25 / 45
第三章
23話*
しおりを挟む
23話*
目が覚めて、朝一番に見る愛する人の寝顔。それがどんなにいとおしいものか、彼女と出会って知った。
規則正しい生活になかなか慣れない彼女は朝の目覚めが悪い。小さな体を丸めて眠っている姿は可愛らしい小動物のようで、いつまでも眺めていたくなる。その白い頬に触れると長い睫毛がピクピクと反応する。しかし、それでも彼女は目覚めない。華奢な手で顔を隠し、さらに丸くなってしまった。その姿に堪らない気持ちになる。
無防備な首筋にキスをする。彼女の柔らかなにおいを感じ、気持ちを抑えられない。そのまま鎖骨を舌でなぞると、彼女が体をよじり逃れようともがく。
「んーっくすぐったい……。」
しかし、まだまだ夢の中だ。そのまま胸元まで唇を寄せ、ネグリジェの上から彼女の胸に触れる。そのまま背中に手を回し、顔を彼女の胸に埋めた。いつもはそこで彼女を起こすのだが、今日は気持ちが収まらなかった。ネグリジェをたくしあげ、あらわになった太ももを撫でる。
「んっ、やめっ……。」
抵抗する彼女の唇を塞ぎ、言葉を遮った。そのまま彼女の下着に触れる。彼女の弱い部分をなぞると、しっとりと濡れはじめた。
「んっん……」
キスをしたまま、するりと下着を脱がせると、ゆっくりと指を入れていく。抵抗なく奥まで入った。くちゅくちゅといやらしい音をたてながら、愛撫する。自分の体がどんどん熱をもち、固くなるのがわかった。
「ギルっ…もうやめてっ。」
「どうして…?こんなに濡れてるのに。」
何度も何度も指を出し入れする。足を閉じようと彼女が小さな抵抗をはじめた。
「ギルが触るからでしょっ。」
閉じようとする足を開き、もう一本指をいれた。彼女の体はすんなりと受け入れる。
「アアッ、やだっ…!」
服の上から、彼女の胸に舌を這わせた。固くなった先を口にふくむと、彼女の体がビクッとふるえた。
「はぁんっ、……んっ。」
体をおこし、彼女の腰を持ち上げると、一気に奥まで貫いた。
「アア゛ッ…!いやっ深いっ……ンンっ!」
彼女の中が突然の刺激にキュッとしまる。その刺激に自分の体も反応していく。
いやらしい音を響かせ、何度も何度も腰をうちつけた。
「あぁっ、はあ…んっん……奥までっきちゃうっ…」
「アヤの中、すごいきゅんきゅんしてる……。」
少しずつピストンを早くしていく。彼女の熱さに、我慢が難しい。
「んんっ…、アアッんっ、いやっ……」
彼女の体を抱きしめ、耳たぶを甘く噛むと、また彼女の中がきゅっと締め付けてくる。
「ダメっ、もうっ……んんっ…!」
「気持ちいいっ…アヤの中…」
彼女の腰を押さえ、奥に奥に体を押し込んだ。
「アアッ!ダメっいくっ……イクっ!」
「イって、アヤっ……!あぁっ…イクっ!」
何度も何度も彼女の中に、自分を吐き出した。
* * *
「なんで!いつも普通に起こしてって言ってるでしょ!」
いつもより遅い時間の朝食。彼女は不機嫌だ。
「また同じことしたら、本当に一緒に寝るのやめるからねっ!」
彼女の寝顔がかわいくて、自分が抑えられなくなる。怒られると分かってはいるのだが、なんとも難しい。
「アヤの寝顔が、無防備なんだよ。小さく丸まって寝るのもかわいくて……。」
配膳をしながら、侍女のリリエラが大きく頷いている。
「寝顔が無防備じゃない人なんていないでしょ!本当に本当にもうダメだからね!」
アヤは怒った顔もかわいい。でもそんなことを言えば、また怒られてしまうので、素直に頷くしかなかった。
その日の午後、執務室にて
「そんなくだらねー理由で、朝の会議サボってんじゃねーよ。てか、同じこと週に何回やってんだよ。学習しろ。」
ギルは神妙な顔をしているが、反省してるわけではない。アヤの機嫌をどうなおすか、そんなことでも考えてるんだろう。
「本当、昔はあんなに女に興味なかったのに変わったよな。」
それには本人ではなく、秘書が答えた。
「これが本来の陛下なのではないですか?まぁ私は前の陛下のほうが良かったですけどね。」
田中は辛辣だが、たしかにそうかもしれない。あいつと会った後のほうが、ギルは生き生きしている。
(まぁ、今のほうが見てて面白いわ。)
そしてその後、なんとも面白い物が届いたのだった。
* * *
それは一通の招待状だった。魔王陛下の伴侶、アヤにあてた御茶会の招待状。問題はその差出人だった。
「えっと、つまりこの方々は……。」
招待状には、差出人の他に参加者リストも添えられていた。名前はすべて女性で、ほとんどが魔人国内の富裕層の娘、魔王城に勤める臣下の娘の名前だった。そして、その全てに共通するのは、
「すべて陛下と関係のあった女性です。程度の違いはあってもそこは間違いありません。」
差出人とリストにある名前は、全部合わせて5人。私も入れたら6人だ。
「そして、差出人のマリア・オフェール様は、貴女と出会っていなかった場合、陛下の伴侶となる予定だった方です。」
目が覚めて、朝一番に見る愛する人の寝顔。それがどんなにいとおしいものか、彼女と出会って知った。
規則正しい生活になかなか慣れない彼女は朝の目覚めが悪い。小さな体を丸めて眠っている姿は可愛らしい小動物のようで、いつまでも眺めていたくなる。その白い頬に触れると長い睫毛がピクピクと反応する。しかし、それでも彼女は目覚めない。華奢な手で顔を隠し、さらに丸くなってしまった。その姿に堪らない気持ちになる。
無防備な首筋にキスをする。彼女の柔らかなにおいを感じ、気持ちを抑えられない。そのまま鎖骨を舌でなぞると、彼女が体をよじり逃れようともがく。
「んーっくすぐったい……。」
しかし、まだまだ夢の中だ。そのまま胸元まで唇を寄せ、ネグリジェの上から彼女の胸に触れる。そのまま背中に手を回し、顔を彼女の胸に埋めた。いつもはそこで彼女を起こすのだが、今日は気持ちが収まらなかった。ネグリジェをたくしあげ、あらわになった太ももを撫でる。
「んっ、やめっ……。」
抵抗する彼女の唇を塞ぎ、言葉を遮った。そのまま彼女の下着に触れる。彼女の弱い部分をなぞると、しっとりと濡れはじめた。
「んっん……」
キスをしたまま、するりと下着を脱がせると、ゆっくりと指を入れていく。抵抗なく奥まで入った。くちゅくちゅといやらしい音をたてながら、愛撫する。自分の体がどんどん熱をもち、固くなるのがわかった。
「ギルっ…もうやめてっ。」
「どうして…?こんなに濡れてるのに。」
何度も何度も指を出し入れする。足を閉じようと彼女が小さな抵抗をはじめた。
「ギルが触るからでしょっ。」
閉じようとする足を開き、もう一本指をいれた。彼女の体はすんなりと受け入れる。
「アアッ、やだっ…!」
服の上から、彼女の胸に舌を這わせた。固くなった先を口にふくむと、彼女の体がビクッとふるえた。
「はぁんっ、……んっ。」
体をおこし、彼女の腰を持ち上げると、一気に奥まで貫いた。
「アア゛ッ…!いやっ深いっ……ンンっ!」
彼女の中が突然の刺激にキュッとしまる。その刺激に自分の体も反応していく。
いやらしい音を響かせ、何度も何度も腰をうちつけた。
「あぁっ、はあ…んっん……奥までっきちゃうっ…」
「アヤの中、すごいきゅんきゅんしてる……。」
少しずつピストンを早くしていく。彼女の熱さに、我慢が難しい。
「んんっ…、アアッんっ、いやっ……」
彼女の体を抱きしめ、耳たぶを甘く噛むと、また彼女の中がきゅっと締め付けてくる。
「ダメっ、もうっ……んんっ…!」
「気持ちいいっ…アヤの中…」
彼女の腰を押さえ、奥に奥に体を押し込んだ。
「アアッ!ダメっいくっ……イクっ!」
「イって、アヤっ……!あぁっ…イクっ!」
何度も何度も彼女の中に、自分を吐き出した。
* * *
「なんで!いつも普通に起こしてって言ってるでしょ!」
いつもより遅い時間の朝食。彼女は不機嫌だ。
「また同じことしたら、本当に一緒に寝るのやめるからねっ!」
彼女の寝顔がかわいくて、自分が抑えられなくなる。怒られると分かってはいるのだが、なんとも難しい。
「アヤの寝顔が、無防備なんだよ。小さく丸まって寝るのもかわいくて……。」
配膳をしながら、侍女のリリエラが大きく頷いている。
「寝顔が無防備じゃない人なんていないでしょ!本当に本当にもうダメだからね!」
アヤは怒った顔もかわいい。でもそんなことを言えば、また怒られてしまうので、素直に頷くしかなかった。
その日の午後、執務室にて
「そんなくだらねー理由で、朝の会議サボってんじゃねーよ。てか、同じこと週に何回やってんだよ。学習しろ。」
ギルは神妙な顔をしているが、反省してるわけではない。アヤの機嫌をどうなおすか、そんなことでも考えてるんだろう。
「本当、昔はあんなに女に興味なかったのに変わったよな。」
それには本人ではなく、秘書が答えた。
「これが本来の陛下なのではないですか?まぁ私は前の陛下のほうが良かったですけどね。」
田中は辛辣だが、たしかにそうかもしれない。あいつと会った後のほうが、ギルは生き生きしている。
(まぁ、今のほうが見てて面白いわ。)
そしてその後、なんとも面白い物が届いたのだった。
* * *
それは一通の招待状だった。魔王陛下の伴侶、アヤにあてた御茶会の招待状。問題はその差出人だった。
「えっと、つまりこの方々は……。」
招待状には、差出人の他に参加者リストも添えられていた。名前はすべて女性で、ほとんどが魔人国内の富裕層の娘、魔王城に勤める臣下の娘の名前だった。そして、その全てに共通するのは、
「すべて陛下と関係のあった女性です。程度の違いはあってもそこは間違いありません。」
差出人とリストにある名前は、全部合わせて5人。私も入れたら6人だ。
「そして、差出人のマリア・オフェール様は、貴女と出会っていなかった場合、陛下の伴侶となる予定だった方です。」
1
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件
こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる