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第25話 面接
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翌朝、すでにジョニーは出ていて三人での朝食中――外の騒がしさにドロレスが様子を見に行った。そして、戻ってきた表情は何とも言えない顔だった。
「……皆さん、少々想定外――いえ、想定以上に希望者が集まってしまっているので早めに面接を始めたいと思います。空き部屋を使用して個別で行うので、待機をお願いします」
想定外だと言いつつも冷静な口調なところを見るに、まったく予期していなかったわけではないのだろう。
ネイルとヨミとはそれぞれ別の空き部屋に入れば、テーブルと椅子が面接用に置かれていた。準備が良いな。
部屋の窓から外を見下ろせば――概算八十人くらいか? なら、それぞれ受け持ち二十五人ずつくらいだな。本音を言えば面倒臭いが、これも冒険者としての仕事だと割り切るしかない。
二度のノックの後、開いたドアから覗かせたドロレスと目が合い、頷いて見せた。
「お連れしました。では、どうぞ」
冒険者を招き入れると、ドロレスはドアを閉めて出て行った。
「ふむ――よろしく頼む」
部屋の中を見回してから、持参してきた紙を手渡してきた鳥の獣人は椅子に腰を下ろした。
「これは……履歴書か」
名前・種族・能力・冒険者年数・経歴・その他備考――相も変わらず見たことのない文字だが、書かれている内容はわかる。
「我は高貴なるホーク族の一翼、シヴァルヴァン・フォルウス。高貴なる我をチームに迎えることを勧めよう」
圧倒的胃もたれ感が凄いな。ナルシストが悪いとは言わないが、俺が知る限りでそういう者が優秀である可能性は低い。
「……冒険者年数が七年なのに、経歴は無し? 無限回廊だけでなく、有限回廊にも入ったことが無いのか?」
「ふむ。有限回廊など我にとっては遊戯も同然。高貴なる我に相応しいのは富に溢れている無限回廊のみである」
「なるほど……では、面接は以上です。お帰り下さい」
「む。そうか。では、良き返事を期待しているぞ」
背筋を伸ばしたまま部屋を出て行った。不遜だな。
一人目からパンチ強めだが、履歴書があるのは良い。話す手間が省ける。
そして、二人目がやってきた。
種族は人間。性別は女――冒険者年数は三年だが、チームに入っていた記載がある。
「初めまして。フォン・エレメスです。よろしくお願いします」
「どうも。え~っと……前に入っていたチームを抜けた理由は?」
「それはその……人間関係と言いますか……恋愛問題と言いますか……」
恍惚とした表情――ああ、これはダメだな。俺がそういう関係になる可能性は絶対に無いが、こういうタイプは男女関係なく不和を生む。
獣人、人間、人間、人間、ドワーフ、人間、獣人、エルフときて――また人間。今のところピンとくる冒険者はいない。
フリー且つ経験不問だとしても、もう少しこう……まともな奴は居ないものか。
「次の冒険者をお連れしました」
「はぁ……どうぞ」
つい溜め息が出たが、どの冒険者にも変わらぬ態度で接しないとな。
「失礼します」
入ってきたのはローブのフードを目深に被った女の子、かな。声からして。
履歴書を渡されて――名前はボグ。種族が、書かれていない。
「これ、種族の欄が白紙なんだが……」
「その空白は『白堕』と読みます」
「あ~、悪い。俺はドリフターで、この世界に来て日も浅いからよく知らないんだが、白堕って種族があるのか?」
「いえ、白堕とは蔑称です。種族では無く――どこにも属さぬ混成種。それが白堕です」
そう言ってボグがフードを外せば、顔の右側は普通の人間だが左側は角を生やして青色の瞳をしていた。
「人間と鬼族のハーフってことだよな? 蔑称? 蔑まされる理由は?」
「本来であればこの世界では外見が混成で生まれてくることはありません。ですが、稀に――本当に極稀に、私のような混成が生まれることがあります。本来、生まれるはずのない白堕は災いを招くとされ、蔑まされています」
「へぇ……経歴のところに書いてあるチーム全滅ってのがその災いか?」
「そうです。私は過去に三度、無限回廊に挑戦しています。ですが、その三度共に私以外の冒険者は全員が命を落としました」
災いを招くと言われているのに、三回もチームを組めたのか。結果的に仲間は死んでいるが、自分だけは生き残っているということはそれだけの実力はある、と。
「それで、応募してきた理由は?」
「……本当は、もう冒険者を辞めるつもりでした。ですが、昨日――闘技場でフドーさんの戦いを見てこの人ならもしかしたら、と感じたんです」
「そりゃあ有り難い限りだが……どうして無限回廊に挑戦したいんだ? 実力があるのなら、地方の有限回廊を踏破して、その富でのんびり暮らせばいいだろう」
強さを求めるネイルや、父親捜しのヨミ、それ以外の富を求める冒険者――しかし、目の前に居るボグは、そのどれとも違うように見える。
「私には、それしか生きる道が無いんです! 私たちにはっ――」
突然の激情。どこか触れられたくない部分に触れたっぽいな。
訳ありか……経験、実力共に問題は無さそうだが、精神的に不安定なのは困る。
「なるほど。まぁ、俺なんかはわかりやすい理由も無くここにいるから他人をどうこう言える立場じゃないが……とりあえず、能力を見せてもらえるか?」
「え、っと……はい。では――《底無し沼》」
翳した手の先に滲みのようなものが現れ、そこに手を入れて――盾を取り出した。
「収納できる大きさとか種類とか、容量は?」
「基本的にはなんでも大丈夫ですが、生き物は無理です。容量は……確かめたことがありません」
倉庫系の基準はわからないが、そういう部分を買われて過去のチームもボグを引き入れたのだろう。災いを招くと言われていても、余りある能力に魅せられて。
「じゃあ、面接は以上ということで」
「はい。ありがとうございました」
頭を下げて去っていくボグを見送って――大きく息を吐いた。
「はぁ……性格的にも問題は無いんだがな……」
それから一度休憩を挟んで再開し――ほぼ丸一日を掛けて面接を終えた。
食堂に集まって、それぞれが渡された履歴書をテーブルに置きながら心労に脱力する。
「皆さんお疲れさまでした。チームに入れる冒険者が決まったら私にお伝えください。ギルドへはこちらから報告しておくので」
募集を掛けたのもギルドなら、冒険者に伝えるのもギルドってことね。まぁ、履歴書に住所とかが書いてあったわけじゃないから当然か。
「そんじゃあまぁ、すり合わせだが……誰か居たか?」
「イマイチにゃん」
「ほとんどが物見遊山か冷やかしで、あまり実力の伴う方がいませんでしたね。経験不問とはいえ、私達が目指すのは深い階層ですし……その辺は慎重になります」
同感だが……ドロレスに視線を送れば、目を逸らされた。やっぱり、意図的に俺のところに可能性がありそうな冒険者を集めたな? 道理で冷やかしやら物見遊山が居なかったわけだ。
「フドーはどうだったにゃ?」
「良い線いってる奴も何人か居たが……個人的に一番可能性があったのはこの冒険者だな」
そう言って、ボグの履歴書を二人の間に滑らせた。
「んにゃにゃ……種族欄が空白にゃ」
「ということは、白堕ですか?」
「そうらしいが、二人は気にするか?」
「白堕であること自体は気にしません。問題は、その大元です」
「大元? なんの話だ?」
そう問い掛ければヨミは口を噤む。ネイルはそもそも何のことやらって顔だな。じゃあ、ドロレスはと視線を向ければ、ゆっくりと息を吐いてから口を開いた。
「……ギルドとは別に、白堕を取り纏める組織があります。好奇な目を向けられ、まともな仕事にありつけない白堕に仕事の斡旋をし、住まいなどを用意する――商会、と呼ばれています」
「その商会に何か問題があるってことか?」
「問題と言いますか……黒い噂があります。白堕の子はほとんどが生まれ落ちた瞬間に捨てられますが、商会はそれを受け入れて育て――そして」
「人身売買、か?」
「そうです。同じ混成は二人と生まれません。この世界にはモンスターを飼う変人もいれば、そういった稀少な種族を集める者も、極少数ですが存在しているのです」
「そういうのはわかるが……で、ボグをチームに入れたとして商会が邪魔になるのか?」
問い掛ければ、今度は黙っていたヨミが口を開いた。
「商会は、白堕の稼ぎを吸い上げていると聞きます。つまり、私達は無限回廊の底を目指しますが、商会としては浅い階層で稼いで戻ってきたほうが得になる、ということです」
「にゃんか色々と面倒だにゃ~」
俺の気持ちはネイルが代弁してくれたわけだが。
要は、俺たちが深い階層を目指そうとすれば、商会の連中がそれを阻止するように邪魔をしてくる可能性がある、ってことか? 確かに、それは面倒だ。
……この人ならもしかしたら? それに、私たち、と言っていたな。背景を知れば、あの言葉は察するに余りある。
「じゃあ――潰すか。商会」
「んにゃっ、戦いかにゃ!?」
「それだけの価値が、このボグさんという方にあるんですか?」
潰すということ自体に否定はしないんだな。
「過去三度もチームに所属し、そのどれでも唯一の生存者。能力自体にも問題は無い。だが、まぁ、あくまでも俺の勘だ。この子なら、って。チームだろ? 判断は任せる」
「にゃら、このボグで決まりだにゃん」
「そうですね。フドーさんの勘なら、この方にしましょう」
凄いな。一気に全責任が俺に圧し掛かってきた。
「では、ギルドへの報告は後回しにして――商会を相手取ることについて、ジョニー様と相談しましょう」
この世界で戦う相手はモンスターだけかと思っていたら、随分と血生臭いことになってきた。せっかくの異世界なんだから、のんびりとダンジョン探索――無限回廊探索でもしたいんだが、それはもう少し先になりそうだ。
「……皆さん、少々想定外――いえ、想定以上に希望者が集まってしまっているので早めに面接を始めたいと思います。空き部屋を使用して個別で行うので、待機をお願いします」
想定外だと言いつつも冷静な口調なところを見るに、まったく予期していなかったわけではないのだろう。
ネイルとヨミとはそれぞれ別の空き部屋に入れば、テーブルと椅子が面接用に置かれていた。準備が良いな。
部屋の窓から外を見下ろせば――概算八十人くらいか? なら、それぞれ受け持ち二十五人ずつくらいだな。本音を言えば面倒臭いが、これも冒険者としての仕事だと割り切るしかない。
二度のノックの後、開いたドアから覗かせたドロレスと目が合い、頷いて見せた。
「お連れしました。では、どうぞ」
冒険者を招き入れると、ドロレスはドアを閉めて出て行った。
「ふむ――よろしく頼む」
部屋の中を見回してから、持参してきた紙を手渡してきた鳥の獣人は椅子に腰を下ろした。
「これは……履歴書か」
名前・種族・能力・冒険者年数・経歴・その他備考――相も変わらず見たことのない文字だが、書かれている内容はわかる。
「我は高貴なるホーク族の一翼、シヴァルヴァン・フォルウス。高貴なる我をチームに迎えることを勧めよう」
圧倒的胃もたれ感が凄いな。ナルシストが悪いとは言わないが、俺が知る限りでそういう者が優秀である可能性は低い。
「……冒険者年数が七年なのに、経歴は無し? 無限回廊だけでなく、有限回廊にも入ったことが無いのか?」
「ふむ。有限回廊など我にとっては遊戯も同然。高貴なる我に相応しいのは富に溢れている無限回廊のみである」
「なるほど……では、面接は以上です。お帰り下さい」
「む。そうか。では、良き返事を期待しているぞ」
背筋を伸ばしたまま部屋を出て行った。不遜だな。
一人目からパンチ強めだが、履歴書があるのは良い。話す手間が省ける。
そして、二人目がやってきた。
種族は人間。性別は女――冒険者年数は三年だが、チームに入っていた記載がある。
「初めまして。フォン・エレメスです。よろしくお願いします」
「どうも。え~っと……前に入っていたチームを抜けた理由は?」
「それはその……人間関係と言いますか……恋愛問題と言いますか……」
恍惚とした表情――ああ、これはダメだな。俺がそういう関係になる可能性は絶対に無いが、こういうタイプは男女関係なく不和を生む。
獣人、人間、人間、人間、ドワーフ、人間、獣人、エルフときて――また人間。今のところピンとくる冒険者はいない。
フリー且つ経験不問だとしても、もう少しこう……まともな奴は居ないものか。
「次の冒険者をお連れしました」
「はぁ……どうぞ」
つい溜め息が出たが、どの冒険者にも変わらぬ態度で接しないとな。
「失礼します」
入ってきたのはローブのフードを目深に被った女の子、かな。声からして。
履歴書を渡されて――名前はボグ。種族が、書かれていない。
「これ、種族の欄が白紙なんだが……」
「その空白は『白堕』と読みます」
「あ~、悪い。俺はドリフターで、この世界に来て日も浅いからよく知らないんだが、白堕って種族があるのか?」
「いえ、白堕とは蔑称です。種族では無く――どこにも属さぬ混成種。それが白堕です」
そう言ってボグがフードを外せば、顔の右側は普通の人間だが左側は角を生やして青色の瞳をしていた。
「人間と鬼族のハーフってことだよな? 蔑称? 蔑まされる理由は?」
「本来であればこの世界では外見が混成で生まれてくることはありません。ですが、稀に――本当に極稀に、私のような混成が生まれることがあります。本来、生まれるはずのない白堕は災いを招くとされ、蔑まされています」
「へぇ……経歴のところに書いてあるチーム全滅ってのがその災いか?」
「そうです。私は過去に三度、無限回廊に挑戦しています。ですが、その三度共に私以外の冒険者は全員が命を落としました」
災いを招くと言われているのに、三回もチームを組めたのか。結果的に仲間は死んでいるが、自分だけは生き残っているということはそれだけの実力はある、と。
「それで、応募してきた理由は?」
「……本当は、もう冒険者を辞めるつもりでした。ですが、昨日――闘技場でフドーさんの戦いを見てこの人ならもしかしたら、と感じたんです」
「そりゃあ有り難い限りだが……どうして無限回廊に挑戦したいんだ? 実力があるのなら、地方の有限回廊を踏破して、その富でのんびり暮らせばいいだろう」
強さを求めるネイルや、父親捜しのヨミ、それ以外の富を求める冒険者――しかし、目の前に居るボグは、そのどれとも違うように見える。
「私には、それしか生きる道が無いんです! 私たちにはっ――」
突然の激情。どこか触れられたくない部分に触れたっぽいな。
訳ありか……経験、実力共に問題は無さそうだが、精神的に不安定なのは困る。
「なるほど。まぁ、俺なんかはわかりやすい理由も無くここにいるから他人をどうこう言える立場じゃないが……とりあえず、能力を見せてもらえるか?」
「え、っと……はい。では――《底無し沼》」
翳した手の先に滲みのようなものが現れ、そこに手を入れて――盾を取り出した。
「収納できる大きさとか種類とか、容量は?」
「基本的にはなんでも大丈夫ですが、生き物は無理です。容量は……確かめたことがありません」
倉庫系の基準はわからないが、そういう部分を買われて過去のチームもボグを引き入れたのだろう。災いを招くと言われていても、余りある能力に魅せられて。
「じゃあ、面接は以上ということで」
「はい。ありがとうございました」
頭を下げて去っていくボグを見送って――大きく息を吐いた。
「はぁ……性格的にも問題は無いんだがな……」
それから一度休憩を挟んで再開し――ほぼ丸一日を掛けて面接を終えた。
食堂に集まって、それぞれが渡された履歴書をテーブルに置きながら心労に脱力する。
「皆さんお疲れさまでした。チームに入れる冒険者が決まったら私にお伝えください。ギルドへはこちらから報告しておくので」
募集を掛けたのもギルドなら、冒険者に伝えるのもギルドってことね。まぁ、履歴書に住所とかが書いてあったわけじゃないから当然か。
「そんじゃあまぁ、すり合わせだが……誰か居たか?」
「イマイチにゃん」
「ほとんどが物見遊山か冷やかしで、あまり実力の伴う方がいませんでしたね。経験不問とはいえ、私達が目指すのは深い階層ですし……その辺は慎重になります」
同感だが……ドロレスに視線を送れば、目を逸らされた。やっぱり、意図的に俺のところに可能性がありそうな冒険者を集めたな? 道理で冷やかしやら物見遊山が居なかったわけだ。
「フドーはどうだったにゃ?」
「良い線いってる奴も何人か居たが……個人的に一番可能性があったのはこの冒険者だな」
そう言って、ボグの履歴書を二人の間に滑らせた。
「んにゃにゃ……種族欄が空白にゃ」
「ということは、白堕ですか?」
「そうらしいが、二人は気にするか?」
「白堕であること自体は気にしません。問題は、その大元です」
「大元? なんの話だ?」
そう問い掛ければヨミは口を噤む。ネイルはそもそも何のことやらって顔だな。じゃあ、ドロレスはと視線を向ければ、ゆっくりと息を吐いてから口を開いた。
「……ギルドとは別に、白堕を取り纏める組織があります。好奇な目を向けられ、まともな仕事にありつけない白堕に仕事の斡旋をし、住まいなどを用意する――商会、と呼ばれています」
「その商会に何か問題があるってことか?」
「問題と言いますか……黒い噂があります。白堕の子はほとんどが生まれ落ちた瞬間に捨てられますが、商会はそれを受け入れて育て――そして」
「人身売買、か?」
「そうです。同じ混成は二人と生まれません。この世界にはモンスターを飼う変人もいれば、そういった稀少な種族を集める者も、極少数ですが存在しているのです」
「そういうのはわかるが……で、ボグをチームに入れたとして商会が邪魔になるのか?」
問い掛ければ、今度は黙っていたヨミが口を開いた。
「商会は、白堕の稼ぎを吸い上げていると聞きます。つまり、私達は無限回廊の底を目指しますが、商会としては浅い階層で稼いで戻ってきたほうが得になる、ということです」
「にゃんか色々と面倒だにゃ~」
俺の気持ちはネイルが代弁してくれたわけだが。
要は、俺たちが深い階層を目指そうとすれば、商会の連中がそれを阻止するように邪魔をしてくる可能性がある、ってことか? 確かに、それは面倒だ。
……この人ならもしかしたら? それに、私たち、と言っていたな。背景を知れば、あの言葉は察するに余りある。
「じゃあ――潰すか。商会」
「んにゃっ、戦いかにゃ!?」
「それだけの価値が、このボグさんという方にあるんですか?」
潰すということ自体に否定はしないんだな。
「過去三度もチームに所属し、そのどれでも唯一の生存者。能力自体にも問題は無い。だが、まぁ、あくまでも俺の勘だ。この子なら、って。チームだろ? 判断は任せる」
「にゃら、このボグで決まりだにゃん」
「そうですね。フドーさんの勘なら、この方にしましょう」
凄いな。一気に全責任が俺に圧し掛かってきた。
「では、ギルドへの報告は後回しにして――商会を相手取ることについて、ジョニー様と相談しましょう」
この世界で戦う相手はモンスターだけかと思っていたら、随分と血生臭いことになってきた。せっかくの異世界なんだから、のんびりとダンジョン探索――無限回廊探索でもしたいんだが、それはもう少し先になりそうだ。
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