48 / 208
三章 あん・あん、いやあん、第三層
48 内燃機関がこの世界には無いねん
しおりを挟む
「エンジン、エンジンんんん~、円陣んん」僕はそう歌いながら一人円陣、腕曲げポーズを掲げた。円陣というより、マルですよのポーズである。もちろんこれを誰かに見られるようなヘマはしない。そんな28日目のスタートだ。
「おはようっす。もしかしアンタがアフタさんっすか?」
「ひょげぇぇ。」
見られたか? 一人円陣プレイを見られたかぁぁぁ? ここはいつもの何事も無かったかのように全てをスルーだ!
「あ、そうですよ。・・・って、もしかしてこの前、村の前で拾ったイケメン?」
「その節はお世話になったっす。」
「ああ、元気そうでなによりです。」
見た感じ、本調子ではなさそうだけれど、顔色はだいぶ良くなっていた。
「いやぁ、アフタさん、アンタ、命の恩人っすよ。スカルドラゴンにボコボコにされた帰り道、パーティーがオレ以外全滅。自分にもお迎えが来ていたところを、アフタさんに連れ戻してもらったっす。」
「全滅・・・。」
「スカルドラゴン、あれは無理っす。ちょー無理っす。」
笑いながら軽そうに言ってるんだけど、仲間全滅だよ?
「そういえば名前も聞いてないんですけど。」
僕の名前は治療院の人に聞いたのかな? 一応、運び込んだとき名乗ったから。
「オレっすか?オレはカッチェ。よろしくっす。」
「ええっと、カッチェは何をしに来たんですか?」
「もちろんお礼を言いにきたっす。」
「そう。まあ、ちょっと運んだだけだし、大したことじゃ無いですよ。それじゃ僕は作業があるので。」
「それじゃあ、また改めてまた来るっす。治療院のじいちゃんにまだ出歩くなって言われてるっす。」
そう言うとカッチェは去って行った。外出許可が出ていないのにお礼を言いに来たのか。軽そうに見えるけど、意外に律儀なのかもしれない。
「あ、さっきの踊り、今度教えて欲しいっす。」
カッチェひょっこり顔を出して言った。去ってなかったぁぁぁ! しかもやっぱり見られてたぁぁぁ!
そして今度こそ確実に彼は去って行った。余計な置き台詞はやめて欲しい。気を取り直して僕はエンジン作成作業に戻る。ジャンク屋で部品を見繕ったんだけど、どうも第四層は電気系のパーツが多い。エンジンに流用できそうな物もあるんだけど・・・。例えばこのパーツ、電気モーターなんだよね。しかもかなり大型の。流用できるのは回転軸の部分とかかな。
それと材質が不明な装甲っぽいパーツがあるんだけど、これも流用できそうだ。かなり強度が高い。これならガソリンの燃焼に耐えられる。しかし・・・つまり第四層に行ったら、この無茶な強度の敵が出るということだよね? もうどうやったって勝てる見込みが無い。たぶんボスはSFで出てくるマスターコンピュータみたいな奴で、レーザーとか撃ってくるに違いない。でも、それをまともに突破している冒険者もいるんだよね? もはや強さの桁が違う。
とにかく資金が尽きる前に作るぞっと、気合いを入れていたところへ宿爺がやってきた。
「ちょっとボイラーの調子が悪いので見てくれんかの?」
「あ、はい、分かりました。」
僕は露天風呂へ向かった。
ボイラーをチェックすると排気ノズルが真っ黒に汚れ詰まりかけていた。
「ええっと、前に説明しましたが、一日に一回はこれを掃除しないと故障しますよ。」
「そうか、客がひっきりなしに来るから24時間稼働させたのがいけなかったかの。」
おい、宿爺! 素人ボイラーになんて無茶をさせるんだ?
「最低限のメンテナンス時間をとってください。あと風呂の清掃もちゃんとやらないと、衛生的に問題が出ますから。」
「うぅぅん、仕方ないかの。」
宿爺は残念そうにしている。機会損失を気にしているようだ。当初の想像を超えて来客があるらしい。
僕は再び作業場へ戻る。すると筋肉隆々の強面髭オヤジが僕を待っていた。
「お前がアフタか?」
強面髭オヤジは僕を睨み付ける。こわぁぁぁいぃぃぃ。
「は、はぃぃぃ。」
僕は怯えながら答える。
「そうか、早速だが頼みがある。高温が出せる炉を作って欲しいのだ。」
「え! なんで僕に?」
「宿屋のジジイから色々作れるって聞いてな。俺はここで鍛冶屋をやっているんだが、どうしても加工できない鉱物がある。」
「鉱物って種類は?」
「アダマンタイトだ。」
どっひゃぁぁぁ。キタよ、キタキタ、アダマンタイト来たよ。幻の鉱物。最強の武器を作る素材!
「さすがにそれは僕の知識では難しいですよ。魔法で何とかならないんですか?」
「大昔、大賢者リコリースがアダマンタイトで最強の武器を作ったという伝承が残されているだけだ。アダマンタイト自体はこのダンジョンの下層で極まれにドロップするんだが、誰も加工できない有様だ。魔法の力で鉄を溶解させる温度までもっていったんだが、びくともしない。」
さすがアダマンタイト、化学式すらさっぱり不明の謎金属だけのことはある。合金か何かにしても、そんな凄まじい金属は僕の中ではまったく思い当たらない。
鉄の加工温度はせいぜい1000度、溶解するのは1500度。灯油バーナーは温度の高い部分で1800度ぐらい。融鉄が可能な1500度でびくともしていないのなら、1800度でどうにかなるか非常に怪しい。そもそも温度でなんとかなるんだろうか?
まあ高温を出すだけなら方法はあるんだけど・・・加工まで考えると、この世界の設備では無理だ。
「・・・温度を上げれば良いんですか? 出来なくは無いですけど、すっごい、ものすっごい危険ですよ?」
「出来るのか? こう見えても俺は第五層の到達者で魔法戦士だ。危険なら何度も乗り越えてきた。まあ、最後の最後は無理だったが。」
このオヤジ・・・第五層の到達者?! しかも魔法戦士! そして今は鍛冶場の魔法オヤジにクラスチェンジっと。
なんだかよく分からないけれど、こうして僕はアダマンタイトの加工を手伝うことになった。早くエンジンを完成させたいんだけどなぁ。
「おはようっす。もしかしアンタがアフタさんっすか?」
「ひょげぇぇ。」
見られたか? 一人円陣プレイを見られたかぁぁぁ? ここはいつもの何事も無かったかのように全てをスルーだ!
「あ、そうですよ。・・・って、もしかしてこの前、村の前で拾ったイケメン?」
「その節はお世話になったっす。」
「ああ、元気そうでなによりです。」
見た感じ、本調子ではなさそうだけれど、顔色はだいぶ良くなっていた。
「いやぁ、アフタさん、アンタ、命の恩人っすよ。スカルドラゴンにボコボコにされた帰り道、パーティーがオレ以外全滅。自分にもお迎えが来ていたところを、アフタさんに連れ戻してもらったっす。」
「全滅・・・。」
「スカルドラゴン、あれは無理っす。ちょー無理っす。」
笑いながら軽そうに言ってるんだけど、仲間全滅だよ?
「そういえば名前も聞いてないんですけど。」
僕の名前は治療院の人に聞いたのかな? 一応、運び込んだとき名乗ったから。
「オレっすか?オレはカッチェ。よろしくっす。」
「ええっと、カッチェは何をしに来たんですか?」
「もちろんお礼を言いにきたっす。」
「そう。まあ、ちょっと運んだだけだし、大したことじゃ無いですよ。それじゃ僕は作業があるので。」
「それじゃあ、また改めてまた来るっす。治療院のじいちゃんにまだ出歩くなって言われてるっす。」
そう言うとカッチェは去って行った。外出許可が出ていないのにお礼を言いに来たのか。軽そうに見えるけど、意外に律儀なのかもしれない。
「あ、さっきの踊り、今度教えて欲しいっす。」
カッチェひょっこり顔を出して言った。去ってなかったぁぁぁ! しかもやっぱり見られてたぁぁぁ!
そして今度こそ確実に彼は去って行った。余計な置き台詞はやめて欲しい。気を取り直して僕はエンジン作成作業に戻る。ジャンク屋で部品を見繕ったんだけど、どうも第四層は電気系のパーツが多い。エンジンに流用できそうな物もあるんだけど・・・。例えばこのパーツ、電気モーターなんだよね。しかもかなり大型の。流用できるのは回転軸の部分とかかな。
それと材質が不明な装甲っぽいパーツがあるんだけど、これも流用できそうだ。かなり強度が高い。これならガソリンの燃焼に耐えられる。しかし・・・つまり第四層に行ったら、この無茶な強度の敵が出るということだよね? もうどうやったって勝てる見込みが無い。たぶんボスはSFで出てくるマスターコンピュータみたいな奴で、レーザーとか撃ってくるに違いない。でも、それをまともに突破している冒険者もいるんだよね? もはや強さの桁が違う。
とにかく資金が尽きる前に作るぞっと、気合いを入れていたところへ宿爺がやってきた。
「ちょっとボイラーの調子が悪いので見てくれんかの?」
「あ、はい、分かりました。」
僕は露天風呂へ向かった。
ボイラーをチェックすると排気ノズルが真っ黒に汚れ詰まりかけていた。
「ええっと、前に説明しましたが、一日に一回はこれを掃除しないと故障しますよ。」
「そうか、客がひっきりなしに来るから24時間稼働させたのがいけなかったかの。」
おい、宿爺! 素人ボイラーになんて無茶をさせるんだ?
「最低限のメンテナンス時間をとってください。あと風呂の清掃もちゃんとやらないと、衛生的に問題が出ますから。」
「うぅぅん、仕方ないかの。」
宿爺は残念そうにしている。機会損失を気にしているようだ。当初の想像を超えて来客があるらしい。
僕は再び作業場へ戻る。すると筋肉隆々の強面髭オヤジが僕を待っていた。
「お前がアフタか?」
強面髭オヤジは僕を睨み付ける。こわぁぁぁいぃぃぃ。
「は、はぃぃぃ。」
僕は怯えながら答える。
「そうか、早速だが頼みがある。高温が出せる炉を作って欲しいのだ。」
「え! なんで僕に?」
「宿屋のジジイから色々作れるって聞いてな。俺はここで鍛冶屋をやっているんだが、どうしても加工できない鉱物がある。」
「鉱物って種類は?」
「アダマンタイトだ。」
どっひゃぁぁぁ。キタよ、キタキタ、アダマンタイト来たよ。幻の鉱物。最強の武器を作る素材!
「さすがにそれは僕の知識では難しいですよ。魔法で何とかならないんですか?」
「大昔、大賢者リコリースがアダマンタイトで最強の武器を作ったという伝承が残されているだけだ。アダマンタイト自体はこのダンジョンの下層で極まれにドロップするんだが、誰も加工できない有様だ。魔法の力で鉄を溶解させる温度までもっていったんだが、びくともしない。」
さすがアダマンタイト、化学式すらさっぱり不明の謎金属だけのことはある。合金か何かにしても、そんな凄まじい金属は僕の中ではまったく思い当たらない。
鉄の加工温度はせいぜい1000度、溶解するのは1500度。灯油バーナーは温度の高い部分で1800度ぐらい。融鉄が可能な1500度でびくともしていないのなら、1800度でどうにかなるか非常に怪しい。そもそも温度でなんとかなるんだろうか?
まあ高温を出すだけなら方法はあるんだけど・・・加工まで考えると、この世界の設備では無理だ。
「・・・温度を上げれば良いんですか? 出来なくは無いですけど、すっごい、ものすっごい危険ですよ?」
「出来るのか? こう見えても俺は第五層の到達者で魔法戦士だ。危険なら何度も乗り越えてきた。まあ、最後の最後は無理だったが。」
このオヤジ・・・第五層の到達者?! しかも魔法戦士! そして今は鍛冶場の魔法オヤジにクラスチェンジっと。
なんだかよく分からないけれど、こうして僕はアダマンタイトの加工を手伝うことになった。早くエンジンを完成させたいんだけどなぁ。
0
あなたにおすすめの小説
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
※AI学習禁止・無断転載禁止・無断翻訳禁止・無断朗読禁止
「無能」と捨てられた少女は、神の愛し子だった――。 凍てつく北の地で始まる、聖獣たちと冷徹公爵による「世界一過保護な」逆転生活。
秦江湖
恋愛
魔法適性「鑑定」がすべてを決める、黄金の国ルミナリス。 名門ベルグラード公爵家の末娘アデリーンは、十五歳の鑑定式で、前代未聞の『鑑定不能(黒の沈黙)』を叩き出してしまう。
「我が家の恥さらしめ。二度とその顔を見せるな」
第一王子からは婚約破棄を突きつけられ、最愛の三人の兄たちからも冷酷な言葉とともに、極寒の地「ノースガル公国」へ追放を言い渡されたアデリーン。
着の身着のままで雪原に放り出された彼女が出会ったのは、一匹の衰弱した仔狼――それは、人間には決して懐かないはずの『伝説の聖獣』だった。
「鑑定不能」の正体は、魔力ゼロなどではなく、聖獣と心を通わせる唯一の力『調律師』の証。
行き倒れたアデリーンを救ったのは、誰もが恐れる氷の公爵ゼノスで……。
「こんなに尊い存在を捨てるとは、黄金の国の連中は正気か?」
「聖獣も、私も……お前を離すつもりはない」
氷の公爵に拾われ、聖獣たちに囲まれ、これまでの不遇が嘘のような「極上溺愛」を享受するアデリーン。
一方で、彼女を捨てた黄金の国は、聖獣の加護を失い崩壊の危機に直面していた。
慌ててアデリーンを連れ戻そうとする身勝手な王族たち。
しかし、彼らの前には「復讐」の準備を終えたアデリーンの兄たちが立ちはだかる。
「遅いよ。僕らのかわいい妹を泣かせた罪、一生かけて償ってもらうからね」
これは、すべてを失った少女が、真の居場所と愛を見つけるまでの物語。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
無能と追放された結界師、三十路のおっさんですが17歳の辺境伯令嬢と婚約して人生逆転します
みかん畑
ファンタジー
無能と蔑まれ、Aランクパーティを追放された結界師フィン。
行き場を失った彼を拾ったのは、辺境伯の娘リリカだった。
国土結界の恩恵が届かない辺境で、フィンの結界は本当の価値を発揮していく。
領地再建、政治の駆け引き、そして少女のまっすぐな想い。
これは無能と呼ばれた男が、辺境で居場所を見つけ、やがて年の差婚へと至る物語。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる