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第24話 買い被り
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クランへの帰り道がてら、ヨミは先程までのことを思い出したのか深い溜め息を吐いた。
「どうしたにゃん?」
「いえ……改めてフドーさんの異常性に気が付いただけです」
「おお、なんだ。唐突に」
「そもそもですね、三騎聖というのは別格なんです。対等ではなく、本来であれば御前試合でさえ烏滸がましいくらいです。今回に関してはあちらからの申し入れだったので良かったですが、こちらからだと侮辱になる可能性もあるのでお気を付けください。特にネイル」
「んにゃっ! し、しないにゃ!」
いや、すでにしているだろう。ボーンとかいう奴に。
「女帝、帝王、皇帝――今更そこに突っ込むつもりもないが、実際のところはどれほど強いんだ?」
「単純な数値などで測れるものではありませんが……能力有りきで考えると、地方にある有限回廊くらいなら外から全壊させられるほど、だと思います」
規模がデカ過ぎて想像も付かないが、つまり規格外ってことだろう。
「そんな奴らでも踏破できないのが無限回廊か。先は長そうだな」
話をしながらクランへと辿り着けば、いつも通りドロレスが待ち構えていた。
「お帰りなさい。随分と大立ち回りをしたようですね」
「早いな。もう知れ渡ってんのか」
「というか、その場で見ていました」
「へぇ。で、感想は?」
「時期尚早、ですね。おそらく、あの場で女帝とあなたの斬り合いを肉眼で捉えられていたのは二十人にも及びません」
「そのせいで嫌厭されるかもってことか? それはそれで構わないだろ。強さを求めているわけじゃないが、弱過ぎるのも困る」
「……まぁ、私の口出しすることでは無いので」
「明日になればわかるにゃ~ん」
「私はドロレスさんと同意見ですが」
楽観的なネイルと、悲観的なヨミ――最近、俺への当たりが強くねぇか?
そして、食堂にはいつも通りのジョニーが。
「戻ったなぁ、お前ら。話は聞いたぞ? 女帝と御前試合をしたんだってなぁ」
「あれが試合と言えるかどうかはわからないけどな。俺は売られた喧嘩を買っただけだ」
それぞれが席に着き、思い思いに食事を始める。
「で、どうだった?」
「お互いに本気じゃなかったから何とも言えないが、さすがに強かったな。能力を使われていたら負けていたかもしれない」
「はっはぁ! 三騎聖を相手にして負けてたかもしれないってのは良いな。ネイル、ヨミ、お前らの眼から見て御前試合はどうだった?」
「退屈だったにゃん。フドーは未だしも、クエイクも手を抜き過ぎにゃ。最後の一撃を除いて、だけどにゃ」
「私もネイルと同意見ですが、女帝が最後に放とうとした一撃もフドーさんは本気で受ける気がありませんでしたよね?」
「いや、まぁ……あれだけの観客がいて本気を出すのもどうかと思ってな」
あの時、確かに陣の型で居合い抜きしようとしたが、本気であればボーンの乱入など関係なく振り抜いていただろう。
「へぇ……そんじゃあ、現地で見ていたドールちゃんはどっちが勝つと思った?」
「私に振りますか……そうですね……単純な体術や剣術勝負であれば、まず間違いなくフドーさんが勝ちます。ですが、冒険者である以上は能力の使用が必須です。もしも、始めから能力を使った勝負であれば、あそこまで対等に渡り合うことはできなかったでしょう」
「ドールちゃんにしては高い評価だなぁ。余程楽しかったか?」
「まぁ、退屈しのぎ程度には」
どこまで行っても買い被られるのはやり辛いな。もう少し軽く下に見られているくらいがやり易いんだが。
「そういえば三騎聖の二人――エレスとボーンに特異点と呼ばれたんだが、何かの隠語か?」
「特異点、か。多分そのまんまの意味だろうなぁ。大した能力も持ち合わせていないのに、何故だか無限回廊で戦えるだけの実力を持つ冒険者――まぁ、あだ名だな。女帝や帝王と同じようなもんだ。二つ名とも言うが――お前、三騎聖に名前で呼ぶことを許されたのか?」
「許されたというか、そう呼ぶように言われたんだ」
「ってこたぁ、対等だと認められたってことだ。俺の眼に狂いは無かったなぁ」
「対等に見られるのは迷惑なんだけどな。俺がするべきことは他の冒険者との戦いでは無く、ネイルとヨミと共に無限回廊を進むことだ。変に目立つのは避けたい」
「それは無理にゃ」
「目立ちますからねぇ。フドーさん」
身内にすら味方は無しか。もう少し明確に言えば、目立つことで生じる問題のほうを避けたいんだ。エレスと御前試合をした結果、今度はボーンに目を付けられた。すぐに動きがあるとは思わないが、そんなことを心配する時間すらも無駄だから厄介なんだ。
「まぁ、俺が目立つかどうかはさて置き――思ったんだが、他のクランに所属している冒険者をスカウトするのは有りなのか?」
「あん? 何かあったのか?」
「特に何かあったわけじゃないが、御前試合ってのはそういうのを前提としたものだろ?」
「そういう側面が無いわけじゃあないが……フリーの冒険者と違ってクランに所属している冒険者をスカウトする場合にはいくつかの暗黙の了解がある」
「例えば?」
「所属しているクランのチームリーダーには筋を通すとか、公の場でスカウトはしない、とかだなぁ。とはいえ、あくまでも暗黙の了解だ。守ろうが破ろうが知ったこっちゃねぇ。好きにやりゃあいい」
「んにゃ? フドー、誰かスカウトするのかにゃ?」
「いや、今日の御前試合をやって気になっただけだ。そもそも見世物にする理由は、と」
「……なるほど。実力を知ってもらうための御前試合、ですか。私はてっきりいざこざを解決するためのものだと思っていました。もしくは御善――親善を深めるものかと」
「そういうのもゼロじゃないと思うが、それなら観客を入れる必要が無いだろ」
「確かに、そうですね」
今回の場合はエレス自身の興味の他に、何かしらの含みがありそうだが、考えるのはやめておこう。変にフラグが立っても困るからな。
「一応言っておくが、スカウトには管理者である俺の許可が必要になる。だが、お前らの好きにしていい。望みに対して、最善だと思うことをしろ」
「そういう部分の目利きはネイルとフドーさんに任せた方が良さそうですね。誰か心当たりは居ますか?」
「いにゃいにゃ~。そもそもここ一週間はずっと無限回廊で修行していたしにゃ」
「まずは明日の面接で倉庫系の能力を持つ冒険者を仲間にしてからバランスを考える必要はあるが……心当たりが無いことも無い。今度、声を掛けてみるか」
「任せるにゃ~」
「そうですね。フドーさんにお任せします」
それもそれで困るが、今日の闘技場内には三騎聖の取り巻きの他に何人か目ぼしい冒険者がいた。軽く声を掛けるくらいは有りだろう。
「皆さん、一先ず明日のことを説明しておきます。面接はこの場で行います。基本的にはネイルさん、ヨミさん、フドーさんの三人で一人の冒険者を面談する予定ですが、人数が多かった場合は個別になるのでそのつもりでお願いします」
そう言ってドロレスは頭を下げた。
「個人的には二、三人来てくれりゃあ十分だと思うけどな」
「どうかにゃ~? 意外といっぱい来るかもしれにゃいにゃん。今日の御前試合効果でにゃ」
「良い方が見つかるといいんですけどね」
「まぁ、期待値低めで待っておこう」
俺がフリーの冒険者なら、傍から見てこのチームに入りたいか否か――答えはノーだ。為人を知っていれば別が、そうでなければこんな得体のしれない奴らの仲間になるのはごめん被る。
特に、俺みたいな奴がいるチームには尚更な。
「どうしたにゃん?」
「いえ……改めてフドーさんの異常性に気が付いただけです」
「おお、なんだ。唐突に」
「そもそもですね、三騎聖というのは別格なんです。対等ではなく、本来であれば御前試合でさえ烏滸がましいくらいです。今回に関してはあちらからの申し入れだったので良かったですが、こちらからだと侮辱になる可能性もあるのでお気を付けください。特にネイル」
「んにゃっ! し、しないにゃ!」
いや、すでにしているだろう。ボーンとかいう奴に。
「女帝、帝王、皇帝――今更そこに突っ込むつもりもないが、実際のところはどれほど強いんだ?」
「単純な数値などで測れるものではありませんが……能力有りきで考えると、地方にある有限回廊くらいなら外から全壊させられるほど、だと思います」
規模がデカ過ぎて想像も付かないが、つまり規格外ってことだろう。
「そんな奴らでも踏破できないのが無限回廊か。先は長そうだな」
話をしながらクランへと辿り着けば、いつも通りドロレスが待ち構えていた。
「お帰りなさい。随分と大立ち回りをしたようですね」
「早いな。もう知れ渡ってんのか」
「というか、その場で見ていました」
「へぇ。で、感想は?」
「時期尚早、ですね。おそらく、あの場で女帝とあなたの斬り合いを肉眼で捉えられていたのは二十人にも及びません」
「そのせいで嫌厭されるかもってことか? それはそれで構わないだろ。強さを求めているわけじゃないが、弱過ぎるのも困る」
「……まぁ、私の口出しすることでは無いので」
「明日になればわかるにゃ~ん」
「私はドロレスさんと同意見ですが」
楽観的なネイルと、悲観的なヨミ――最近、俺への当たりが強くねぇか?
そして、食堂にはいつも通りのジョニーが。
「戻ったなぁ、お前ら。話は聞いたぞ? 女帝と御前試合をしたんだってなぁ」
「あれが試合と言えるかどうかはわからないけどな。俺は売られた喧嘩を買っただけだ」
それぞれが席に着き、思い思いに食事を始める。
「で、どうだった?」
「お互いに本気じゃなかったから何とも言えないが、さすがに強かったな。能力を使われていたら負けていたかもしれない」
「はっはぁ! 三騎聖を相手にして負けてたかもしれないってのは良いな。ネイル、ヨミ、お前らの眼から見て御前試合はどうだった?」
「退屈だったにゃん。フドーは未だしも、クエイクも手を抜き過ぎにゃ。最後の一撃を除いて、だけどにゃ」
「私もネイルと同意見ですが、女帝が最後に放とうとした一撃もフドーさんは本気で受ける気がありませんでしたよね?」
「いや、まぁ……あれだけの観客がいて本気を出すのもどうかと思ってな」
あの時、確かに陣の型で居合い抜きしようとしたが、本気であればボーンの乱入など関係なく振り抜いていただろう。
「へぇ……そんじゃあ、現地で見ていたドールちゃんはどっちが勝つと思った?」
「私に振りますか……そうですね……単純な体術や剣術勝負であれば、まず間違いなくフドーさんが勝ちます。ですが、冒険者である以上は能力の使用が必須です。もしも、始めから能力を使った勝負であれば、あそこまで対等に渡り合うことはできなかったでしょう」
「ドールちゃんにしては高い評価だなぁ。余程楽しかったか?」
「まぁ、退屈しのぎ程度には」
どこまで行っても買い被られるのはやり辛いな。もう少し軽く下に見られているくらいがやり易いんだが。
「そういえば三騎聖の二人――エレスとボーンに特異点と呼ばれたんだが、何かの隠語か?」
