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後日談 片翼をもがれた不死鳥
A10.師弟の戦い
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「お前はここで防御に徹しろ。絶対に外すな。連携も考えるな。不必要に動くと私の計算が狂う」
「・・・分かった」
私はロギルジョーに念を押す。おそらくこれから、マラカイは徹底的にロギルジョーへ攻撃をしかけるだろう。魔法使いの中でも最強クラスのマラカイの連撃を受ければ、大抵のものは守りを張っていてもすぐに魔力切れで潰れる。無傷で守り切れるのは、それこそ聖盾と呼ばれるアウレリウスくらいだ。雷特化のロギルジョーにとっては、守るよりも相手を倒す方が早かった。故に、防御よりも攻撃に慣れており、守りは不得手。長引けばまずい。
案の定マラカイはロギルジョーを標的にする。
「その程度の防御魔法で、俺から生き延びられるなんて・・・、・・・ッ!?」
マラカイはわざわざ高速詠唱を使い、氷塊ともいえるべき圧倒的重量のあるそれをロギルジョーの頭上から落とそうとするが、しかし魔法陣は私の頭上に展開される。それを私は防御魔法で防いだ。
「座標が、ずれた?ち、違うんです先生、手元が狂って・・・」
マラカイは慌てているが、やはり私のことは傷つけるつもりはないのだろう。あくまで狙いはロギルジョーなのに、魔法は私へと逸れていったのだ。
私が使ったのは闇魔法の一種で、いわば避雷針の魔法。周囲の魔法を自分にかき集める魔法だ。主に、護衛対象を抱える時に使う。
例えば護衛人が護衛をするときに何が困るかというと、敵の攻撃が護衛対象に向かうことだ。自分に向けられているわけではないものを強引に止める時、これが非常に苦労する。間に割ってどうにかせねばならないからだ。故に、自分にすべての攻撃を集める魔法を使用することで、敵の狙いはこちらに向くようになる。これだけでも相当楽になるのだ。
マラカイは爪が上に向くように手を広げ、今度は炎の杭を作るが、しかしロギルジョーに向かっていたはずの物が屈折して私の方向へと飛ぶ。そして水の盾で私はそれを防ぐ。
「なっ、どうして先生のもとに攻撃が吸い寄せられて・・・!?」
「お前が私のことを殺したいのはよくわかった」
「違うんです、先生、僕は先生のことは傷つけるつもりなんて・・・」
マラカイは今度は地震を起こし、ロギルジョーに向けて地割れを起こそうとする。規模が大きすぎて洒落にならん。しかしゴゴゴゴという音が周囲に響き、その中心が私の足元に展開される。
修復できないレベルで地形にまで変動を与えられるかが、上級魔法使いか大賢者かの違いである。本当に、どうしてこのレベルの奴がここまで執拗に私の弟子にこだわるのか。どれだけ攻撃を極めても私の支配には勝てないことをこいつは以前に言っていたが、そうでなくともこれ以上極める必要もないだろうに。
立つ場所が奪われ、そこは虚空になる。地面の裂け目に向けて、私は地下へと落ちていく。落ちていく寸前に見たマラカイの表情は、ただただ青ざめていた。私を落とすつもりは毛ほどもなかったのに、現に私は落ちていくのだ。もちろん私もこのまま落下すればただでは済まないため、転移を使ってマラカイの背後へと移動する。
そしてマラカイの背後から手を伸ばし、首に大杖をかけた。
「チェックメイト」
「・・・せんせ?」
落ちていったはずの私が自分の後ろにいるという状況を、ゆっくりと理解する。首元には杖があるにもかかわらず、ゆっくりと私の腕を触る。
「せんせ・・・良かった。先生に何かあったと思うと、僕・・・」
後ろから子供の背丈のマラカイを抱きしめている形にもなっているため、ゆっくりと拘束を外そうとするが、しかしマラカイは私の腕をそのまま掴んで離れようとしない。
「信じてください、僕は先生のことを殺そうなんて、絶対に思っていません!」
「・・・だが、私のことを現に何度も殺そうとした。事実がそうである以上は否定はさせない」
「違います!本当に、違うんです!!」
私が魔法を自分に引き付けたのが原因ではあるが、この場を収めるにはこう言うしかない。
「先生、お願いします。僕は先生が大好きです。絶対に危害は加えません。なんでもしますから、信じてください。一生の、お願いです・・・!!」
私に向き直り、怯えながら震えている。
「で、あれば、弟弟子のことを受け入れてほしい」
「・・・・・・」
