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12章:騎士の休息
5話:【ハリー編・R18】お試しあれ
コンラッドの部屋は相変わらず片付いている。ゼロスも散らかす奴じゃないから、当然か。
部屋に招いたコンラッドはさっきから動きが硬い。意識しているのは間違いない。
ドアを閉めたコンラッドに、ハリーは問いかけた。
「あのさ、今更確認なんだけど」
「なに?」
「コンラッドは、俺の事好きなんだよね?」
「!」
聞いたら一気に顔が赤くなった。分かりやすいでしょ。それに、いきなり切なそうな顔で勢い任せのキスしたくらいなんだから、少なくとも欲情はしてるでしょ。
ハリーは一歩ずつ近づいた。そして、触れる距離で止まった。
「どうなの?」
「好き、だと……」
「はっきり!」
「好きです!」
さすが騎士団仕込み、基本がなってる。ハリーの大きな命令に同じように返してきた。
そして、ハリーは満足だった。これでコンラッドの気持ちも確かめた。自分も多分、好きだと思う。後は欲情できれば平気でしょう。
「あの」
「俺もね、多分好き」
「多分?」
「うん、多分」
途端にしょぼくれたコンラッドが肩を落としている。少し虐めたかな?
ニッと笑って、ハリーはチュッと啄むようにキスをする。そして、コンラッドの腕を引いてベッドへと向かった。
逆らわないコンラッドが、頭の上に沢山の疑問符を浮かべながら言われるままにベッドに腰を下ろす。ハリーはベッドの上に乗っかると、手早く服を脱ぎ始めた。
「えっ? えっ、えぇ! ちょっと、ハリー!」
「何、欲しくないの?」
「いや」
完全茹で上がったコンラッドは顔を上げないままだ。体がカチンコチンになっている。その姿に笑って、ハリーはもう一度キスをした。
「いや、最後までしないよ?」
「最後って!」
え、そこから? 恋の詩集とか読んでないで大人の薄い本読もうよ。
「ほら、遊びって言うか……ムラムラした時にやるやつ」
抜き合いってやつだよ。
ハリーはその経験はあった。欲求不満で酒が入って、妙なノリになってた。そこで、見た目に抵抗のない相手と互いのナニを握り合って扱いて。妙に興奮したのを覚えている。それに、ここまでは抵抗ないんだ。
でも、コンラッドはそんな経験もなさそうだ。しきりに首を傾げている。
こうなれば、説明するよりも実演したほうがきっと早いな。
そういう事で、ハリーは手早くコンラッドの服を脱がせにかかった。シャツに手をかけボタンを外せば、真っ赤になって抵抗する。でもそれは無視。そうして、綺麗な胸元が露わになった。
なんだか、妙にドキドキした。男の薄っぺらい胸を見てドキドキするなんて残念だけれど、仕方がない。衝動に任せて、ハリーは僅かに赤い乳首に吸い付いた。
「んっ!」
ピクリとコンラッドが震えて、思わぬ声が漏れた。動揺しまくりの、ちょっと高い声。でも、まんざらでもない。座ったままの体が震えている。
しかも、乳首で感じているっぽい。乳輪を舌でなぞって、尖りだした乳首をちゅぱちゅぱ吸えばヒクヒクしてきて、徐々に吐息が甘くなる。
見下ろしてくる焦げ茶の瞳が潤んで、切なげだ。
その目を見て、吐息を聞いて、震える体、舌の感触を感じて、ハリーもまたゾクゾクと腰が疼いた。男の乳首舐めながら欲情というのは、少し恥ずかしかった。
「ハリー、これは、その」
「いいからされてなよ。ド素人なんだから」
「でも!」
