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世界樹の子 前編
その強さは何のために
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町にやってきたヒメに武器を構える者は皆殺され遂に誰も歯向かうことは無くなった。
しかしライナの親友となったヒメの住む場所は無く、ライナの家に居候することとなった。
ライナが両親に相談するも当然反対。
しかしヒメが家に入ってくると掌を反し許可を得ることができた。
それからライナが学校から帰ってくるとどこかで奪ってきたであろう武器をライナに持たせては扱い方を時に厳しく、優しく教えた。
そんなある日、ライナが服を汚して帰ってきた。
食べ物をこぼしたとヒメは思ったが背中にも同じようなシミができており、ライナに聞いても「知らなかった」と言われる。
まさかとは思いライナの両親に尋ねても「あの子は何も言わない。忙しくて聞けない」。
ヒメに「それより今日も武器の扱いを教えて」と袖を引っ張られるとヒメは振りほどいた。
「ねぇ、学校どこ」
「本屋のすぐ近くだけど…」
「なら明日連れてって」
ヒメが受けている授業に興味があるのだろうか。
そんなことをライナは思っていた。
冷たくされた理由も分からず普段より厳しい練習を受けて次の日を迎える。
朝、いつもは昼まで寝ているヒメがライナより早く起きていた。
いつでも準備はできていると腰に刀携えて。
「学校、危険なところじゃないよ?」
「ウチにとってはね」
言っている意味が分からなかった。
何をするつもりなのだろう、そんなことを考えながら学校に向かうライナ。
学校に入るとヒメはライナと別れ、「教員室」と書かれた看板の立てられた部屋に入っていった。
不安になりながらも教室へ入るライナ。
その頃、ヒメは入るなり自分に怯える教員五人に誰が校長なのかと聞く。
すると白髪の老人がゆっくりと手を挙げた。
「ライナって知ってる?」
「はい…大変成績のいい生徒ということで有名…」
「ウチさ、ライナの家に居候させてもらってるんだ。それで昨日ライナが服を汚して帰ってきたんだよ。それも前だけじゃなくて後ろまで」
「そうなのですか…」
他人事のように言う校長に腹が立ち、ヒメは正面から顔を殴る。
呻く校長の胸ぐらを掴み、周りの教員の鼓膜が破れるのではないかというほど「ふざけんな!」と叫んだ。
「てめぇら普段から何見てんだ。文字か?自分の字が間違ってないかだけ確認するためだけに目玉使ってんのか?」
次は自分の番なのかと察したのだろう。
逃げ出す他の教員に「逃げたら殺す!」と一喝するとその場に立ち止まる。
「子供っていうのは下手すれば大人より残酷なんだ。ちょっと悪いことしても『子供のしたことだから』と親に、周りに擁護されるから、周りが便乗しやすいからいじめは簡単にできる」
「そ…それが分かっているのならば止めようがないではありませんか」
「ちっ…ここでもこんなもんなのか」
校長の体を床に置いて安心した校長の顔を踏み潰すとヒメは教員室から出て行った。
それからライナのいる教室を探しにそれらしき扉を一つ一つ開けていき、部屋の隅の席に座って本を読んでいるライナを見つけた。
先生が来たのかと顔を上げるライナに絵がをを見せるヒメ。
他の生徒が「新入生?」「あの子…」と様々な反応を見せる中、ヒメは「うるさい!」と自分より大きい教卓を蹴り飛ばした。
「私の親友であるライナがいじめられている。今なら片目潰すだけで許すからそいつは前に出ろ。誰も出ない場合は片端から両目を潰す」
鞘から抜いた刀を床に刺し、誰かが前に出てくるのを待つ。
するとここの生徒がいかに腐っているかがよく分かった。
押し付け合いを始める者から「自分は悪くない」とヒメに訴えだす者、ライナへ「私たちは友達だよね」と言いだす者。
ライナを除く二十人以上いる生徒が「自分が危険な目にあっている」と気づいて罪を押し付けあっている。
ヒメには正直誰が前に出てくるかなど期待はしていなかった。
主犯は誰なのか、実行犯が誰なのか、共謀はあったのか、それすらどうでもよかった。
ヒメは最初から親共々殺す気でいたのだ。
ヒメが床から刀を引き抜くと教室内は悲鳴で満ち溢れ、逃げようとする生徒は容赦なく切り殺していく。
「一つ一人も残さずに~二つ決して躊躇なく~三つ全てはこの身のために~」
子守唄でも歌うかのように教室を赤く染め上げるヒメ。
ライナにとって何より怖かったのが誰が誰なのか分かるよう殺した者の顔を傷一つつけていないことだった。
悲鳴はなくなり歌声が残った教室。
刀を振って血を落とし、鞘に戻したヒメは扉を開けてライナへ「こっちにこい」と手招きをする。
散らばっている同級生「だったもの」を見て吐いてしまうライナに近づいて背中をさすると背負って教室を出た。
ライナに水を飲ませて家に帰し、さっきまでいた教室に向かって歩く教員を呼び止めた。
「ライナの担任?」
「そうですけど…」
「生徒全員の親のいる場所に案内して」
「しかし授業があるので…」
「ライナ以外全員殺した。面倒だけど一つずつ持って行って親に見せれば嫌でも反応するでしょ」
教員は口を覆った。
だが疑うことは無かった。
校長を殴り蹴りしたのだ、よく見れば返り血も見えるので嘘を言っていない。
扉の下から漏れ出した血を見て既に吐きそうになっていたがヒメが扉を開けると自分が教えていた生徒たちが血に染まっていたのだ。
ほとんどの生徒は上半身が切られ、中には斬首刑のように首だけ残っている生徒もいる。
「おえぇ!」
「汚いな。それでも生徒にはかけないんだからそこは褒めるべきなのかな」
「強さはこんな風に使うものではない…守るために使うのではないのですか!」
「ライナを守るために使った。えーっと最初はこれでいいか」
雑に置いてあった首の髪を持ち上げる。
「子供をこれ扱い…子供は残酷になれると言っていましたがあなたが一番残酷ですよ」
「いじめが起きていたにも関わらず見向きもしなかったやつがそんな台詞吐くな。処分もするんだし早く連れてって」
教員は苦虫をかみ潰したような表情をしてヒメを案内するのだった。
全ては自分が殺されたくないがために。
しかしライナの親友となったヒメの住む場所は無く、ライナの家に居候することとなった。
ライナが両親に相談するも当然反対。
しかしヒメが家に入ってくると掌を反し許可を得ることができた。
それからライナが学校から帰ってくるとどこかで奪ってきたであろう武器をライナに持たせては扱い方を時に厳しく、優しく教えた。
そんなある日、ライナが服を汚して帰ってきた。
食べ物をこぼしたとヒメは思ったが背中にも同じようなシミができており、ライナに聞いても「知らなかった」と言われる。
まさかとは思いライナの両親に尋ねても「あの子は何も言わない。忙しくて聞けない」。
ヒメに「それより今日も武器の扱いを教えて」と袖を引っ張られるとヒメは振りほどいた。
「ねぇ、学校どこ」
「本屋のすぐ近くだけど…」
「なら明日連れてって」
ヒメが受けている授業に興味があるのだろうか。
そんなことをライナは思っていた。
冷たくされた理由も分からず普段より厳しい練習を受けて次の日を迎える。
朝、いつもは昼まで寝ているヒメがライナより早く起きていた。
いつでも準備はできていると腰に刀携えて。
「学校、危険なところじゃないよ?」
「ウチにとってはね」
言っている意味が分からなかった。
何をするつもりなのだろう、そんなことを考えながら学校に向かうライナ。
学校に入るとヒメはライナと別れ、「教員室」と書かれた看板の立てられた部屋に入っていった。
不安になりながらも教室へ入るライナ。
その頃、ヒメは入るなり自分に怯える教員五人に誰が校長なのかと聞く。
すると白髪の老人がゆっくりと手を挙げた。
「ライナって知ってる?」
「はい…大変成績のいい生徒ということで有名…」
「ウチさ、ライナの家に居候させてもらってるんだ。それで昨日ライナが服を汚して帰ってきたんだよ。それも前だけじゃなくて後ろまで」
「そうなのですか…」
他人事のように言う校長に腹が立ち、ヒメは正面から顔を殴る。
呻く校長の胸ぐらを掴み、周りの教員の鼓膜が破れるのではないかというほど「ふざけんな!」と叫んだ。
「てめぇら普段から何見てんだ。文字か?自分の字が間違ってないかだけ確認するためだけに目玉使ってんのか?」
次は自分の番なのかと察したのだろう。
逃げ出す他の教員に「逃げたら殺す!」と一喝するとその場に立ち止まる。
「子供っていうのは下手すれば大人より残酷なんだ。ちょっと悪いことしても『子供のしたことだから』と親に、周りに擁護されるから、周りが便乗しやすいからいじめは簡単にできる」
「そ…それが分かっているのならば止めようがないではありませんか」
「ちっ…ここでもこんなもんなのか」
校長の体を床に置いて安心した校長の顔を踏み潰すとヒメは教員室から出て行った。
それからライナのいる教室を探しにそれらしき扉を一つ一つ開けていき、部屋の隅の席に座って本を読んでいるライナを見つけた。
先生が来たのかと顔を上げるライナに絵がをを見せるヒメ。
他の生徒が「新入生?」「あの子…」と様々な反応を見せる中、ヒメは「うるさい!」と自分より大きい教卓を蹴り飛ばした。
「私の親友であるライナがいじめられている。今なら片目潰すだけで許すからそいつは前に出ろ。誰も出ない場合は片端から両目を潰す」
鞘から抜いた刀を床に刺し、誰かが前に出てくるのを待つ。
するとここの生徒がいかに腐っているかがよく分かった。
押し付け合いを始める者から「自分は悪くない」とヒメに訴えだす者、ライナへ「私たちは友達だよね」と言いだす者。
ライナを除く二十人以上いる生徒が「自分が危険な目にあっている」と気づいて罪を押し付けあっている。
ヒメには正直誰が前に出てくるかなど期待はしていなかった。
主犯は誰なのか、実行犯が誰なのか、共謀はあったのか、それすらどうでもよかった。
ヒメは最初から親共々殺す気でいたのだ。
ヒメが床から刀を引き抜くと教室内は悲鳴で満ち溢れ、逃げようとする生徒は容赦なく切り殺していく。
「一つ一人も残さずに~二つ決して躊躇なく~三つ全てはこの身のために~」
子守唄でも歌うかのように教室を赤く染め上げるヒメ。
ライナにとって何より怖かったのが誰が誰なのか分かるよう殺した者の顔を傷一つつけていないことだった。
悲鳴はなくなり歌声が残った教室。
刀を振って血を落とし、鞘に戻したヒメは扉を開けてライナへ「こっちにこい」と手招きをする。
散らばっている同級生「だったもの」を見て吐いてしまうライナに近づいて背中をさすると背負って教室を出た。
ライナに水を飲ませて家に帰し、さっきまでいた教室に向かって歩く教員を呼び止めた。
「ライナの担任?」
「そうですけど…」
「生徒全員の親のいる場所に案内して」
「しかし授業があるので…」
「ライナ以外全員殺した。面倒だけど一つずつ持って行って親に見せれば嫌でも反応するでしょ」
教員は口を覆った。
だが疑うことは無かった。
校長を殴り蹴りしたのだ、よく見れば返り血も見えるので嘘を言っていない。
扉の下から漏れ出した血を見て既に吐きそうになっていたがヒメが扉を開けると自分が教えていた生徒たちが血に染まっていたのだ。
ほとんどの生徒は上半身が切られ、中には斬首刑のように首だけ残っている生徒もいる。
「おえぇ!」
「汚いな。それでも生徒にはかけないんだからそこは褒めるべきなのかな」
「強さはこんな風に使うものではない…守るために使うのではないのですか!」
「ライナを守るために使った。えーっと最初はこれでいいか」
雑に置いてあった首の髪を持ち上げる。
「子供をこれ扱い…子供は残酷になれると言っていましたがあなたが一番残酷ですよ」
「いじめが起きていたにも関わらず見向きもしなかったやつがそんな台詞吐くな。処分もするんだし早く連れてって」
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