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5時間目 笑顔
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「恋川くん、おはようございます」
今日もいつも通りの挨拶をする。
私が下手に告白なんてしたら、挨拶も、それに一緒に登下校すら出来なくなってしまう。
「おー、おはよ」
恋川くんはもうすぐテストがあるということで、勉強に手を入れているらしい。
それでどうやらあまり寝ていないようで、朝、寝ぐせがあってとても可愛い。
「あ、ではここで」
あいにくと同じクラスではないので、私の教室前で恋川くんとわかれる。
「おはよう、空野さん」
ふいに後ろから声が聞こえた。
「おはようございます。佐取くん」
佐取くんとはあれ以来仲良くやっている。
そのせいでメイちゃんに誤解された事もあるけれど。佐取くんは私の大事な友達だ。普通に好きだ。
…恋愛感情ではないけれど。
「おっはー夏希!」
「おはよう」
最近できた友達の2人が話しかけてくる。
「おはようございます」
こんな日常がとても幸せ。
心に秘めているので、誰にも言えない気持ちだけどね。
「なに?どーしたの?夏希」
どうやらぼっーとしていたようだ。
「なんでもないですよ。…ただ、すごく今が楽しいんです」
この言葉を発すると2人は驚いた顔をした。
そのうちメイちゃんは可愛い顔で笑う。
「あははっ、なにそれ私も同じだよー」
共感?してくれたようだ。
明日香ちゃんは。
「私もよ。夏希とメイがいなきゃつまらないわ」
そう初めて微笑みながら言ってくれた。
なんだか誰かに似てるなぁ。
純粋にそう思った。
誰だろ。
知り合いの人で、すごく綺麗な笑顔の人。
出てきそうで出てこない…。
すごく私が好きな笑顔…。
誰だっけ。
今日もいつも通りの挨拶をする。
私が下手に告白なんてしたら、挨拶も、それに一緒に登下校すら出来なくなってしまう。
「おー、おはよ」
恋川くんはもうすぐテストがあるということで、勉強に手を入れているらしい。
それでどうやらあまり寝ていないようで、朝、寝ぐせがあってとても可愛い。
「あ、ではここで」
あいにくと同じクラスではないので、私の教室前で恋川くんとわかれる。
「おはよう、空野さん」
ふいに後ろから声が聞こえた。
「おはようございます。佐取くん」
佐取くんとはあれ以来仲良くやっている。
そのせいでメイちゃんに誤解された事もあるけれど。佐取くんは私の大事な友達だ。普通に好きだ。
…恋愛感情ではないけれど。
「おっはー夏希!」
「おはよう」
最近できた友達の2人が話しかけてくる。
「おはようございます」
こんな日常がとても幸せ。
心に秘めているので、誰にも言えない気持ちだけどね。
「なに?どーしたの?夏希」
どうやらぼっーとしていたようだ。
「なんでもないですよ。…ただ、すごく今が楽しいんです」
この言葉を発すると2人は驚いた顔をした。
そのうちメイちゃんは可愛い顔で笑う。
「あははっ、なにそれ私も同じだよー」
共感?してくれたようだ。
明日香ちゃんは。
「私もよ。夏希とメイがいなきゃつまらないわ」
そう初めて微笑みながら言ってくれた。
なんだか誰かに似てるなぁ。
純粋にそう思った。
誰だろ。
知り合いの人で、すごく綺麗な笑顔の人。
出てきそうで出てこない…。
すごく私が好きな笑顔…。
誰だっけ。
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