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忘れられない一夜の話
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昔から、自分は少し違うかもしれないという不安を抱えていた。
それは、体育前の更衣室、部室での着替え、修学旅行や宿泊研修といった場面。
楽しそうにしている同級生の裸を見る度、俺はドキドキしていた。
顔を赤くして戸惑う俺を見た同級生が、「恥ずかしいのかよ」と茶化すから、俺はこれ幸いとそういう事にした。
言えなかった。着替えている彼らを見て、性的に興奮を覚えたなんて。
大学二年、俺は今でも自分の性癖に戸惑い、他との違いに不安を抱きながらもひた隠しにしている。
試しに同級生の女子とも付き合ってみたけれど、興奮はなかった。気持ち悪いとか、嫌悪があるとか、そんな事もなかったけれど「抱きたいか?」と聞かれると答えは「いいえ」だ。
そして相変わらず、同姓に対しては興味と好奇心と興奮がある。想像するだけで言いようのない熱が体の中を駆けるようだった。
◆◇◆
「先輩、飲んでますか?」
新歓コンパで俺の隣りに座った一年が、屈託なく話しかけてくる。
まだ高校生のあどけなさも残る一年の香坂匠は、何故か俺に懐いている。
「飲んでるよ」
ジョッキの中にはまだ半分ほど酒が残っている。指さして、すると香坂はにっこり笑った。
「じゃあ、乾杯しませんか?」
「さっきもしたじゃないか」
「全体でですよ。俺、幸也先輩としたいです」
『幸也先輩』と、こいつが俺を呼ぶ度にゾクゾクする。
気づいている、俺はこいつが多少気になる。愛想がいいわけでもない俺に懐いて、何だかんだと話しかけてくるこいつの事を後輩という枠を越えて気に掛けている。
でも、なんて言えばいい?
「お前の事が好きだ」なんて、漫画みたいに行くわけがない。気持ち悪いと言われるのは、小心な俺には辛すぎる。
だからこそ、距離を置こうとより無愛想にしているのに。香坂は鈍感なくらい無視してこうして側にいるのだ。
「他の奴等と話してこいよ。俺ばかりじゃなくて」
「普段話してますから」
「俺とも普段話してるだろ」
「……最近、話していませんよ」
寂しそうに目を伏せる香坂の横顔に、罪悪感とドキリとした気持ちが混ざる。
都合が良すぎる。俺が避けているのに香坂の悲しそうな顔に苦しくなるなんて。その憂いを含む瞳に、興奮を覚えるなんて。
「先輩、俺なにか先輩の嫌がる事をしましたか?」
頼りなく問われて、俺はバツが悪くて小さく「いいや」としか答えない。
「じゃあ、俺が嫌いになりましたか?」
「そうじゃない」
逆だ。親しげな目を見ると、屈託ない笑みを見ると、側にある熱を感じると触れてみたくなる。好奇心と、欲求を強く持ってしまう。それを隠す事が、徐々に辛くなってきている。
けれど香坂は不安そうな目をしてこちらを見上げてくる。ともすれば泣いてしまいそうな、そんな不安定な瞳の揺らぎを見つめて……俺は降参した。
「一次会で抜けるぞ」
「え?」
「ちゃんと話すから、とりあえず一次会楽しんでこい」
俺は初めて、俺の秘密を明かそうと思った。そして、楽になってしまおうと。
◆◇◆
一次会が終わって、俺はグループを抜けた。元から一次会で帰る事の多い俺を仲間も先輩も引き止めたりしない。そんなに酒に強くないからだ。
香坂も「ちょっと飲み過ぎました」なんて言って帰る事にした。
駅の方向も俺と同じだから、自然と俺が送って行くように先輩にも仰せつかった。
道中、少し重苦しい感じがある。
俺は途中の公園に香坂を誘って、ベンチに腰を下ろした。
言おうと思っている。思っているけれど、何から話せばいいかが分からない。
隣りに座った香坂が、不安そうに見上げてくる。子犬みたいなその目に、俺は余計に言葉を見つけられない。
「先輩?」
「……あのさ、香坂。お前、彼女とかいないのか?」
あまり当たり障りの無い言い方をした。いきなり「俺は男が好きで、お前の事をそういう目で見始めている」とは切り出せない。それが言えれば自分の性癖に悩んだりはしていない。
驚いた香坂は、次にはふわりと微笑んでいる。その柔らかな表情に、俺はまた心臓が跳ねた。
「いませんよ」
「そうか」
「先輩はいませんよね?」
「……いない」
確信あるみたいな言い方だけれど、普段から俺の側にいれば分かるのかもしれない。そもそも俺の口から「彼女」という単語が出てくるはずもないし。
嬉しそうに笑う香坂の手が、俺の手に重なる。自分よりも少し高い体温に、妙にドキドキする。近づいた距離は触れられる距離で、俺は何かを期待しているように呆然と見ている。
「でも俺、好きな人はいます」
「え? あぁ、そうか」
そうだよな、大学生なんだし。早い奴だともう彼女ゲットしてる奴もいる。全体的に男率高めとはいえ、女子がいないわけじゃないんだし。
思いながら、落ち込みもする。そしてやっぱり言うのを止めようと思って、心に留めた。
「どんな子なんだ? ってか、それなら俺の側にいないでアプローチしろよ」
「しているつもりなんですけれど、鈍感なんです」
「そうなのか?」
困ったように笑う香坂を見て、俺はどんどん気持ちが落ち込むのを感じる。
なんだ、思ったよりも俺は香坂の事が好きだったんだと、初めて自覚しはじめている。
「俺がこんなにアピールして、独占欲出してるのに連れなくて。ちょっと自信なくなります。これでも勇気を振り絞ってるのに」
「そんなになのか? お前は友達も多いし、明るいし、顔だっていいんだからすぐに彼女くらいできそうなのにな」
「何が足りないのでしょうね? もっと積極的に迫ってみればいいんでしょうか?」
「積極的って……具体的には?」
「そうですね……例えば……」
少し考えた表情の香坂は、すぐに口元に怪しい笑みを浮かべる。
顔に触れる手、伸び上がった体、触れた唇に俺の思考は止まる。
マジマジと目を見開いたまま、一瞬触れた唇の感触を思いだして心臓が跳ねた。
「キス、とか」
「……え?」
真剣すぎる目がとても近くで覗き込む。ドキドキと煩い心臓の音に戸惑う。痺れるように甘く、目眩がするように誘惑される。
「鈍感な貴方に気付いてもらうには、もっと積極的にならなければいけませんか?」
「俺?」
「先輩も、俺の事気にしてるでしょ? 側にいるんですから、気付きます」
気付かれていた。驚いて後ろめたくて隠したいのに、ぶつけられる驚きが大きすぎて反応できない。
触れるだけの切ないキスがまた、今度はもう少し長く。
「気付かないと思うんですか? 先輩が俺を見る目、とても色っぽいですよ」
「そんなつもりは……」
「惚れた欲目はあると思いますが、それでも特別だって思いました。思いたかっただけ、なんて酷いこと言いませんよね?」
寂しげな目が見つめる。
思い過ごしじゃない。俺は時々、そんな目で見ていた。受け入れられるわけがないと思いながらも、受け入れて欲しい気持ちを捨てられなかった。
だからこそ苦しんだんだ。離れようと思った。この気持ちが膨れ上がって、やがて息が出来なくなりそうだったから。
頬に触れる手が、切なそうに滑る。見つめる瞳が、揺れ動いている。
「俺は、先輩が好きです。後輩としての親愛ではなく、貴方を男と分かって、それでも」
「香坂……」
「先輩は、嫌ですか?」
嫌なわけがない、俺もそれを望んでいた。
喜びが溢れるように、俺は香坂を抱きしめて深く口づける。求めたものを手にいれたような気がして、離しがたい気持ちにかられていた。
多少酸欠になりながら、濡れた香坂の瞳を覗き込む。頬を染めた彼が、次には幸せそうに微笑んだ。
「俺も、香坂が好きだ」
ようやく、本当の気持ちで伝えた初めての言葉。
それを受けた香坂もまた、嬉しそうに笑って「俺もです」と言ってくれた。
産まれて初めて俺の想いを吐き出したこの夜を、俺は忘れる事は無いだろう。この先、何年、何十年とたっても。
END
それは、体育前の更衣室、部室での着替え、修学旅行や宿泊研修といった場面。
楽しそうにしている同級生の裸を見る度、俺はドキドキしていた。
顔を赤くして戸惑う俺を見た同級生が、「恥ずかしいのかよ」と茶化すから、俺はこれ幸いとそういう事にした。
言えなかった。着替えている彼らを見て、性的に興奮を覚えたなんて。
大学二年、俺は今でも自分の性癖に戸惑い、他との違いに不安を抱きながらもひた隠しにしている。
試しに同級生の女子とも付き合ってみたけれど、興奮はなかった。気持ち悪いとか、嫌悪があるとか、そんな事もなかったけれど「抱きたいか?」と聞かれると答えは「いいえ」だ。
そして相変わらず、同姓に対しては興味と好奇心と興奮がある。想像するだけで言いようのない熱が体の中を駆けるようだった。
◆◇◆
「先輩、飲んでますか?」
新歓コンパで俺の隣りに座った一年が、屈託なく話しかけてくる。
まだ高校生のあどけなさも残る一年の香坂匠は、何故か俺に懐いている。
「飲んでるよ」
ジョッキの中にはまだ半分ほど酒が残っている。指さして、すると香坂はにっこり笑った。
「じゃあ、乾杯しませんか?」
「さっきもしたじゃないか」
「全体でですよ。俺、幸也先輩としたいです」
『幸也先輩』と、こいつが俺を呼ぶ度にゾクゾクする。
気づいている、俺はこいつが多少気になる。愛想がいいわけでもない俺に懐いて、何だかんだと話しかけてくるこいつの事を後輩という枠を越えて気に掛けている。
でも、なんて言えばいい?
「お前の事が好きだ」なんて、漫画みたいに行くわけがない。気持ち悪いと言われるのは、小心な俺には辛すぎる。
だからこそ、距離を置こうとより無愛想にしているのに。香坂は鈍感なくらい無視してこうして側にいるのだ。
「他の奴等と話してこいよ。俺ばかりじゃなくて」
「普段話してますから」
「俺とも普段話してるだろ」
「……最近、話していませんよ」
寂しそうに目を伏せる香坂の横顔に、罪悪感とドキリとした気持ちが混ざる。
都合が良すぎる。俺が避けているのに香坂の悲しそうな顔に苦しくなるなんて。その憂いを含む瞳に、興奮を覚えるなんて。
「先輩、俺なにか先輩の嫌がる事をしましたか?」
頼りなく問われて、俺はバツが悪くて小さく「いいや」としか答えない。
「じゃあ、俺が嫌いになりましたか?」
「そうじゃない」
逆だ。親しげな目を見ると、屈託ない笑みを見ると、側にある熱を感じると触れてみたくなる。好奇心と、欲求を強く持ってしまう。それを隠す事が、徐々に辛くなってきている。
けれど香坂は不安そうな目をしてこちらを見上げてくる。ともすれば泣いてしまいそうな、そんな不安定な瞳の揺らぎを見つめて……俺は降参した。
「一次会で抜けるぞ」
「え?」
「ちゃんと話すから、とりあえず一次会楽しんでこい」
俺は初めて、俺の秘密を明かそうと思った。そして、楽になってしまおうと。
◆◇◆
一次会が終わって、俺はグループを抜けた。元から一次会で帰る事の多い俺を仲間も先輩も引き止めたりしない。そんなに酒に強くないからだ。
香坂も「ちょっと飲み過ぎました」なんて言って帰る事にした。
駅の方向も俺と同じだから、自然と俺が送って行くように先輩にも仰せつかった。
道中、少し重苦しい感じがある。
俺は途中の公園に香坂を誘って、ベンチに腰を下ろした。
言おうと思っている。思っているけれど、何から話せばいいかが分からない。
隣りに座った香坂が、不安そうに見上げてくる。子犬みたいなその目に、俺は余計に言葉を見つけられない。
「先輩?」
「……あのさ、香坂。お前、彼女とかいないのか?」
あまり当たり障りの無い言い方をした。いきなり「俺は男が好きで、お前の事をそういう目で見始めている」とは切り出せない。それが言えれば自分の性癖に悩んだりはしていない。
驚いた香坂は、次にはふわりと微笑んでいる。その柔らかな表情に、俺はまた心臓が跳ねた。
「いませんよ」
「そうか」
「先輩はいませんよね?」
「……いない」
確信あるみたいな言い方だけれど、普段から俺の側にいれば分かるのかもしれない。そもそも俺の口から「彼女」という単語が出てくるはずもないし。
嬉しそうに笑う香坂の手が、俺の手に重なる。自分よりも少し高い体温に、妙にドキドキする。近づいた距離は触れられる距離で、俺は何かを期待しているように呆然と見ている。
「でも俺、好きな人はいます」
「え? あぁ、そうか」
そうだよな、大学生なんだし。早い奴だともう彼女ゲットしてる奴もいる。全体的に男率高めとはいえ、女子がいないわけじゃないんだし。
思いながら、落ち込みもする。そしてやっぱり言うのを止めようと思って、心に留めた。
「どんな子なんだ? ってか、それなら俺の側にいないでアプローチしろよ」
「しているつもりなんですけれど、鈍感なんです」
「そうなのか?」
困ったように笑う香坂を見て、俺はどんどん気持ちが落ち込むのを感じる。
なんだ、思ったよりも俺は香坂の事が好きだったんだと、初めて自覚しはじめている。
「俺がこんなにアピールして、独占欲出してるのに連れなくて。ちょっと自信なくなります。これでも勇気を振り絞ってるのに」
「そんなになのか? お前は友達も多いし、明るいし、顔だっていいんだからすぐに彼女くらいできそうなのにな」
「何が足りないのでしょうね? もっと積極的に迫ってみればいいんでしょうか?」
「積極的って……具体的には?」
「そうですね……例えば……」
少し考えた表情の香坂は、すぐに口元に怪しい笑みを浮かべる。
顔に触れる手、伸び上がった体、触れた唇に俺の思考は止まる。
マジマジと目を見開いたまま、一瞬触れた唇の感触を思いだして心臓が跳ねた。
「キス、とか」
「……え?」
真剣すぎる目がとても近くで覗き込む。ドキドキと煩い心臓の音に戸惑う。痺れるように甘く、目眩がするように誘惑される。
「鈍感な貴方に気付いてもらうには、もっと積極的にならなければいけませんか?」
「俺?」
「先輩も、俺の事気にしてるでしょ? 側にいるんですから、気付きます」
気付かれていた。驚いて後ろめたくて隠したいのに、ぶつけられる驚きが大きすぎて反応できない。
触れるだけの切ないキスがまた、今度はもう少し長く。
「気付かないと思うんですか? 先輩が俺を見る目、とても色っぽいですよ」
「そんなつもりは……」
「惚れた欲目はあると思いますが、それでも特別だって思いました。思いたかっただけ、なんて酷いこと言いませんよね?」
寂しげな目が見つめる。
思い過ごしじゃない。俺は時々、そんな目で見ていた。受け入れられるわけがないと思いながらも、受け入れて欲しい気持ちを捨てられなかった。
だからこそ苦しんだんだ。離れようと思った。この気持ちが膨れ上がって、やがて息が出来なくなりそうだったから。
頬に触れる手が、切なそうに滑る。見つめる瞳が、揺れ動いている。
「俺は、先輩が好きです。後輩としての親愛ではなく、貴方を男と分かって、それでも」
「香坂……」
「先輩は、嫌ですか?」
嫌なわけがない、俺もそれを望んでいた。
喜びが溢れるように、俺は香坂を抱きしめて深く口づける。求めたものを手にいれたような気がして、離しがたい気持ちにかられていた。
多少酸欠になりながら、濡れた香坂の瞳を覗き込む。頬を染めた彼が、次には幸せそうに微笑んだ。
「俺も、香坂が好きだ」
ようやく、本当の気持ちで伝えた初めての言葉。
それを受けた香坂もまた、嬉しそうに笑って「俺もです」と言ってくれた。
産まれて初めて俺の想いを吐き出したこの夜を、俺は忘れる事は無いだろう。この先、何年、何十年とたっても。
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