3 / 4
3
しおりを挟む
「どこが熱い?」
「……中、中が、熱くて…」
意地悪な問いかけに、必死で答える。
きゅっと乳首をつねられて、びくっと体が跳ねた。
さっきからずっと胸から脇腹あたりをいたずらに舐めたり触ったりしているだけで、魔族はそれ以上のことはしてこない。何度も舐めて吸いつかれた乳首はつんと尖って、じんじんと熱を持っている。
そこから広がった熱で、もう全身がほてっていた。
「望みがあれば口に出せ。魔族には人の気持ちなどわからぬぞ」
何もかも見透かした紅い眼で、彼がいっそう優しい声で唆す。
「何も、ない、です」
途切れ途切れに意地で答えたが、それにも魔族は楽しげに笑うだけだ。
「そうか。何もなかったか」
するりとラファエルの体から手を引いて、起き上がる。
手をひらりと返したと思ったらその手にはワイングラスがあり、ベッドに腰掛けた状態で優雅にワインを飲むさまは絵画に出てきそうなほど美しかった。
魔族がワインを楽しんでいる間にも、ラファエルの体はさっきの口づけの影響で徐々に熱くなり、体の奥から疼いて仕方がない。
おさめる方法は一つしかないことは、この3ヵ月で学んだ。
どんなに抵抗しようとしても、魔族の誘惑には勝てないのだ。
彼はゆったりと脚を組み、ラファエルが苦しげにベッドの上で熱い体を持て余しているのを、機嫌よく眺めている。
とうとうラファエルは泣きながら哀願した。
まだ16歳の未熟な体に魔族のあまい淫らな毒はあまりにも強く、これ以上意地を張るのは無理だった。
「して、ください」
「何を?」
ひどく優しい声で、意地悪く問い返される。
ラファエルの望みなど百も承知で尋ねてくるのが憎らしい。
「…あなたが欲しいです」
「ほう…」
優雅にワインを飲み干して、魔族はラファエルの泣き顔を見下ろした。
「かわいいな、お前は」
尖った爪の先が頬に触れて、それだけで全身に震えが走る。
「もっときちんと言ってみろ」
「…抱いて、欲しいんです」
「どんなふうに?」
「お願いです。我慢、できない…」
力なく首を振って、うなだれる。
こんなのは、赦されないことなのに…。
小さく体を震わせて、身の内からじりじりと上がる熱に必死に耐えているラファエルを、魔族は愛おしそうに眺めた。
「もう我慢できないか? 淫らでいい体になったな」
彼は残酷な言葉でラファエルを嬲り、声をあげて笑いながらベッドに押し倒すと大きく両脚を開かせた。
「ほら、物欲しげに口を開けている」
「言わないでっ」
明るいランプの下ですべてをさらけ出され、ラファエルは顔を倒して必死に羞恥に耐える。
「褒めているのに、何を泣く?」
「こんなのは、…いけないことです」
「今さらだな。でも欲しいんだろう?」
良心と欲望の狭間で葛藤し、快楽に負けて泣き乱れる姿がこれほど魔族を惹きつけることなど思いもよらないラファエルは、惜しげもなくその痴態をさらしている。
「さあ我を受け入れて、泣いて悦べ」
熱く硬い塊がそこに押しつけられ、触れた場所が期待で淫らにうごめいた。
次の瞬間、ぐっと一息に突きいれられて、ラファエルは絶叫した。
「いや、やっ、ああ、あ、やああっーーーーーーーーー」
ものすごい快感が貫かれた場所から脳天まで突き上げて、一気に射精する。びくびくと体が跳ね、白いものをまき散らした。
魔族はそんなことにはお構いなしに何度も腰を行き来させ、ラファエルを快楽の渦に巻き込んだ。最奥まで突かれて淫らに悦ぶ内壁が絡みつく。
「あっ、あぁ…、やだ、いや……ああっ」
「嫌か? やめるか?」
ようやく与えられた快感に、ラファエルは意識を飛ばさないだけで精一杯で、突き上げられるままに魔族が与える快楽を貪った。もっともっとと体は愛撫をねだり、意思に反して腰を突きだしてしまう。
「いや…、やめないで……、はっ、あ…」
あまりの快感に目が潤み、閉じた目から涙がこぼれ落ちる。それを魔族は微笑みながら舐めとった。
「そうやって、素直になればいい」
「あ、あっ、は……っ、やぁーー…」
2度目の絶頂を迎えながら、体の奥深くに魔族の精を受けたのを感じた。ここからがさらに深い快楽に堕ちていくことは、すでに体で知っている。
貪欲に慣らされた体は悦びに震え、ラファエルはむせび泣きながらいくらでも魔族を受け入れた。
もう意識はあらかた飛んでいて、勃ちあがったまだ未成熟な性器を自ら擦りたてて腰を振り、快楽に酔う姿はいつものことながらたっぷりと魔族を満足させた。
「……中、中が、熱くて…」
意地悪な問いかけに、必死で答える。
きゅっと乳首をつねられて、びくっと体が跳ねた。
さっきからずっと胸から脇腹あたりをいたずらに舐めたり触ったりしているだけで、魔族はそれ以上のことはしてこない。何度も舐めて吸いつかれた乳首はつんと尖って、じんじんと熱を持っている。
そこから広がった熱で、もう全身がほてっていた。
「望みがあれば口に出せ。魔族には人の気持ちなどわからぬぞ」
何もかも見透かした紅い眼で、彼がいっそう優しい声で唆す。
「何も、ない、です」
途切れ途切れに意地で答えたが、それにも魔族は楽しげに笑うだけだ。
「そうか。何もなかったか」
するりとラファエルの体から手を引いて、起き上がる。
手をひらりと返したと思ったらその手にはワイングラスがあり、ベッドに腰掛けた状態で優雅にワインを飲むさまは絵画に出てきそうなほど美しかった。
魔族がワインを楽しんでいる間にも、ラファエルの体はさっきの口づけの影響で徐々に熱くなり、体の奥から疼いて仕方がない。
おさめる方法は一つしかないことは、この3ヵ月で学んだ。
どんなに抵抗しようとしても、魔族の誘惑には勝てないのだ。
彼はゆったりと脚を組み、ラファエルが苦しげにベッドの上で熱い体を持て余しているのを、機嫌よく眺めている。
とうとうラファエルは泣きながら哀願した。
まだ16歳の未熟な体に魔族のあまい淫らな毒はあまりにも強く、これ以上意地を張るのは無理だった。
「して、ください」
「何を?」
ひどく優しい声で、意地悪く問い返される。
ラファエルの望みなど百も承知で尋ねてくるのが憎らしい。
「…あなたが欲しいです」
「ほう…」
優雅にワインを飲み干して、魔族はラファエルの泣き顔を見下ろした。
「かわいいな、お前は」
尖った爪の先が頬に触れて、それだけで全身に震えが走る。
「もっときちんと言ってみろ」
「…抱いて、欲しいんです」
「どんなふうに?」
「お願いです。我慢、できない…」
力なく首を振って、うなだれる。
こんなのは、赦されないことなのに…。
小さく体を震わせて、身の内からじりじりと上がる熱に必死に耐えているラファエルを、魔族は愛おしそうに眺めた。
「もう我慢できないか? 淫らでいい体になったな」
彼は残酷な言葉でラファエルを嬲り、声をあげて笑いながらベッドに押し倒すと大きく両脚を開かせた。
「ほら、物欲しげに口を開けている」
「言わないでっ」
明るいランプの下ですべてをさらけ出され、ラファエルは顔を倒して必死に羞恥に耐える。
「褒めているのに、何を泣く?」
「こんなのは、…いけないことです」
「今さらだな。でも欲しいんだろう?」
良心と欲望の狭間で葛藤し、快楽に負けて泣き乱れる姿がこれほど魔族を惹きつけることなど思いもよらないラファエルは、惜しげもなくその痴態をさらしている。
「さあ我を受け入れて、泣いて悦べ」
熱く硬い塊がそこに押しつけられ、触れた場所が期待で淫らにうごめいた。
次の瞬間、ぐっと一息に突きいれられて、ラファエルは絶叫した。
「いや、やっ、ああ、あ、やああっーーーーーーーーー」
ものすごい快感が貫かれた場所から脳天まで突き上げて、一気に射精する。びくびくと体が跳ね、白いものをまき散らした。
魔族はそんなことにはお構いなしに何度も腰を行き来させ、ラファエルを快楽の渦に巻き込んだ。最奥まで突かれて淫らに悦ぶ内壁が絡みつく。
「あっ、あぁ…、やだ、いや……ああっ」
「嫌か? やめるか?」
ようやく与えられた快感に、ラファエルは意識を飛ばさないだけで精一杯で、突き上げられるままに魔族が与える快楽を貪った。もっともっとと体は愛撫をねだり、意思に反して腰を突きだしてしまう。
「いや…、やめないで……、はっ、あ…」
あまりの快感に目が潤み、閉じた目から涙がこぼれ落ちる。それを魔族は微笑みながら舐めとった。
「そうやって、素直になればいい」
「あ、あっ、は……っ、やぁーー…」
2度目の絶頂を迎えながら、体の奥深くに魔族の精を受けたのを感じた。ここからがさらに深い快楽に堕ちていくことは、すでに体で知っている。
貪欲に慣らされた体は悦びに震え、ラファエルはむせび泣きながらいくらでも魔族を受け入れた。
もう意識はあらかた飛んでいて、勃ちあがったまだ未成熟な性器を自ら擦りたてて腰を振り、快楽に酔う姿はいつものことながらたっぷりと魔族を満足させた。
21
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
神父様に捧げるセレナーデ
石月煤子
BL
「ところで、そろそろ厳重に閉じられたその足を開いてくれるか」
「足を開くのですか?」
「股開かないと始められないだろうが」
「そ、そうですね、その通りです」
「魔物狩りの報酬はお前自身、そうだろう?」
「…………」
■俺様最強旅人×健気美人♂神父■
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる