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深夜の密会1
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深夜の月明かりに照らされた岩場の上で、飛煌は片膝を立てて座って側近の報告を受けていた。
「というわけで、従者は手当てを受けて元気にしています。主の行方を心配してはいますが、足を骨折しているのでしばらくは歩けないでしょう」
「そうか。引き続き面倒を見てくれ。殺すなよ」
「わかってます。飛煌様の飛飛を貸してもらって助かりましたよ」
「怪我人を運ぶなら益獣がいないと大変だからな」
岩場で向かい合っているのは呉央だった。ペルルノアが国境の町で雇った案内人兼護衛は飛煌の側近だった。小柄な塔麗人の中では体格がよく、貴種の中でも飛びぬけた身体能力を持っている。
「あ、それから馬車はすでに引き上げました」
妖魔の襲撃で怪我を負ったセルリアを王宮に運んだ後、呉央はすぐに捨てた馬車のところへ行って王宮まで三台とも馬車ごと運んできたのだ。
「それはよかった。ノアは国王への献上品にいい物を持ってきたって言ってたが?」
「ええ、きれいなガラス食器や装飾品が積んでありましたよ」
「じゃあ翠耀が喜ぶな」
「はい。いくつか出して、綺麗ねって楽しそうに眺めてました」
飛煌は翠耀の様子を思い浮かべて笑った。
「で、王子をどうするつもりなんです?」
飛煌はその問いかけに「うーん」と首をかしげた。
「なあ、呉央はどう思う? ノアが斬魔剣を使えるっておかしいだろ?」
「はい。俺も抜けないと思っていたので驚きました」
斬魔剣を拾った時に側にいたので何となく声を掛けただけだという。
「貴種だから抜けたのかと思いましたが、異国人が斬魔剣を使えるとは思いもしなかったんですけど」
「おれも異国人が使うのは初めて見た」
「王子の剣術はかなりのものでしたよ。……飛煌様、気づきました?」
「ああ。ノアには塔麗国の剣筋があるよな?」
昼間、樹海で妖魔に遭遇した時に斬魔剣を振ったペルルノアの剣筋を見て、飛煌は自分の目を疑った。塔麗国の剣筋が見て取れたからだ。
妖魔を斬るのはコツがある。ペルルノアの剣筋にはその特徴があったのだ。
「王子の剣の師匠に塔麗人がいたんでしょうか?」
「まさか。塔麗人がソブラリア王宮で働いてるなんて聞いてないぞ」
「……はぐれはいませんか?」
「いない。綿毛の所在は全員把握してる」
塔麗国では昔から綿毛と呼ぶ間諜を各地に放っている。彼らが青鳥を使ってもたらす情報は重要だからだ。
「……では塔麗国の剣術を学んだソブラリア人が王子に教えた?」
「あり得ない。ソブラリア人に斬魔剣を教えた者などいないだろ」
塔麗国のどこにもソブラリア人が滞在したという記録はないし、剣術を教えたという事実もない。
「そうですよね。俺も一体どういうことだろうと不思議だったんですよね」
呉央もしきりに首をかしげている。
「本人は王宮で馬術や弓や剣をひと通り習ったと言ったけど」
「それは王子なら当然でしょう。でも習うのはソブラリアの剣の使い方のはずです」
「それも習得してるよな。無意識に使い分けできてるみたいだった」
二人は互いに眉を寄せて、顔を見合わせた。
「王子本人はそれに気づいてませんよね?」
「たぶんな。斬魔剣が扱いにくいとは言ってたけど、特殊な魔術具みたいな剣かって納得してた」
「魔術具みたい? 王子はもしかして魔力持ちですか?」
「本人は魔力はないって。嘘かも知れないけど」
魔力持ちかと訊ねた時の一瞬の間を、飛煌は身逃していなかった。もしかしたら魔力はあるのかもしれない。
「本人がそれと意識しないうちに塔麗国の剣筋を習って、さらにソブラリアの剣も身に着けたなんてことはあると思うか?」
飛煌は腕を組んで考えながら、口に出してみる。自分で言いながら、そんな可能性は低いことはわかっていた。
「塔麗国の剣が先だっていうんですか?」
「だって基本的にソブラリアの剣術だっただろ? わずかに斬魔剣の癖があるけど」
呉央はしばらく考えた。
「でもそれなら幼い王子の身近に塔麗人、それも巫術師がいたってことになりますよね?」
「そうだよな。そんな人物がソブラリアにいた記録があるか探してくれ」
「わかりました。それにしても、謎な王子ですね」
「だよな。何ていうか、掴みにくい。悪い奴じゃないと思うが本音が見えない感じだ」
「それはそうでしょ。あのソブラリアのアルファの王子ですよ? ばったり出会った謎の巫術師に本音なんて見せないでしょう」
「まあな。ブラッシア二世の狙いはどうせ幻の蟲毒あたりだと思うけどね」
塔麗国の薬や毒の噂は独り歩きして、各国が間諜を送りこんでくる。ペルルノアもおそらくその一人だろう。
「でも気に入ったんでしょ?」
呉央の言葉には含みがあったが飛煌《フェイファン》はしらっと答えた。
「まあな。大国の王子のわりに偉ぶったところがないし気遣いもできて、結構気に入った」
「へえ、そうですか」
自分で訊いておいて、ムッとした顔をする呉央とは何度も閨を共にした仲だ。
香種が主導権を握っている塔麗国では、ソブラリアとはまるで事情が違う。
護衛としての貴種の重要性は大きいが、女性の数が極端に少ない塔麗国では香種が相手の子供を生みたいと思うかどうかのほうに主眼が置かれる。
つまり香種が番う貴種を選ぶのだ。選択権は常に香種にある。
発香期になると香種は自分が気に入った貴種を指名する。そして深室と呼ぶ部屋に閉じこもって過ごすのが通例だった。
「というか、顔がすごく好きなんだよな」
「なるほど、顔ですか。確かにああいうちょっと優しげな雰囲気、好きですよね」
呉央は面白くなさそうに腕を組んだ。ペルルノアが端正と思った顔に月明かりが当たって、飛煌は幼なじみの顔を見上げた。切れ長の群青の目が飛煌を見つめている。
子供の頃から仲が良く、貴種と香種とわかってからは互いに信頼できる相手として何度も発香期を過ごした。飛煌が二十歳で王位に就いてからもそれは変わらない。
だからと言って伴侶というわけではなく、巫術師として活動する時の護衛として常に側にいる相手だった。
飛煌は視線を外して、手の中で腰に下げた玉佩を触った。お守り的な装身具で、つるりとした玉は月明かりに光っている。
「それに多分、ノアは護符を知っているような気がする」
「どういう意味ですか」
「祠でじっと見てたけど、何ていうか、前にも見たことあるって感じだったんだよな」
「前にもってソブラリアで? 誰かがソブラリア王宮で結界を張っていたと言うんですか?」
信じられないと言いたげな呉央に向かって、飛煌は玉佩を撫でながら「おれの気のせいだと思うか?」と訊ねた。
「それが本当なら、やはり王子の側には塔麗人がいたと思うのが自然では? 王子を守るために結界を張っていたのでしょう」
「その人が剣術を教えたって?」
「はい。王子は二十歳ですよね。十年前から二十年くらい前にソブラリアにいた綿毛って誰でしたっけ?」
「記録を調べればわかるだろうけど、綿毛が王宮に近づくはずがない。まして王子の剣術の師匠になるはずはないだろう」
「確かにそうですね」
綿毛は基本的に、目立つことはしない。庶民に紛れて町を渡り歩き、情報を集めて青鳥で報告を送ってくるだけだ。
「というわけで、従者は手当てを受けて元気にしています。主の行方を心配してはいますが、足を骨折しているのでしばらくは歩けないでしょう」
「そうか。引き続き面倒を見てくれ。殺すなよ」
「わかってます。飛煌様の飛飛を貸してもらって助かりましたよ」
「怪我人を運ぶなら益獣がいないと大変だからな」
岩場で向かい合っているのは呉央だった。ペルルノアが国境の町で雇った案内人兼護衛は飛煌の側近だった。小柄な塔麗人の中では体格がよく、貴種の中でも飛びぬけた身体能力を持っている。
「あ、それから馬車はすでに引き上げました」
妖魔の襲撃で怪我を負ったセルリアを王宮に運んだ後、呉央はすぐに捨てた馬車のところへ行って王宮まで三台とも馬車ごと運んできたのだ。
「それはよかった。ノアは国王への献上品にいい物を持ってきたって言ってたが?」
「ええ、きれいなガラス食器や装飾品が積んでありましたよ」
「じゃあ翠耀が喜ぶな」
「はい。いくつか出して、綺麗ねって楽しそうに眺めてました」
飛煌は翠耀の様子を思い浮かべて笑った。
「で、王子をどうするつもりなんです?」
飛煌はその問いかけに「うーん」と首をかしげた。
「なあ、呉央はどう思う? ノアが斬魔剣を使えるっておかしいだろ?」
「はい。俺も抜けないと思っていたので驚きました」
斬魔剣を拾った時に側にいたので何となく声を掛けただけだという。
「貴種だから抜けたのかと思いましたが、異国人が斬魔剣を使えるとは思いもしなかったんですけど」
「おれも異国人が使うのは初めて見た」
「王子の剣術はかなりのものでしたよ。……飛煌様、気づきました?」
「ああ。ノアには塔麗国の剣筋があるよな?」
昼間、樹海で妖魔に遭遇した時に斬魔剣を振ったペルルノアの剣筋を見て、飛煌は自分の目を疑った。塔麗国の剣筋が見て取れたからだ。
妖魔を斬るのはコツがある。ペルルノアの剣筋にはその特徴があったのだ。
「王子の剣の師匠に塔麗人がいたんでしょうか?」
「まさか。塔麗人がソブラリア王宮で働いてるなんて聞いてないぞ」
「……はぐれはいませんか?」
「いない。綿毛の所在は全員把握してる」
塔麗国では昔から綿毛と呼ぶ間諜を各地に放っている。彼らが青鳥を使ってもたらす情報は重要だからだ。
「……では塔麗国の剣術を学んだソブラリア人が王子に教えた?」
「あり得ない。ソブラリア人に斬魔剣を教えた者などいないだろ」
塔麗国のどこにもソブラリア人が滞在したという記録はないし、剣術を教えたという事実もない。
「そうですよね。俺も一体どういうことだろうと不思議だったんですよね」
呉央もしきりに首をかしげている。
「本人は王宮で馬術や弓や剣をひと通り習ったと言ったけど」
「それは王子なら当然でしょう。でも習うのはソブラリアの剣の使い方のはずです」
「それも習得してるよな。無意識に使い分けできてるみたいだった」
二人は互いに眉を寄せて、顔を見合わせた。
「王子本人はそれに気づいてませんよね?」
「たぶんな。斬魔剣が扱いにくいとは言ってたけど、特殊な魔術具みたいな剣かって納得してた」
「魔術具みたい? 王子はもしかして魔力持ちですか?」
「本人は魔力はないって。嘘かも知れないけど」
魔力持ちかと訊ねた時の一瞬の間を、飛煌は身逃していなかった。もしかしたら魔力はあるのかもしれない。
「本人がそれと意識しないうちに塔麗国の剣筋を習って、さらにソブラリアの剣も身に着けたなんてことはあると思うか?」
飛煌は腕を組んで考えながら、口に出してみる。自分で言いながら、そんな可能性は低いことはわかっていた。
「塔麗国の剣が先だっていうんですか?」
「だって基本的にソブラリアの剣術だっただろ? わずかに斬魔剣の癖があるけど」
呉央はしばらく考えた。
「でもそれなら幼い王子の身近に塔麗人、それも巫術師がいたってことになりますよね?」
「そうだよな。そんな人物がソブラリアにいた記録があるか探してくれ」
「わかりました。それにしても、謎な王子ですね」
「だよな。何ていうか、掴みにくい。悪い奴じゃないと思うが本音が見えない感じだ」
「それはそうでしょ。あのソブラリアのアルファの王子ですよ? ばったり出会った謎の巫術師に本音なんて見せないでしょう」
「まあな。ブラッシア二世の狙いはどうせ幻の蟲毒あたりだと思うけどね」
塔麗国の薬や毒の噂は独り歩きして、各国が間諜を送りこんでくる。ペルルノアもおそらくその一人だろう。
「でも気に入ったんでしょ?」
呉央の言葉には含みがあったが飛煌《フェイファン》はしらっと答えた。
「まあな。大国の王子のわりに偉ぶったところがないし気遣いもできて、結構気に入った」
「へえ、そうですか」
自分で訊いておいて、ムッとした顔をする呉央とは何度も閨を共にした仲だ。
香種が主導権を握っている塔麗国では、ソブラリアとはまるで事情が違う。
護衛としての貴種の重要性は大きいが、女性の数が極端に少ない塔麗国では香種が相手の子供を生みたいと思うかどうかのほうに主眼が置かれる。
つまり香種が番う貴種を選ぶのだ。選択権は常に香種にある。
発香期になると香種は自分が気に入った貴種を指名する。そして深室と呼ぶ部屋に閉じこもって過ごすのが通例だった。
「というか、顔がすごく好きなんだよな」
「なるほど、顔ですか。確かにああいうちょっと優しげな雰囲気、好きですよね」
呉央は面白くなさそうに腕を組んだ。ペルルノアが端正と思った顔に月明かりが当たって、飛煌は幼なじみの顔を見上げた。切れ長の群青の目が飛煌を見つめている。
子供の頃から仲が良く、貴種と香種とわかってからは互いに信頼できる相手として何度も発香期を過ごした。飛煌が二十歳で王位に就いてからもそれは変わらない。
だからと言って伴侶というわけではなく、巫術師として活動する時の護衛として常に側にいる相手だった。
飛煌は視線を外して、手の中で腰に下げた玉佩を触った。お守り的な装身具で、つるりとした玉は月明かりに光っている。
「それに多分、ノアは護符を知っているような気がする」
「どういう意味ですか」
「祠でじっと見てたけど、何ていうか、前にも見たことあるって感じだったんだよな」
「前にもってソブラリアで? 誰かがソブラリア王宮で結界を張っていたと言うんですか?」
信じられないと言いたげな呉央に向かって、飛煌は玉佩を撫でながら「おれの気のせいだと思うか?」と訊ねた。
「それが本当なら、やはり王子の側には塔麗人がいたと思うのが自然では? 王子を守るために結界を張っていたのでしょう」
「その人が剣術を教えたって?」
「はい。王子は二十歳ですよね。十年前から二十年くらい前にソブラリアにいた綿毛って誰でしたっけ?」
「記録を調べればわかるだろうけど、綿毛が王宮に近づくはずがない。まして王子の剣術の師匠になるはずはないだろう」
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