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新たな門出
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やっと結婚式が終わった。
正直疲れた……。
一日お人形さん状態だった気がする。
彼も相当疲れてしまっていたらしくホテルから出ると一言も発することなくマンションに戻り暫く休むと言い部屋に籠ってしまった。
今日って所謂初夜…ってやつだよね?
この後することと言ったら…アレ…だよね?
いいんかなぁ~私部屋に籠ってパソコンの画面見てはぁはぁしてて…。
するといきなり携帯の着信音が鳴り出した。
画面を悔いるようにして見ていたので着信音にビックッりして慌ててしまった。
「もしもし…」
『もしもしぃ~。茜ぇ~?』
甲高いこの声は…幸恵!?
テンション高っ!!
酔ってるのかな、すっごいご機嫌だなぁ~。
でもこんな時間に一体何の用事なんだろう。
「どうしたの。こんな時間に」
『ああっとねぇ~、今何してんのかなぁって思ってさぁ~』
「パソコンでネットしてるけど」
『はぁ~!? 何してんのよ、あんた』
何してるも何も…彼が疲れて寝ちゃったらか仕方なくネットしてるんですけど。
揶揄いの電話なのかい?
「今日は疲れたって彼が寝ちゃったの。だから仕方なく…」
『あのイケメンってばホント分かってないわよねぇ~。それで今どこ? もう日本出発した?』
してねーよ。
てか何でそんな話になるのよ。
新婚旅行は明後日からだっての。
てかそんなこと幸恵には分からない事か。
普通じゃないのかな、私たちって……。
「日本のマンションの部屋の中」
『ええっ! 新婚旅行じゃないの!?』
「うん……それは明後日だけど」
『そうなんだぁ~。それじゃ、味気ないわよねぇ~』
味気ないって……そんなもんなのか?
私は新婚旅行をいつ行くかが気になってしまい『新婚旅行』『いつ行く』と検索してしまった。
すると『結婚式挙げて半年後に旅行に行った』とか『式から数か月後に旅行に行った』とかリアルな話がいっぱい出てきた。
これからすると私たちの場合早い方だと思った。
「別に…いつでもいいんだよ、旅行なんて。人それぞれらしいよ」
『そんなの? そんなもんなんだぁ~。私経験が無いからてっきり式後旅行かと思ってた』
大きな声で大笑いする幸恵と疲れてそのテンションに着いていけない私がいた。
ところで何しに電話?
その質問を幸恵にした。
『ああ、何となくぅ~』
…だそうだ。
んとに冷やかしなんじゃんかぁ…。
その後幸恵が結婚式の事について語り始めてしまいそれに付き合っていたら夜中の12時を過ぎてしまった。
流石に私も疲れて眠くなったことを幸恵に伝えるとやっとこさ電話を切ってくれた。
なんて悪友なのだと思ってしまう自分がそこにいた。
「はぁ~……寝るか……」
私は携帯を机の上に置くと静かにパソコンの画面を閉じた。
正直疲れた……。
一日お人形さん状態だった気がする。
彼も相当疲れてしまっていたらしくホテルから出ると一言も発することなくマンションに戻り暫く休むと言い部屋に籠ってしまった。
今日って所謂初夜…ってやつだよね?
この後することと言ったら…アレ…だよね?
いいんかなぁ~私部屋に籠ってパソコンの画面見てはぁはぁしてて…。
するといきなり携帯の着信音が鳴り出した。
画面を悔いるようにして見ていたので着信音にビックッりして慌ててしまった。
「もしもし…」
『もしもしぃ~。茜ぇ~?』
甲高いこの声は…幸恵!?
テンション高っ!!
酔ってるのかな、すっごいご機嫌だなぁ~。
でもこんな時間に一体何の用事なんだろう。
「どうしたの。こんな時間に」
『ああっとねぇ~、今何してんのかなぁって思ってさぁ~』
「パソコンでネットしてるけど」
『はぁ~!? 何してんのよ、あんた』
何してるも何も…彼が疲れて寝ちゃったらか仕方なくネットしてるんですけど。
揶揄いの電話なのかい?
「今日は疲れたって彼が寝ちゃったの。だから仕方なく…」
『あのイケメンってばホント分かってないわよねぇ~。それで今どこ? もう日本出発した?』
してねーよ。
てか何でそんな話になるのよ。
新婚旅行は明後日からだっての。
てかそんなこと幸恵には分からない事か。
普通じゃないのかな、私たちって……。
「日本のマンションの部屋の中」
『ええっ! 新婚旅行じゃないの!?』
「うん……それは明後日だけど」
『そうなんだぁ~。それじゃ、味気ないわよねぇ~』
味気ないって……そんなもんなのか?
私は新婚旅行をいつ行くかが気になってしまい『新婚旅行』『いつ行く』と検索してしまった。
すると『結婚式挙げて半年後に旅行に行った』とか『式から数か月後に旅行に行った』とかリアルな話がいっぱい出てきた。
これからすると私たちの場合早い方だと思った。
「別に…いつでもいいんだよ、旅行なんて。人それぞれらしいよ」
『そんなの? そんなもんなんだぁ~。私経験が無いからてっきり式後旅行かと思ってた』
大きな声で大笑いする幸恵と疲れてそのテンションに着いていけない私がいた。
ところで何しに電話?
その質問を幸恵にした。
『ああ、何となくぅ~』
…だそうだ。
んとに冷やかしなんじゃんかぁ…。
その後幸恵が結婚式の事について語り始めてしまいそれに付き合っていたら夜中の12時を過ぎてしまった。
流石に私も疲れて眠くなったことを幸恵に伝えるとやっとこさ電話を切ってくれた。
なんて悪友なのだと思ってしまう自分がそこにいた。
「はぁ~……寝るか……」
私は携帯を机の上に置くと静かにパソコンの画面を閉じた。
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