30 / 73
ナイアシンの街
資料探し
しおりを挟む
多くの人が歩いている大通りで駄々をこねる子供のように泣き始めてしまったリトス。
思い返してみれば出会った時から隆に対して冷たい態度や普通の人間だったら何回も死んでいるようなことを何度もしているので嫌われているのも考えてみれば当たり前のことだった。
資料探しに着いて来なかったのが何よりの証拠でもし自分に恋愛感情を持っていたら多少は面倒なことでも着いてくる。
リトスに彼氏がいたことはないのであくまでもリトスの思い込み。
しかし一緒にいてリトスが隆のことを好きだと知っていたラルアからしてみても「なにやってんだこいつ」としかも得ないような行動ばかりとっていたのは確かだった。
(リトス、そこに蹲ってると他の人の邪魔になるから他のところで話そう。隆もきっとリトスのこと嫌ったりなんかしてない)
「絶対嫌われてる…だって頭に何回もカトラス刺してるし冷たくしてるし…」
(でも隆はいつも杖を真っ先に持ってきてくれるだろう?本当に嫌っていたらそんなことすると思うかい?)
「う、ううん」
(だろう?ライナにはあとでお仕置きしておくからとりあえず立とうか。はい杖)
こくりと頷き杖を受け取って立ち上がるリトス。
泣かせたライナはというとラルアに締め上げれれることを察したのか見かけた服屋に逃げ込み、消耗品であるクナイと引き換えに新しい忍装束に着替え姿を消した。
(ライナは…あとで探せばいいか。リトス、ここの資料館というかそういうものが保存されている場所っていうのは…)
「少なくともこの通りにはないでしょうね。この街に住んでるのはトロルだけじゃなくアスモディアンやヒューマンもいるわけだしアスモディアン見つかっちゃまずいような資料だからね」
(そうなんだ。それはそうとリトスは一体何を知りたいんだい?具体的なことはあまり聞いてなかったから言った時に探しやすいように聞きたいんだけど)
「話してなかったっけ?私が知りたいのはアスモディアンの殺し方についてだよ」
(アスモディアンの殺し方って…ああそうか、魔王の城に行くためには死の街を通らなきゃいけなかったんだったね)
「そう。しかもアスモディアンって他の種族と違って心臓がある個体と無い個体がいるでしょ?だから一個体ずつ弱点とかを調べないといけないの。どれだけの種類がいるか分からないし面倒だけど知ってると知らないじゃ大きく違うからね」
(なるほど…リトスは真面目なんだね)
「えへへ…褒めても何も出ないよ?」
資料のある建物を探すためトロルが歩いている通りに出て通行人に話を聞いていく二人。
しかしそれらしき情報は得られず、話しているトロルの表情も村にいたトロルとは違い迷惑そうな、よそ者を見るような表情をしていた。
「うーん。おかしいね」
(…もしかしたら、もしかしたらだけど。エルフのリトスがいるからなんじゃないかな。誤解の無いように言っておくとトロルってアスモディアンと仲がいいだけであってエルフとは良くないんじゃないかって)
「まぁ私らは他の種族と関わりをほとんど持ってなかったからね」
(でもその割にリトスは色々なこと知ってるよね)
「あー、それは…尋問とか騙して聞いたりとか…わ、私が全部やったわけじゃないからね!あくまでみんなが聞いたことを一つの資料にまとめてそれで知識を得ただけだから!」
(それでも一部はやってるんだね…どうしようか、これ以上聞いても情報得られなさそうだしそれらしき建物を見ていくのが一番だと思うけど)
「それらしき建物か…ならいっそこの街のトップを襲って…」
(そういう考え方だから他の種族と仲良くなれないんじゃないかな…)
それらしき建物はすぐに見つかった。
この街の建物は店であり家であるものがほとんどだったが、一軒だけ営業していない建物があり、聞き耳をたてると建物の中から年を食ったような老人の声が聞こえた。
「声からして二人ってところかな。相手は老人だし多少嘘言ってもバレないか」
(本当に、なるべく穏便に頼むよ。指名手配なんてされたら魔王以上に僕達が恨まれる)
「…それもいいかもね」
(えっ?よく聞こえなかったんだけど)
「なんでもないよ。おじゃまするねー」
重い扉を二人がかりで開けて中に入り、玄関に誰もいないことを確認するとリビングへと向かった。
そこには老人のトロルが二人、ソファに座って向かいで話していた。
「こんにちはー。聞きたいことがあってきたよ」
リトスがフランクな挨拶をしたからなのか、リトスがエルフだからなのかは定かではないが明らかに苦い顔をするトロル。
「滅多に森を出ないエルフがこの街に何の用だ?」
「死の街を抜けて魔王の城に向かうためにアスモディアンの殺し方を知りたいの。この家ならそれらしき資料の一冊や二冊あると思ってね」
するともう片方の老人のエルフが「そんなものはないよ」と即答をする。
「ダウト。通行人に聞いてみたらここにあると気のいいトロルは言ってたよ」
余裕ぶって笑うリトス。もちろんこれは嘘でありかまをかけている。
「そんな分かりやすい嘘が通じると思うか?もう少し話術を磨いてから出直すのだな」
「へぇ、嘘だって言い切れるんだ。私の隣には念話や相手の心を読めるアルラウネのラルアがいるんだけどなー」
リトスが視線を送るとラルアは相手が発言する前に(馬鹿な、そんなアルラウネがいるわけがないだろう)と念話してみせる。
「ね?このまま私がエルフだからって資料渡さずに街を滅ぼされるよりさっさと見せて家から出て行ったほうが良くない?」
「くっ…でもねエルフのお嬢さん。あなた見たところ目が見えないんでしょ。そんな状態でどうやってみるの?」
(僕が読むさ。奴隷だった頃に文字はたくさん読んできたからね)
「…分かった。応接室に資料を置いておくから自由に見てくれ。」
「ちょっとお父さん!」
「いいんだ。そのアルラウネが奴隷だったと聞いて資料を見せる気になった。君達はチアミンから来たのだろう?だとすれば楽な道のりではなかったはずだ」
そう言って二人のトロルは席を外し、リトスとラルアは応接室で待っていると三十を超えるトロルサイズの資料の数々が運ばれ床に下ろされ、「見終わったら言ってくれ」とだけ言ってリビングへと戻っていった。
「さて!資料一冊ずつ読んでいかなきゃね!」
(読むのは僕なんだけどね…)
思い返してみれば出会った時から隆に対して冷たい態度や普通の人間だったら何回も死んでいるようなことを何度もしているので嫌われているのも考えてみれば当たり前のことだった。
資料探しに着いて来なかったのが何よりの証拠でもし自分に恋愛感情を持っていたら多少は面倒なことでも着いてくる。
リトスに彼氏がいたことはないのであくまでもリトスの思い込み。
しかし一緒にいてリトスが隆のことを好きだと知っていたラルアからしてみても「なにやってんだこいつ」としかも得ないような行動ばかりとっていたのは確かだった。
(リトス、そこに蹲ってると他の人の邪魔になるから他のところで話そう。隆もきっとリトスのこと嫌ったりなんかしてない)
「絶対嫌われてる…だって頭に何回もカトラス刺してるし冷たくしてるし…」
(でも隆はいつも杖を真っ先に持ってきてくれるだろう?本当に嫌っていたらそんなことすると思うかい?)
「う、ううん」
(だろう?ライナにはあとでお仕置きしておくからとりあえず立とうか。はい杖)
こくりと頷き杖を受け取って立ち上がるリトス。
泣かせたライナはというとラルアに締め上げれれることを察したのか見かけた服屋に逃げ込み、消耗品であるクナイと引き換えに新しい忍装束に着替え姿を消した。
(ライナは…あとで探せばいいか。リトス、ここの資料館というかそういうものが保存されている場所っていうのは…)
「少なくともこの通りにはないでしょうね。この街に住んでるのはトロルだけじゃなくアスモディアンやヒューマンもいるわけだしアスモディアン見つかっちゃまずいような資料だからね」
(そうなんだ。それはそうとリトスは一体何を知りたいんだい?具体的なことはあまり聞いてなかったから言った時に探しやすいように聞きたいんだけど)
「話してなかったっけ?私が知りたいのはアスモディアンの殺し方についてだよ」
(アスモディアンの殺し方って…ああそうか、魔王の城に行くためには死の街を通らなきゃいけなかったんだったね)
「そう。しかもアスモディアンって他の種族と違って心臓がある個体と無い個体がいるでしょ?だから一個体ずつ弱点とかを調べないといけないの。どれだけの種類がいるか分からないし面倒だけど知ってると知らないじゃ大きく違うからね」
(なるほど…リトスは真面目なんだね)
「えへへ…褒めても何も出ないよ?」
資料のある建物を探すためトロルが歩いている通りに出て通行人に話を聞いていく二人。
しかしそれらしき情報は得られず、話しているトロルの表情も村にいたトロルとは違い迷惑そうな、よそ者を見るような表情をしていた。
「うーん。おかしいね」
(…もしかしたら、もしかしたらだけど。エルフのリトスがいるからなんじゃないかな。誤解の無いように言っておくとトロルってアスモディアンと仲がいいだけであってエルフとは良くないんじゃないかって)
「まぁ私らは他の種族と関わりをほとんど持ってなかったからね」
(でもその割にリトスは色々なこと知ってるよね)
「あー、それは…尋問とか騙して聞いたりとか…わ、私が全部やったわけじゃないからね!あくまでみんなが聞いたことを一つの資料にまとめてそれで知識を得ただけだから!」
(それでも一部はやってるんだね…どうしようか、これ以上聞いても情報得られなさそうだしそれらしき建物を見ていくのが一番だと思うけど)
「それらしき建物か…ならいっそこの街のトップを襲って…」
(そういう考え方だから他の種族と仲良くなれないんじゃないかな…)
それらしき建物はすぐに見つかった。
この街の建物は店であり家であるものがほとんどだったが、一軒だけ営業していない建物があり、聞き耳をたてると建物の中から年を食ったような老人の声が聞こえた。
「声からして二人ってところかな。相手は老人だし多少嘘言ってもバレないか」
(本当に、なるべく穏便に頼むよ。指名手配なんてされたら魔王以上に僕達が恨まれる)
「…それもいいかもね」
(えっ?よく聞こえなかったんだけど)
「なんでもないよ。おじゃまするねー」
重い扉を二人がかりで開けて中に入り、玄関に誰もいないことを確認するとリビングへと向かった。
そこには老人のトロルが二人、ソファに座って向かいで話していた。
「こんにちはー。聞きたいことがあってきたよ」
リトスがフランクな挨拶をしたからなのか、リトスがエルフだからなのかは定かではないが明らかに苦い顔をするトロル。
「滅多に森を出ないエルフがこの街に何の用だ?」
「死の街を抜けて魔王の城に向かうためにアスモディアンの殺し方を知りたいの。この家ならそれらしき資料の一冊や二冊あると思ってね」
するともう片方の老人のエルフが「そんなものはないよ」と即答をする。
「ダウト。通行人に聞いてみたらここにあると気のいいトロルは言ってたよ」
余裕ぶって笑うリトス。もちろんこれは嘘でありかまをかけている。
「そんな分かりやすい嘘が通じると思うか?もう少し話術を磨いてから出直すのだな」
「へぇ、嘘だって言い切れるんだ。私の隣には念話や相手の心を読めるアルラウネのラルアがいるんだけどなー」
リトスが視線を送るとラルアは相手が発言する前に(馬鹿な、そんなアルラウネがいるわけがないだろう)と念話してみせる。
「ね?このまま私がエルフだからって資料渡さずに街を滅ぼされるよりさっさと見せて家から出て行ったほうが良くない?」
「くっ…でもねエルフのお嬢さん。あなた見たところ目が見えないんでしょ。そんな状態でどうやってみるの?」
(僕が読むさ。奴隷だった頃に文字はたくさん読んできたからね)
「…分かった。応接室に資料を置いておくから自由に見てくれ。」
「ちょっとお父さん!」
「いいんだ。そのアルラウネが奴隷だったと聞いて資料を見せる気になった。君達はチアミンから来たのだろう?だとすれば楽な道のりではなかったはずだ」
そう言って二人のトロルは席を外し、リトスとラルアは応接室で待っていると三十を超えるトロルサイズの資料の数々が運ばれ床に下ろされ、「見終わったら言ってくれ」とだけ言ってリビングへと戻っていった。
「さて!資料一冊ずつ読んでいかなきゃね!」
(読むのは僕なんだけどね…)
0
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
処刑回避のために「空気」になったら、なぜか冷徹公爵(パパ)に溺愛されるまで。
チャビューヘ
ファンタジー
「掃除(処分)しろ」と私を捨てた冷徹な父。生き残るために「心を無」にして媚びを売ったら。
「……お前の声だけが、うるさくない」
心の声が聞こえるパパと、それを知らずに生存戦略を練る娘の、すれ違い溺愛物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる