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フィルドブル
第十八話 戦争犠牲
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フィルドブルを奪還してから約二時間後、やってきた師団員が土壁を立てて俺たちの役目は終わった。
「なるほど。戦争による犠牲を知ったわけか。あいつは歴史の勉強をしてこなかったのか?」
「知識として知っているのと、実際に目の当たりにするのとでは違うんだろうよ。むしろ、ああいう反応が正常なのかもな」
土壁の上で一人、リバーエッジのほうを眺めるアヤメを見上げながら、俺たちは理解できないように首を傾げる。
いや、少し違うな。アヤメがそうなっていることに対して納得はできるが、どこかで理解していない。俺たちが誰かを殺すこと、俺たちのせいで誰かが殺されることに興味は無い。少なくとも俺自身はそう思っている。
超人類に罪悪感が無いのは周知の事実だが――それ以外の感情が同じとは限らないってことだ。
「まぁ、気が済むようにさせるのが一番じゃないか? 俺たちにできることは無いだろ」
「次の戦いまでに使いものになれば良いが……原動力は人それぞれか」
むしろアヤメは次の戦いでより力を発揮するだろうな。でなければ、死体を潰すだけにあれだけの力を出すはずが無い。
元より疑問はあった。
曰く――デーモンは強靭で頑丈な肉体を持ち、その上で数が多い。
ウッドビーズとフィルドブルだけでも六百のデーモンを殺したわけだが、おそらくリバーエッジにはその三倍近くの兵がいるはずだ。そして、それだけの数がいたにも拘らず殺したデーモンは全て――男だった。元々、性別という垣根が無い可能性もあるが、だとすればどうやって子供を産むのか、種を増やし、兵を増やすのか。
そこまで行き当たれば自ずと結論は出る。簡単な話――他の種族を孕ませて子を産ませるんだ。混血種かどうかは問題ではない。要は遺伝子の強さの問題だ。
奴らは強い。それも、あらゆる意味で。
まぁ、その辺りは改めて確認すればいいな。
「俺様も情勢の把握をしてくるとしよう」
そう言って足から火を吹き出しながら土壁に沿って上がっていくジュウゴを見送っていると、背後から近付いてくる気配に気が付いた。
「マタタビ殿、やはりこの街に姫はいなかったのである」
「そうか。……そもそもどうしてその姫を攫ったんだ? 女だからか?」
「おそらくは姫の力が関係しているのかと」
「力?」
「左様。姫は傷付いたものを癒す力を持っているのである」
「治癒か。そりゃあ確かに重宝される。なら、殺される心配は無いってことだな」
「しかし、姫が治せるものには条件がある。おそらく今はそれを知られないように立ち回っているはずである。一刻も早く救わなければ――」
「まぁ、それはそれとして。条件ってのは?」
「姫が治せるのは、姫が慈愛を向けられる者のみである」
「慈愛ね。どうあってもデーモンは好きになれないってことか」
その事実がバレていないのなら、まだ安全だと言えるが確証はない。
次の作戦において、俺が前線に出られるのなら真っ先にその姫というか巫女を捜しに行くことになるが、事前に当たりを付けていかないとマズいだろうな。
どうするかは、また作戦立案の時にでも考えるとして。ジュウゴとアヤメが土壁から降りてくると、同時に馬に乗ったままのリブラがやってきた。
「救世主様方、急ぎ城にお戻りください」
「なんだ、何かあったのか?」
「少々問題が発生いたしました。早急に作戦の見直しが必要です」
問題が起きている割に嫌に落ち着いているリブラは参謀役故の冷静さだとして、ジュウゴと俺は同じようにアヤメに視線を向けた。
「わかった。アヤメ、行けるか?」
「問題ありませんわ」
「なら、さっさと戻ろうぜ。ペロ、お前はアヤメの馬に相乗りだ」
それで心が安らぐかは別として、動物との触れ合いは心を落ち着かせる。
そうしてリブラと共に城へと戻れば、街を囲んでいる壁が酷く損傷していることに気が付いた。随分と派手な戦闘があったらしい。
「リブラ、こっちの被害は?」
「師団、兵士、合わせて十名が死亡。過去に類を見ない規模の戦闘でしたが、被害の少なさは奇跡的です。おそらくはデーモンの戦力が分散していたことと、こちらがフィルドブルを奪還したことにより想定よりも早く兵を退いたことが勝因でしょう」
兵を退かせたことを勝利と捉えているわけか。元よりフィルドブルの奪還と街の防衛が勝利条件だったわけだから間違ってはいない。が、ジュウゴの腑に落ちていない顔も、アヤメの不機嫌そうな顔の理由もわかるからなんとも言えない。
再び訪れた広い会議室には、俺たち以外の者が全員勢揃いしていた。
「おお、来たな。救世主様方よ! 此度の働きご苦労であった!」
「労いは良い。問題とは?」
ジュウゴの言葉に王が口を噤むと、レオのほうに視線を向けた。
「簡単に言えば数が多かったのだ」
「それはデーモンの数が、ということか? だとすれば予想通りだろう」
「想定は千から二千――だが、実際には五千を超す軍勢がいた。我々の戦力は多く見積もっても二百弱だ。ルグル王の力により守りに徹することは難しくないが、これまでのようにこちらから攻めるのは無理があるだろう」
確かに厳しい。数で劣るのなら攻めずに守るのが基本だ。地の利を生かせるし、攻めてくる敵を地道に減らせる。だが、戦争で守りに徹した側が勝てた記録は俺が知っている歴史上、限りなく少ない。
「数など問題にはなりませんわ。私たちで三千を殺す。そうすれば残りは元の想定の二千程度。いけますわよね?」
表には出していないがアヤメは相当に気が立っているな。横のジュウゴは深く頷いているが……その私たちってもしかして俺も入っている?
「ううむ。しかし、そこまでは……」
レオが頭を悩ませるのも当然だ。アヤメとジュウゴなら、もしかしたら可能かもしれない。だが、確実性も無い上に、失敗すれば多くの師団員と兵士を失うことになる。そんな賭けに軽々と乗っかることは出来ない。
「団長、現状を鑑みれば団員や兵士の士気は上がっています。守るよりは攻めるほうが良いかと」
「リブラはこちらに賛成のようだ。どうする? 多数決を取るか?」
「いや、待て。リブラの意見もわかる。何より、残ったリバーエッジも奪還したいというのはこの場の総意だろう。だが、救世主である君らを失うわけにいかないのも事実だ。死地に送り込むことはできん」
むしろデーモンたちにとっての死地になると思うが。
「……ん?」
先程から向けられている視線に気が付くと、ルネと目が合った。首を傾げて見せると意味有り気に頷いた。あ、逸らされた。まぁ、何か用があれば言ってくるだろう。
「我らの心配なら無用だ。貴様等の言う通り救世主だとするならば、そう簡単に死ぬはずはない。違うか?」
ジュウゴが問い掛けるように見回すと皆が皆、納得したように口を噤んで視線を落とした。
いや、死ぬときは普通に死ぬと思うぞ。
「良いではないかレオ団長。救世主様方の言うことは正しい。救世主ならば死ぬはずはない。ならば望むまま戦わせるのが良いだろう」
どうにも違和感を覚えて王から背後にいるツヴァイに視線を向ければ首を傾げられた。うん、別に用があるわけじゃないんだけど。
まぁ、王の意見はさて置くとしても――アヤメの鬱憤を晴らしてやるには良いタイミングかもしれないな。早いところどうにかしなければ溜まったものが暴発する。
レオは会議室にいる全員の顔を確認すると、納得したように息を吐いた。
「……わかった。ならばそうしよう。作戦決行は三日後。今日中に各師団、兵士、住人に通達しろ。リバーエッジを奪還するぞ」
そうして会議は解散した。未だに内通者がわかっておらず話し合いたいこともあったがジュウゴもアヤメもさっさとどこかへ行ってしまった。追うことをしない俺も俺だが、わざわざ面倒なことに首を突っ込むのも嫌なんでね。城の中にいる分にはツヴァイも付いて来ないし、一気にやることが無くなったな。
「マタタビ殿、吾輩は如何様にすれば?」
「まぁ、作戦には参加することになるだろうし暫くは休むかウッドビーズにでも戻っ――てぇ!」
部屋へと戻る廊下を歩いていれば、横から受けた衝撃に体が吹き飛ばされた。この既視感は……やっぱりネコか。ん?
「おお、白虎殿もお戻りであるか」
顔が陰ったかと思えば、そこには白虎がいた。そりゃあ戻ってくるか。
「ネコさま! ごめんなさい。ネコちゃん、ネコさまを見つけるといつも走り出しちゃって」
「ああ、エタールちゃん。と、護衛の方も」
ネコ勢揃い。おまけに姫も。それと、もう一人か。
「ネコガハラ様」
「ルネ。……とりあえず、俺の部屋に行くか」
廊下は目立つ。しかも悪目立ちだし、何より俺は目立つのが嫌いでね。
「なるほど。戦争による犠牲を知ったわけか。あいつは歴史の勉強をしてこなかったのか?」
「知識として知っているのと、実際に目の当たりにするのとでは違うんだろうよ。むしろ、ああいう反応が正常なのかもな」
土壁の上で一人、リバーエッジのほうを眺めるアヤメを見上げながら、俺たちは理解できないように首を傾げる。
いや、少し違うな。アヤメがそうなっていることに対して納得はできるが、どこかで理解していない。俺たちが誰かを殺すこと、俺たちのせいで誰かが殺されることに興味は無い。少なくとも俺自身はそう思っている。
超人類に罪悪感が無いのは周知の事実だが――それ以外の感情が同じとは限らないってことだ。
「まぁ、気が済むようにさせるのが一番じゃないか? 俺たちにできることは無いだろ」
「次の戦いまでに使いものになれば良いが……原動力は人それぞれか」
むしろアヤメは次の戦いでより力を発揮するだろうな。でなければ、死体を潰すだけにあれだけの力を出すはずが無い。
元より疑問はあった。
曰く――デーモンは強靭で頑丈な肉体を持ち、その上で数が多い。
ウッドビーズとフィルドブルだけでも六百のデーモンを殺したわけだが、おそらくリバーエッジにはその三倍近くの兵がいるはずだ。そして、それだけの数がいたにも拘らず殺したデーモンは全て――男だった。元々、性別という垣根が無い可能性もあるが、だとすればどうやって子供を産むのか、種を増やし、兵を増やすのか。
そこまで行き当たれば自ずと結論は出る。簡単な話――他の種族を孕ませて子を産ませるんだ。混血種かどうかは問題ではない。要は遺伝子の強さの問題だ。
奴らは強い。それも、あらゆる意味で。
まぁ、その辺りは改めて確認すればいいな。
「俺様も情勢の把握をしてくるとしよう」
そう言って足から火を吹き出しながら土壁に沿って上がっていくジュウゴを見送っていると、背後から近付いてくる気配に気が付いた。
「マタタビ殿、やはりこの街に姫はいなかったのである」
「そうか。……そもそもどうしてその姫を攫ったんだ? 女だからか?」
「おそらくは姫の力が関係しているのかと」
「力?」
「左様。姫は傷付いたものを癒す力を持っているのである」
「治癒か。そりゃあ確かに重宝される。なら、殺される心配は無いってことだな」
「しかし、姫が治せるものには条件がある。おそらく今はそれを知られないように立ち回っているはずである。一刻も早く救わなければ――」
「まぁ、それはそれとして。条件ってのは?」
「姫が治せるのは、姫が慈愛を向けられる者のみである」
「慈愛ね。どうあってもデーモンは好きになれないってことか」
その事実がバレていないのなら、まだ安全だと言えるが確証はない。
次の作戦において、俺が前線に出られるのなら真っ先にその姫というか巫女を捜しに行くことになるが、事前に当たりを付けていかないとマズいだろうな。
どうするかは、また作戦立案の時にでも考えるとして。ジュウゴとアヤメが土壁から降りてくると、同時に馬に乗ったままのリブラがやってきた。
「救世主様方、急ぎ城にお戻りください」
「なんだ、何かあったのか?」
「少々問題が発生いたしました。早急に作戦の見直しが必要です」
問題が起きている割に嫌に落ち着いているリブラは参謀役故の冷静さだとして、ジュウゴと俺は同じようにアヤメに視線を向けた。
「わかった。アヤメ、行けるか?」
「問題ありませんわ」
「なら、さっさと戻ろうぜ。ペロ、お前はアヤメの馬に相乗りだ」
それで心が安らぐかは別として、動物との触れ合いは心を落ち着かせる。
そうしてリブラと共に城へと戻れば、街を囲んでいる壁が酷く損傷していることに気が付いた。随分と派手な戦闘があったらしい。
「リブラ、こっちの被害は?」
「師団、兵士、合わせて十名が死亡。過去に類を見ない規模の戦闘でしたが、被害の少なさは奇跡的です。おそらくはデーモンの戦力が分散していたことと、こちらがフィルドブルを奪還したことにより想定よりも早く兵を退いたことが勝因でしょう」
兵を退かせたことを勝利と捉えているわけか。元よりフィルドブルの奪還と街の防衛が勝利条件だったわけだから間違ってはいない。が、ジュウゴの腑に落ちていない顔も、アヤメの不機嫌そうな顔の理由もわかるからなんとも言えない。
再び訪れた広い会議室には、俺たち以外の者が全員勢揃いしていた。
「おお、来たな。救世主様方よ! 此度の働きご苦労であった!」
「労いは良い。問題とは?」
ジュウゴの言葉に王が口を噤むと、レオのほうに視線を向けた。
「簡単に言えば数が多かったのだ」
「それはデーモンの数が、ということか? だとすれば予想通りだろう」
「想定は千から二千――だが、実際には五千を超す軍勢がいた。我々の戦力は多く見積もっても二百弱だ。ルグル王の力により守りに徹することは難しくないが、これまでのようにこちらから攻めるのは無理があるだろう」
確かに厳しい。数で劣るのなら攻めずに守るのが基本だ。地の利を生かせるし、攻めてくる敵を地道に減らせる。だが、戦争で守りに徹した側が勝てた記録は俺が知っている歴史上、限りなく少ない。
「数など問題にはなりませんわ。私たちで三千を殺す。そうすれば残りは元の想定の二千程度。いけますわよね?」
表には出していないがアヤメは相当に気が立っているな。横のジュウゴは深く頷いているが……その私たちってもしかして俺も入っている?
「ううむ。しかし、そこまでは……」
レオが頭を悩ませるのも当然だ。アヤメとジュウゴなら、もしかしたら可能かもしれない。だが、確実性も無い上に、失敗すれば多くの師団員と兵士を失うことになる。そんな賭けに軽々と乗っかることは出来ない。
「団長、現状を鑑みれば団員や兵士の士気は上がっています。守るよりは攻めるほうが良いかと」
「リブラはこちらに賛成のようだ。どうする? 多数決を取るか?」
「いや、待て。リブラの意見もわかる。何より、残ったリバーエッジも奪還したいというのはこの場の総意だろう。だが、救世主である君らを失うわけにいかないのも事実だ。死地に送り込むことはできん」
むしろデーモンたちにとっての死地になると思うが。
「……ん?」
先程から向けられている視線に気が付くと、ルネと目が合った。首を傾げて見せると意味有り気に頷いた。あ、逸らされた。まぁ、何か用があれば言ってくるだろう。
「我らの心配なら無用だ。貴様等の言う通り救世主だとするならば、そう簡単に死ぬはずはない。違うか?」
ジュウゴが問い掛けるように見回すと皆が皆、納得したように口を噤んで視線を落とした。
いや、死ぬときは普通に死ぬと思うぞ。
「良いではないかレオ団長。救世主様方の言うことは正しい。救世主ならば死ぬはずはない。ならば望むまま戦わせるのが良いだろう」
どうにも違和感を覚えて王から背後にいるツヴァイに視線を向ければ首を傾げられた。うん、別に用があるわけじゃないんだけど。
まぁ、王の意見はさて置くとしても――アヤメの鬱憤を晴らしてやるには良いタイミングかもしれないな。早いところどうにかしなければ溜まったものが暴発する。
レオは会議室にいる全員の顔を確認すると、納得したように息を吐いた。
「……わかった。ならばそうしよう。作戦決行は三日後。今日中に各師団、兵士、住人に通達しろ。リバーエッジを奪還するぞ」
そうして会議は解散した。未だに内通者がわかっておらず話し合いたいこともあったがジュウゴもアヤメもさっさとどこかへ行ってしまった。追うことをしない俺も俺だが、わざわざ面倒なことに首を突っ込むのも嫌なんでね。城の中にいる分にはツヴァイも付いて来ないし、一気にやることが無くなったな。
「マタタビ殿、吾輩は如何様にすれば?」
「まぁ、作戦には参加することになるだろうし暫くは休むかウッドビーズにでも戻っ――てぇ!」
部屋へと戻る廊下を歩いていれば、横から受けた衝撃に体が吹き飛ばされた。この既視感は……やっぱりネコか。ん?
「おお、白虎殿もお戻りであるか」
顔が陰ったかと思えば、そこには白虎がいた。そりゃあ戻ってくるか。
「ネコさま! ごめんなさい。ネコちゃん、ネコさまを見つけるといつも走り出しちゃって」
「ああ、エタールちゃん。と、護衛の方も」
ネコ勢揃い。おまけに姫も。それと、もう一人か。
「ネコガハラ様」
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