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リボフラの城下町
とんでもない依頼
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王の許可得て無事に城下町に入ることができた一行。
町には鬼の角が生えた肌の青い人や、大きな翼の生えた人、目が一つしかない人等が多く、隆のような普通の人間がほとんどいない。
「すっげえ…ほぼ何でもありじゃねえか…」
「そうなの?前に読んだ本では王は隆みたいな純粋なヒューマン以外受け付けなかったって書いてあったけど」
「いやいや逆に普通の人間探すほうが難しいくらい獣人とかいるぞ!」
(じゅーじん?)
「犬とか猫とかがそのまま人間になった感じのことだ。がっつり獣寄りの獣人だったり逆にほとんど普通の人間と変わらないような獣人もいたりするぞ」
(なるほど)
王に勧められた集会所を探しつつ街を散策していると兵士の言っていた通り妙な視線をあにていた。
「この様子じゃ集会所に行ってもいい顔されそうに無えな…」
「そう?さっきから私達のことを変な人達だって言う声は聞こえないからてっきり歓迎されてるのかと思ったけど」
「んなわけあるか。屋外に店構えてる人すら声かけて来ねえのに…待て、本当に何も言って無えのか?」
「うん。遠くのヒソヒソ声を聞き取れるくらい耳はかなりいい方だけど日常会話くらいしか聞こえないね。一人一人の声を聞き分けることはさすがに無理だけど紛れるような陰口くらいなら集中すれば聞き取れる。でも私達について誰も会話をしてないんだよね」
「ちっ…陰口よりタチ悪いな…」
住民の妙な視線を無視し、集会場を見つけた隆。
木の板でできた軽いドアを開けて中に入るとテーブルで話をしていた鎧を着ていない兵士らしき人達、住民は一度隆たちに視線を向けるが、すぐに逸らす。
だが会話に戻ろうとする人達の話し方は隆から聞いても明らかに焦っている。
(おかしい)
「まったくだ。受付の人がいるから聞いてみるか」
話を聞こうと隆が受付に近づくとテーブル越しの受付嬢がぎこちない笑顔で対応を始めた。
「は、はじめまして。本日はどのようなご要件で…?」
「金を稼ぎに来た。何かいい仕事ないか?」
「ちょっと、きかンムッ」
何かを聞こうとするリトスの口を片手で塞ぐ隆。
「あ、あの何か…?」
「何でもねえ。で、何かないのか?」
「あ、あります。この依頼なんてどうでしょうか?」
一つ目の受付嬢が差し出したのは左目に眼帯をしてクナイらしきものを咥えている男が描かれている一枚の手配書。
手に取ってよく見ると生死問わずと書いてあり、賞金は十万フル。
「えーっとあの時食った鶏肉がいくらだったっけな…リトス、十万フルってどのくらいだ?」
「十万フル?…ちょっと待ってね、前にも言ったけど私達エルフはお金を使わないからお金の価値とか全然わかんない。うーんとあの街の平均奴隷価格が八十フルでしょー…」
(いえかえる)
「ん?ラルア今何か言ったか?」
(おかねいっぱい。いえかえる)
「お金いっぱい、いえかえる?」
「つまり…家が買える?」
「え!?マジで!?」
金額の大きさに手配書が破れんばかりに広げる隆。
「その人物を身動きができない状態、もしくは死体を持ってくることで依頼が完了となります。もちろんその金額なので描かれている『ラーヴァナ』に返り討ちあった方は数え切れないほどいます。この街から少しだけ離れた場所にラーヴァナが仕切っている盗賊のアジトがあるのですが…受けますか?」
「アジトってことは何人か、下手したら十数人はいるってことだよな」
盗賊と言われ昨日の盗賊を思い出す三人。
隆は受付嬢に「ちょっと待て」と言って後ろを向き、小声で話し合いを始めた。
「いけるんじゃねぇか?昨日の盗賊でアレだぞ」
「いや三人じゃどう考えても無理でしょ。手下の戦闘経験がアレでも十数人いたら不死身の君はともかく私達は間違いなく死んじゃうから」
(しぬのいや)
「そこはあれだ。無双すんだよ」
「へぇ、じゃあ聞くけどこのメンバーで無双できる人いるの?」
「いるだろ。ラルアが。あの植物使って手下の動きを止めてだな…」
「いや出来るわけないでしょ!アルラウネはその場にある植物と少ない魔力で蔦とかを生み出したりしてるんだから十数人ぶんなんてやったら…ね?ラルア?」
(それならやる)
「うっし、決まりだな」
「え?もしかして了承したの?嘘でしょ?」
