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三章 あん・あん、いやあん、第三層
43 熱い物がきゅうっと出てくる給湯設備
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23日目。終着の村で露天風呂計画がスタートした。
エイコラ、エイコラエイ、コラホー。土をひたすら魔法の袋に詰めては、いっぱいになったら村の外へ捨てに行く。こういうときにも便利な魔法の袋。ちなみに言うまでも無いことだけど、露天風呂建設作業もソロプレイだ。
宿爺は当面の資金として、なんと100万シュネも貸してくれた。しかも本来なら利子を取らなければならないところを無利子にしてくれるという。なんと親切なんだろう!
ちなみに契約内容はというと、風呂とボイラーの権利が宿爺に渡ることになっている。売り上げや風呂の管理も全て宿爺がする。至れり尽くせりで色々やってくれるらしい。なんていい人なんだろう。
僕の取り分は、燃料を宿爺に売ることで出る。そこから宿爺に借金を返すのだ。無利子なので、ゆっくり返してくれれば良いとまで言ってくれた。
ところが僕と宿爺と交渉しているときに、たまたま居合わせた宿の客が耳打ちしてきた。
「君・・・騙されてるよ。」
いや、そんなはずは無い。無利子でお金を貸してくれるし、僕の利益もきっちり出る。変なことを言う人もいるものだ。僕はその人の言葉をスルーすることにした。
ということで、僕は掘った穴に石を配置していく。ダンジョンを探索するようになってから、僕は確実に成長している。少々の大きさの石なら軽々運べるようになっているのだ。今ならオールスチールの槍すら振り回すことが可能かもしれない。芋虫には勝てないけどね。
村には各所に水路が通っていて、そこから自由に水を引くことが出来る。この水路、村が成長すると勝手に伸びるらしい。突然噴水が出来たりするし、まったくわけが分からない。露天風呂が完成したら、また何か増えるのかな?
この日は穴を掘って石を置くという作業だけで終わってしまった。終着の村に来てから先に進めぬ状況が何日も続いている。しかし安心して欲しい。資金が貯まれば、先に進む算段は付いているのだ。きっと他の冒険者達の度肝を抜くことが出来るだろう。
日数 項目 金額 個数 合計 所持金
-----------------------------------------------------------------------------
23日目 宿爺からの借り入れ 100万0000蝸 1個 100万0000蝸 105万3800蝸
23日目 食料 -8200蝸 1個 -8200蝸 104万5600蝸
23日目 露天風呂建設資材 -8万2000蝸 1個 -8万2000蝸 96万3600蝸
24日目スタート。試作ボイラーでは小さすぎるので、大型のものを作り始めた。ちなみに前世の世界ではエコが叫ばれていて、お湯を作るのにコストの安い夜間電力を活用したり、ガスを利用した給湯時に同時に発電したりと色々な方法があった。太陽光パネルによる発電なんかと組み合わせて、エコをうたい文句にメーカーが色々と売り込んでいたのは記憶に残っている。
ちなみに一番エコなのはどれかというと、実はどれでもない。お湯を作るのなら、太陽熱を使うのが一番手っ取り早く低コストだ。仕組みは簡単、太陽熱で配水パイプを暖めておき、あとはお湯が必要なときにそこを通過させるだけ。温度調整が出来ないので、あとは通常の給湯システムを併用する。屋根に取り付けたりするタイプで、太陽光パネルより遙かに低コストの製品が作られていたりする。しかしガス会社も電気会社も誰も得しないので、積極的に売り込まれず日の目を見ないのだ。
もちろん僕も得しないので、今回そんなエコシステムは組み込まない。前世の世界で「最善を尽くさず何がエコだよ」と思ったことがある。そう思いつつも、僕はこっちの世界でそれを無視した給湯システムを作っている。だって燃料を売らないと儲からないんだもん。
ちなみに化石燃料を燃やすと水蒸気が発生するというのは前に説明したと思う。熱を生み出した後の副産物だ。さて、その副産物を利用して作られる物は何だろう? そう、エンジンだ。古くは石炭を利用したものから、石油成分を利用したものまで。外燃機関とか内燃機関とかで種別が違うんだけど、その話はエンジンを作る段階になったらしたいと思う。
そして僕は単純に金儲けのためだけにボイラーを作っているわけでは無い。いずれはこの技術をエンジンに転用して第三層を突破する・・・予定だ。
この日はボイラーを組み上げる作業で一日が終わろうとしていた。どんどん日数が経過することに焦りが無いと言ったら嘘になる。今頃サドンは第五層あたりに到着した頃だろうか?
