18 / 73
トロルの森
無理でも、無謀でも
しおりを挟む
ライナを仲間にした一行は自己紹介をしながら森を歩いていた。
隆は異世界から来た勇者だということ、リトスは盲目であるが聴覚などが優れていること、ラルアはアルラウネの中でも高い魔力を持ち、同族以外でも更新可能であるということ。
「リトス殿やラルア殿はともかく隆殿が異世界から来たというのは中々信じがたいでござるな」
(でも本当みたいだよ。魔法に関してほとんど知識無かったし、何より時々分からないことを言ってた。例えば僕を見つめてロリっぽいけど合法だとか、ライナが姿を見せた時に結構いい属性してるとか)
「うーむ、確かに言ってることは分からないでござるな。隆殿、ちなみにどういう意味なのでござるか?」
隆は脳をフル回転させてどう答えようか考えていた。
下手に答えれば引かれ、誤魔化すにしても苦しいような言い訳しか思いつかない。
考えている間にもラルアに思考を読み取られ、感情を表に出さないようなラルアの顔が険しくなっていくのが分かる。
「それはな…俺の世界で異性に対して褒めるときに使う言葉だ」
「あはは、君嘘つくの下手だねぇ」
そう言ったリトスの顔は笑っていない。
「十中八九ラルアとライナのことを性的な目で見てたんでしょ。二人共、襲われそうになったらこの男の体を引き裂いてでも自分の身体守らなきゃダメだよ」
「襲わねーよ!」
隆が変態だと悟った女性三人は三メートル程後ろを歩くことにした。
森を歩いて二時間以上が経ったが、未だにトロルに会えていない一行。
休憩を始めた時には日が西よりに傾き始めていた。
「そういえば貴殿らはトロルの街に向かっていると言ってたでござるな。何をしに行くのでござるか?」
「情報収集だよ、私達の旅の目的が魔王を倒すことだから」
「ま、魔王の討伐でござるか!?それはまた凄いことを考えているでござるな…」
「私は嫌々なんだけどね。隆が私の住んでた村で召喚されてそれで仕方なく行く事になって―そして今って感じかな」
「なるほど、分からないでござる。しかし魔王に挑むにしては少々…いやかなり無謀なメンバーではござらんか?」
「自分を含めて」と付け足して三人を見るライナ。
盲目のエルフ、異世界から来た決して強いとは言えない勇者、魔力が異様なまでに高いアルラウネ、暗殺者。
回復役がおらず、盾役もいないメンバーに改めて気づかされた隆とリトスだったが「どうにかなる」と珍しく声を合わせて親指を立てた。
勿論ライナが納得するわけがなく、「ラルア殿しか役に立たないのではござらんか?」と言いかけたとき、地響きが起こった。
それも一度や二度ではなく、大きく、重いものが地面に落ちるような音がどんどん強くなってくる。
「この音ってまさか…トロルか?」
「そのまさかでござろうな、拙者は念のため待機しているでござるよ」
ライナがそう言うと一瞬で姿、気配を消した。
「凄いねあの子。近くにいるのに匂い以外何も感じ取れない。それじゃあ行こっか」
地響きで転びそうになりつつ足音のする方に近づく一行。
すると八メートルはある巨人が見え始めた。
追いかけつつ見上げるとやっと頭が見え、巨人のサイズではあるものの人間と同じような服を着ていることも分かる。
「おーい!聞こえるかー!」
隆が叫ぶとトロルは周りを見渡す。
「こっちだこっち!」
後ろから聞こえたのが分かったのかトロルは隆たちの方を向いた。
「おお~そっちにいたのか~」
リトスたちへと近づくトロル。
足早に歩いているせいか歩くたびにリトス達が浮く。
近くまで来るとトロルは持っていた巨大なハンマーを降ろし、その場に座った。
「足を止めちゃってごめんなさい。私の名前はリトス。ナイアシンの街までの馬車を探してるんだけどあるかな?」
「馬車かぁ~俺らの大きさのモンは村にあるがな~」
(それで構わないよ。この森の大きさからして僕らの大きさじゃナイアシンまで何日かかるか分からないだろうし)
「おお~アルラウネの嬢ちゃん話せるのか~そうだな、俺らにしちゃこの森はそこまで大きく感じないがヒューマンの人達からすればだいぶ広く感じるよな~よし分かった。俺が村まで連れてってやるよ~どうせ今から帰るところだったしな~」
「本当!?ありがとう!」
こうして一行は村まで乗せてもらい、ライナは走って追いかけることにした。
見えてきた村は隆が想像していた村より大きく、一つ一つの建物が規格外だった。
「で、でけぇぇぇ!!」
(僕も初めて見たけどこれはすごいね…すべての建物がお城みたいな大きさだ)
「うぇっへっへ~それは言い過ぎだな~村に入ったら村長のところに行くからもうちっと我慢してくれよな~」
村に入ると数人の村人がリトス達を見ては物珍しそうな顔をして話しかけようとするが、「ごめんなさい、また後で」とリトスが大きな声で言うと笑顔で離れていく。
村長のいる建物に入ると村長であろう立派なヒゲを生やしたトロルがおり、リトス達を降ろさせて「この者達とだけで話したい」と言って乗せてくれたトロルを外に出した。
「さて…まずは村へようこそと言うべきかな。あの者が話したと思うがワシはこの村の村長だ。この村にあなた達のようなエルフ、ヒューマンが来るのは十年ぶり程だったから歓迎はしたいが…その装備だと旅行ではないな?」
「はい、私達はこの世界を支配しようとしている魔王を倒すべく旅をしています」
「お前敬語使えたのかよ…いてっ、殴るなよ!」
「ははは、仲がいいな。しかしたった三人では魔王を倒す前に死の街で全滅してしまうぞ」
すると天井から「拙者もいるでござるよ!」と叫び、ライナが現れた。
「デッドスコーピオンの変異種か…だがそれでも魔王は倒せんだろうな」
「分かっています。なので情報収集をしつつも協力をあおごうとは考えていますが、アスモディアンは通常のヒューマンより遥かに強く、他種族との関わりもお金という壁でありません。私達エルフも他種族との交流は極めて閉鎖的ですし、力を合わせて立ち向かうというのは無理に近いでしょう。トロルの方々もアスモディアンとの交流はあったので魔王に立ち向かおうと思っていないことは承知しています。だからこそ私達だけで、協力し合える人数だけで立ち向かわなければならないんです。魔王が征服を宣言してから数日、まだ被害が少ない時に出来ることをやらなければいけないんです」
「分かった…熱意は伝わったからもう少しゆっくり話してくれ…」
こうして話すこと数分、ナイアシンの街までの馬車に乗せてもらう許可を得た一行は一泊してから向かうことにした。
隆は異世界から来た勇者だということ、リトスは盲目であるが聴覚などが優れていること、ラルアはアルラウネの中でも高い魔力を持ち、同族以外でも更新可能であるということ。
「リトス殿やラルア殿はともかく隆殿が異世界から来たというのは中々信じがたいでござるな」
(でも本当みたいだよ。魔法に関してほとんど知識無かったし、何より時々分からないことを言ってた。例えば僕を見つめてロリっぽいけど合法だとか、ライナが姿を見せた時に結構いい属性してるとか)
「うーむ、確かに言ってることは分からないでござるな。隆殿、ちなみにどういう意味なのでござるか?」
隆は脳をフル回転させてどう答えようか考えていた。
下手に答えれば引かれ、誤魔化すにしても苦しいような言い訳しか思いつかない。
考えている間にもラルアに思考を読み取られ、感情を表に出さないようなラルアの顔が険しくなっていくのが分かる。
「それはな…俺の世界で異性に対して褒めるときに使う言葉だ」
「あはは、君嘘つくの下手だねぇ」
そう言ったリトスの顔は笑っていない。
「十中八九ラルアとライナのことを性的な目で見てたんでしょ。二人共、襲われそうになったらこの男の体を引き裂いてでも自分の身体守らなきゃダメだよ」
「襲わねーよ!」
隆が変態だと悟った女性三人は三メートル程後ろを歩くことにした。
森を歩いて二時間以上が経ったが、未だにトロルに会えていない一行。
休憩を始めた時には日が西よりに傾き始めていた。
「そういえば貴殿らはトロルの街に向かっていると言ってたでござるな。何をしに行くのでござるか?」
「情報収集だよ、私達の旅の目的が魔王を倒すことだから」
「ま、魔王の討伐でござるか!?それはまた凄いことを考えているでござるな…」
「私は嫌々なんだけどね。隆が私の住んでた村で召喚されてそれで仕方なく行く事になって―そして今って感じかな」
「なるほど、分からないでござる。しかし魔王に挑むにしては少々…いやかなり無謀なメンバーではござらんか?」
「自分を含めて」と付け足して三人を見るライナ。
盲目のエルフ、異世界から来た決して強いとは言えない勇者、魔力が異様なまでに高いアルラウネ、暗殺者。
回復役がおらず、盾役もいないメンバーに改めて気づかされた隆とリトスだったが「どうにかなる」と珍しく声を合わせて親指を立てた。
勿論ライナが納得するわけがなく、「ラルア殿しか役に立たないのではござらんか?」と言いかけたとき、地響きが起こった。
それも一度や二度ではなく、大きく、重いものが地面に落ちるような音がどんどん強くなってくる。
「この音ってまさか…トロルか?」
「そのまさかでござろうな、拙者は念のため待機しているでござるよ」
ライナがそう言うと一瞬で姿、気配を消した。
「凄いねあの子。近くにいるのに匂い以外何も感じ取れない。それじゃあ行こっか」
地響きで転びそうになりつつ足音のする方に近づく一行。
すると八メートルはある巨人が見え始めた。
追いかけつつ見上げるとやっと頭が見え、巨人のサイズではあるものの人間と同じような服を着ていることも分かる。
「おーい!聞こえるかー!」
隆が叫ぶとトロルは周りを見渡す。
「こっちだこっち!」
後ろから聞こえたのが分かったのかトロルは隆たちの方を向いた。
「おお~そっちにいたのか~」
リトスたちへと近づくトロル。
足早に歩いているせいか歩くたびにリトス達が浮く。
近くまで来るとトロルは持っていた巨大なハンマーを降ろし、その場に座った。
「足を止めちゃってごめんなさい。私の名前はリトス。ナイアシンの街までの馬車を探してるんだけどあるかな?」
「馬車かぁ~俺らの大きさのモンは村にあるがな~」
(それで構わないよ。この森の大きさからして僕らの大きさじゃナイアシンまで何日かかるか分からないだろうし)
「おお~アルラウネの嬢ちゃん話せるのか~そうだな、俺らにしちゃこの森はそこまで大きく感じないがヒューマンの人達からすればだいぶ広く感じるよな~よし分かった。俺が村まで連れてってやるよ~どうせ今から帰るところだったしな~」
「本当!?ありがとう!」
こうして一行は村まで乗せてもらい、ライナは走って追いかけることにした。
見えてきた村は隆が想像していた村より大きく、一つ一つの建物が規格外だった。
「で、でけぇぇぇ!!」
(僕も初めて見たけどこれはすごいね…すべての建物がお城みたいな大きさだ)
「うぇっへっへ~それは言い過ぎだな~村に入ったら村長のところに行くからもうちっと我慢してくれよな~」
村に入ると数人の村人がリトス達を見ては物珍しそうな顔をして話しかけようとするが、「ごめんなさい、また後で」とリトスが大きな声で言うと笑顔で離れていく。
村長のいる建物に入ると村長であろう立派なヒゲを生やしたトロルがおり、リトス達を降ろさせて「この者達とだけで話したい」と言って乗せてくれたトロルを外に出した。
「さて…まずは村へようこそと言うべきかな。あの者が話したと思うがワシはこの村の村長だ。この村にあなた達のようなエルフ、ヒューマンが来るのは十年ぶり程だったから歓迎はしたいが…その装備だと旅行ではないな?」
「はい、私達はこの世界を支配しようとしている魔王を倒すべく旅をしています」
「お前敬語使えたのかよ…いてっ、殴るなよ!」
「ははは、仲がいいな。しかしたった三人では魔王を倒す前に死の街で全滅してしまうぞ」
すると天井から「拙者もいるでござるよ!」と叫び、ライナが現れた。
「デッドスコーピオンの変異種か…だがそれでも魔王は倒せんだろうな」
「分かっています。なので情報収集をしつつも協力をあおごうとは考えていますが、アスモディアンは通常のヒューマンより遥かに強く、他種族との関わりもお金という壁でありません。私達エルフも他種族との交流は極めて閉鎖的ですし、力を合わせて立ち向かうというのは無理に近いでしょう。トロルの方々もアスモディアンとの交流はあったので魔王に立ち向かおうと思っていないことは承知しています。だからこそ私達だけで、協力し合える人数だけで立ち向かわなければならないんです。魔王が征服を宣言してから数日、まだ被害が少ない時に出来ることをやらなければいけないんです」
「分かった…熱意は伝わったからもう少しゆっくり話してくれ…」
こうして話すこと数分、ナイアシンの街までの馬車に乗せてもらう許可を得た一行は一泊してから向かうことにした。
0
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
処刑回避のために「空気」になったら、なぜか冷徹公爵(パパ)に溺愛されるまで。
チャビューヘ
ファンタジー
「掃除(処分)しろ」と私を捨てた冷徹な父。生き残るために「心を無」にして媚びを売ったら。
「……お前の声だけが、うるさくない」
心の声が聞こえるパパと、それを知らずに生存戦略を練る娘の、すれ違い溺愛物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる