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第23話 御前試合
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円形闘技場――コロッセオ。外観からも大きいのはわかっていたが、見上げる客席の多さからも広さがわかる。
「こんなところがあったんだな」
「君等のクランがある場所とは反対側だからな。管理者であるジョニー氏はたまに観戦しに来ているようだが」
説明不足が過ぎる。が、まぁ普通に冒険者をやっていれば縁遠い場所なのも確かだ。ジョニーの場合は酒のアテにでもしているんだろうが。
「……ギャラリーが多いな」
「普段は事前に使用予約を取る必要があるが、今回は好意で使用許可が下りた。急だったことを思えば、観客は少ないくらいだよ」
少なく見積もってもおそらく百人以上いるんだが……まぁ、そこそこの人数がいないとな。
「ルールとか、審判はいないのか?」
「殺しは無しだ。能力も武器の使用も自由。だが、私は能力を使うつもりは無いから安心しろ。審判――立会人は、この場にいる観客だ。どちらか一方が敗北を宣言するか、ノックアウトされれば終了。とまぁ、説明はこんなところで満足かな?」
「……ああ。まぁ、それでいい」
「では――」
手を掲げ、振り下ろした瞬間――ドンッ! と観客が一斉に足を踏み鳴らした。開始の合図ってことね。ネイルとヨミはそんなことよりも期待と心配が大きい顔をして、最前列で見守っている。二人は未だしも、これだけ多くの冒険者に見られているとなるとやりにくい。
「さて……どうするかな」
こっちの世界に来てから、ちゃんと人と戦うのは初めてだな。
相手の武器は両刃の両手剣。それを片手で持って、西洋の突撃槍のように引いて構えている。剣自体はそれなりに重いだろうが、力自慢のようには見えない。
「……構えないのか?」
対するこちらは黒刀を肩に抱えたまま。
「必要ない」
「……刀身は?」
「殺しは無しなんだろ? なら、このままでいい」
「そうか。随分と舐められたものだ――なっ!」
突きか。二歩――いや、三歩下がれば切っ先は届かない。
「〝おおっ〟」
どよめく場内。初手を避けるのは基本だろう。
これで凡その実力はわかった。一歩動で近付けるほどの足腰に、剣筋の鋭さ。わかってはいたが、強いな。
「目が良いな。反応も上々。では、これならどうだ?」
再び距離を詰められて、先程よりも速い突き。下がるのは間に合わないから、体を捻って反らせて避ける。
「っ――あぶなっ」
殺しは無しって割に的確に急所を狙ってくるな。
「このっ――」
一瞬の力みを見逃さず後退すれば、女帝は追って来なかった。
「ふぅ……まぁ、そこそこだな」
「ふっ、はははっ! そうか、そこそこか。では次だ――明鏡止水」
三度の突き。
今度は脇腹狙い。それを刀で弾けば、女帝は驚いた顔をして距離を取った。
「今の一撃……どうやって防いだ?」
「ああ、説明が必要か? あんたは敵の虚を突くのが上手いんだろ? 今の突きも、俺の瞬きを狙って打ち込んできた。だが、殺気がダダ漏れだ。気配がわかれば見えてなくても問題は無い」
「気配読みか。なるほど、納得した。しかし――君は奇妙だな。覇気が無い。にも拘わらず雰囲気がある。他のドリフターとも違う。その強さの根源は何だ?」
根源と言われてもな。強いて言うなら十年以上積み重ねた剣術だが、この世界では実践を積み重ねている者も多いし、別に誇れるものでもない。
「これと言うものは特に無いな」
「ふふっ……そうか。秘密と言うわけだね」
ヨミもそうだが、どうしてこの世界の奴らは買い被って受け取るんだろうな。
「まぁ、どう受け取ってもらっても構わないが、満足したならそろそろ終わりでいいか?」
「いいや。まだだ。こちらにも一応はメンツというものがあるのでね。もう少し付き合ってもらうぞ」
来る。
「っ――くそ」
先程までの虚を突く戦い方ではなく、手数と力で攻めてくる。おかげで避ける暇も無く弾くしかない。
いなすことは容易いが、能力の無い純粋な力のくせに腕が痺れてくる。とはいえ、これといって問題も無い。
「ふっ、まるで凪と相対しているようだな」
「そこまで手応えないつもりも無いけどな」
互いに喋るだけの余裕がある。少なからず本気でも無いはずだが――剣速が増してきた。
意識は脱力することに向ける。体の力が抜けていれば抜けている分だけ、反応速度は上がる。
そもそも不動流は後手の剣だ。相手の剣を弾いた先でカウンターを狙うことも出来るが、殺さずに手加減するのが難しい。刀身が出てないとはいえ、鞘でも打ち所がマズければ死ぬ可能性もある。
半身を退いて女帝の剣を避けた瞬間に体を翻して刀を振り抜いた――が、力加減を間違えて当たる寸前のところで止まってしまった。
「っ――」
一気に距離を取るように下がった女帝を見ながら、静かに溜め息を吐いた。
「やっぱ加減が難しいな」
軽く当てて気絶させるつもりだったんだが、数ミリ届かなかった。鞘の重さを考慮し過ぎたか。
「まさか……私が手を抜かれるとはな」
怒気を孕んだ様な声だが――いや、まぁ手を抜いているのは確かだが、そんなに怒らなくてもいいだろう。
「というか、ちょっとしたミスだ。気にするな」
「気にするな? それは無理な話だろう。私は女帝・エレスフィア。少し、本気を出させてもらう」
両手で剣を持ち、同じように引いて構えた瞬間に纏う雰囲気が変わった。
伝わってくる空気で肌がひりつく。出し惜しみしている場合じゃないか。
「不動流――陣の型」
刀を腰に添えて、居合いの型。
「一震」
一気に駆け出してきた女帝が間合いに入るまで――残り一メートル。
――――
刹那に起きた出来事に、場内は静まり返っていた。
「お前さんの負けじゃな、エレス」
女帝の剣を足蹴にしている細身の男――あの一瞬で、剣を蹴って地面に踏み下ろし、そして俺を一瞥した。気配で来ることがわかったから、こちらは刀を振らずに済んだ。
「ボーン、御前試合への介入は侮辱だぞ?」
「かもしれんがのぅ。そもそも能力を使わないと宣言していたお前さんが、能力を使おうとした時点で負けというのは誰の目から見ても明らかじゃ」
「……確かに、その通りだ」
女帝が剣を引けば、『ドゥオ』の獣人とドワーフがボーンと呼ばれる男との間で盾になった。
「なんでテメェがここに居んだぁ? 帝王さんよぉ」
喧嘩腰な獣人に対して、男は笑顔を見せる。
「わしだけじゃのうて、皇帝もおるぞ」
立てた親指で差した先には、逞しい髭を生やした老兵がこちらを見下ろしていた。その取り巻きも含めて、その一部だけ雰囲気が違う。
「フドーさん!」
こちらもチーム集合。ネイルは早速威嚇するように構えている。
「さて、こうなっちまったらお開きだろ? 女帝さん」
「ああ、致し方あるまい。私の負けを認めよう。フドーくん、君には是非とも私のことはエレスと呼んでもらいたい。では、また会えることを願っているよ」
そう言って踵を返し、去っていった。残すはボーンと呼ばれた男のみ。
「なははっ、気丈な女じゃのう。そんで――あんたが特異点か。わしは三騎聖の一角、帝王、っつーのも自分で名乗るのは小っ恥ずかしいが、ボーンじゃ。今度はわしとの試合を頼みたいんじゃが、どうじゃ?」
「断る。こんなのは一度限りで十分だ」
「わしも見世物になるのは好かんからのぅ。個人的にじゃ」
「……まぁ、気が向いたらな」
「ボクも! ボクもにゃ!」
「おおっ、獣人の嬢ちゃん。そんじゃあ、今度お前さんとも戦おうかのぅ」
「約束にゃ!」
ネイルのこういう対人スキルは見倣うべきだな。習得したいとは思わないが。
「中々に面白いものを見せてもらった。じゃあ、また会おう」
しゃがみ込んだボーンは、跳び上がるのと同時に姿を消した。
「はぁ……色々とゴタついてきたな」
「ゴタついた、なんて言葉では片付けられませんよ。女帝・クエイクだけでなく帝王・グラヴィスに加え――皇帝・エンドまで。目を付けられたとは思いませんが、早めに引き上げましょう」
三騎聖とやらに関してはどうでもいいが、これでそれなりにクランのアピールは出来ただろう。明日のための人集めに役立ったのならそれでいい。
「無駄な体力使ったし、飯は帰ってからにしよう」
「異議にゃしにゃ!」
「むしろ、こんな状況でお店なんか行けませんよ」
喧嘩を売られている視線に背を向けて歩き出せば、御前試合を観戦していた冒険者たちの雑談が聞こえてきた。その中で――
「あれでドリフターだとよ」
「三騎聖の一角と斬り合える奴なんてそうはいねぇ。うちに来たドリフターもあれだけ戦えりゃあなぁ」
「初挑戦の低階層で死ぬ奴らは元から才能が無ぇんだよ。あいつと違ってな」
そんな会話をしている奴らには見覚えがある。たしか『セクス』の冒険者だ。そうか。あの時、俺に絡んできたドリフターの二人は死んだのか。
なんと言えばいいのか……世知辛いというか、安い命だな。まぁ、それこそが冒険者であり、替えが効くのがドリフターということなんだろう。
本当に、シビアな世界だ。
「こんなところがあったんだな」
「君等のクランがある場所とは反対側だからな。管理者であるジョニー氏はたまに観戦しに来ているようだが」
説明不足が過ぎる。が、まぁ普通に冒険者をやっていれば縁遠い場所なのも確かだ。ジョニーの場合は酒のアテにでもしているんだろうが。
「……ギャラリーが多いな」
「普段は事前に使用予約を取る必要があるが、今回は好意で使用許可が下りた。急だったことを思えば、観客は少ないくらいだよ」
少なく見積もってもおそらく百人以上いるんだが……まぁ、そこそこの人数がいないとな。
「ルールとか、審判はいないのか?」
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「……ああ。まぁ、それでいい」
「では――」
手を掲げ、振り下ろした瞬間――ドンッ! と観客が一斉に足を踏み鳴らした。開始の合図ってことね。ネイルとヨミはそんなことよりも期待と心配が大きい顔をして、最前列で見守っている。二人は未だしも、これだけ多くの冒険者に見られているとなるとやりにくい。
「さて……どうするかな」
こっちの世界に来てから、ちゃんと人と戦うのは初めてだな。
相手の武器は両刃の両手剣。それを片手で持って、西洋の突撃槍のように引いて構えている。剣自体はそれなりに重いだろうが、力自慢のようには見えない。
「……構えないのか?」
対するこちらは黒刀を肩に抱えたまま。
「必要ない」
「……刀身は?」
「殺しは無しなんだろ? なら、このままでいい」
「そうか。随分と舐められたものだ――なっ!」
突きか。二歩――いや、三歩下がれば切っ先は届かない。
「〝おおっ〟」
どよめく場内。初手を避けるのは基本だろう。
これで凡その実力はわかった。一歩動で近付けるほどの足腰に、剣筋の鋭さ。わかってはいたが、強いな。
「目が良いな。反応も上々。では、これならどうだ?」
再び距離を詰められて、先程よりも速い突き。下がるのは間に合わないから、体を捻って反らせて避ける。
「っ――あぶなっ」
殺しは無しって割に的確に急所を狙ってくるな。
「このっ――」
一瞬の力みを見逃さず後退すれば、女帝は追って来なかった。
「ふぅ……まぁ、そこそこだな」
「ふっ、はははっ! そうか、そこそこか。では次だ――明鏡止水」
三度の突き。
今度は脇腹狙い。それを刀で弾けば、女帝は驚いた顔をして距離を取った。
「今の一撃……どうやって防いだ?」
「ああ、説明が必要か? あんたは敵の虚を突くのが上手いんだろ? 今の突きも、俺の瞬きを狙って打ち込んできた。だが、殺気がダダ漏れだ。気配がわかれば見えてなくても問題は無い」
「気配読みか。なるほど、納得した。しかし――君は奇妙だな。覇気が無い。にも拘わらず雰囲気がある。他のドリフターとも違う。その強さの根源は何だ?」
根源と言われてもな。強いて言うなら十年以上積み重ねた剣術だが、この世界では実践を積み重ねている者も多いし、別に誇れるものでもない。
「これと言うものは特に無いな」
「ふふっ……そうか。秘密と言うわけだね」
ヨミもそうだが、どうしてこの世界の奴らは買い被って受け取るんだろうな。
「まぁ、どう受け取ってもらっても構わないが、満足したならそろそろ終わりでいいか?」
「いいや。まだだ。こちらにも一応はメンツというものがあるのでね。もう少し付き合ってもらうぞ」
来る。
「っ――くそ」
先程までの虚を突く戦い方ではなく、手数と力で攻めてくる。おかげで避ける暇も無く弾くしかない。
いなすことは容易いが、能力の無い純粋な力のくせに腕が痺れてくる。とはいえ、これといって問題も無い。
「ふっ、まるで凪と相対しているようだな」
「そこまで手応えないつもりも無いけどな」
互いに喋るだけの余裕がある。少なからず本気でも無いはずだが――剣速が増してきた。
意識は脱力することに向ける。体の力が抜けていれば抜けている分だけ、反応速度は上がる。
そもそも不動流は後手の剣だ。相手の剣を弾いた先でカウンターを狙うことも出来るが、殺さずに手加減するのが難しい。刀身が出てないとはいえ、鞘でも打ち所がマズければ死ぬ可能性もある。
半身を退いて女帝の剣を避けた瞬間に体を翻して刀を振り抜いた――が、力加減を間違えて当たる寸前のところで止まってしまった。
「っ――」
一気に距離を取るように下がった女帝を見ながら、静かに溜め息を吐いた。
「やっぱ加減が難しいな」
軽く当てて気絶させるつもりだったんだが、数ミリ届かなかった。鞘の重さを考慮し過ぎたか。
「まさか……私が手を抜かれるとはな」
怒気を孕んだ様な声だが――いや、まぁ手を抜いているのは確かだが、そんなに怒らなくてもいいだろう。
「というか、ちょっとしたミスだ。気にするな」
「気にするな? それは無理な話だろう。私は女帝・エレスフィア。少し、本気を出させてもらう」
両手で剣を持ち、同じように引いて構えた瞬間に纏う雰囲気が変わった。
伝わってくる空気で肌がひりつく。出し惜しみしている場合じゃないか。
「不動流――陣の型」
刀を腰に添えて、居合いの型。
「一震」
一気に駆け出してきた女帝が間合いに入るまで――残り一メートル。
――――
刹那に起きた出来事に、場内は静まり返っていた。
「お前さんの負けじゃな、エレス」
女帝の剣を足蹴にしている細身の男――あの一瞬で、剣を蹴って地面に踏み下ろし、そして俺を一瞥した。気配で来ることがわかったから、こちらは刀を振らずに済んだ。
「ボーン、御前試合への介入は侮辱だぞ?」
「かもしれんがのぅ。そもそも能力を使わないと宣言していたお前さんが、能力を使おうとした時点で負けというのは誰の目から見ても明らかじゃ」
「……確かに、その通りだ」
女帝が剣を引けば、『ドゥオ』の獣人とドワーフがボーンと呼ばれる男との間で盾になった。
「なんでテメェがここに居んだぁ? 帝王さんよぉ」
喧嘩腰な獣人に対して、男は笑顔を見せる。
「わしだけじゃのうて、皇帝もおるぞ」
立てた親指で差した先には、逞しい髭を生やした老兵がこちらを見下ろしていた。その取り巻きも含めて、その一部だけ雰囲気が違う。
「フドーさん!」
こちらもチーム集合。ネイルは早速威嚇するように構えている。
「さて、こうなっちまったらお開きだろ? 女帝さん」
「ああ、致し方あるまい。私の負けを認めよう。フドーくん、君には是非とも私のことはエレスと呼んでもらいたい。では、また会えることを願っているよ」
そう言って踵を返し、去っていった。残すはボーンと呼ばれた男のみ。
「なははっ、気丈な女じゃのう。そんで――あんたが特異点か。わしは三騎聖の一角、帝王、っつーのも自分で名乗るのは小っ恥ずかしいが、ボーンじゃ。今度はわしとの試合を頼みたいんじゃが、どうじゃ?」
「断る。こんなのは一度限りで十分だ」
「わしも見世物になるのは好かんからのぅ。個人的にじゃ」
「……まぁ、気が向いたらな」
「ボクも! ボクもにゃ!」
「おおっ、獣人の嬢ちゃん。そんじゃあ、今度お前さんとも戦おうかのぅ」
「約束にゃ!」
ネイルのこういう対人スキルは見倣うべきだな。習得したいとは思わないが。
「中々に面白いものを見せてもらった。じゃあ、また会おう」
しゃがみ込んだボーンは、跳び上がるのと同時に姿を消した。
「はぁ……色々とゴタついてきたな」
「ゴタついた、なんて言葉では片付けられませんよ。女帝・クエイクだけでなく帝王・グラヴィスに加え――皇帝・エンドまで。目を付けられたとは思いませんが、早めに引き上げましょう」
三騎聖とやらに関してはどうでもいいが、これでそれなりにクランのアピールは出来ただろう。明日のための人集めに役立ったのならそれでいい。
「無駄な体力使ったし、飯は帰ってからにしよう」
「異議にゃしにゃ!」
「むしろ、こんな状況でお店なんか行けませんよ」
喧嘩を売られている視線に背を向けて歩き出せば、御前試合を観戦していた冒険者たちの雑談が聞こえてきた。その中で――
「あれでドリフターだとよ」
「三騎聖の一角と斬り合える奴なんてそうはいねぇ。うちに来たドリフターもあれだけ戦えりゃあなぁ」
「初挑戦の低階層で死ぬ奴らは元から才能が無ぇんだよ。あいつと違ってな」
そんな会話をしている奴らには見覚えがある。たしか『セクス』の冒険者だ。そうか。あの時、俺に絡んできたドリフターの二人は死んだのか。
なんと言えばいいのか……世知辛いというか、安い命だな。まぁ、それこそが冒険者であり、替えが効くのがドリフターということなんだろう。
本当に、シビアな世界だ。
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