「嘘じゃねえよ。こいつは自分の意志でやるって言った。ほれ、リトス足を二回引っ張って『そうですよー』って言ってやれ」
頷いてワンピースの裾を引っ張り、テレパシーを送るラルア。
テレパシーは隆にだけしか届かなかったが、作戦をやるという気持ちは届いた。
「もう…どうなっても知らないからね」
「安心しろ!どうにかなる!」
隆は勢いよく受付嬢の方に振り返り、「承ってやろうじゃねえか」と元気に返事をして必要なサイン等を済ませると受付嬢が隆に耳を貸すように言い、鼻の下を伸ばして耳を近づけると受付嬢の口からとんでもない言葉が出た。
「あなた達と会話をしてしまったから言ってしまいますけど、あなた達が町に入って来る前からあなた達のことは放送により聞かされていました。『今からここに来るエルフ達には話しかけられても話しかけるな、視線を向けてもいいが口を出すな、この城下町から出るまで我慢しろ』と。なので最初はどこかの犯罪人かと思っていましたが…試すように最上級の依頼をして申し訳ございません。頑張ってくださいね♪」
「…じゃあ途中で止めろよ!」
「えへっ、ですが一度受けた依頼はキャンセル料の支払い、依頼の完了、受けた方の死亡確認がされないと終われないので今度からは気をつけてくださいね」
「その次ないかもしれねえんだけど!?」
結局キャンセル料を支払おうにも高額で支払えず、聞いていたリトスも安請負をした隆にため息をついた。
その夜。安い宿屋に泊まろうとした三人は部屋分けで喧嘩をしていた。
「だーかーらー言ってるでしょ!?私一人じゃ着替えとかできないからラルアと二人で一緒の部屋でいいでしょって!」
「それだと二部屋分支払わなきゃいけねえじゃねえか!四人用の部屋がお得なんだからそっちでいいだろ!」
「はぁ!?君と一緒の部屋なんて絶対に嫌!着替えも見られたくないしなにかされそうなんだけど!」
「何もしねーよ!誰がお前の裸なんか興味あるか!」
「嘘つけ!君の体温が上昇してるの分かるよ!今私の裸を想像してるんでしょ!」
「お前が嘘つくんじゃねーよ!お前の子供じみた身体見たって何も思わねーよ!」
「あー!今、君は言ってはいけないこと言ったね!私の体が子供っぽいって言ったね!殺す!君を今ここで殺す!」
(たいへんだー)
「殺してみろよ!俺は死なないけどなぁ!!おらかかってこいよ盲目ロリエルフゥ!グアァァ!!」
リトスによって刻まれる隆。
止める隙もなくロビーが血まみれになっていく中、兎耳の生えた店主は震えるしかなかった。
町には鬼の角が生えた肌の青い人や、大きな翼の生えた人、目が一つしかない人等が多く、隆のような普通の人間がほとんどいない。
「すっげえ…ほぼ何でもありじゃねえか…」
「そうなの?前に読んだ本では王は隆みたいな純粋なヒューマン以外受け付けなかったって書いてあったけど」
「いやいや逆に普通の人間探すほうが難しいくらい獣人とかいるぞ!」
(じゅーじん?)
「犬とか猫とかがそのまま人間になった感じのことだ。がっつり獣寄りの獣人だったり逆にほとんど普通の人間と変わらないような獣人もいたりするぞ」
(なるほど)
王に勧められた集会所を探しつつ街を散策していると兵士の言っていた通り妙な視線をあにていた。
「この様子じゃ集会所に行ってもいい顔されそうに無えな…」
「そう?さっきから私達のことを変な人達だって言う声は聞こえないからてっきり歓迎されてるのかと思ったけど」
「んなわけあるか。屋外に店構えてる人すら声かけて来ねえのに…待て、本当に何も言って無えのか?」
「うん。遠くのヒソヒソ声を聞き取れるくらい耳はかなりいい方だけど日常会話くらいしか聞こえないね。一人一人の声を聞き分けることはさすがに無理だけど紛れるような陰口くらいなら集中すれば聞き取れる。でも私達について誰も会話をしてないんだよね」
「ちっ…陰口よりタチ悪いな…」
住民の妙な視線を無視し、集会場を見つけた隆。
木の板でできた軽いドアを開けて中に入るとテーブルで話をしていた鎧を着ていない兵士らしき人達、住民は一度隆たちに視線を向けるが、すぐに逸らす。
だが会話に戻ろうとする人達の話し方は隆から聞いても明らかに焦っている。
(おかしい)
「まったくだ。受付の人がいるから聞いてみるか」
話を聞こうと隆が受付に近づくとテーブル越しの受付嬢がぎこちない笑顔で対応を始めた。
「は、はじめまして。本日はどのようなご要件で…?」
「金を稼ぎに来た。何かいい仕事ないか?」
「ちょっと、きかンムッ」
何かを聞こうとするリトスの口を片手で塞ぐ隆。
「あ、あの何か…?」
「何でもねえ。で、何かないのか?」
「あ、あります。この依頼なんてどうでしょうか?」
一つ目の受付嬢が差し出したのは左目に眼帯をしてクナイらしきものを咥えている男が描かれている一枚の手配書。
手に取ってよく見ると生死問わずと書いてあり、賞金は十万フル。
「えーっとあの時食った鶏肉がいくらだったっけな…リトス、十万フルってどのくらいだ?」
「十万フル?…ちょっと待ってね、前にも言ったけど私達エルフはお金を使わないからお金の価値とか全然わかんない。うーんとあの街の平均奴隷価格が八十フルでしょー…」
(いえかえる)
「ん?ラルア今何か言ったか?」
(おかねいっぱい。いえかえる)
「お金いっぱい、いえかえる?」
「つまり…家が買える?」
「え!?マジで!?」
金額の大きさに手配書が破れんばかりに広げる隆。
「その人物を身動きができない状態、もしくは死体を持ってくることで依頼が完了となります。もちろんその金額なので描かれている『ラーヴァナ』に返り討ちあった方は数え切れないほどいます。この街から少しだけ離れた場所にラーヴァナが仕切っている盗賊のアジトがあるのですが…受けますか?」
「アジトってことは何人か、下手したら十数人はいるってことだよな」
盗賊と言われ昨日の盗賊を思い出す三人。
隆は受付嬢に「ちょっと待て」と言って後ろを向き、小声で話し合いを始めた。
「いけるんじゃねぇか?昨日の盗賊でアレだぞ」
「いや三人じゃどう考えても無理でしょ。手下の戦闘経験がアレでも十数人いたら不死身の君はともかく私達は間違いなく死んじゃうから」
(しぬのいや)
「そこはあれだ。無双すんだよ」
「へぇ、じゃあ聞くけどこのメンバーで無双できる人いるの?」
「いるだろ。ラルアが。あの植物使って手下の動きを止めてだな…」
「いや出来るわけないでしょ!アルラウネはその場にある植物と少ない魔力で蔦とかを生み出したりしてるんだから十数人ぶんなんてやったら…ね?ラルア?」
(それならやる)
「うっし、決まりだな」
「え?もしかして了承したの?嘘でしょ?」
「嘘じゃねえよ。こいつは自分の意志でやるって言った。ほれ、リトス足を二回引っ張って『そうですよー』って言ってやれ」
頷いてワンピースの裾を引っ張り、テレパシーを送るラルア。
テレパシーは隆にだけしか届かなかったが、作戦をやるという気持ちは届いた。
「もう…どうなっても知らないからね」
「安心しろ!どうにかなる!」
隆は勢いよく受付嬢の方に振り返り、「承ってやろうじゃねえか」と元気に返事をして必要なサイン等を済ませると受付嬢が隆に耳を貸すように言い、鼻の下を伸ばして耳を近づけると受付嬢の口からとんでもない言葉が出た。
「あなた達と会話をしてしまったから言ってしまいますけど、あなた達が町に入って来る前からあなた達のことは放送により聞かされていました。『今からここに来るエルフ達には話しかけられても話しかけるな、視線を向けてもいいが口を出すな、この城下町から出るまで我慢しろ』と。なので最初はどこかの犯罪人かと思っていましたが…試すように最上級の依頼をして申し訳ございません。頑張ってくださいね♪」
「…じゃあ途中で止めろよ!」
「えへっ、ですが一度受けた依頼はキャンセル料の支払い、依頼の完了、受けた方の死亡確認がされないと終われないので今度からは気をつけてくださいね」
「その次ないかもしれねえんだけど!?」
結局キャンセル料を支払おうにも高額で支払えず、聞いていたリトスも安請負をした隆にため息をついた。
その夜。安い宿屋に泊まろうとした三人は部屋分けで喧嘩をしていた。
「だーかーらー言ってるでしょ!?私一人じゃ着替えとかできないからラルアと二人で一緒の部屋でいいでしょって!」
「それだと二部屋分支払わなきゃいけねえじゃねえか!四人用の部屋がお得なんだからそっちでいいだろ!」
「はぁ!?君と一緒の部屋なんて絶対に嫌!着替えも見られたくないしなにかされそうなんだけど!」
「何もしねーよ!誰がお前の裸なんか興味あるか!」
「嘘つけ!君の体温が上昇してるの分かるよ!今私の裸を想像してるんでしょ!」
「お前が嘘つくんじゃねーよ!お前の子供じみた身体見たって何も思わねーよ!」
「あー!今、君は言ってはいけないこと言ったね!私の体が子供っぽいって言ったね!殺す!君を今ここで殺す!」
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