忘れられない一夜の話

昔から、自分は少し違うかもしれないという不安を抱えていた。

ゲイであることをひた隠しにしていた幸也は、後輩の香坂の事が気になっていた。香坂も懐いてくれる。
けれどこんな感情を知られたら嫌がられるだろうと距離を取っていた。
「俺が嫌いになりましたか?」
飲み会の席で香坂に言われ、幸也は初めて他人に自分の事を話す事にしたのだが。
大学の先輩×後輩、始めの一歩のお話。
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