107 / 262
5章 希望の家と集う仲間
108 スルーする国の人達
しおりを挟む
僕とエリッタは古代遺跡の入り口にたどり着いた。
エリッタは僕とそこにいた少女の間に入り、警戒姿勢をとる。
僕は少女に話しかける。
「何かご用ですか?」
間抜けな感じがしないでも無いけれど、他の言い方も微妙だろう。
「あなたがオキスさんね。
私、サリア。
ジキルの紹介で来たの。
皆さんよろしく。」
そうか、ジキルは面倒ごとを僕に回してきたのか。
「私はシーリ。
さっきの面白い踊りだったねー。
ドラゴン乗りたいな-。」
シーリが話に入って来た。
とりあえずここに来た目的が聞きたいので、しばらく黙っていて欲しい。
「踊り?
あれは精霊魔法よ。
魔力を周囲に送り込んで、精霊の力を強めて具現化するの。
それとあのドラゴンはブリューデンっていうんだけど、後で乗ってもらうわ。」
なんだかドラゴンに乗ることが決定事項になっている。
「アタイはエリッタ。
まずここに来た目的を聞きたいんだけど。」
エリッタが話を本題に戻す。
「ブリューデンを人間にするのを手伝って欲しいんだ。」
そうサリアは言った。
「・・・。
ここではそういったご用件は承っておりません。
というか無理です。」
僕は丁寧にお断りした。
これからやらなければならないことが沢山あるのだ。
「クエルク自治領にある古代遺跡にあるらしいの。
ドラゴンを人間に変身させる神の遺物が。」
サリアは古代遺跡というキーワードを出してきた。
各地を巡ってようやく探し当てたのだということだ。
「協力しましょう。」
僕は快諾することにした。
ジキルの紹介だしね、やっぱり友人の頼みは重要だよね。
「本当?よかった。」
サリアが喜ぶ。
そして後ろで伏せっていたブリューデンという名の炎竜が立ち上がる。
両足で立ち上がり羽を広げる。
さすがに大きい。
そして羽をバッサバッサと動かす。
喜んでいるのかも知れないが、吹き飛びそうになるのでやめて欲しい。
サリアがブリューデンに止めるように言った。
動きを止めるブリューデン。
助かった。
「ところでクエルク自治領の古代遺跡なんて聞いたことが無いんだけど。」
「あの国は色々とやる気が無いから、地元の人は知っていたけど、みんなスルーしてたの。」
そうか、田舎だしなあ。
冒険者も力量不足なのが揃ってるし、実生活に影響しなければそりゃスルーするか。
僕は細かい話を聞いた。
要するに古代遺跡にあるという、人化の神の遺物を回収すれば良いのだ。
サリアは何度も古代遺跡に突入するものの、どうしても先に進めないところがあったようだ。
ブリューデンはサイズが大きすぎて入れなかったらしい。
エリッタは仕事があるので残留してもらう。
何かブツブツ言っていたような気がするのだけれど、二人で出かけたら仕事が進まないんだよ。
僕は遺跡攻略の準備を整えた。
こうして僕は炎竜に乗ってクエルク自治領の古代遺跡に向かうことになった。
終盤に良くある移動手段無双となった。
エリッタは僕とそこにいた少女の間に入り、警戒姿勢をとる。
僕は少女に話しかける。
「何かご用ですか?」
間抜けな感じがしないでも無いけれど、他の言い方も微妙だろう。
「あなたがオキスさんね。
私、サリア。
ジキルの紹介で来たの。
皆さんよろしく。」
そうか、ジキルは面倒ごとを僕に回してきたのか。
「私はシーリ。
さっきの面白い踊りだったねー。
ドラゴン乗りたいな-。」
シーリが話に入って来た。
とりあえずここに来た目的が聞きたいので、しばらく黙っていて欲しい。
「踊り?
あれは精霊魔法よ。
魔力を周囲に送り込んで、精霊の力を強めて具現化するの。
それとあのドラゴンはブリューデンっていうんだけど、後で乗ってもらうわ。」
なんだかドラゴンに乗ることが決定事項になっている。
「アタイはエリッタ。
まずここに来た目的を聞きたいんだけど。」
エリッタが話を本題に戻す。
「ブリューデンを人間にするのを手伝って欲しいんだ。」
そうサリアは言った。
「・・・。
ここではそういったご用件は承っておりません。
というか無理です。」
僕は丁寧にお断りした。
これからやらなければならないことが沢山あるのだ。
「クエルク自治領にある古代遺跡にあるらしいの。
ドラゴンを人間に変身させる神の遺物が。」
サリアは古代遺跡というキーワードを出してきた。
各地を巡ってようやく探し当てたのだということだ。
「協力しましょう。」
僕は快諾することにした。
ジキルの紹介だしね、やっぱり友人の頼みは重要だよね。
「本当?よかった。」
サリアが喜ぶ。
そして後ろで伏せっていたブリューデンという名の炎竜が立ち上がる。
両足で立ち上がり羽を広げる。
さすがに大きい。
そして羽をバッサバッサと動かす。
喜んでいるのかも知れないが、吹き飛びそうになるのでやめて欲しい。
サリアがブリューデンに止めるように言った。
動きを止めるブリューデン。
助かった。
「ところでクエルク自治領の古代遺跡なんて聞いたことが無いんだけど。」
「あの国は色々とやる気が無いから、地元の人は知っていたけど、みんなスルーしてたの。」
そうか、田舎だしなあ。
冒険者も力量不足なのが揃ってるし、実生活に影響しなければそりゃスルーするか。
僕は細かい話を聞いた。
要するに古代遺跡にあるという、人化の神の遺物を回収すれば良いのだ。
サリアは何度も古代遺跡に突入するものの、どうしても先に進めないところがあったようだ。
ブリューデンはサイズが大きすぎて入れなかったらしい。
エリッタは仕事があるので残留してもらう。
何かブツブツ言っていたような気がするのだけれど、二人で出かけたら仕事が進まないんだよ。
僕は遺跡攻略の準備を整えた。
こうして僕は炎竜に乗ってクエルク自治領の古代遺跡に向かうことになった。
終盤に良くある移動手段無双となった。
0
あなたにおすすめの小説
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる