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ウッドビーズ
第十三話 初陣開戦
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ついに俺たちの戦争が始まった。
「俺様たちの出番だ。先陣を切るぞ」
そう言って走り出すのかと思えば、足から炎を吹き出したジュウゴは空を飛んで都市に向かって突っ込んでいった。
「数は五百といったところかしら。じゃあね、マタタビ。お先に失礼しますわ」
こちらに向かって手を振ったきたアヤメは、まるで重さを失ったかのように浮いて、ジュウゴと同様に飛んでいった。
「……マジかよ」
空を飛べるなら飛べるって最初に教えといてくれ。
どうやらそれぞれ右側と左側に分かれたようだが……中央は俺ってことね。
「白虎! 連れて行ってくれ!」
背中に跳び乗ると門のほうに向かって駆け出した。
戦争は――殺し合いは初めてだ。だが、不思議なもので緊張はしていない。
「ん? おっ――っ!」
門を出てきたデーモンたちがこちらに向かってきたのに気が付いたのは良かったが、白虎は俺を乗せていることを忘れたのか噛み殺すように大きく口を開いて急ブレーキを掛けたおかげで俺の体は見事に宙に放り出された。
落ちていく先にはデーモンたちが待ち構えている。
いや、緊張はしてないけど心の準備は必要だろ? まぁ、この状況じゃあそうも言っていられないな。
とりあえず空中で体を捻って回転を始めた。
「黒豹流武術秘伝――竹林根切!」
全身のひねりを脚に伝えて地面を揺らす技だ。対人技ではないから『秘伝』――本来は範囲の決まった場所でこそ効果を発揮する技だが、距離と高さがあったおかげでそれなりに威力が出た。
二十メートル範囲のデーモンたちが地面の揺れで動きを止めている。
「さぁ、やるかっ!」
一番近くにいたデーモンに向かって殴り掛かった。
「……?」
振り抜いた拳はデーモンの顎を撫でただけでダメージを与えられず首を傾げられた。間髪入れずに顔面目掛けて上段蹴りをお見舞いしたがビクともしない。
「いやいや――マジで?」
武術的な技を使っていないとしても首の骨を折るくらい本気には蹴っているんだぞ? つまり、それだけデーモンの体が頑丈だってことか。それならそれでやりようはある。
黒豹流武術――
「極・節外し」
ひねりを加えた掌底でデーモンの腹を打つと、その衝撃が体の内側で弾け飛び血を吐き出した。よし、体内破壊なら効果がある。
「カカカッ! 所詮は一匹だ! 囲んで殺せぇええ!」
まるで喉の奥から鳴らすような声で笑い叫んだデーモンに距離を詰めて掌底を打ち込めば、当然のように血を吐いて倒れたが周囲の奴らの勢いは止まらない。ということは、別に指揮官でもなんでもない奴だった、と。
向かってくるデーモンの槍を避けて掌底を打ち、別の奴が振り下ろしてくる剣を避けるが腹に届かず肩の骨を破壊した。
お次は足元を蹴り払いして倒したところに顔面を膝打ち。体をしならせて近付いてくるデーモンの首を蹴り飛ばせば首の骨の折れる音がして振り子のように体を揺らして倒れ込んだ。
「っ――さすがに数が多いな」
ジュウゴやアヤメのように広範囲の攻撃方法が無いから一体ずつ倒すしかないのがきつい。魔力の無い俺のために作られた魔力が含まれているグローブとブーツがあるとはいえ、それなりに力を出さなきゃいけないし……ああ、シンドイな。
「ん? それ、いいな」
こちらに向かってきているデーモンの一人が撓るほど長い槍を持っていた。そういう武器の弱点は間合いの内側に入られたら何もできないってことだ。
一気に距離を詰めようとしたら、それよりも手前で素手のデーモン二体に道を遮られた。武器がダメなら素手でって感じか? 良い考えだとは思うが――相手は俺だぞ?
「ふんっ!」
掌底を打ち込んでもう一人に、と思ったのだが倒れる気配も無く握った拳を振り下ろしてきた。
「カカッ! そんな攻撃効かん!」
なんとか避けられたが腕を掠めただけで骨まで響く衝撃を受けた。
「ッ――なるほど。脂肪が分厚いわけだな」
「オレたち二人の攻撃をどれだけ避けられるか見物だな!」
掌底の利かない敵が二体。倒した方はいくらでもあるがカプのじいさんの助言とも、目の前のデーモンの言葉にも正反対のことをしてやろう。
俺に向かってきた拳を――避けずに肩で受ける。
そして、黒豹流武術・竜水流し。
「っ、ふんっ!」
受けた衝撃を体の中で巡らせて、上半身から下半身を回転させつつ後ろにいたもう一人に蹴りを食らわせた。俺の純粋な蹴りの威力プラスデーモンの衝撃だ。どれだけ脂肪があろうとも関係なく吹き飛んでいった。
「そんでお前には――」
足払いで倒れたところに、顔面に向かって黒豹流武術・竹林根切の踵を落として頭を砕いた。うん、新しい発見だ。この世界でなら対人技でなくても安心して使うことができる。
そして真っ直ぐ長槍を持ったデーモンのほうに駆けていくと当然のように刃を向けてきたが、おそらく使い慣れていないんだろう。刃先の重さを理解しておらず、簡単に避けられる。
「クソッ!」
零距離まで近寄れば情けない声が聞こえてきたが、構うことなくその首を両手を掴み――捻じ切った。
「武器は好きじゃないんだが――仕方が無い」
黒豹流武術・破竹(仮)ってところだな。
棒術と呼ぶには荒々しく、鞭術と呼ぶには強靭過ぎる。技名の通り、基本的には竹のしなりを利用して戦う技――強いて言うなら竹術だ。
さすがはデーモンの持っていた武器だけあって、この槍の刃先なら綺麗にすっぱりとデーモン自身を斬ることができる。加えて、若干柔らかさが足りないが十分にひねりとしなりの力を伝えることができる。
戦いに余裕が出てきて戦場の左右を確認すれば、片方からは火の手が上がり、もう片方では叫び声が上がっている。
「人間共が来たぞ! 迎い討て!」
どこかから聞こえた扇動でようやくこちらに余裕が出てきた。と、思ったのも束の間。
「死ねぇええ!」
迫ってきていたデーモンが振り下ろしてきた剣に対して長槍で防ごうとすれば、すっぱりと真っ二つに切れた。
「ああ、だから嫌いなんだよ」
切れた長槍を逆手に持ってデーモンの鎖骨辺りを突き刺した。
倒した数は大体二から三十体くらいか。たぶん二人はその倍以上倒しているだろうが、まぁ俺はこんなもんだ。
「――ん?」
何かの気配を感じて周囲を見回したがデーモンしかない。だが、敵意のある感じはしなかった。大樹のほうからか?
などと考えながら殺しにかかってくるデーモンを返り討ちにしていると、遠くから駆けてきた白虎が近寄ってきた。
その瞬間にデーモンたちがたじろいだように身を引いたのがわかった。
「へぇ、やっぱりお前強いんだな」
威嚇する白虎を撫でていると、また気配を感じた。さっきと同じように大樹のほうから。どうやら白虎も同じ気配を感じているのか同じように大樹のほうに視線を向けている。
「……確認しに行くか」
気になって戦闘に身が入らないくらいなら確認しに行ったほうが早い。今なら左右ではジュウゴとアヤメがデーモンを蹂躙しているし、門のほうでは師団と兵士がデーモンを引き付けて戦っている――行くなら今のうちだ。
白虎の背に跳び乗って大樹のほうへ駆け出せばデーモンたちは道を開けていく。少なくとも大樹のほうに向かうのを防ごうという気はないわけか。
近寄って行くほどに地に浮き出た巨大な根っこも見えてきて大樹の大きさを改めて実感する。外から見ててもデカかったが、さすがに真下まで来ると木の天辺が見えないな。
「白虎、どこから気配を感じる?」
問い掛けると、鼻を鳴らしてにおいを嗅ぎながら根元のほうに近寄って行く。
「この辺りか。デーモンもいないようだが……周囲を警戒していてくれ」
白虎から降りて根の間を覗き込んでいくと、ほとんどは当然のように土で埋まっているが一か所だけ違和感を覚える場所があった。
「黒いっつーか、暗い? ……ドアか?」
腕を伸ばしてみれば触れた何かが奥に入り込んだ。
その瞬間――中から伸びてきた剣が俺の頬を掠めた。
「俺様たちの出番だ。先陣を切るぞ」
そう言って走り出すのかと思えば、足から炎を吹き出したジュウゴは空を飛んで都市に向かって突っ込んでいった。
「数は五百といったところかしら。じゃあね、マタタビ。お先に失礼しますわ」
こちらに向かって手を振ったきたアヤメは、まるで重さを失ったかのように浮いて、ジュウゴと同様に飛んでいった。
「……マジかよ」
空を飛べるなら飛べるって最初に教えといてくれ。
どうやらそれぞれ右側と左側に分かれたようだが……中央は俺ってことね。
「白虎! 連れて行ってくれ!」
背中に跳び乗ると門のほうに向かって駆け出した。
戦争は――殺し合いは初めてだ。だが、不思議なもので緊張はしていない。
「ん? おっ――っ!」
門を出てきたデーモンたちがこちらに向かってきたのに気が付いたのは良かったが、白虎は俺を乗せていることを忘れたのか噛み殺すように大きく口を開いて急ブレーキを掛けたおかげで俺の体は見事に宙に放り出された。
落ちていく先にはデーモンたちが待ち構えている。
いや、緊張はしてないけど心の準備は必要だろ? まぁ、この状況じゃあそうも言っていられないな。
とりあえず空中で体を捻って回転を始めた。
「黒豹流武術秘伝――竹林根切!」
全身のひねりを脚に伝えて地面を揺らす技だ。対人技ではないから『秘伝』――本来は範囲の決まった場所でこそ効果を発揮する技だが、距離と高さがあったおかげでそれなりに威力が出た。
二十メートル範囲のデーモンたちが地面の揺れで動きを止めている。
「さぁ、やるかっ!」
一番近くにいたデーモンに向かって殴り掛かった。
「……?」
振り抜いた拳はデーモンの顎を撫でただけでダメージを与えられず首を傾げられた。間髪入れずに顔面目掛けて上段蹴りをお見舞いしたがビクともしない。
「いやいや――マジで?」
武術的な技を使っていないとしても首の骨を折るくらい本気には蹴っているんだぞ? つまり、それだけデーモンの体が頑丈だってことか。それならそれでやりようはある。
黒豹流武術――
「極・節外し」
ひねりを加えた掌底でデーモンの腹を打つと、その衝撃が体の内側で弾け飛び血を吐き出した。よし、体内破壊なら効果がある。
「カカカッ! 所詮は一匹だ! 囲んで殺せぇええ!」
まるで喉の奥から鳴らすような声で笑い叫んだデーモンに距離を詰めて掌底を打ち込めば、当然のように血を吐いて倒れたが周囲の奴らの勢いは止まらない。ということは、別に指揮官でもなんでもない奴だった、と。
向かってくるデーモンの槍を避けて掌底を打ち、別の奴が振り下ろしてくる剣を避けるが腹に届かず肩の骨を破壊した。
お次は足元を蹴り払いして倒したところに顔面を膝打ち。体をしならせて近付いてくるデーモンの首を蹴り飛ばせば首の骨の折れる音がして振り子のように体を揺らして倒れ込んだ。
「っ――さすがに数が多いな」
ジュウゴやアヤメのように広範囲の攻撃方法が無いから一体ずつ倒すしかないのがきつい。魔力の無い俺のために作られた魔力が含まれているグローブとブーツがあるとはいえ、それなりに力を出さなきゃいけないし……ああ、シンドイな。
「ん? それ、いいな」
こちらに向かってきているデーモンの一人が撓るほど長い槍を持っていた。そういう武器の弱点は間合いの内側に入られたら何もできないってことだ。
一気に距離を詰めようとしたら、それよりも手前で素手のデーモン二体に道を遮られた。武器がダメなら素手でって感じか? 良い考えだとは思うが――相手は俺だぞ?
「ふんっ!」
掌底を打ち込んでもう一人に、と思ったのだが倒れる気配も無く握った拳を振り下ろしてきた。
「カカッ! そんな攻撃効かん!」
なんとか避けられたが腕を掠めただけで骨まで響く衝撃を受けた。
「ッ――なるほど。脂肪が分厚いわけだな」
「オレたち二人の攻撃をどれだけ避けられるか見物だな!」
掌底の利かない敵が二体。倒した方はいくらでもあるがカプのじいさんの助言とも、目の前のデーモンの言葉にも正反対のことをしてやろう。
俺に向かってきた拳を――避けずに肩で受ける。
そして、黒豹流武術・竜水流し。
「っ、ふんっ!」
受けた衝撃を体の中で巡らせて、上半身から下半身を回転させつつ後ろにいたもう一人に蹴りを食らわせた。俺の純粋な蹴りの威力プラスデーモンの衝撃だ。どれだけ脂肪があろうとも関係なく吹き飛んでいった。
「そんでお前には――」
足払いで倒れたところに、顔面に向かって黒豹流武術・竹林根切の踵を落として頭を砕いた。うん、新しい発見だ。この世界でなら対人技でなくても安心して使うことができる。
そして真っ直ぐ長槍を持ったデーモンのほうに駆けていくと当然のように刃を向けてきたが、おそらく使い慣れていないんだろう。刃先の重さを理解しておらず、簡単に避けられる。
「クソッ!」
零距離まで近寄れば情けない声が聞こえてきたが、構うことなくその首を両手を掴み――捻じ切った。
「武器は好きじゃないんだが――仕方が無い」
黒豹流武術・破竹(仮)ってところだな。
棒術と呼ぶには荒々しく、鞭術と呼ぶには強靭過ぎる。技名の通り、基本的には竹のしなりを利用して戦う技――強いて言うなら竹術だ。
さすがはデーモンの持っていた武器だけあって、この槍の刃先なら綺麗にすっぱりとデーモン自身を斬ることができる。加えて、若干柔らかさが足りないが十分にひねりとしなりの力を伝えることができる。
戦いに余裕が出てきて戦場の左右を確認すれば、片方からは火の手が上がり、もう片方では叫び声が上がっている。
「人間共が来たぞ! 迎い討て!」
どこかから聞こえた扇動でようやくこちらに余裕が出てきた。と、思ったのも束の間。
「死ねぇええ!」
迫ってきていたデーモンが振り下ろしてきた剣に対して長槍で防ごうとすれば、すっぱりと真っ二つに切れた。
「ああ、だから嫌いなんだよ」
切れた長槍を逆手に持ってデーモンの鎖骨辺りを突き刺した。
倒した数は大体二から三十体くらいか。たぶん二人はその倍以上倒しているだろうが、まぁ俺はこんなもんだ。
「――ん?」
何かの気配を感じて周囲を見回したがデーモンしかない。だが、敵意のある感じはしなかった。大樹のほうからか?
などと考えながら殺しにかかってくるデーモンを返り討ちにしていると、遠くから駆けてきた白虎が近寄ってきた。
その瞬間にデーモンたちがたじろいだように身を引いたのがわかった。
「へぇ、やっぱりお前強いんだな」
威嚇する白虎を撫でていると、また気配を感じた。さっきと同じように大樹のほうから。どうやら白虎も同じ気配を感じているのか同じように大樹のほうに視線を向けている。
「……確認しに行くか」
気になって戦闘に身が入らないくらいなら確認しに行ったほうが早い。今なら左右ではジュウゴとアヤメがデーモンを蹂躙しているし、門のほうでは師団と兵士がデーモンを引き付けて戦っている――行くなら今のうちだ。
白虎の背に跳び乗って大樹のほうへ駆け出せばデーモンたちは道を開けていく。少なくとも大樹のほうに向かうのを防ごうという気はないわけか。
近寄って行くほどに地に浮き出た巨大な根っこも見えてきて大樹の大きさを改めて実感する。外から見ててもデカかったが、さすがに真下まで来ると木の天辺が見えないな。
「白虎、どこから気配を感じる?」
問い掛けると、鼻を鳴らしてにおいを嗅ぎながら根元のほうに近寄って行く。
「この辺りか。デーモンもいないようだが……周囲を警戒していてくれ」
白虎から降りて根の間を覗き込んでいくと、ほとんどは当然のように土で埋まっているが一か所だけ違和感を覚える場所があった。
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