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第三世界 メルカド(金こそ全てだ!)
第六十七話 内訳
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「今日の一階の来客数は?」
「三千八百四十人メェ」
うーん。凄い数だ。一レーンに四人掛けのテーブルが十六卓、それが五レーンある。それが全て埋まったとしても一度に入れる人数は三百二十人。一日の営業時間は八時間。ということは最低でも十二回転はしているってことだな。
「一人頭何皿食ってる?」
「ばらつきが多いメェ。少ないと十皿、多い客は百皿は食ってるメェ。平均三十皿くらいメェ」
なるほど。あ、ちなみにうちは一皿二貫ではなく一貫だ。日本を知らないのだから一皿に一貫でも誰も文句を言わない。むしろそういうものだと思っている。
「そうすると十一万五千二百貫ってとこか」
「主様、計算速いメェ」
俺には算術スキル様がついているからな。
「で? 一貫の平均単価は?」
「八百ギルメェ」
「高くねーか……」
なにそれどこの高級回転寿司。銀座か? 俺は三百円を超える皿は怖くて手が伸びない小心者だっていうのに。しかも一貫でだよな。それって日本だと一皿平均千六百円ってことですか? マジむり。
「これでも庶民の届く価格設定メェ」
この世界のエンゲル係数いくつだよ。
「ちなみに一番高いネタは。大トロ? イクラ? やっぱウニでしょ!」
因みに全部モドキって意味ね。正確には魚の見た目が日本とは若干違うのだ。
「プリスマ寿司メェ。開店一時間もしないうちに売り切れるメェ」
「ああそれがあったな。まあでも、あれは別格だし。希少だからな」
「一貫一万ギルでも飛ぶように売れるメェ」
「なんつーか、金はあるとこにはあるということだな」
地球もこの世界も同じなのね。資本主義糞くらえ。
「しかし、職人への負担がどんどん増えているけど、大丈夫か?」
「一日で五千貫ほど握っているメェ」
これでも握り職人を二十数人は揃えたんだけどね。それでも一分間でだいたい八十貫も握らなくてはならない。無論、休憩などない。うちはブラックなのだ。でも普通だったらとてもじゃないが耐えられない。地球なら職人が泡を吹いて倒れるな。いやその前に労基署に訴えられて営業停止か。
「やはりインセクト人を採用したのは成功だったメェ」
ムカデ人なんて手足が四十本もあるからな。握る速度がマジ半端ない。人族と比較して十倍以上の速さだった。
「でもあれ裏方だから耐えられるんだと思うぞ」
「客の前に出ると気が散ってスピードが落ちるメェ?」
「逆だ逆。耐えられないのは客だ」
「なぜメェ?」
「俺は少なくとも奴らが素手で握った生ものなんて口に入れたくない」
え? 差別は良くない? なら、そう思った奴が食ってみろ! ムカデやゴキちゃんがベタベタくっついた後の寿司を食べれるか? たとえ握る前に全ての手を消毒していたとしても生理的に無理。
「しかし旦那様。ネタをなるべく温めないのが基本といってたメェ。なので彼らは適任メェ」
体温が暖かい女性は寿司職人には向かないとかいうもんな。彼らは変温動物だから確かに無駄にネタを温めることはない。
「だがな。逆に寒い場所では動きが鈍くなるから使い勝手は悪いぞ」
冷蔵室にネタを取りにいかせたら帰ってこなかったんだよね。なにまごついてるんだ! って入ったら固まってたよ。それ以来、保管庫には彼らを送らずに人族や獣人族に任せることにしている。
「それでも本日も二人ほど倒れたメェ」
「昨日よりはマシか。でも、やっぱりヒーラーは常駐じゃないと無理そうだな」
「冒険者ギルドへの支払いが増えますが致し方ないメェ」
「まあ、十分稼いでいるからいいだろ」
一階のウェイターは日給一万五千ギルで十六人。握り職人は五万ギルで二十三人。ヒーラーは冒険者ギルドの取り分もあるので八万ギルで二人という体制だ。それでも原材料の原価はたったの七十円。一階の総支出は一千万ギル程度だ。益率は九十パーセントでぼろ儲けもいいところだ。
「二階も相変わらずのようだな」
「王族、貴族、大商人らで二週間先まで予約で埋まっているメェ」
一階は一般客なのに対し、二階は富裕層を相手にしている。無論、出入り口も分けている。そして二階はオール個室だ。一階と同じ床面積にもかかわらず十二人掛けの部屋が五部屋しかない。各部屋には専任のコンシェルジュをつけた。そして上級握り職人は四人しかいない。それでも一人頭千貫程度しか握らなくて良いのだ。一階と二階では店員たちの給与もゆとりも格段の差だ。ウェイターはコンシェルジュを、握り職人たちは上級握り職人を目指して日々研鑽している。当初の目論見通りだ。