そんな時、宿爺が僕の元へやってきた。
「アフタ君、作業は進んでいるようだね。」
「はい、今のところ順調です。」
「ところで凄いニュースがあるのだけど、聞きたいかね?」
「無料(ただ)なら。」
「はっはっは、そんなことでお金を取ったりはせんよ。」
「はっはっは、そうですよねぇ。」
僕も一緒に笑った。
「それでニュースというのは?」
「うむ、剣聖ブレアのパーティーがとうとう第七層へ到達したようだ。今、彼女らはギルドの出張所におるよ。たぶんうちの宿に泊まりに来る。」
「第七層・・・。」
僕にとっては遙か先の世界だ。ただポカンとその話を聞くことぐらいしか出来ない。
「さて、私は色々と忙しくなりそうだから戻ることにするよ。露天風呂の完成、楽しみにしているからの。」
そう言って宿爺は去って行った。
僕は宿爺の後ろ姿を見ながら、自分は何をやっているんだろうという焦燥感がわき上がってくることに気がつく。焦っちゃ駄目だ。僕は僕のやり方で先を目指すのだ。風呂を作る、それがダンジョン踏破の道筋なのだ。
日数 項目 金額 個数 合計 所持金
-----------------------------------------------------------------------------
24日目 食料 -9000蝸 1個 -9000蝸 95万4600蝸
24日目 大型ボイラー部品 -28万0000蝸 1個 -28万0000蝸 67万4600蝸
エイコラ、エイコラエイ、コラホー。土をひたすら魔法の袋に詰めては、いっぱいになったら村の外へ捨てに行く。こういうときにも便利な魔法の袋。ちなみに言うまでも無いことだけど、露天風呂建設作業もソロプレイだ。
宿爺は当面の資金として、なんと100万シュネも貸してくれた。しかも本来なら利子を取らなければならないところを無利子にしてくれるという。なんと親切なんだろう!
ちなみに契約内容はというと、風呂とボイラーの権利が宿爺に渡ることになっている。売り上げや風呂の管理も全て宿爺がする。至れり尽くせりで色々やってくれるらしい。なんていい人なんだろう。
僕の取り分は、燃料を宿爺に売ることで出る。そこから宿爺に借金を返すのだ。無利子なので、ゆっくり返してくれれば良いとまで言ってくれた。
ところが僕と宿爺と交渉しているときに、たまたま居合わせた宿の客が耳打ちしてきた。
「君・・・騙されてるよ。」
いや、そんなはずは無い。無利子でお金を貸してくれるし、僕の利益もきっちり出る。変なことを言う人もいるものだ。僕はその人の言葉をスルーすることにした。
ということで、僕は掘った穴に石を配置していく。ダンジョンを探索するようになってから、僕は確実に成長している。少々の大きさの石なら軽々運べるようになっているのだ。今ならオールスチールの槍すら振り回すことが可能かもしれない。芋虫には勝てないけどね。
村には各所に水路が通っていて、そこから自由に水を引くことが出来る。この水路、村が成長すると勝手に伸びるらしい。突然噴水が出来たりするし、まったくわけが分からない。露天風呂が完成したら、また何か増えるのかな?
この日は穴を掘って石を置くという作業だけで終わってしまった。終着の村に来てから先に進めぬ状況が何日も続いている。しかし安心して欲しい。資金が貯まれば、先に進む算段は付いているのだ。きっと他の冒険者達の度肝を抜くことが出来るだろう。
日数 項目 金額 個数 合計 所持金
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23日目 宿爺からの借り入れ 100万0000蝸 1個 100万0000蝸 105万3800蝸
23日目 食料 -8200蝸 1個 -8200蝸 104万5600蝸
23日目 露天風呂建設資材 -8万2000蝸 1個 -8万2000蝸 96万3600蝸
24日目スタート。試作ボイラーでは小さすぎるので、大型のものを作り始めた。ちなみに前世の世界ではエコが叫ばれていて、お湯を作るのにコストの安い夜間電力を活用したり、ガスを利用した給湯時に同時に発電したりと色々な方法があった。太陽光パネルによる発電なんかと組み合わせて、エコをうたい文句にメーカーが色々と売り込んでいたのは記憶に残っている。
ちなみに一番エコなのはどれかというと、実はどれでもない。お湯を作るのなら、太陽熱を使うのが一番手っ取り早く低コストだ。仕組みは簡単、太陽熱で配水パイプを暖めておき、あとはお湯が必要なときにそこを通過させるだけ。温度調整が出来ないので、あとは通常の給湯システムを併用する。屋根に取り付けたりするタイプで、太陽光パネルより遙かに低コストの製品が作られていたりする。しかしガス会社も電気会社も誰も得しないので、積極的に売り込まれず日の目を見ないのだ。
もちろん僕も得しないので、今回そんなエコシステムは組み込まない。前世の世界で「最善を尽くさず何がエコだよ」と思ったことがある。そう思いつつも、僕はこっちの世界でそれを無視した給湯システムを作っている。だって燃料を売らないと儲からないんだもん。
ちなみに化石燃料を燃やすと水蒸気が発生するというのは前に説明したと思う。熱を生み出した後の副産物だ。さて、その副産物を利用して作られる物は何だろう? そう、エンジンだ。古くは石炭を利用したものから、石油成分を利用したものまで。外燃機関とか内燃機関とかで種別が違うんだけど、その話はエンジンを作る段階になったらしたいと思う。
そして僕は単純に金儲けのためだけにボイラーを作っているわけでは無い。いずれはこの技術をエンジンに転用して第三層を突破する・・・予定だ。
この日はボイラーを組み上げる作業で一日が終わろうとしていた。どんどん日数が経過することに焦りが無いと言ったら嘘になる。今頃サドンは第五層あたりに到着した頃だろうか?
そんな時、宿爺が僕の元へやってきた。
「アフタ君、作業は進んでいるようだね。」
「はい、今のところ順調です。」
「ところで凄いニュースがあるのだけど、聞きたいかね?」
「無料(ただ)なら。」
「はっはっは、そんなことでお金を取ったりはせんよ。」
「はっはっは、そうですよねぇ。」
僕も一緒に笑った。
「それでニュースというのは?」
「うむ、剣聖ブレアのパーティーがとうとう第七層へ到達したようだ。今、彼女らはギルドの出張所におるよ。たぶんうちの宿に泊まりに来る。」
「第七層・・・。」
僕にとっては遙か先の世界だ。ただポカンとその話を聞くことぐらいしか出来ない。
「さて、私は色々と忙しくなりそうだから戻ることにするよ。露天風呂の完成、楽しみにしているからの。」
そう言って宿爺は去って行った。
僕は宿爺の後ろ姿を見ながら、自分は何をやっているんだろうという焦燥感がわき上がってくることに気がつく。焦っちゃ駄目だ。僕は僕のやり方で先を目指すのだ。風呂を作る、それがダンジョン踏破の道筋なのだ。
日数 項目 金額 個数 合計 所持金
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24日目 食料 -9000蝸 1個 -9000蝸 95万4600蝸
24日目 大型ボイラー部品 -28万0000蝸 1個 -28万0000蝸 67万4600蝸
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