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終章 世界の終わりと創世の伝説
257 オナラも出ないヘモグロビン
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僕は帝国の神の遺跡へ向かうメンバーを編成する。
エリッタは残った部隊を任せる為に残留する。
結果、僕、ジェイエル、アリス、ギルティーン、そしてルディンがメインメンバーとなる
それにレイネスの精鋭部隊30名が加わる。
ふとジェイエルに声をかけようとすると姿が見えない。
あれ?
部隊のメンバーにジェイエルの所在を確認すると、化学兵器を投下した方へ向かったという。
化学兵器はすでに空気中に拡散しているため、毒性が無いレベルの濃度まで薄まっている。
とはいえ、何やってるのジェイエル?
とにかく出発準備を進める。
その間、手が空いた僕はアリスに賢者の杖を返してもらった。
僕は賢者の杖を握る。
・・・リンクできない。
駄目だ、体に魔導も無いし、魔力ゼロの僕にもうルディンの声は聞こえない。
「僕じゃ駄目みたいだ。
このままアリスが持っていた方がいい。」
僕は賢者の杖をアリスに渡した。
「いいの?」
アリスが聞いてくる。
「ああ、その方がルディンの力が活きると思う。
ルディン、今までありがとう。
そしてこれからもアリスに協力してやって欲しい。」
僕はルディンにお礼を言った。
彼の声は聞こえなくても、僕の声は届いているはずだ。
ふと、回りがざわついていることに気が付く。
どうやらジェイエルが戻ってきたようだ。
単独行動が好きな男だと思っていると、単独では無かった。
ジェイエルは少女を抱きかかえていた。
「え・・・リーフ?」
僕はその少女の名前を呼んだ。
「気配を感じてな。
まだ生きている。
だが、危うい状態だ。」
ジェイエルがリーフの容態を語った。
「アリス、回復魔法を。」
僕はアリスに回復を頼んだ。
ここにいる中で一番魔法に長けているのはアリスだ。
「分かったわ。」
アリスが魔法をかける。
しかし効果が上がっているようには見えない。
「駄目、ほとんど効いていない。
いったいどうなってるの?」
アリスの強力な治癒魔法でも状況は改善しなかった。
「化学兵器だ。
ヘモグロビンの活動を阻害するタイプの。」
僕は理由を説明する。
「?
ヘモグロビン?
どういう状況なの?」
アリスは何のことか分からないという感じだ。
「ええっと、体の酸素を運ぶ役目をしているのがヘモグロビン、赤血球を構成しているんだ。
そして今回使った化学兵器は、そのヘモグロビンが酸素を取り込むのを阻害する効果がある。
だから体全体で酸欠を起こしている状態なんだ。」
僕は症状を詳しく解説した。
「分かった。
体の中で酸素を循環させればいいのね。」
アリスは再び魔法をかける。
するとリーフの様子が変化する。
リーフは焦点は合っていなかったけれど、なんとか目を開いた。
相変わらず単独行動無双の人がいた。
エリッタは残った部隊を任せる為に残留する。
結果、僕、ジェイエル、アリス、ギルティーン、そしてルディンがメインメンバーとなる
それにレイネスの精鋭部隊30名が加わる。
ふとジェイエルに声をかけようとすると姿が見えない。
あれ?
部隊のメンバーにジェイエルの所在を確認すると、化学兵器を投下した方へ向かったという。
化学兵器はすでに空気中に拡散しているため、毒性が無いレベルの濃度まで薄まっている。
とはいえ、何やってるのジェイエル?
とにかく出発準備を進める。
その間、手が空いた僕はアリスに賢者の杖を返してもらった。
僕は賢者の杖を握る。
・・・リンクできない。
駄目だ、体に魔導も無いし、魔力ゼロの僕にもうルディンの声は聞こえない。
「僕じゃ駄目みたいだ。
このままアリスが持っていた方がいい。」
僕は賢者の杖をアリスに渡した。
「いいの?」
アリスが聞いてくる。
「ああ、その方がルディンの力が活きると思う。
ルディン、今までありがとう。
そしてこれからもアリスに協力してやって欲しい。」
僕はルディンにお礼を言った。
彼の声は聞こえなくても、僕の声は届いているはずだ。
ふと、回りがざわついていることに気が付く。
どうやらジェイエルが戻ってきたようだ。
単独行動が好きな男だと思っていると、単独では無かった。
ジェイエルは少女を抱きかかえていた。
「え・・・リーフ?」
僕はその少女の名前を呼んだ。
「気配を感じてな。
まだ生きている。
だが、危うい状態だ。」
ジェイエルがリーフの容態を語った。
「アリス、回復魔法を。」
僕はアリスに回復を頼んだ。
ここにいる中で一番魔法に長けているのはアリスだ。
「分かったわ。」
アリスが魔法をかける。
しかし効果が上がっているようには見えない。
「駄目、ほとんど効いていない。
いったいどうなってるの?」
アリスの強力な治癒魔法でも状況は改善しなかった。
「化学兵器だ。
ヘモグロビンの活動を阻害するタイプの。」
僕は理由を説明する。
「?
ヘモグロビン?
どういう状況なの?」
アリスは何のことか分からないという感じだ。
「ええっと、体の酸素を運ぶ役目をしているのがヘモグロビン、赤血球を構成しているんだ。
そして今回使った化学兵器は、そのヘモグロビンが酸素を取り込むのを阻害する効果がある。
だから体全体で酸欠を起こしている状態なんだ。」
僕は症状を詳しく解説した。
「分かった。
体の中で酸素を循環させればいいのね。」
アリスは再び魔法をかける。
するとリーフの様子が変化する。
リーフは焦点は合っていなかったけれど、なんとか目を開いた。
相変わらず単独行動無双の人がいた。
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