「しかし、二階は来客者数が少ない割りに一階とかなり近い金額の売り上げじゃないか」
「二階の一皿の平均単価は一万ギルメェ」
「うそん……」
寿司ネタは全く同じなんだけどね。要するに材料費は七十ギル。それに惜しみなく一万ギルも出すとは……。だからといって彼らは一階で食することはないだろう。世間体というものがある。
「飲食で一人あたり大体三十五万ギルほど落としていくメェ」
「そうか……。まあ、二階では酒も出しているしな」
量もさほど確保できていないので二階でのみ日本酒を提供している。もちろん高いよ。二合で五万ギルくらいかな。でもさすがに罪悪感を持ってしまう。寿司で三十五万円とかないわ。
「もっと高くてもいいから予約を取りやすくして欲しいという要望が多いメェ」
「さいですか……」
金持ち嫌い。なにこの格差社会。ちなみに二階の利益率は人件費を含めても九十九パーセントだ。
「もうこの話はいいや。それよりも例の件はどうなった」
「鉱石と武具の件メェ?」
「ああ、扱えそうか?」
「問題ないメェ。武具ギルドに登録して来たメェ」
「なら、まずは鉱石と新しい店を確保してくれ。そこで武具を売る」
「鍛冶屋の手配はしなくていいメェ?」
「ああ、ちょっとドワーフに伝手があるんでな」
「それはプレミアムがつくので絶対高く売れるメェ」
うひひ。二店目も儲かりそうだ。
「旦那様は見た目は脳筋にしか見えないのに、商売上手メェ」
「あと羊の肉って売れないかな」
「メェ!? ひ、羊の肉は美味しくないメェ!」
「じゃあ、羊の毛皮でも売るか? おーい、厨房で誰か残ってるか! 包丁持ってこい!」
「何卒お許し下さいませ!」
大きな毛玉が床で震えていた。この野郎。普通に敬語使えるじゃねーか。
「まあいい、俺はそろそろ休ませてもらうぞ」
「は、はい。お休みなさいませ…メェ……」
帰宅前のスタッフに一声かけて三階へと上がる。
「はあ~。今日も疲れた」
俺はベッドに大の字になる。十人横になっても寝れるようなキングサイズだ。二階までは店舗。三階は居住空間なのだ。ワンフロア丸々が俺の生活空間だ。まるで億万長者になった気分だ。まあ、実際そうなんだけどさ。え? そんな所に一人で寂しくなのかって? いやいや一人には慣れてるし!
しかも最近はメルカド世界に入り浸ってばかりだ。ロージェンにもドデルヘンにもここ数日帰っていない。なぜって? そりゃルシアにもパドにも会いたくないからだ。超気まずいもん。
ヘタレっていうな……。
「三千八百四十人メェ」
うーん。凄い数だ。一レーンに四人掛けのテーブルが十六卓、それが五レーンある。それが全て埋まったとしても一度に入れる人数は三百二十人。一日の営業時間は八時間。ということは最低でも十二回転はしているってことだな。
「一人頭何皿食ってる?」
「ばらつきが多いメェ。少ないと十皿、多い客は百皿は食ってるメェ。平均三十皿くらいメェ」
なるほど。あ、ちなみにうちは一皿二貫ではなく一貫だ。日本を知らないのだから一皿に一貫でも誰も文句を言わない。むしろそういうものだと思っている。
「そうすると十一万五千二百貫ってとこか」
「主様、計算速いメェ」
俺には算術スキル様がついているからな。
「で? 一貫の平均単価は?」
「八百ギルメェ」
「高くねーか……」
なにそれどこの高級回転寿司。銀座か? 俺は三百円を超える皿は怖くて手が伸びない小心者だっていうのに。しかも一貫でだよな。それって日本だと一皿平均千六百円ってことですか? マジむり。
「これでも庶民の届く価格設定メェ」
この世界のエンゲル係数いくつだよ。
「ちなみに一番高いネタは。大トロ? イクラ? やっぱウニでしょ!」
因みに全部モドキって意味ね。正確には魚の見た目が日本とは若干違うのだ。
「プリスマ寿司メェ。開店一時間もしないうちに売り切れるメェ」
「ああそれがあったな。まあでも、あれは別格だし。希少だからな」
「一貫一万ギルでも飛ぶように売れるメェ」
「なんつーか、金はあるとこにはあるということだな」
地球もこの世界も同じなのね。資本主義糞くらえ。
「しかし、職人への負担がどんどん増えているけど、大丈夫か?」
「一日で五千貫ほど握っているメェ」
これでも握り職人を二十数人は揃えたんだけどね。それでも一分間でだいたい八十貫も握らなくてはならない。無論、休憩などない。うちはブラックなのだ。でも普通だったらとてもじゃないが耐えられない。地球なら職人が泡を吹いて倒れるな。いやその前に労基署に訴えられて営業停止か。
「やはりインセクト人を採用したのは成功だったメェ」
ムカデ人なんて手足が四十本もあるからな。握る速度がマジ半端ない。人族と比較して十倍以上の速さだった。
「でもあれ裏方だから耐えられるんだと思うぞ」
「客の前に出ると気が散ってスピードが落ちるメェ?」
「逆だ逆。耐えられないのは客だ」
「なぜメェ?」
「俺は少なくとも奴らが素手で握った生ものなんて口に入れたくない」
え? 差別は良くない? なら、そう思った奴が食ってみろ! ムカデやゴキちゃんがベタベタくっついた後の寿司を食べれるか? たとえ握る前に全ての手を消毒していたとしても生理的に無理。
「しかし旦那様。ネタをなるべく温めないのが基本といってたメェ。なので彼らは適任メェ」
体温が暖かい女性は寿司職人には向かないとかいうもんな。彼らは変温動物だから確かに無駄にネタを温めることはない。
「だがな。逆に寒い場所では動きが鈍くなるから使い勝手は悪いぞ」
冷蔵室にネタを取りにいかせたら帰ってこなかったんだよね。なにまごついてるんだ! って入ったら固まってたよ。それ以来、保管庫には彼らを送らずに人族や獣人族に任せることにしている。
「それでも本日も二人ほど倒れたメェ」
「昨日よりはマシか。でも、やっぱりヒーラーは常駐じゃないと無理そうだな」
「冒険者ギルドへの支払いが増えますが致し方ないメェ」
「まあ、十分稼いでいるからいいだろ」
一階のウェイターは日給一万五千ギルで十六人。握り職人は五万ギルで二十三人。ヒーラーは冒険者ギルドの取り分もあるので八万ギルで二人という体制だ。それでも原材料の原価はたったの七十円。一階の総支出は一千万ギル程度だ。益率は九十パーセントでぼろ儲けもいいところだ。
「二階も相変わらずのようだな」
「王族、貴族、大商人らで二週間先まで予約で埋まっているメェ」
一階は一般客なのに対し、二階は富裕層を相手にしている。無論、出入り口も分けている。そして二階はオール個室だ。一階と同じ床面積にもかかわらず十二人掛けの部屋が五部屋しかない。各部屋には専任のコンシェルジュをつけた。そして上級握り職人は四人しかいない。それでも一人頭千貫程度しか握らなくて良いのだ。一階と二階では店員たちの給与もゆとりも格段の差だ。ウェイターはコンシェルジュを、握り職人たちは上級握り職人を目指して日々研鑽している。当初の目論見通りだ。
「しかし、二階は来客者数が少ない割りに一階とかなり近い金額の売り上げじゃないか」
「二階の一皿の平均単価は一万ギルメェ」
「うそん……」
寿司ネタは全く同じなんだけどね。要するに材料費は七十ギル。それに惜しみなく一万ギルも出すとは……。だからといって彼らは一階で食することはないだろう。世間体というものがある。
「飲食で一人あたり大体三十五万ギルほど落としていくメェ」
「そうか……。まあ、二階では酒も出しているしな」
量もさほど確保できていないので二階でのみ日本酒を提供している。もちろん高いよ。二合で五万ギルくらいかな。でもさすがに罪悪感を持ってしまう。寿司で三十五万円とかないわ。
「もっと高くてもいいから予約を取りやすくして欲しいという要望が多いメェ」
「さいですか……」
金持ち嫌い。なにこの格差社会。ちなみに二階の利益率は人件費を含めても九十九パーセントだ。
「もうこの話はいいや。それよりも例の件はどうなった」
「鉱石と武具の件メェ?」
「ああ、扱えそうか?」
「問題ないメェ。武具ギルドに登録して来たメェ」
「なら、まずは鉱石と新しい店を確保してくれ。そこで武具を売る」
「鍛冶屋の手配はしなくていいメェ?」
「ああ、ちょっとドワーフに伝手があるんでな」
「それはプレミアムがつくので絶対高く売れるメェ」
うひひ。二店目も儲かりそうだ。
「旦那様は見た目は脳筋にしか見えないのに、商売上手メェ」
「あと羊の肉って売れないかな」
「メェ!? ひ、羊の肉は美味しくないメェ!」
「じゃあ、羊の毛皮でも売るか? おーい、厨房で誰か残ってるか! 包丁持ってこい!」
「何卒お許し下さいませ!」
大きな毛玉が床で震えていた。この野郎。普通に敬語使えるじゃねーか。
「まあいい、俺はそろそろ休ませてもらうぞ」
「は、はい。お休みなさいませ…メェ……」
帰宅前のスタッフに一声かけて三階へと上がる。
「はあ~。今日も疲れた」
俺はベッドに大の字になる。十人横になっても寝れるようなキングサイズだ。二階までは店舗。三階は居住空間なのだ。ワンフロア丸々が俺の生活空間だ。まるで億万長者になった気分だ。まあ、実際そうなんだけどさ。え? そんな所に一人で寂しくなのかって? いやいや一人には慣れてるし!
しかも最近はメルカド世界に入り浸ってばかりだ。ロージェンにもドデルヘンにもここ数日帰っていない。なぜって? そりゃルシアにもパドにも会いたくないからだ。超気まずいもん。
ヘタレっていうな……。
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