同郷と、コンタルの名前だしたら気がつくか・・・。くそ、しくった。
ん?こいつ、いつにもなく動揺してるな、どした?
「いや、わからん。俺と同じ世界から来た人間は、他にもいるかもしれないし」
またくっついてくるカルディア。こいつわざとやってるのか?
「ど、どんなことでもいいから、教えてくれ。私勇者様の冒険の大ファンなんだ!子供の頃から勇者様の冒険のお話で育ったんだよ!なぁ、たのむ!なんでもするから」
な、なんでもするだと?
言ったな?
今、なんでもするって言ったな?
「な、なんでも?」ゴクリ
「私にできることだがな、なぁ頼むよ」
カルディアができること!?
なんでも!?
俺の中に様々なパターンのシュミレーションが繰り広げれる。
突然 ”でも、帰りたい” が、頭の中に浮かぶ。
そう・・・だな。たぶん、楽しいものじゃないな。
まぁこいつの勇者に対するイメージを壊さないように、ちょっとお化粧して教えてやろう。
「わかった、わかった。くっつくなって。前もいったけど、古くて読むのが難しいから時間かかるからな。少しずつな」
するとカルディアは、ぎゅっと抱きついて
「ありがとう、タケシ大好きだ」
大好き
タケシさん、大好き
タケシさん、大好き、なんでもする!
ワタシ、タケシ大好キ。アナタノタメナラ、ナンデモデキル。
いかん、俺のキャパを超えたため、しばらくフリーズしてしまった。
我に帰ると「おやすみー」とかいいなが、カルディアが上機嫌で帰っていくところだった。
あれ、もう終わり?!く、くそぉ・・・も、もて遊びやがって・・・
もっとください。お願いします、もっとくださいよ、そうゆうの。
さて、どんなご褒美にしようか。
今日は眠れないかもしれない。
勇者と思われる者の日記は、そっと閉じて、リュックにしまった。
途中、エリサとマークもアーンをやってきたが。マークてめぇはダメだ。
さて、スーパー宿に戻った俺たち。荷物を置いて風呂に向かう。
女性陣と別れて、マークと男湯に向かう。
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だったら、お前も話聞いて力になってやれよ・・・。
「つか、お前エリサとどうなのよ?」
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「いや、そうじゃなくて」
「そうじゃないのか?」
「いや、大切な仲間だけど、違うんだよ、そうゆう話じゃなくて、異性としてって話だよ。最近、あいつ性格変わってきてないか?」
「そうかな、いつものエリサだと思うぞ?女性としてはすごく魅力的だとおもう。ただ、俺はそうゆうのよくわからないから、元気でいてくれればそれで良いと思ってる。お前もカルディアも、アディもな」
「そ、そうか。俺もそう思う」
なんか話のベクトルが違うんだけど、もういいや。
こいつ、性格までイケメンだよな。
「そういえば、お前とエリサって、どうやって知り合ったんだ?」
「ん?そうだな、俺たちはーー」
ドーソンの街で、すでにFランクの冒険者をやっていたマークが、たまたま道でエリサに冒険者ギルドの場所を聞かれたのがきっかけらしい。
初めてエリサを見たときは、どっかの貴族のお嬢様だと思ったそうだ。だから冒険者ギルドへは依頼をしに行くものと思っていたらしいが、まさか冒険者になろうとしていたとは衝撃を受けたそうだ。
そのあとは、ギルドで顔をよく合わせるうちに、パーティを組むようになったそうだ。
そして、王都にきて俺と組み始めたって感じだ。
「そっか」
「タケシとカルディアは、どうやって知り合ったんだ」
「俺らは かくかくしかじか でって感じだな」
※詳細は最初の方をご覧ください。
「そうか。そういえばタケシは、迷い人だったな」
「そうなんだよ。俺も忘れてることが多いけどな」
「元の世界に戻りたいとか思わないのか?」
俺は帰りたいと思ったことは・・・ないな。
実際こっちで暮らしちまうと、そこまで前の世界に未練ってないものなんだな。
俺だけかな?
「んーん。それはないな」
口に出すと恥ずかしいけど、こいつらといてそれなりに楽しいし、何より生きてる感じがする。
「そうか、ならよかった。これからもよろしくな」
「お、おう」
あ、そうだ、ミケさんにもらった日記を読まないと。
寝る前に読むか。
それからは、マークと戦闘における前衛の立ち回りについて熱く討論して風呂からでた。
食堂でマークとエールを飲んでいると、女性陣も出てきた。
湯上りのカルディアとエリサはふつくしい。
そして、一緒にソース唐揚げをつまみながら、エールを飲んでくだらない話をして、カルディアが眠そうだったので各自部屋に戻った。
さて、ソファに座りながら、俺はリュックから大学ノートを取り出した。
えらくくたびれたノートだな。ところどころ掠れたり破けたりしてる。
そして、1ページ目を見る。日本語久しぶりに見るなぁ。
日付が書いていないからいつの時代かわからない。
でも、やはり俺と同じようにこの世界にきた奴の日記だった。
*ー*ー*
この世界に来て数日が立って、落ち着いてきたので日記をつけようと思います。
僕は、モリタマサル。17歳の時に、女神様に会い、この世界に送くられました。
その時、武器と防具といくつかチート能力をもらいました。
チート能力は、魔法と、剣術です。あと、体も丈夫にしてくれたそうです。
僕の書いた字は、この世界の人には、読めないみたいです。
僕しか読めないけど、とりあえず記録を残す意味で書いていこうと思います。
もしかしたら、僕と同じようにこの世界に来てしまった人の役に立つかもしれないし。
今、僕はコンタルという国のアング村でお世話になっています。
この世界に来る時に女神様にもらったチートと武器のお陰で無事村までつくことができました。
女神様からもらったショートソードを握ると、自然と体が動いて魔物を倒せました。
魔法は回復魔法を使いましたが、考えるだけで使えました。
村の人も良い人たちばかりです。僕のことを暖かく迎えてくれました。
でも、帰りたい。
*ー*ー*
このページの下部は「帰りたい」の文字がいっぱい書いてあった。
帰りたいか・・・。こいつは、帰りたかったんだな。
あれ・・・まって、女神様!?
俺そんな方にお会いしてませんが・・・え、ちょっとまって、どうゆうこと?初期不良?ガチで、ドジっ子的な展開だったの!?
ここまで読んだところで、突然部屋のドアがガチャっとひらく。
「だ、だれだ」
めっちゃ集中してたから、すごいビクンってした。
ノックもせずに鍵をかけた部屋に入って来る奴なんて、カルディアしかいない。
「おい、タケシ。あの本の内容を教えてくれよ。あ!今読んでたのか!教えてくれ!私に教えてくれ!そうゆう不思議なもの大好きなんだ!たのむ!」
すごい詰めてくる。まじで。すごいあたってるから。まじで自覚してって。DTをいじめないで。
あと、酒と唐揚げ臭い。台無しすぎる。
「ちょっと、離れなさいって。まだ、ちょっとしか読んでないけど、やっぱり俺と同じ世界からきた奴が書いた物だ」
女神様の話は、なんとなくだがしない方が良いかもしれない。
とりあえず、適当にぼかすしかない。
「なんか、コンタルっていう国がどうこう書いてある」
「コンタルか。随分、古い国の名前だな。そこは勇者伝説の発祥の国だ、もう数百年前になくなってしまったが」
ん?ということは、これは勇者の日記か!?なぜミケさんの蔵に勇者の日記が・・・
まだ、確証はないが、コンタルでチートあって迷い人ってことはきっと、ほぼ勇者だな。ちょ、これはすげー貴重なものなんじゃねーか!!やべぇ!!
あ、でも、俺以外は読めないから価値がわからないのか・・・。
「な、なぁ、タケシ、それ勇者様の日記なんじゃないか?」
なんで、こいつはこんなに勘がいいんだ。
いや、俺と同郷と、コンタルの名前だしたら気がつくか・・・。くそ、しくった。
ん?こいつ、いつにもなく動揺してるな、どした?
「いや、わからん。俺と同じ世界から来た人間は、他にもいるかもしれないし」
またくっついてくるカルディア。こいつわざとやってるのか?
「ど、どんなことでもいいから、教えてくれ。私勇者様の冒険の大ファンなんだ!子供の頃から勇者様の冒険のお話で育ったんだよ!なぁ、たのむ!なんでもするから」
な、なんでもするだと?
言ったな?
今、なんでもするって言ったな?
「な、なんでも?」ゴクリ
「私にできることだがな、なぁ頼むよ」
カルディアができること!?
なんでも!?
俺の中に様々なパターンのシュミレーションが繰り広げれる。
突然 ”でも、帰りたい” が、頭の中に浮かぶ。
そう・・・だな。たぶん、楽しいものじゃないな。
まぁこいつの勇者に対するイメージを壊さないように、ちょっとお化粧して教えてやろう。
「わかった、わかった。くっつくなって。前もいったけど、古くて読むのが難しいから時間かかるからな。少しずつな」
するとカルディアは、ぎゅっと抱きついて
「ありがとう、タケシ大好きだ」
大好き
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タケシさん、大好き、なんでもする!
ワタシ、タケシ大好キ。アナタノタメナラ、ナンデモデキル。
いかん、俺のキャパを超えたため、しばらくフリーズしてしまった。
我に帰ると「おやすみー」とかいいなが、カルディアが上機嫌で帰っていくところだった。
あれ、もう終わり?!く、くそぉ・・・も、もて遊びやがって・・・
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