杏梨ちゃんは癒されたい

tonari0407

文字の大きさ
14 / 51

【R-18】たこパwith彼氏④声聞きたい

しおりを挟む
腕枕をしていた金田の手は外された。
杏梨の頭の下に、枕が敷かれる。

「きつくないか?」金田がきいてくれる。

「大丈夫です」

その声を確認して、金田は杏梨の服をめくり、両手で杏梨の胸を揉み始めた。

ブラジャーの上からまさぐっている手は時々杏梨の乳首辺りを擦る。

杏梨はその度にぴくんと身体を震わせるのだった。

金田の手がブラジャーの隙間から差し込まれた。親指で乳首をくりんくりんと撫でられる。

しばらくその状態が続いたあと、金田はぶらのホックを外した。

おっぱいが解放される。
金田の手で温かく包まれる。ゆっくり揉まれ、捏ね回される。

「脱がしてもいい?」
金田の声に、杏梨は頷いた。

セーターにキャミソール、ブラジャーが剥ぎ取られる。
またしても金田はそれらの服を丁寧に畳んで、邪魔にベットサイドに置いた。

それが終わると、金田は杏梨の頬にキスをした。首筋にもちゅっちゅっとキスをする。
段々とキスは下の方に降りていった。

じれったいくらいに優しいキスだった。

ようやく、金田の唇が杏梨の胸の先端に達したとき、杏梨は思わず声をだしてしまった。

「… ぁん」

金田とのセックスで杏梨は声をださないようにしていた。金田自体がセックス中にあまり話さないし、いつも同じ工程ですすむそれはとても淡白で事務的に思えたからだ。
声を出したら、金田にはふさわしくないふしだらな女と思われる気がして、声はいつも圧し殺して、淡々とした女を演じた。


あっ、こんな声出したら嫌われる。我慢しなきゃ

金田の口が杏梨の乳首を吸ったり、舐めたりした。

杏梨は身体を震わせながら、声を我慢した。

本当は大好きな金田に触ってもらえて嬉しかった。こんなにちゃんと愛撫してもらったのは初めてだ。

不意に金田の唇が離れた。
金田の目が杏梨と合う。金田は杏梨の目をじっと見ていった。

「声…聞きたい。無理に出さなくていいけど、聞きたい」

金田の手が杏梨の頭を優しくなでた。

我慢しないでといっているようだった。

金田の顔が杏梨の胸に再度近づく。頭を撫でていた手、乳首をつまむ。

ちゅっちゅっ、こりっこりっこりっ… 
「……ぁん、んっ、んっぁん、」

部屋に小さな杏梨の声が響き始めた。


どのくらい胸への愛撫が続いたかわからない。
杏梨の息は上がっていた。

乳首はぴんと立ち、金田の唾液に濡れていた。刺激を続けられた乳首は敏感になりすぎて痛いくらいだった。

「ぁん、やぁん、金田さん、ぁあんっ」
杏梨の声は大きく高いものになっていた。

「杏梨、俺服脱いでもいいかな?」
不意に金田に聞かれる。金田の声は苦しそうだった。

「はい、もちろんです」
杏梨の声に、金田はベットから出て、杏梨に背を向けて服を脱いだ。

ロンTに、チノパン、ボクサーパンツを脱ぐのがみえる。金田の背中はたくましく、身体は細く引き締まっているがおしりはぷりんと可愛かった。

裸になった金田がベットの中に入ってくる。
ベットに入る前に金田のものが大きくなっているのが見えた。

どんなエッチをするんだろう。
いつもとは違う金田の様子に杏梨はどきどきした。


金田に正面から抱き締められる。
下半身に金田のおちんちんがあたった。熱くて固かった。

杏梨の下半身がきゅんとうずいた。

「まだ…だめだ」
「えっ?」

杏梨の声は無視して金田は杏梨の身体を回して、後ろから抱き締めた。
金田のペニスが杏梨のおしりに当たる。

金田が杏梨の首筋にキスをした。

「これ、外すね。今まで痛かったかな?ごめんな」
髪の毛をまとめていたゴムを丁寧に外される。
髪の毛がぱさりと落ちる。

「…いい匂い」
金田に髪の毛の匂いを嗅がれる。

金田の両手が後ろから杏梨のおっぱいを刺激し始めた。

先ほどより強く揉みし抱かれる。少し強いくらいに摘ままれ、少し伸ばされ、ぐりんぐりんと捏ね回される。

それと同時に金田の唇は杏梨の耳に侵入してきた。
にちょにちょっ 
ダイレクトに金田の唇の音が杏梨に響いた。息づかいも聞こえてくる。

はぁ…はぁ… 
自分自身は何もされていないのに、金田の息は上がっていた。

興奮してくれてる?
杏梨の胸は嬉しくなった。

もどかしさをぶつけるように金田の固い陰茎が杏梨のおしりにぐりぐりと当たる。先走り液が杏梨のおしりを汚した。

杏梨が金田のおちんちんを手で刺激しようと、手を伸ばすと金田の手に阻まれた。

「金田さん?」
「しなくていい。今日は杏梨のしたいことをするっていっただろ?」

「私がしたいんです」
「いや…俺の勝手だけど、今日は俺が杏梨を甘やかす」

何もしなくていい。
と耳元で囁かれ、杏梨の両腕は隔離されるように上にあげるように誘導された。


耳を舐められ、おっぱいをもみくちゃにされ、

首筋から背中を舐められ、お臍をいじられる。

おしりにキスをされ、鼠径部を手が撫でる。

じっくりじっくり時間をかけて、金田は杏梨の身体を上から下に移動していった。

杏梨のショーツはぐっしょりと濡れていた。
早く脱がせて欲しくて仕方がなかった。

金田のショーツに手がかかり、ゆっくりと下におろした。杏梨も腰を上げて手伝った。

ショーツが濡れていて、杏梨の内ももを濡らした。

金田がショーツを畳もうとするが手止まった。
まじまじと見ている。

濡れてるのばれたっ!恥ずかしいっ

思わずショーツを奪おうと手を伸ばすが、金田に阻まれた。

「濡れてるな…」金田は少し嬉しそうだった。
「いつもと違う感じでかわいい下着だな」


今日の杏梨の下着は白基調に青色の花柄をあしらったものだった。

見てて…くれた。杏梨の胸がきゅーんと熱くなる。

丁寧に下着を畳んだ金田が、杏梨の顔をみる。

金田の顔は緊張しているようにみえた。


金田の誘導で、杏梨は仰向けになった。

どくっどくっ 
杏梨の心臓がどんどん早くなっていく。

金田の手が杏梨の一番敏感な部分に触れた。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました

しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、 「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。 ――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。 試験会場を間違え、隣の建物で行われていた 特級厨師試験に合格してしまったのだ。 気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの “超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。 一方、学院首席で一級魔法使いとなった ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに―― 「なんで料理で一番になってるのよ!?  あの女、魔法より料理の方が強くない!?」 すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、 天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。 そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、 少しずつ距離を縮めていく。 魔法で国を守る最強魔術師。 料理で国を救う特級厨師。 ――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、 ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。 すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚! 笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」

透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。 そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。 最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。 仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕! ---

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

処理中です...