マラカイは悔しそうな顔をしている。しかしぎゅっと目をつむったのち、嫌そうではあるが静かに首を縦に振った。ロギルジョーはもう安全と判断し、防御魔法を解除している。私はロギルジョーにハンドサインで「先に戻っていろ」と伝えると、頷いて学校に戻っていった。
「あいつは未熟だから目をかけているだけで、お前の方が魔法の才格は上だ。嫉妬することは何もない」
「才能なんてどうでもいいです。僕はただ、先生と一緒にいたいだけなんです」
「師弟だからって、常にベタベタと過ごすわけではない。弟子だろうがその権利はお前にはない」
身を反転させ私を抱きしめ、縋りついてくる。本当に、中身はいつまでたっても未熟な魔法使いだ。
「・・・でも、お前は私の数少ない味方だ。部屋の交換までは了承できんが、遊びに来てもいい」
「・・・本当ですか!?」
「子供の姿だぞ。あと、私のベッドには絶対に入ってくるな」
「せんせー!大好き!!」
流れでキスをしようとしてくるが、私の体はもう魔力供給の必要はない。顔を背けて拒否をする。
「でも僕は、先生の一番弟子っていう証拠が欲しいです。それがなきゃイヤです!」
頬を膨らませ、拘束してきた。
こいつ・・・。隙あらば自分の要求をねじ込みやがって・・・。まあいい。
「ちょっと待ってろ」
私はナイフを取り出す。そして自分の髪の紐をほどき、束として掴んだ。髪を切ってこいつにまたなにか作ってやるか。丁度いい。ビジュアルが変わるほどバッサリいって、スッキリしよう。
しかしマラカイは私の意図を察したのか、顔を真っ青にして私の腕を掴んで止める。
「せ、せんせ?な、なにをしようとしているんですか?」
「髪を切り落とす」
「いや、嫌です。気持ちは嬉しいですけれど、僕は先生の長い髪が大好きです」
「気にするな。何かに使えるかと思って切らなかっただけで、別に伸ばしていたわけではない」
アウレリウスは願掛けの為に伸ばしていると言っていたが、一方の私は特段理由はない。これでマラカイが満足できるなら十分だ。しかしマラカイは手を離そうとしない。
「もういいです、一番弟子の称号なんていりません!もう我儘は言いませんから、お願いします!!」
涙目で懇願される。私が力を緩めると、マラカイはナイフを取り上げて遠くへ投げ捨てた。
私達の間に、沈黙が流れる。
「バッサリが行き過ぎなら、半分くらいなら・・・」
マラカイは首を横に振る。髪はもういいらしい。しかし、そうすると私から渡せるものなど何もない。
「先生から禁止されていた念話の許可と。・・・先生が授業でもクソガキに修行をつけているときでも、何か教授しているときに僕も割り込んでいい権利は、駄目でしょうか」
「まあ、邪魔はするなよ」
「はい」
マラカイは相変わらず子供の姿のままだ。私がここで教師をしている間はこの姿でやっていくのだろう。
しばらく私の匂いをかいで、するとだんだんと表情の強張りも取れていった。
「そういえば先生、あの小僧のことは飽きたんですよね?飽きたから捨ててきたんですよね?えへへ、先生大好き」
「違う。すこしあの子をから距離を置いて、見極めたいことがあったんだ。・・・まあ、逆に殺意を抱かれるのは流石に想定外だったがな・・・」
「へ~」
マラカイは私のお腹をじろじろと見ている。そして何かを言うべきか迷った末に、口を開いた。
「・・・実は、あの小僧が先生を閉じ込めているのではと思って、取り返しに王宮に行きました。一か月前くらいです」
「暴れていないだろうな?」
「暴れていません。本当に閉じ込めていたのなら暴れる予定でしたが、小僧の目を見て違うと思ったので引き返しました」
「私が仮に閉じ込められていても暴れるなよ。・・・それで?」
マラカイは私に目を合わせない。思い出すように、ぽつりぽつりと語りだす。
「ええ、それはもう、とても人間の目とは思えませんでした。世界に対する興味や、生への渇望の微塵もなかった。光を反射するだけの、まるでガラス玉でした」
誇張しているわけではないのだろう。マラカイが真顔でこうやって話すときは、大抵ありのまま、真実を言っている。離れている間に、あの子の心境に何があったのか。しかし少ない材料で考えても仕方がない。
考えることは多い。まずは一旦学校に戻るために、マラカイと共に転移で自室へと帰った。
後日。アークランド王宮。
「報告申し上げます!エデンリーフ国境付近の荒野にて、地割れを観測しました!魔力の痕跡があるとのことで、魔法使いが原因とされています!」
「誰が、どうして起こしたのかは調査中です」
アウレリウス王は両肘をつきながら、つまらなさそうに報告を聞いている。
「・・・エデンリーフに、地割れが出来うるほどの魔法使いはいない。さすれば魔塔主か、それとも・・・」
暗く澱んだガラス玉は、エデンリーフ国境付近の地図を映していた。
「・・・分かった」
私はロギルジョーに念を押す。おそらくこれから、マラカイは徹底的にロギルジョーへ攻撃をしかけるだろう。魔法使いの中でも最強クラスのマラカイの連撃を受ければ、大抵のものは守りを張っていてもすぐに魔力切れで潰れる。無傷で守り切れるのは、それこそ聖盾と呼ばれるアウレリウスくらいだ。雷特化のロギルジョーにとっては、守るよりも相手を倒す方が早かった。故に、防御よりも攻撃に慣れており、守りは不得手。長引けばまずい。
案の定マラカイはロギルジョーを標的にする。
「その程度の防御魔法で、俺から生き延びられるなんて・・・、・・・ッ!?」
マラカイはわざわざ高速詠唱を使い、氷塊ともいえるべき圧倒的重量のあるそれをロギルジョーの頭上から落とそうとするが、しかし魔法陣は私の頭上に展開される。それを私は防御魔法で防いだ。
「座標が、ずれた?ち、違うんです先生、手元が狂って・・・」
マラカイは慌てているが、やはり私のことは傷つけるつもりはないのだろう。あくまで狙いはロギルジョーなのに、魔法は私へと逸れていったのだ。
私が使ったのは闇魔法の一種で、いわば避雷針の魔法。周囲の魔法を自分にかき集める魔法だ。主に、護衛対象を抱える時に使う。
例えば護衛人が護衛をするときに何が困るかというと、敵の攻撃が護衛対象に向かうことだ。自分に向けられているわけではないものを強引に止める時、これが非常に苦労する。間に割ってどうにかせねばならないからだ。故に、自分にすべての攻撃を集める魔法を使用することで、敵の狙いはこちらに向くようになる。これだけでも相当楽になるのだ。
マラカイは爪が上に向くように手を広げ、今度は炎の杭を作るが、しかしロギルジョーに向かっていたはずの物が屈折して私の方向へと飛ぶ。そして水の盾で私はそれを防ぐ。
「なっ、どうして先生のもとに攻撃が吸い寄せられて・・・!?」
「お前が私のことを殺したいのはよくわかった」
「違うんです、先生、僕は先生のことは傷つけるつもりなんて・・・」
マラカイは今度は地震を起こし、ロギルジョーに向けて地割れを起こそうとする。規模が大きすぎて洒落にならん。しかしゴゴゴゴという音が周囲に響き、その中心が私の足元に展開される。
修復できないレベルで地形にまで変動を与えられるかが、上級魔法使いか大賢者かの違いである。本当に、どうしてこのレベルの奴がここまで執拗に私の弟子にこだわるのか。どれだけ攻撃を極めても私の支配には勝てないことをこいつは以前に言っていたが、そうでなくともこれ以上極める必要もないだろうに。
立つ場所が奪われ、そこは虚空になる。地面の裂け目に向けて、私は地下へと落ちていく。落ちていく寸前に見たマラカイの表情は、ただただ青ざめていた。私を落とすつもりは毛ほどもなかったのに、現に私は落ちていくのだ。もちろん私もこのまま落下すればただでは済まないため、転移を使ってマラカイの背後へと移動する。
そしてマラカイの背後から手を伸ばし、首に大杖をかけた。
「チェックメイト」
「・・・せんせ?」
落ちていったはずの私が自分の後ろにいるという状況を、ゆっくりと理解する。首元には杖があるにもかかわらず、ゆっくりと私の腕を触る。
「せんせ・・・良かった。先生に何かあったと思うと、僕・・・」
後ろから子供の背丈のマラカイを抱きしめている形にもなっているため、ゆっくりと拘束を外そうとするが、しかしマラカイは私の腕をそのまま掴んで離れようとしない。
「信じてください、僕は先生のことを殺そうなんて、絶対に思っていません!」
「・・・だが、私のことを現に何度も殺そうとした。事実がそうである以上は否定はさせない」
「違います!本当に、違うんです!!」
私が魔法を自分に引き付けたのが原因ではあるが、この場を収めるにはこう言うしかない。
「先生、お願いします。僕は先生が大好きです。絶対に危害は加えません。なんでもしますから、信じてください。一生の、お願いです・・・!!」
私に向き直り、怯えながら震えている。
「で、あれば、弟弟子のことを受け入れてほしい」
「・・・・・・」
マラカイは悔しそうな顔をしている。しかしぎゅっと目をつむったのち、嫌そうではあるが静かに首を縦に振った。ロギルジョーはもう安全と判断し、防御魔法を解除している。私はロギルジョーにハンドサインで「先に戻っていろ」と伝えると、頷いて学校に戻っていった。
「あいつは未熟だから目をかけているだけで、お前の方が魔法の才格は上だ。嫉妬することは何もない」
「才能なんてどうでもいいです。僕はただ、先生と一緒にいたいだけなんです」
「師弟だからって、常にベタベタと過ごすわけではない。弟子だろうがその権利はお前にはない」
身を反転させ私を抱きしめ、縋りついてくる。本当に、中身はいつまでたっても未熟な魔法使いだ。
「・・・でも、お前は私の数少ない味方だ。部屋の交換までは了承できんが、遊びに来てもいい」
「・・・本当ですか!?」
「子供の姿だぞ。あと、私のベッドには絶対に入ってくるな」
「せんせー!大好き!!」
流れでキスをしようとしてくるが、私の体はもう魔力供給の必要はない。顔を背けて拒否をする。
「でも僕は、先生の一番弟子っていう証拠が欲しいです。それがなきゃイヤです!」
頬を膨らませ、拘束してきた。
こいつ・・・。隙あらば自分の要求をねじ込みやがって・・・。まあいい。
「ちょっと待ってろ」
私はナイフを取り出す。そして自分の髪の紐をほどき、束として掴んだ。髪を切ってこいつにまたなにか作ってやるか。丁度いい。ビジュアルが変わるほどバッサリいって、スッキリしよう。
しかしマラカイは私の意図を察したのか、顔を真っ青にして私の腕を掴んで止める。
「せ、せんせ?な、なにをしようとしているんですか?」
「髪を切り落とす」
「いや、嫌です。気持ちは嬉しいですけれど、僕は先生の長い髪が大好きです」
「気にするな。何かに使えるかと思って切らなかっただけで、別に伸ばしていたわけではない」
アウレリウスは願掛けの為に伸ばしていると言っていたが、一方の私は特段理由はない。これでマラカイが満足できるなら十分だ。しかしマラカイは手を離そうとしない。
「もういいです、一番弟子の称号なんていりません!もう我儘は言いませんから、お願いします!!」
涙目で懇願される。私が力を緩めると、マラカイはナイフを取り上げて遠くへ投げ捨てた。
私達の間に、沈黙が流れる。
「バッサリが行き過ぎなら、半分くらいなら・・・」
マラカイは首を横に振る。髪はもういいらしい。しかし、そうすると私から渡せるものなど何もない。
「先生から禁止されていた念話の許可と。・・・先生が授業でもクソガキに修行をつけているときでも、何か教授しているときに僕も割り込んでいい権利は、駄目でしょうか」
「まあ、邪魔はするなよ」
「はい」
マラカイは相変わらず子供の姿のままだ。私がここで教師をしている間はこの姿でやっていくのだろう。
しばらく私の匂いをかいで、するとだんだんと表情の強張りも取れていった。
「そういえば先生、あの小僧のことは飽きたんですよね?飽きたから捨ててきたんですよね?えへへ、先生大好き」
「違う。すこしあの子をから距離を置いて、見極めたいことがあったんだ。・・・まあ、逆に殺意を抱かれるのは流石に想定外だったがな・・・」
「へ~」
マラカイは私のお腹をじろじろと見ている。そして何かを言うべきか迷った末に、口を開いた。
「・・・実は、あの小僧が先生を閉じ込めているのではと思って、取り返しに王宮に行きました。一か月前くらいです」
「暴れていないだろうな?」
「暴れていません。本当に閉じ込めていたのなら暴れる予定でしたが、小僧の目を見て違うと思ったので引き返しました」
「私が仮に閉じ込められていても暴れるなよ。・・・それで?」
マラカイは私に目を合わせない。思い出すように、ぽつりぽつりと語りだす。
「ええ、それはもう、とても人間の目とは思えませんでした。世界に対する興味や、生への渇望の微塵もなかった。光を反射するだけの、まるでガラス玉でした」
誇張しているわけではないのだろう。マラカイが真顔でこうやって話すときは、大抵ありのまま、真実を言っている。離れている間に、あの子の心境に何があったのか。しかし少ない材料で考えても仕方がない。
考えることは多い。まずは一旦学校に戻るために、マラカイと共に転移で自室へと帰った。
後日。アークランド王宮。
「報告申し上げます!エデンリーフ国境付近の荒野にて、地割れを観測しました!魔力の痕跡があるとのことで、魔法使いが原因とされています!」
「誰が、どうして起こしたのかは調査中です」
アウレリウス王は両肘をつきながら、つまらなさそうに報告を聞いている。
「・・・エデンリーフに、地割れが出来うるほどの魔法使いはいない。さすれば魔塔主か、それとも・・・」
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