「特異点、か。多分そのまんまの意味だろうなぁ。大した能力も持ち合わせていないのに、何故だか無限回廊で戦えるだけの実力を持つ冒険者――まぁ、あだ名だな。女帝や帝王と同じようなもんだ。二つ名とも言うが――お前、三騎聖に名前で呼ぶことを許されたのか?」
「許されたというか、そう呼ぶように言われたんだ」
「ってこたぁ、対等だと認められたってことだ。俺の眼に狂いは無かったなぁ」
「対等に見られるのは迷惑なんだけどな。俺がするべきことは他の冒険者との戦いでは無く、ネイルとヨミと共に無限回廊を進むことだ。変に目立つのは避けたい」
「それは無理にゃ」
「目立ちますからねぇ。フドーさん」
身内にすら味方は無しか。もう少し明確に言えば、目立つことで生じる問題のほうを避けたいんだ。エレスと御前試合をした結果、今度はボーンに目を付けられた。すぐに動きがあるとは思わないが、そんなことを心配する時間すらも無駄だから厄介なんだ。
「まぁ、俺が目立つかどうかはさて置き――思ったんだが、他のクランに所属している冒険者をスカウトするのは有りなのか?」
「あん? 何かあったのか?」
「特に何かあったわけじゃないが、御前試合ってのはそういうのを前提としたものだろ?」
「そういう側面が無いわけじゃあないが……フリーの冒険者と違ってクランに所属している冒険者をスカウトする場合にはいくつかの暗黙の了解がある」
「例えば?」
「所属しているクランのチームリーダーには筋を通すとか、公の場でスカウトはしない、とかだなぁ。とはいえ、あくまでも暗黙の了解だ。守ろうが破ろうが知ったこっちゃねぇ。好きにやりゃあいい」
「んにゃ? フドー、誰かスカウトするのかにゃ?」
「いや、今日の御前試合をやって気になっただけだ。そもそも見世物にする理由は、と」
「……なるほど。実力を知ってもらうための御前試合、ですか。私はてっきりいざこざを解決するためのものだと思っていました。もしくは御善――親善を深めるものかと」
「そういうのもゼロじゃないと思うが、それなら観客を入れる必要が無いだろ」
「確かに、そうですね」
今回の場合はエレス自身の興味の他に、何かしらの含みがありそうだが、考えるのはやめておこう。変にフラグが立っても困るからな。
「一応言っておくが、スカウトには管理者である俺の許可が必要になる。だが、お前らの好きにしていい。望みに対して、最善だと思うことをしろ」
「そういう部分の目利きはネイルとフドーさんに任せた方が良さそうですね。誰か心当たりは居ますか?」
「いにゃいにゃ~。そもそもここ一週間はずっと無限回廊で修行していたしにゃ」
「まずは明日の面接で倉庫系の能力を持つ冒険者を仲間にしてからバランスを考える必要はあるが……心当たりが無いことも無い。今度、声を掛けてみるか」
「任せるにゃ~」
「そうですね。フドーさんにお任せします」
それもそれで困るが、今日の闘技場内には三騎聖の取り巻きの他に何人か目ぼしい冒険者がいた。軽く声を掛けるくらいは有りだろう。
「皆さん、一先ず明日のことを説明しておきます。面接はこの場で行います。基本的にはネイルさん、ヨミさん、フドーさんの三人で一人の冒険者を面談する予定ですが、人数が多かった場合は個別になるのでそのつもりでお願いします」
そう言ってドロレスは頭を下げた。
「個人的には二、三人来てくれりゃあ十分だと思うけどな」
「どうかにゃ~? 意外といっぱい来るかもしれにゃいにゃん。今日の御前試合効果でにゃ」
「良い方が見つかるといいんですけどね」
「まぁ、期待値低めで待っておこう」
俺がフリーの冒険者なら、傍から見てこのチームに入りたいか否か――答えはノーだ。為人を知っていれば別が、そうでなければこんな得体のしれない奴らの仲間になるのはごめん被る。
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