「いいの、俺がしたいんだから」
面倒臭くて押し倒した。震えた腰じゃ抵抗できないのか、素直に倒れたコンラッドの上に陣取って、尚も乳首を舐め続けた。それだけで、ハリーの前は熱くなり始める。
「はぁ……」
コンラッドは呆然として感じているだけで触ってくれない。なのに、奥が疼いてハリーも感じている。切なげに眉根が寄ったら、その頬に手が触れた。
「ハリーも、気持ちいいのか?」
「違うし」
「でも」
「俺がしてるんだから、コンラッドは黙って気持ち良くなってればいいの」
見透かされるのは恥ずかしい。それを隠すみたいに否定して睨み付けたけれど、睨み付けた目元も熱い。多分、潤んでる。
時間をかけたら飲まれそうだ。思ってハリーはコンラッドの昂ぶりに触れようとした。けれどそれよりも前に、コンラッドの手がハリーの半立ちのモノに触れた。
「ふぁ!」
何故いきなり積極性を見せたのか。でも、触れられた瞬間震えて腰が落ちた。大きく節くれ立つ手が不器用ながらも上下に緩く動くと、それだけで腰が震える。感じた事がない切羽詰まった感覚に、ハリーの方が戸惑った。
「気持ちいいのか?」
「ちが」
「でも」
戸惑いながらの手が、先端を擦る。それだけで聞いた事のない喘ぎ声が溢れた。恥ずかしさに全身が熱い。そして、思わず手で口を覆った。
「先走りが出てる」
「ちが!」
恥ずかしくて否定して、でもそんなの照れ隠しだって分かりきってる反応をして、ハリーは泣きそうだった。
未だベッドに仰向けに寝かされているコンラッドが、ソロソロと這い出してくる。そして、自分は壁に背を預けて座り、その膝の上にハリーを乗せた。
「へ?」
「これなら、俺もやりやすい」
ふわっと笑って、見よう見まねでハリーの胸に吸い付く。不器用に、でも確かに。ジクジクと疼き、ジワリと熱が広がっていく。緩くて全然刺激的じゃないのに、荒い息を抑えられない。コンラッドの膝の上で甘い声を上げている。
このままでは流されてしまう。優位に立たれるのは嫌で、ハリーは探るようにコンラッドの前に手を伸ばし、手の平で撫でた。途端、低く響くような声が漏れてくる。
「コンラッドだって、感じてるじゃん」
「それは……ハリーがしていると思うと、それだけで」
「え」
固まって、次には恥ずかしさに熱くなって、どうしようもなくいたたまれなくて。
でも目の前で、コンラッドは嬉しそうに微笑む。そして、優しくもどかしいキスをした。女の子にするように優しく吸われ、啄まれ、舌を差し込まれ絡まされる。本当にゆっくり、優しすぎるくらいだ。
「コッ……もっと強く吸って」
たまらずにおねだりをすれば、強く舌を吸われて弄られる。くすぐったい刺激に、体が震える。
そのまま、首筋にもキスをされる。跡なんて一切残さない優しさで。
「もっ、お願い強くしてよ! 足りないよコンラッド!」
わだかまる熱が中で暴れている。吐き出したいのにあまりに緩くて到達できない。腰が重く痺れて抜けてしまいそう。早くもっと、強くして欲しい。
ハリーはコンラッドの手を強引に掴むと、彼と自分のモノを擦り合わせるように二本いっぺんに握らせ、扱かせた。
「んはぁ!」
「んっ!」
あまりの刺激に背がしなる。気持ち良すぎて目の前がチカチカする。自分より高い体温が、熱い肉棒が擦れ合って気持ちがいい。それに、コンラッドの手がと思うと痺れる。
夢中になって、ハリーはコンラッドの手に自分の手を重ねて二つの昂ぶりを扱いた。そのうちに、コンラッドも自分の意志で手を動かすようになった。
快楽に夢中になって、扱くのはコンラッドに任せてハリーは先端を二本纏めてなで回す。喘ぎながら震えながら、どうしようもなく乱れてしまう。
「っ! ハリー、そんな」
「んぅ、イク……はぁ……あぁ! コンラッドお願い、もっと強くして!」
腰が動いて余計に擦りつけて、亀頭をすりあわせて。
コンラッドは荒く熱い息を吐きながらハリーの望むままに絶頂へと向かって扱き上げていく。その熱に、速さに、快楽にクラクラして、ハリーは意味のある言葉を言えないままにあっという間に上り詰めた。
二人分の白濁が、互いの腹を汚して吐き出される。その勢いといったら恥ずかしいくらいで、一部が胸の直ぐ下にかかった。
荒い息を吐き出して、コンラッドの熱い胸に体を預ける。もうクタクタで、動けない状態だった。
「ハリー」
「んっ……ふぅ」
優しい、でも濡れて色香のある瞳が見下ろして、優しく覆うキスをされる。やっぱり不器用だけれど、でも合格点だ。
「待っててくれ、今拭くから」
「めんどい、眠い」
「明日とんでもない事になるぞ」
優しく体が離れて、寝かされて。その熱が遠ざかって行くのが嫌だから言ったのに、世話焼きはタオルを持って戻ってくる。ほんの少し濡らしてあって、それが肌の上を滑っていく。
「ん、気持ちいぃ……」
ほんの少し冷たいタオルの感触が火照った体には丁度いい。腹も、胸も、当然あそこも綺麗に拭き取られる。見ればコンラッドは既に汚れていない。取りに行ったときに手早く処理したみたいだった。
「コンラッド、抱っこ」
「え? あぁ、はいはい」
ベッドに寝っ転がったまま、両手を伸ばしておねだりすれば応じてくれる。隣に潜り込んで、抱きしめる腕の温かさが気持ちいい。
「ハリー、今夜のこれは」
「うん、とりあえず俺、コンラッドとエッチできそう」
「え!」
思わず飛び上がる手。その反応にハリーは少しムッとした。
「俺の事好きなんだよね?」
「それは勿論!」
「それなら、エッチもいいんだよね?」
「あぁ、いや……」
「いやぁ?」
「違う!」
慌てふためいているコンラッドを見ていたら、ハリーはおかしくて笑った。うん、この反応もどこかで分かっていたんだ。
「今度、俺の秘蔵本貸すからさ、勉強してよ」
「勉強?」
「そう」
真っ赤になっているコンラッドの耳元に唇を寄せ、ハリーは実に楽しそうに囁いた。
「俺をエッチでグチャグチャにする勉強」
勿論、相手は俺だけね。
部屋に招いたコンラッドはさっきから動きが硬い。意識しているのは間違いない。
ドアを閉めたコンラッドに、ハリーは問いかけた。
「あのさ、今更確認なんだけど」
「なに?」
「コンラッドは、俺の事好きなんだよね?」
「!」
聞いたら一気に顔が赤くなった。分かりやすいでしょ。それに、いきなり切なそうな顔で勢い任せのキスしたくらいなんだから、少なくとも欲情はしてるでしょ。
ハリーは一歩ずつ近づいた。そして、触れる距離で止まった。
「どうなの?」
「好き、だと……」
「はっきり!」
「好きです!」
さすが騎士団仕込み、基本がなってる。ハリーの大きな命令に同じように返してきた。
そして、ハリーは満足だった。これでコンラッドの気持ちも確かめた。自分も多分、好きだと思う。後は欲情できれば平気でしょう。
「あの」
「俺もね、多分好き」
「多分?」
「うん、多分」
途端にしょぼくれたコンラッドが肩を落としている。少し虐めたかな?
ニッと笑って、ハリーはチュッと啄むようにキスをする。そして、コンラッドの腕を引いてベッドへと向かった。
逆らわないコンラッドが、頭の上に沢山の疑問符を浮かべながら言われるままにベッドに腰を下ろす。ハリーはベッドの上に乗っかると、手早く服を脱ぎ始めた。
「えっ? えっ、えぇ! ちょっと、ハリー!」
「何、欲しくないの?」
「いや」
完全茹で上がったコンラッドは顔を上げないままだ。体がカチンコチンになっている。その姿に笑って、ハリーはもう一度キスをした。
「いや、最後までしないよ?」
「最後って!」
え、そこから? 恋の詩集とか読んでないで大人の薄い本読もうよ。
「ほら、遊びって言うか……ムラムラした時にやるやつ」
抜き合いってやつだよ。
ハリーはその経験はあった。欲求不満で酒が入って、妙なノリになってた。そこで、見た目に抵抗のない相手と互いのナニを握り合って扱いて。妙に興奮したのを覚えている。それに、ここまでは抵抗ないんだ。
でも、コンラッドはそんな経験もなさそうだ。しきりに首を傾げている。
こうなれば、説明するよりも実演したほうがきっと早いな。
そういう事で、ハリーは手早くコンラッドの服を脱がせにかかった。シャツに手をかけボタンを外せば、真っ赤になって抵抗する。でもそれは無視。そうして、綺麗な胸元が露わになった。
なんだか、妙にドキドキした。男の薄っぺらい胸を見てドキドキするなんて残念だけれど、仕方がない。衝動に任せて、ハリーは僅かに赤い乳首に吸い付いた。
「んっ!」
ピクリとコンラッドが震えて、思わぬ声が漏れた。動揺しまくりの、ちょっと高い声。でも、まんざらでもない。座ったままの体が震えている。
しかも、乳首で感じているっぽい。乳輪を舌でなぞって、尖りだした乳首をちゅぱちゅぱ吸えばヒクヒクしてきて、徐々に吐息が甘くなる。
見下ろしてくる焦げ茶の瞳が潤んで、切なげだ。
その目を見て、吐息を聞いて、震える体、舌の感触を感じて、ハリーもまたゾクゾクと腰が疼いた。男の乳首舐めながら欲情というのは、少し恥ずかしかった。
「ハリー、これは、その」
「いいからされてなよ。ド素人なんだから」
「でも!」
「いいの、俺がしたいんだから」
面倒臭くて押し倒した。震えた腰じゃ抵抗できないのか、素直に倒れたコンラッドの上に陣取って、尚も乳首を舐め続けた。それだけで、ハリーの前は熱くなり始める。
「はぁ……」
コンラッドは呆然として感じているだけで触ってくれない。なのに、奥が疼いてハリーも感じている。切なげに眉根が寄ったら、その頬に手が触れた。
「ハリーも、気持ちいいのか?」
「違うし」
「でも」
「俺がしてるんだから、コンラッドは黙って気持ち良くなってればいいの」
見透かされるのは恥ずかしい。それを隠すみたいに否定して睨み付けたけれど、睨み付けた目元も熱い。多分、潤んでる。
時間をかけたら飲まれそうだ。思ってハリーはコンラッドの昂ぶりに触れようとした。けれどそれよりも前に、コンラッドの手がハリーの半立ちのモノに触れた。
「ふぁ!」
何故いきなり積極性を見せたのか。でも、触れられた瞬間震えて腰が落ちた。大きく節くれ立つ手が不器用ながらも上下に緩く動くと、それだけで腰が震える。感じた事がない切羽詰まった感覚に、ハリーの方が戸惑った。
「気持ちいいのか?」
「ちが」
「でも」
戸惑いながらの手が、先端を擦る。それだけで聞いた事のない喘ぎ声が溢れた。恥ずかしさに全身が熱い。そして、思わず手で口を覆った。
「先走りが出てる」
「ちが!」
恥ずかしくて否定して、でもそんなの照れ隠しだって分かりきってる反応をして、ハリーは泣きそうだった。
未だベッドに仰向けに寝かされているコンラッドが、ソロソロと這い出してくる。そして、自分は壁に背を預けて座り、その膝の上にハリーを乗せた。
「へ?」
「これなら、俺もやりやすい」
ふわっと笑って、見よう見まねでハリーの胸に吸い付く。不器用に、でも確かに。ジクジクと疼き、ジワリと熱が広がっていく。緩くて全然刺激的じゃないのに、荒い息を抑えられない。コンラッドの膝の上で甘い声を上げている。
このままでは流されてしまう。優位に立たれるのは嫌で、ハリーは探るようにコンラッドの前に手を伸ばし、手の平で撫でた。途端、低く響くような声が漏れてくる。
「コンラッドだって、感じてるじゃん」
「それは……ハリーがしていると思うと、それだけで」
「え」
固まって、次には恥ずかしさに熱くなって、どうしようもなくいたたまれなくて。
でも目の前で、コンラッドは嬉しそうに微笑む。そして、優しくもどかしいキスをした。女の子にするように優しく吸われ、啄まれ、舌を差し込まれ絡まされる。本当にゆっくり、優しすぎるくらいだ。
「コッ……もっと強く吸って」
たまらずにおねだりをすれば、強く舌を吸われて弄られる。くすぐったい刺激に、体が震える。
そのまま、首筋にもキスをされる。跡なんて一切残さない優しさで。
「もっ、お願い強くしてよ! 足りないよコンラッド!」
わだかまる熱が中で暴れている。吐き出したいのにあまりに緩くて到達できない。腰が重く痺れて抜けてしまいそう。早くもっと、強くして欲しい。
ハリーはコンラッドの手を強引に掴むと、彼と自分のモノを擦り合わせるように二本いっぺんに握らせ、扱かせた。
「んはぁ!」
「んっ!」
あまりの刺激に背がしなる。気持ち良すぎて目の前がチカチカする。自分より高い体温が、熱い肉棒が擦れ合って気持ちがいい。それに、コンラッドの手がと思うと痺れる。
夢中になって、ハリーはコンラッドの手に自分の手を重ねて二つの昂ぶりを扱いた。そのうちに、コンラッドも自分の意志で手を動かすようになった。
快楽に夢中になって、扱くのはコンラッドに任せてハリーは先端を二本纏めてなで回す。喘ぎながら震えながら、どうしようもなく乱れてしまう。
「っ! ハリー、そんな」
「んぅ、イク……はぁ……あぁ! コンラッドお願い、もっと強くして!」
腰が動いて余計に擦りつけて、亀頭をすりあわせて。
コンラッドは荒く熱い息を吐きながらハリーの望むままに絶頂へと向かって扱き上げていく。その熱に、速さに、快楽にクラクラして、ハリーは意味のある言葉を言えないままにあっという間に上り詰めた。
二人分の白濁が、互いの腹を汚して吐き出される。その勢いといったら恥ずかしいくらいで、一部が胸の直ぐ下にかかった。
荒い息を吐き出して、コンラッドの熱い胸に体を預ける。もうクタクタで、動けない状態だった。
「ハリー」
「んっ……ふぅ」
優しい、でも濡れて色香のある瞳が見下ろして、優しく覆うキスをされる。やっぱり不器用だけれど、でも合格点だ。
「待っててくれ、今拭くから」
「めんどい、眠い」
「明日とんでもない事になるぞ」
優しく体が離れて、寝かされて。その熱が遠ざかって行くのが嫌だから言ったのに、世話焼きはタオルを持って戻ってくる。ほんの少し濡らしてあって、それが肌の上を滑っていく。
「ん、気持ちいぃ……」
ほんの少し冷たいタオルの感触が火照った体には丁度いい。腹も、胸も、当然あそこも綺麗に拭き取られる。見ればコンラッドは既に汚れていない。取りに行ったときに手早く処理したみたいだった。
「コンラッド、抱っこ」
「え? あぁ、はいはい」
ベッドに寝っ転がったまま、両手を伸ばしておねだりすれば応じてくれる。隣に潜り込んで、抱きしめる腕の温かさが気持ちいい。
「ハリー、今夜のこれは」
「うん、とりあえず俺、コンラッドとエッチできそう」
「え!」
思わず飛び上がる手。その反応にハリーは少しムッとした。
「俺の事好きなんだよね?」
「それは勿論!」
「それなら、エッチもいいんだよね?」
「あぁ、いや……」
「いやぁ?」
「違う!」
慌てふためいているコンラッドを見ていたら、ハリーはおかしくて笑った。うん、この反応もどこかで分かっていたんだ。
「今度、俺の秘蔵本貸すからさ、勉強してよ」
「勉強?」
「そう」
真っ赤になっているコンラッドの耳元に唇を寄せ、ハリーは実に楽しそうに囁いた。
「俺をエッチでグチャグチャにする勉強」
勿論、相手は俺だけね。
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